6/3 6/4 3回東京・3回阪神1日2日目

週を締めくくる的中鞍 ~日曜阪神12R・3歳上500万下~

前走「京王杯SC」こそ馬場の影響で結果を残せなかったものの、本番の「安田記念」では安定した末脚で差し切ったサトノアラジン。ここまでG1では善戦止まりだった同馬だが、傑出馬不在で力量拮抗の大一番、一番スムーズに何の不利もなく回って来れたことが最大の勝因。それだけに、今回のメンバーで何度やっても勝ち切れるかどうか、評価は微妙なところ。当然、勝利をモノにしたことは素直にお見事。だが、この一戦だけでサトノアラジンが古馬トップマイラーと断言するには早計だろう。2着7歳ロゴタイプ、3着6歳レッドフェルクスの古豪2頭しかり、いよいよもって混沌としてきた古馬マイル路線。今後も馬券的妙味は尽きない路線であることは間違いなさそうだ。


それでは本題へ。今週斬るのは日曜阪神12R「3歳上500万下」ダ1400m。軸馬として期待したのは最終的に5番人気に支持された4番ストクリスだった。

『ストクリスは3歳時とはいえ現在上級クラスに在籍している強敵相手に常に差のない競馬をしてきた地力の持ち主。気の悪さがネックで1000万昇級後の近走は不振続きだが、今回の去勢放牧を経て立て直し、この中間は唸るような抜群の攻め馬を消化しており、坂路で自己ベストをマーク。復調気配であることは間違いない。ここは軸馬を含め、降級馬4頭と500万にしては骨っぽい組み合わせとなったが、去勢効果で一変の可能性があるだけに仕上がりの良さを重視して軸馬に推す』という見立て。

さてレースは。7番チュウワメジャーが積極的にハナを切り先導する流れ。差のない位置に10番ハッシュタグがつけ、断然の1番人気に支持された16番ケイマも抜群のスタートを決めるが、内の出方を伺いつつスッと3番手追走。以下12番ファビラスヒーロー、5番スマートダンディーと続き、軸馬4番ストクリスは出たなりの位置で中団内目の9番手で慌てず騒がずじっくり脚を溜める競馬。前半3F通過35秒6のミドルペース。隊列変わらず淡々とした流れで大きな動きなく直線へ。後続がグッと差を詰めてくるも、絶好の手応えで16番ケイマが好位から楽に抜け出しにかかり、後続との差を広げにかかる。直線半ばでは逃げ・先行組が一気に失速し、変わって差し・追い込み組が先に抜け出した16番ケイマの追撃に入る。ただ、このあたりが降級馬の地力か、後続各馬も差を詰めにかかるも一向にその差は詰まらないまま。ラスト100mを残す段階で16番ケイマの勝利は確定。焦点は2着争いに。終始内々で脚を溜めていた軸馬4番ストクリスが内から一気に脚を伸ばし、外から猛追してきた9番タガノジーニアスを1馬身1/2差付けて2着を確保。この結果により「馬連9-11、960円」の的中。先週を通じてラストのレースでキッチリ的中をお届けでき、日曜を連勝で締めくくれたことは一定の評価をいただけるはず。この結果により、「馬連4-16、980円」の的中。断然の1番人気馬が完勝したことで5番人気馬から勝負としては配当面で少々物足りなさは残ったが、先週ここで斬った「日曜京都9R」の軸馬同様、単に堅い連軸を狙っているわけではなく、その中でも配当妙味があるであろう鞍をチョイスした結果で、多くの会員様から喜びの声をいただいた次第。

先週末は土日を通じてキッチリと的中をお届けした弊社予想部。土曜に差し届かず軸馬3着で取りこぼしこそあったものの、不的中はそのひと鞍のみで4戦3勝、前週のパーフェクトから2週で8戦7勝と「提供=的中」を体現。重賞でも的中をお届けし、絶好調だった5月の勢いそのままに6月初週を好調のままクリアして『安心・安全のアスコット』の看板に偽りのないところをお見せすることができたと自負している。

先週末より3回東京・3回阪神開催もいよいよ開幕。実際に提供を受けられている会員の皆様が一番よくご存知のはずだが、ここまでの首尾は上々。しかし、まだまだ手を緩めるつもりは毛頭ない。また、さらに続く夏のローカル開催は弊社会員様が待ちに待った舞台。得手不得手が比較的少ない弊社だが、その中でも特に得意の舞台でもある。6月に入り、お付き合いの長い会員の方からも楽しみにしているといった声が日に日に増している。その期待の高い夏のローカル開催へ良い形で繋げるためにも、まずは今週末、そして最終週まで的中を積み重ね、この開催を打ち上げる所存。引き続き週末の提供を楽しみにお待ちいただきたい。