7/29 7/30 2回新潟・2回小倉・1回札幌1日2日目

今週唯一の的中鞍 ~日曜札幌10R・ポプラ特別~

いよいよ夏競馬を締めくくる新潟、小倉、札幌開催がスタートした。その札幌開催で行われた「クイーンS」はG1馬2頭に加え重賞戦線でも上位争いをしてきた好メンバーが揃い興味深い一戦となった。レースは好スタートから2番人気の2番アエロリットがハナを主張。競り掛ける馬もおらず、そのまま後続を引っ張る形となった。1000m通過が58秒3と速いラップを刻んだものの、後続を引き離した分3〜4角でも余裕があり、ここで一息いれて手応え十分で直線に向かうと他馬に影すら踏ませない完璧な勝利。元々レベルが高いと言われていた現3歳牝馬世代の力を更に印象付けた一戦となったことは間違いなく、この世代への注目が更に増したことは言うまでもないだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜札幌10R「ポプラ特別」ダ1700m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された1番ディーズプラネットだった。

『500万とはいえ休み明けで勝ち切ったテッポウ巧者で、むしろ久々の今回こそが走り頃。降級馬は同馬を含めて2頭だが、同じ降級でも同馬はオープンからの2階級降級で能力的にも頭ひとつ抜けたものがある。スプリント路線を起用されてきただけに、この距離がどうかも3歳時には「関東オークス」で2100m4着の実績があるように、折り合いさえ付けば問題なし。ここは力の違いを見せる』という見立て。

レースは、スタートで中から7番レインボーソングが好発を決めるも、外から11番ツインキャンドルが押してハナを主張。軸馬1番レインボーソングは好枠を活かして出たなりで2番手の好位を追走。1コーナー過ぎで隊列は早々に決まり、以下、内から2番プティットクルール、その外に7番レインボーソング。中団前には12番オージャイト、これを見る形で10番エグランティーナと主力はほぼ勝負圏内に収まる形となった。逃げる11番ツインキャンドルは1000m通過62秒1というミドルーペースを刻み3コーナー手前まで5馬身差のリードを確保していたが、後続が徐々にペースを上げた直線入口では差はなくなり手応え的にもここで脱落。変わって逃げた11番ツインキャンドルを早々に交わしたのは軸馬の1番ディーズプラネット。勢いそのままに押し切りを図るが、追いすがる4頭の各馬も手応え十分で大きく引き離せない。ジリジリとゴールが迫る中、外から抜群の手ごたえで伸びてきた7番レインボーソングにクビ差かわされたところがゴールとなった。これにより1着7番レインボーソング、2着1番ディーズプラネットという結果となった。この結果により、「馬連1-7、1,190円」の的中

今回斬ったレースに限れば配当的にはまずまずの決着ではあったものの、肝心要の勝負鞍において的中は残念ながら前記ひと鞍のみ。夏場ローカルは勝負どころと挑んだ開幕週だけに、会員様の期待からすれば「最低でもあと1鞍の的中」が欲しかったのも事実。この点は弊社予想部にも猛省してもらいたい。無論、永い付き合いの会員様であれば次週の巻き返しをすでに期待されているはずで、今週末は一転、的中数、的中配当共に週を通じて喜んでいただける結果をお届けする所存。会員の方々には、引き続き楽しみにお待ちいただきたい。