5/19 5/20 2回東京・3回京都9日10日目・1回新潟7日8日目

サポート力を示した的中劇 ~土曜京都7R・4歳上500万下〜

今週末はいよいよこの春の大一番となる「日本ダービー」。この業界でメシを食う人間にとって、やはりこのレースだけは別格。いや、競馬を生業とする人間だけではなく、競馬ファン全てにとって特別な存在と言えるのが「日本ダービー」であろう。イギリスでは大昔から『一国の宰相となるよりダービーオーナーになる方が難しく、そして栄誉である』と云われる。古今東西を問わず、やはり「ダービーだけは特別」であることを証明する言葉と言えよう。「第85回 日本ダービー」。「皐月賞」を7番人気で制したエポカドーロだが、同馬とて前哨戦の「スプリングS」でここ出走のステルヴィオに負けているように抜けた存在とは言い難く、かなり混戦模様。デビューから圧巻の勝ちっぷりで前走「弥生賞」まで無傷の4連勝でここに向かうダノンプレミアムとて、前走「皐月賞」を回避し順調さを欠いたことは否めない。前記2頭を筆頭に今年出走する半数以上の馬に言えることだが、例えばシンボリルドルフのような、例えばディープインパクトのような、絶対的の存在は不在。伏兵扱いの馬にも付け入る隙はいくらでもあるはず。下馬評通り、大混戦となった今年の「日本ダービー」。弊社においては連覇がかかる大一番。その答えは一週間後。文字通りの『スペシャルウィーク』をお過ごしいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都7R「4歳上500万下」ダ1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは上位に人気を二分するなか、最終的に2番人気に支持された5番ザクイーンだった。

『久々+初ダートと条件が厳しかった前走でアタマ差2着惜敗。いきなりダート適性の高さを示したザクイーンが軸馬。前有利の新潟コースで芝同様、発馬を決めて先手を奪えたことも大きかったが、勝ち馬とは斤量差もあったし、3着以下には3馬身の決定的な着差。しかも3着馬は次走で現級をアッサリ勝ち上がり、4着馬も現級で常に上位争いを演じている地力上位馬。決して展開に恵まれただけの好走でないことは確かだろう。叩いて型通り良化してきたし、ここは再度主導権を握れそうな組み合わせ。慣れが見込めるダート2戦目の今回もまず勝ち負けに持ち込めるはずだ』という見立て。

最内から抜群のスタートを決めた2番クインズヌーサと1番エクロジオンが行く気を見せて主導権争いとなるが、先に出た2番クインズヌーサが引かずそのままハナを切りレースを先導。同様に好発を決めた軸馬5番ザクイーンは内の2頭を見ながらジンワリ先行し、馬のリズムを重視しながらも1番エクロジオンを交わし、2番手で1コーナーを回る。差のない3番手に1番エクロジオンが追走。以下、6番ニホンピロメリーナ、10番サツキユニヴァースとここまでが先行集団を形成。1番人気の3番エイシンムジカは出たなりの後方8番手でじっくり構える展開。3Fから順に36.9-49.4-61.8~レース上がり51.3-38.5という平均的な流れ。3コーナー手前になっても隊列変わらず淡々とした流れのまま4コーナーへ入り直線へ。終始抜群の手応えで抜け出すタイミングを計っていた軸馬5番ザクイーンが逃げる2番クインズヌーサの外から並びかける。1番エクロジオンもこの2頭に食い下がるがその差はなかなか詰まらず、4コーナーではまだ後方7番手だった3番エイシンムジカが前を行く3頭を目標に一気に脚を伸ばしてくる。最後は直線の追い比べを制し、3番エイシンムジカが猛追するも先に抜け出した軸馬5番ザクイーンがアタマ差凌いで1着でゴール。2着に3番エイシンムジカ、更に3/4馬身差で逃げ粘った2番クインズヌーサが3着入線。この結果により、「3連複2-3-5、730円」の的中。適格な軸馬と対抗馬選択、さらにサポートで3連複4点勝負に徹した予想部。確かに配当こそ物足りないものの、その点では意味のある的中と言えよう。

他にも土曜京都9R「メルボルンT」では5番人気アフリカンゴールドを軸馬に抜擢。結果「馬連3-4、2,030円」の的中をお届けし、続く日曜新潟8R「4歳上500万下」でも2番人気ウェーブヒーローからの馬券で「馬連3-13、1,060円」の的中があったことをお伝えしておこう。

今週末は、いよいよダービーウイーク。目前に迫った競馬の祭典「日本ダービー」に向け、日毎に興奮の度合が高まっていく。会員の皆さまはいくらでも高潮していただいて結構。しかし、こんな時こそ沈着冷静な判断力がモノを言う。そこの部分はプロ集団である我々アスコットシステムズにお任せ願いたい。大丈夫。今週末は満足いただける結果をお届けする所存。とにもかくにも、楽しみにお待ちください。