11/18 11/19 5回東京・5回京都・3回福島5日6日目

週イチオシ鞍での的中劇 〜日曜京都7R・3歳上500万下〜

さあ、いよいよ「ジャパンカップ」。秋競馬のクライマックスがいよいよ今週末に迫った。一番の話題はもちろん、春のグランプリ「宝塚記念」でよもやの惨敗も「天皇賞・秋」で難なく復活を果たしたキタサンブラックの連覇、そしてG1・7勝目となるか。予定通りの引退なら「有馬記念」を含めて残り2戦となるだけに、ここでの走りは馬券を離れても大いに注目。他にも勇躍挑戦してくるダービー馬・レイデオロ&オークス馬・ソウルスターリングの藤沢厩舎の3歳勢。「今度こそ」の思いは誰よりも強いはずのシュヴァルグラン。勝ち鞍からは遠ざかっているものの地力十分のマカヒキ・サウンズオブアース・レインボーライン、さらに今年は海外から4頭の参戦など、虎視眈々とV圏浮上を狙っている。馬券的な妙味も尽きないこの国際G1も、弊社にとっては重要な勝負鞍候補の一角。胸躍らせて今週末をお待ちいただきたい。

今週斬るのは週イチオシ鞍と断じて提供に踏み切った日曜京都7R「3歳上500万下」芝2400m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気に支持された3番ムーブザワールドだった。

『今週イチオシの勝負鞍。休み明け2戦目でグンとデキを上げてきたムーブザワールドが不動の軸馬。休養明けだった前走にしても、4コーナーで窮屈になり、直線でも詰まる不利があったことを考えれば0秒5差5着は上々。やや決め手に甘さはあるが、重賞でも「ダービー」2着&「アルゼンチン共和国杯」勝ちのスワーヴリチャード相手に2度も差のない3着の実績がある実力の持ち主。思いのほか2勝目に時間を要しているが500万はアッサリ通過できるレベルの馬なのは間違いない。メンバー構成に恵まれた印象のあるここは差し抜けが期待できるだろう』という見立て。

レースは好スタートを切った10番シシオウが行く構えをみせるも、外から11番メイショウタチマチが積極的にハナを主張。控えて10番シシオウと8番ミスディレクションが並びの2番手。大外から15番エーティーラッセンも好位に取り付き、以下差はなく一団で中団追走。軸馬3番ムーブザワールドは発馬で後手を踏んだが、慌てず騒がずほぼ最後方からの競馬。11番メイショウタチマチがラップを落とさず引っ張ったこともあってか、1000m通過58秒4のハイペースとなり、縦長の隊列で完全に差し馬向きの展開に。向正面半ばまで後方を追走していた軸馬3番ムーブザワールドだが、3コーナー手前から促して徐々に進出を開始。京都の下り坂で勢いがつくと一気に前との差を詰めて4コーナーでは好位の外目5番手まで押し上げる。直線に向くと、まさに威風堂々と先頭に立ち、脚色が鈍ることなくそのまま差を広げる一方。焦点は2着争いになった。好位を追走していた15番エーティーラッセンがしぶとく粘り込みを図るが、軸馬3番ムーブザワールドと同様、捲り気味の競馬で外から伸びてきた14番アンセムの脚色が優勢。最後は更に後方から追い込んできた12番ウインカートゥーンを1馬身3/4差退けて、優々2着でゴール。3着12番ウインカートゥーン、4着15番エーティーラッセンの順で入線。この結果により、「馬連3-14、1,250円」の的中。軸馬の素質やメンバー構成を踏まえたうえでの「イチオシ勝負鞍」。その英断に読み切った鮮やかな的中鞍といえよう。

他にも重賞を筆頭に、勝負鞍においても日曜京都9R「秋明菊賞」で的中をお届けしているが、土曜日に的中をお届けできなかったあたり、あと一本足りない週となってしまった。「競馬だから仕方がない」というのは一般のファンレベルの話。会員の皆さまから命の次に大事なお金をお預かりしている以上、納得していただける結果を出し続けてこそのプロ。そのことを予想部には今一度、肝に銘じてもらいたい。強く、強く要望しておく。

「ジャパンカップ」を筆頭に興味深い勝負鞍候補が林立する今週末。大いなるご期待をお持ちのうえ、楽しみにお待ちいただきたい。