12/9 12/10 5回中山・5回阪神・4回中京3日4日目

4戦3勝の固め打ちでいよいよ終盤戦へ 〜日曜中京9R・3歳上500万下〜

今年のJRA開催も残り2週+1日(今年の開催最終日は重賞「ホープフルS」がメインとなる12月28日なのでお忘れなく)。今週末のG1は2歳マイルチャンプ決定戦となる「朝日杯FS」。まず注目は「新馬」→「サウジアラビアRC」と文句のない内容で連勝中のダノンプレミアム。特に前走「サウジアラビアRC」は圧巻のレコード勝ち。これまでの2戦は1800m→1600m。速い流れにも難なく対応できるだけに。初の中山マイルも問題なさそう。現時点では不安らしい不安は見当たらない。対するは「京王杯2歳S」勝ちのタワーオブロンドン。同馬は1400mに距離を縮めて連勝中のスピード型。距離が延びていいタイプとは思えないが、中山マイルなら問題ないはず。内枠が引ければ十分勝気あり。他にも重賞でダノンプレミアムの2着だったステルヴィオ。巻き返しを計る「新潟2歳S」の覇者フロンティア。久々ながら「デイリー杯2歳S」の3着と力走し、上積み十分なケイアイノーテック。更にファストアプローチ・ダブルシャープ・ダノンスマッシュなど、素質馬揃いの好カード。馬券的な妙味溢れるこの一戦も、言うまでもなく弊社にとっては勝負鞍候補のひとつ。大いなるご期待をお寄せいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中京9R「3歳上500万下」ダ1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された11番スズカブルグだった。

『このクラスのローカル戦らしくレベルの高くない組み合わせ。この程度のメンバーなら休み明けを叩き、型通り良化してきたスズカブルグが軸馬。久々の前走は発馬が決まらず後方からの競馬となったが、それでも終い脚を伸ばして0秒5差5着まで押し上げているように現級通用の脚力は示しており、クラスにメドを立てた一戦。本来スッと前に行く器用さがあり展開には左右されないタイプだし、500キロ前後の大型馬で一度使われた伸びしろも十分。今回も発馬や位置取りがカギだが、力を出し切ればまず勝ち負けに持ち込めるとみた』という見立て。

レースは1番ハギノグランコートが逃げる展開。番手に内枠から2番ティモシーブルー、3番ジーニアイが付け、その後ろに7番メイショウクノイチ、人気の一角14番マンハッタンロックも好位4、5番手で流れに乗る。軸馬11番スズカブルグは互角のスタートを切るも、周りが速く、出たなりの中団後方9番手を追走。前半1000m通過61秒4のハイペースで、3コーナー手前から後続勢が一気に動き出し、ほぼ一団で4コーナーから直線の追い比べに。直線に入ってもしぶとく粘る1番ハギノグランコートを2番ティモシーブルーが交わし早め先頭に躍り出るも、これを目標に急追してきたのが14番マンハッタンロック。脚色の違いは明らかで、2番ティモシーブルーを並ぶ間もなく差し切ってそのまま後続に差を広げて1着でゴール。内で2番ティモシーブルーもしぶとく粘っていたが、軸馬11番スズカブルグが一完歩ずつ差を詰めて2着を死守。この結果により、「馬連11-14、1,010円」の的中。折り返しの日曜最初の勝負鞍を危なげのない的中で飾った次第。

他にも土曜阪神8R日曜阪神10Rでもキッチリ的中をお届けし、トータル4戦3勝で的中率75%。ひと鞍だけ痛恨の取りこぼしがあってパーフェクト達成とはいかなかったものの、軸馬【1・3・0・0】と連対率100%と弊社らしい安定感のある週だったと言えよう。

いずれにしても、本年度も残りあとわずか。今週末も興味深い勝負鞍候補が少なくない。残り2週+1日、獲れるところは全て獲り尽くす所存。なお一層のご期待をお寄せいただきたい。