11/25 11/26 5回東京・5回京都7日8日目

大団円でいざ年度末開催へ 〜日曜東京6R・3歳上500万下〜

今週末のメインは第18回を迎える「ジャパンCダート」改め「チャンピオンズC」。国際G1とは名ばかりで今年も日本馬のみの争いとなるが、東京2100mから阪神1800m、さらに中京1800mに移行した当初からこの事態は予想されていたこと。ダートは地方交流戦が主流なだけに、迷走気味な施行条件も致し方ないところか。それはそれとして、今年もなかなかのメンバーが顔を揃えた。昨年の覇者で、前走も「JBC」1着と7歳になった今でも衰えを感じさせないサウンドトゥルー。力量接近のメンバーだけに抜けた存在とは言い切れないが、同馬が核となることは誰もが異存のないところ。それに対するのは、G1初挑戦も前走「みやこS」1着からの臨戦で目下充実一途のテイエムジンソクを筆頭に、アウォーディー・コパノリッキー・ゴールドドリーム・アポロケンタッキー・ノンコノユメといった常連組。他にも末脚の破壊力抜群なカフジテイク、海外G1勝ちからの臨戦となるロンドンタウンからも目が離せない。一見して大荒れはなさそうなイメージだが、なんせ舞台は展開や流れ次第でどうとでも変わる中京1800mダート。全く予断は許されない。弊社は馬券的な妙味尽きないこの一戦も勝負鞍候補のひとつとして捉えている。弊社にとっては連覇のかかる大一番。大いなる期待をお持ちのうえ、一週間をお過ごしいただきたい。

今週斬るのは週イチオシ鞍と断じて提供に踏み切った日曜東京6R「3歳上500万下」ダ1600m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは直前まで上位人気が入れ替わり大混戦のなか、最終的に1番人気に支持された6番リアリストだった。

『降級戦だったとはいえ前走はとにかく勝負気配が薄かったリアリスト。結果は番手から伸びを欠いて7着敗退。人気を裏切る形となったが、デキも無かっただけにある程度予想された通りの内容と着順だった。その後、リフレッシュされて4カ月振りの休養明けとなるが、これは昨年の東京マイルで500万勝ちした時と同様の臨戦過程。デキは確実に前走以上だし、何より500万での地力上位は明らか。今回は前走で外したブリンカーを再度着用してくるだけに、前走からの巻き返し濃厚とみて軸馬に推す』という見立て。

レースは13番フレンドパリが逃げる展開。番手に最内から1番レッドアメリア、2番シンボリバーグが付け、その後ろに8番プロディジャス、15番オープンザウェイ、16番ボーントゥレインとこのあたりは差がなく一団で好位集団を形成。軸馬6番リアリストも好発を決めて流れに乗り、他馬の出方を伺いながら好位後方6、7番手という絶好位を追走。前半3F通過34秒9のハイペース。後方待機組までほぼ一団で4コーナーを回り、直線の追い比べに。さすがにこのペースでは先行勢の脚色が早々に鈍ったが、その中から抜け出してきたのが16番ボーントゥレイン。直線半ばで一旦は先頭に躍り出るも、その後ろでワンテンポ遅れて追い出した軸馬6番リアリストが一完歩ずつ差を詰めにかかる。ジリジリと伸びて16番ボーントゥレインを差し、そのまま押し切るかに思えたが、後方でジッと脚を溜めていた9番ジュンスターホースが外から一気に脚を伸ばし、並ぶ間もなく差し切ってそのまま後続に差を広げて1着でゴール。軸馬6番リアリストは16番ボーントゥレインをクビ差退け地力の違いを見せつけて2着を死守。この結果により、「馬連6-9、900円」の的中。軸馬の地力やメンバー構成を読み切ったうえでの勝負で、対抗1点目での大本線的中。結果的に軸馬が思いのほか売れてしまい人気サイドでの決着となったが、好調だった土曜の流れからも「通常よりも多く張り込んだ」といった会員様からの声も多く頂いた次第。

毎週毎週、途切れることなく的中を量産し続ける予想部&重賞予想であり、上でも述べた通り土曜に東京7R→東京8Rと連勝で折り返し、日曜は今回斬った東京6R、さらにアタマ差で馬連的中こそ逃したものの、サポートにてキッチリ3連複を的中させて、準パーフェクトと言える結果をお届け。11月を、そしてロングランとなった東京・京都開催最終週を大団円で締めくくった次第。

連覇のかかる冒頭のダートG1「チャンピオンズC」を筆頭に勝負鞍候補満載の今週末。そしてその先に控える「有馬記念」までのG1戦はもとより重賞・特別・平場戦に至るまで、全ては安心&安定のアスコットにお任せいただきたい。大丈夫、我々が会員の方々のご期待を裏切ることなど有り得ない。まずは開幕週となる今週末の提供を楽しみにお待ちください。