6/8 6/9 3回東京・3回阪神3日4日目

ダブル的中を呼び込んだサポート力 ~土曜東京7R・3歳未勝利~

牝馬限定戦とはいえ重賞未勝利だけでなく、好走実績もないセンテリュオが1番人気。このことひとつとってみても混戦ムードに拍車がかかった「マーメイドS」。押し出される形で近走の安定感からモーヴサファイア・鞍上人気でランドネといったあたりが人気となったが、勝ったのは軽ハンデで後方から一気に追い込んだ7番人気のサラスだった。掲示板に乗った上位5頭が全て差し・追い込み馬だったように展開が向いたこともあるが、軽ハンデなうえ、時計のかかる馬場だったことが最大の勝因。4着までが全て4歳馬で独占したが、この一事で「古馬牝馬勢のレベル云々」という話は時期尚早。毎年、この時期以降の重賞は世代レベルに関係ないもの。レベル比較は秋以降の話。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜東京7R「3歳未勝利」ダ1400m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは上位拮抗で人気割れのなか、最終的に1番人気に支持された3番ラスベガステソーロだった。

『ここは前走で掲示板に乗った馬が16頭中わずか4頭と極めて小粒な組み合わせ。この程度の相手ならラスベガステソーロが一枚上の力量の持ち主。馬体だけ見れば未だ未勝利クラスに在籍しているのがもどかしいくらい見栄えのする馬。デビューから3戦を消化し、まだどこに適性があるのか掴めておらず、能力に身体が伴っていない現状ではあるが、前走の走りからこの条件が現状ベスト。未勝利クラスでは能力的に頭ひとつ抜けた存在だし、今後使っていけばもっと上を目指せるレベルの馬であることは間違いない。持ち時計も上位なだけに、ここは展開や流れがどうあろうと前々の立ち回りからまず勝ち負けに持ち込めるとみて軸馬に推す』という見立て。

レースをリードしたのは互角のスタートを決めて前半から積極的に出して行った軸馬3番ラスベガステソーロ。これに11番シャインベストが続き、差のない位置に9番ゼルダー、1番プリモスペード、12番オールフォーワン、人気の一角10番アーティファクトも好位で流れに乗って行き、2番人気2番イサチルダイチは中団の内々でじっくり脚を溜める形。軸馬3番ラスベガステソーロが飛ばすペースで前半から淀みなく流れ、前半3F通過34秒9のハイペース。縦長の隊列となったが出走馬16頭中13頭がほぼ一団で進み、流れからも完全に地力勝負に。引きつける逃げを打った軸馬3番ラスベガステソーロは直線に入り、先行各馬が差を詰めに掛かった瞬間は手応えが怪しく映ったが、そこからしぶとさを発揮。後続に飲まれ込みそうになりながらもバテずにジリジリ脚を伸ばす。唯一、これに追いすがった10番アーティファクトと2頭で抜け出し一気打ちになるかと思われたが、中団で終始脚を溜めていた2番イサチルダイチが外から一気に急追。並ぶ間もなく前を行く2頭をあっさり捕らえて1着でゴール。ゴール直前まで2頭で競り合い、問題の2着争いを制したのはハナ差で軸馬3番ラスベガステソーロ。3着に10番アーティファクトが入線。この結果により、「馬連2-3、620円&3連複2-3-10、1,330円」のダブル的中。直前のサポートメールにおいて『3連複をおさえてダブル的中狙いの勝負』と明言。これが見事に功を奏する結果となった。週一発目の勝負鞍におけるダブル的中。それを呼び込む文字通りの「サポート」と言えよう。

開催2週目となった先週末。取りこぼしもあっただけに、欲を言えば日曜の勝負鞍であと一本欲しかったところではあるが、他にも土曜東京8Rでの「馬連6-12、360円&3連複3-6-12、1,090円と、今回斬った土曜東京7Rに続きダブル的中をお届け。さらに先週ラストの提供レースとなった重賞「エプソムC」でも「3連複1-10-12、10,140円」の万馬券的中をお届けし、なんとか今週以降に流れを繋げた締めくくりとなった次第。

春の中央開催も残り2週となり、いよいよ例年好配当連打で高回収率を計上している、夏のローカル開催がやってくる。まずは今週の提供を楽しみにお待ちいただきたい。これはあくまでも常套句。今回に限っては、夏のローカルの開幕を我々も楽しみに待っている。これが本音。また、『夏限定のサービス』の導入も決定しているので様々な面で期待は高まるばかり。何はともあれ、多大なるご期待をお寄せいただきたい。