9/7 9/8 4回中山・4回阪神1日2日目

パーフェクト的中を決定付けた盤石なトリプル的中劇 ~日曜中山12R・3歳以上2勝クラス~

「京成杯オータムハンデ」を観戦していて誰もが思ったはず、「そんなに飛ばして最後まで粘れるのか?」と。もちろん、大逃げを打って後続に3馬身半もの大差を付けて楽勝劇を演じた横山典弘騎手=トロワゼトワルのこと。秋の開幕週の高速馬場。ある程度の時計は出るとは思っていたが、まさかレコードタイムでの勝利。これまでマイルでは善戦止まりでひと押し足りないレースを続けていたし、1400mに実績が豊富な同馬だっただけに、そのあたりも上手く煙幕になっていたようだ。いずれにしろ、今回はトロワゼトワルがというより、鞍上:横山典弘騎手の手腕が全てと言っても過言ではない結果だったといえよう。マイル重賞勝ちで今後の展望が明るくなったことは確かだが、諸手を挙げて喜べない不安はある。今年はダービー馬:ロジャーバローズを筆頭に、ヴィクトリアマイル勝ちのノームコア、さらにオークス勝ちのラヴズオンリーユーと、レコード決着で勝利した馬がことごとく、その後に何らかのトラブルに見舞われている。距離に幅が広がっただけに次走はどこに出走するかわからないが、せめて同馬には順調に行って欲しいところだ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山12R「3歳以上2勝クラス」ダ1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは直前まで人気が入れ替わる大混戦のなか、最終的に1番人気に支持された4番リフトトゥヘヴンだった。

『今回昇級となるたリフトトゥヘヴンだが、久々の前走が勝ち切れないそれまでの走りが嘘のようにひと皮剥けた勝ちっぷり。即通用とみて軸馬に推す。その前走は小回り1700mという条件も合っていたのだろうが、ハイペースを番手追走から楽に抜け出し、直線では後続を突き放す圧巻の競馬で勝利。勝ち時計も優に2勝クラスで通用するレベルだったし、0秒9差の2着馬はその後連勝してすでに3勝クラスに在籍。中山へのコース替わりは不問だし、叩き良化タイプでデキも申し分なし。かなり骨っぽい組み合わせだが相手なりに走れるだけにここでも勝ち負け可能とみた』という見立て。

積極的にハナを切ったのは6番アスターストーリー。9番グレンマクナス、8番シゲノブと続き、軸馬4番リフトトゥヘヴンも発馬を決めて差のない好位3番展手をガッチリキープ。これに1番ドゥラリュール、7番トミケンボハテルも加わり、このあたりまでで先行集団を形成。緩みのない流れのまま縦長の隊列となり、1000m通過63秒4のスロー寄りのミドルペース。グッとペースが上がった3コーナーでハナを切った6番アスターストーリーが早々に脱落。替わって9番グレンマクナスが先頭に立ち、このあたりで後続各馬も前との差を詰めて4コーナーから直線の追い比べに。手ごたえ十分のまま4コーナー2番手で直線を向いた軸馬4番リフトトゥヘヴンが、早め先頭から脚色が鈍ることなく後続の追撃を振り切り1着でゴール。道中は後方待機策から早めに押し上げ4コーナー4番手まで浮上していた14番サクラアリュールが鋭く脚を伸ばして2着を確保。3着には軸馬にこそ溝をあけられたものの、好位からしぶとく脚を伸ばした1番ドゥラリュールが入線。この結果により「馬連4-14、910円&ワイド4-14、340円&ワイド1-4、660円」のトリプル的中。サポートにて「対抗上位3頭との馬連&ワイドで勝負」に踏み切った的中劇。久々の偉業達成がかかった週ラストの勝負鞍だっただけに、会員の皆様からの反響も想像を上回るものだったことは言うまでもない。

他の勝負鞍においても土日を通じて抜群の安定感をキープし、結果、先週末は5月以来、本年度2度目のパーフェクト的中を達成。さらに重賞においても3戦2勝と絶好の滑り出しと、秋の中央開催開幕週となった先週末は、前回この場にて公言した通り、好配当連発にてスタートダッシュを決めた次第。勝負の流れに乗った時の弊社の爆発力はすでに周知の通り。引き続き、今後弊社から配信する全ての情報にご期待いただきたい。