6/16 6/17 3回東京・3回阪神5日6日目・1回函館1日2日目

準パーフェクト達成を決定付けた勝負鞍 ~日曜函館10R・木古内特別〜

いよいよ今週末に迫った春のグランプリ「宝塚記念」。ただし「春の~」とは云われるものの、実際のところは梅雨真っ盛り。シトシトと雨が降り続くケースはもちろん考えておくべき。逆に「梅雨の晴れ間」となれば真夏の日差しが襲い掛かってくる。いずれにしろ、馬にも人にも難儀な季節に行われるG1という点を絶対に忘れてはいけない。本来G1ともなれば「調子より格」がモノを言うはずだが、この一戦に関しては『格より調子重視』が基本。デキひと息の馬が好走できる季節ではない。そのことを大前提としたい。ここに至る過程において使ってきたレース数やグレードではなく、疲れている馬は疲れている。逆に使い詰めであってもデキだけは最高、そんな馬も事実存在する。従ってこのレースの場合は特に、最終調教の動きや気配まで絶対に目が離せない。デキの良し悪しを見分ける、弊社の冷静沈着な目をご信頼いただきたい。シーズン最終G1をお楽しみに。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜函館10R「木古内特別」ダ1700m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された12番メイショウエイコウだった。

『ひと言で低レベルの組み合わせ。この程度のメンバーなら、使いつつ調子を取り戻し、ひと際仕上がりの良さが目を引く降級のメイショウエイコウが軸馬。1000万でも強敵相手に善戦してきた地力上位馬で、この条件も【1・3・0・0】とベストの舞台設定。前走にしても途中から動きたいところで動けないポジションにハマり、力を出し切れず不完全燃焼だった一戦。それでも上がり最速をマークしたように毎回必ず能力の一端は垣間見せている馬。人気でも逆らう手はないだろう』という見立て。

内から2番タピゾーがハナを主張。2番手に4番ゴールドクロスがつけ、以下、1番ライジングドラゴン、11番ノーブルエイム、5番アルゴセイコウあたりが積極的な競馬で先行集団を形成。互角のスタートを切った軸馬12番メイショウエイコウは、内の各馬を見ながら自然体で好位後方7番手の外で流れに乗る。1000m通過61秒8のミドルペース。軸馬12番メイショウエイコウは型通り3コーナー手前から一気に進出を開始。4コーナーでは終始先頭でレースを引っ張った2番タピゾーのすぐ外という必勝パターン。直線に入り、残り250m地点から追い出されてジリジリと脚を伸ばすが、逃げた2番タピゾーもさすがに降級馬。かなりしぶとく抵抗。一旦はこの2頭のマッチレースになるかに思われたが、終始後方でジックリと脚を溜めていた6番ウォーターシャウトが軸馬同様、道中で一気にマクリ、4コーナー5番手からその勢いのまま、前を行く2頭を一気に交わし去り1着でゴール。焦点の2着争いだが、軸馬12番メイショウエイコウが内で懸命に粘る2番タピゾーを最後は地力でねじ伏せてクビ差で2着を死守。3着に2番タピゾーが入線。この結果により、「馬連6-12、730円」の的中。1番人気→5番人気の組み合わせでこの配当は少々物足りないが、週を締めくくる的中となった次第。

他の的中もお伝えしておこう。時系列に沿って記すと、週一発目の勝負となった土曜東京7R「3連複6-7-12、1,410円をサポートでの的中、土曜阪神9R・小豆島特別「馬連6-8、750円も的中で折り返し。翌日曜は阪神6R「馬連1-10、420円を手堅く的中させ、そして今回斬った、前記函館10R・「木古内特別」の的中で週を締めくくった次第。土曜東京7Rこそ、まさかの軸馬3着で馬連的中を逃しただけに完璧な全勝とは言えないが準パーフェクト達成と言っていいだろう。配当的には地味ではあったが、全体的に本線サイドでの的中だったように、予想に微塵もブレがない以上、オッズは追々ついてくる話。まさに弊社の的確なレース選択、そして予想精度の高さを感じ取っていただけた週となった。

前週までの6月の弊社は「的中は出していても今ひとつリズムに乗り切れない状態」だったが、そこから完全に脱却。的中が次の的中を呼ぶ、いわば『的中連鎖』を現実のものとした弊社予想部。これこそが波に乗ったら手がつけられなくなる弊社本来の姿。アスコットがこうなれば、もはや怖いものなし。そのことは、弊社とお付き合いの長い会員の方なら我々以上によくご存じのはず。「いくらでも的中を量産できる」とあえて断言しよう。いよいよ「稼ぎどころ」と公言している夏のローカル開催に突入し、さらに今週末はこの春を締めくくるグランプリG1『宝塚記念』。このレース、弊社では異例となる3連単勝負まで視野に入れている。今週末はもちろん、復調なった今後のアスコットシステムズに大いなるご期待をお寄せいただきたい。