7/7 7/8 2回福島・3回中京3日4日目・2回函館1日2日目

一連の好調に大過なし ~土曜函館11R・五稜郭特別〜

先週末のダート重賞「プロキオンS」。逃げ馬が多く出揃いハナ争いの激化が予想されたが、抜群のスタートを決めたマテラスカイが意外なほどスンナリと先制。3F通過33秒5~レース上がり46秒8-35秒5とさすがにペースは速くなったが、そんな厳しい流れをものともせず、直線に入って更に二の脚で後続を引き離し、そのまま4馬身差をつけて逃げ切るのだから強いのひと言。発馬が決まったことや時計の出やすい馬場状態だったとはいえ、このペースで逃げ馬に上がり35秒台の脚を使われたら後続に付け入る隙なし。馬場を考慮しても1400m1分20秒3のレコードはリッパのひと言。堂々たる重賞初V。距離も問題なかっただけに、今後、更なる飛躍が期待できる一頭だろう。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜函館11R「五稜郭特別」芝2000m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された11番マイスタイルだった。

『2階級降級となった1000万の前走でアッサリ逃げ切ったマイスタイル。やはり弥生賞2着、ダービー4着の実績からも1000万では力が違った。今回は準オープンへの昇級となるが、そもそも前記の実績に加えて、古馬になった近走でもオープン特別でクビ差2着、重賞「新潟大賞典」で0秒4差6着だからこのクラスでも見下ろしの力関係。前走は楽逃げだっただけに反動もないだろうし連闘は当初の予定通り。馬場状態にも何ら不安はない。自分のペースなら番手でもOKなタイプなだけに、ここも順当に勝ち負けになるだろう』という見立て。

全馬互角のスタートから7番メイショウフェイク、4番スティッフェリオ、さらに外から9番ショウナンマルシェあたりが先行するが、大方の予想通り、軸馬11番マイスタイルが外から押しながら内の各馬を交わしてハナを主張。以下、7番メイショウフェイク、4番スティッフェリオ、9番ショウナンマルシェと続く隊列。1番ドレッドノータスは好位直後の内目でジックリと脚をタメる形。人気の一角2番アクートは後方10番手を追走。軸馬11番マイスタイルの逃げは前半1000m通過61秒0のミドルペース。軸馬11番マイスタイルは3コーナーでは一旦後続を引きつけるが、4コーナー手前から再加速。直線に入っても脚色が鈍ることなく、後続との差も縮まる雰囲気すらなく、ラスト100mの時点で態勢決して優々1着でゴール。前を行く軸馬の動きを見ながら4コーナー2番手で直線を抜いた4番スティッフェリオが最後までしぶとく脚を伸ばして安泰の2着。離れた3着には終始内目の好位5番手で脚を溜めていた1番ドレッドノータスが7番メイショウフェイクとの3着争いを制した。この結果により、「馬連4-11、420円」の的中。軸馬楽勝→2着から4着まで対抗馬独占というまさにどれが来てもいい、見ていて安心安全の的中劇だった。

他にも週ラストの勝負鞍日曜福島10R「天の川賞」の馬連330円や、勝負鞍ではないものの土曜中京12R「3歳上500万下」での馬連910円など、土日を通じて随所に弊社らしい手堅い的中をお届け。残念ながら先週の的中鞍は全て人気サイドでの決着だっただけに配当面での物足りなさはあるが、予想にブレはなく前週から続く一連の好調に大過なし。常に5割以上の的中率をキープし、『稼ぎどころの夏場ローカルいよいよ正式開幕』という趣。弊社にとってドル箱開催と公言している以上、今後は更に的中率、回収率共に上向いてくるのは間違いない。3競馬場各々に勝負鞍候補目白押しの今週末を、大きな期待をお持ちのうえお待ちいただきたい。