1/13 1/14 1回中山・1回京都4日5日目・1回中京1日2日目

力関係を読み切った『レース選定力』の勝利 ~日曜中京8R・4歳上500万下〜

例年同様、小粒なメンバーとなった「日経新春杯」は、上がり馬の活躍が目立つハンデ戦のこのレース傾向通り、オープンへの昇級初戦となったパフォーマプロミスが勝利。勝ち馬の鞍上デムーロは『馬の気分を損ねないこと』を最優先して好位を選択。デキも相当良かったのか、4コーナーの手応えが他の12頭とはまるで違っていた。追われるとその手応え通りの弾けっぷり。豪快なフットワークで後続を置き去りにして、逃げてしぶとく粘っていたロードヴァンドールも最後の最後に差し切って見せた。明け6歳馬ながらまだキャリア12戦。デビューから3連勝した素質にようやく走りが追いついてきた。ハンデの恩恵があったとはいえ、今の充実振りは本物で本格化を印象付けただけに今後の活躍に期待が持てそうだ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中京8R「4歳上500万下」ダ1400m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された2番エレクトロポップだった。

『前走は適性外と思える距離1800mで折り合いに苦労しながらも勝ちに行く競馬で変わり身を見せて力走。勝ち馬は次走の1000万も連勝したように相手が強すぎただけ。使いつつデキを上げてきており、何より距離短縮は間違いなくプラス。元値は好メンバー相手に現級勝ちした実績の持ち主。叩き3戦目で本調子なった今回、今度こそ決める』という見立て。

レースは最内枠から積極的にハナを切った1番サンライズサーカスの逃げで前半3F35.1-5~レース上がり50.2-37.8というハイペース。11番クラウンホイールが2番手につけ、以下13番ブラックランナー、5番ロードナカヤマ、15番キンイロジャッカル、さらに8番ダイフクあたりまで差がなく続き、内目の中団7番手に軸馬2番エレクトロポップが追走する展開。4コーナー手前で1番サンライズサーカスが急失速。替わりに11番クラウンホイールが先頭に立って直線に入るが、後続との脚色の差は歴然。直線の追い比べに入ると、外からスムーズに流れに乗った15番キンイロジャッカルがアッサリ11番クラウンホイールを交わして早め先頭から後続をグイグイ引き離しにかかる。この馬を目標に後続各馬も追いすがるがなかなかその差は縮まらない。軸馬2番エレクトロポップは直線で前が詰まり気味になって追い出しが遅れ、外に出してから猛然と追い込んできたが15番キンイロジャッカルに1馬身3/4差詰め寄ったところでゴール。今回は様々な面で相手に有利なレースだったが、しっかりと2着は確保。最後方から最速上がりをマークして追い込んできた10番カムカムが3着に入線。この結果により、「馬連2-15、1,050円」の的中。またサポートでは「3連複のみで勝負」と断じ、3連複2,060円を仕留めているのだから、どう購入しても安泰の的中劇。弊社らしい裏開催での勝負鞍だし、「獲れるところをキッチリ獲る」を地でいく、力関係を読み切った『レース選定力』の勝利と言えよう。

本年度の開幕ダッシュを決めて臨んだ開催2週目の先週末は他にも『本日イチオシの勝負鞍』とした日曜中山10Rなど複数の的中をお届けし、日曜を連勝で締めくくった弊社予想部。目先の単発勝負だけでなく、長期に渡りご利用されている方が大半を占めるのはこういった安定感ゆえの信頼だろう。いずれにしろ、相変わらず安定感抜群の年始ダッシュを成し遂げた。早くも最終週となる今週末を、今から待ち遠しい思いでいるのは会員の方々のみならず、我々スタッフも全く同じ。的中のダメ押しとなる今週末の情報提供を多大なるご期待のうえお待ちいただきたい。