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4/11 4/12 3回中山・2回阪神5日6日目・1回福島1日2日目

サポート力が光ったダブル的中劇 ~日曜中山9R・印西特別〜

「桜花賞」が終わり、今週末はいよいよ牡馬クラシック第一弾「皐月賞」が行われる。百花繚乱の趣だった牝馬勢同様、牡馬勢の方もかなりタレント揃いの好カード。まずは3連勝で暮れの「ホープフルS」を勝利し、最優秀2歳牡馬となったコントレイル。3連勝は阪神→東京→中山といずれも異なる競馬場で挙げた勝利だから文句なし。実績から見ればアタマひとつ抜けている感すらある。2走前「東スポ杯」での圧巻の勝ちっぷりから東京の方がベターな印象はあるが、同条件の「ホープフルS」勝ちがあるだけに不安要素は限りなく少ない。次いでコントレイル同様、3戦無敗で「朝日杯FS」を勝利したサリオスも互角の評価。距離2000mは初だが、好位抜け出しの安定した取り口からも中山向きであることは確か。さらに、人気では前記2頭を上回る可能性を残しているのがサトノフラッグ。圧巻の末脚で4戦3勝。前走「弥生賞」では「ホープフルS」3着のワーケアを問題にしなかったし、3、4コーナーの勝負どころでの持ったまま加速していく姿も痺れるものがあった。有力なV候補と言える。他にもガロアクリーク・コルテジア・ダーリントンホール・クリスタルブラック・マイラプソティといった重賞勝ち馬を筆頭にヴェルトライゼンテ・ビターエンダー・ラインベックなど、多士済々のラインアップ。無論、弊社としてはこの大一番も勝負鞍候補のひとつとして捉えている。今週末にもアツイご期待をお寄せいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山9R「印西特別」ダ2400m。このレース、軸馬として期待したのは上位拮抗のなか、最終的に4番人気に支持された16番ネオブレイブだった。

『全馬一長一短で確たる中心馬不在の組み合わせ。ここは相手問わず戦法が決まっているネオブレイブの末脚が活きる流れになるとみて軸馬に抜擢。休養明けの今季2戦は4、8着と勝ち負けには持ち込めていないものの、いずれも前が止まらない流れを踏まえれば着順ほど内容は悪くない。1800mの前走ではズブさを見せて追走に手こずっていただけに、距離延長はプラス材料だし、この距離ならもう少し流れに乗った競馬ができるはず。終いバタバタだった中間の動きを見ると手を出しづらいが、毎回こんな感じでも終いは確実に脚を使っているように、元々が実戦に行って良いタイプ。ハイペースにはなりそうもないが途中から好位~中団追走組も動き出しが早そうなだけに、無欲の直線一気の差し込みに期待したい』という見立て。

全馬ほぼ互角のスタートから横並びでの先行争いとなるなか、押してハナを主張したのは内枠を利して3番フラテルニテ。2番手に10番マテリアルワールドが続き、人気の一角5番マサハヤニースも好位3番手で流れに乗る。その後に2番ツクバソヴァール、6番ギガバッケンの2頭併走で4、5番手、他馬も大きく離されることなく一団で追走し、2人気のララロワは中団で、1番人気13番リヴィエラは後方でいずれもじっくり脚を温存。軸馬16番ネオブレイブは例によって行く気も見せず後方から。1週目のホームストレッチを過ぎたあたりで7番ヒッチコックが外からスイスイ前に上がっていくが、ペース自体は上がることなく淡々としたミドルペースで流れる。2週目の3コーナー手前から一気にペースアップし、このタイミングで軸馬16番ネオブレイブも外から押して捲り気味に進出を開始。直線に入り逃げた3番フラテルニテを7番ヒッチコックがあっさり交わして先頭に躍り出て、同様のポジションから5番マサハヤニースもこれを目標に脚を伸ばし、直線半ばでは2頭が完全に後続を突き放す。軸馬16番ネオブレイブ、11番ララロワ、12番ジャガンドジョーの3頭での3着争いとなったが、脚色の差は歴然で最後は軸馬16番ネオブレイブが楽々と3着でゴール。1着5番マサハヤニース、2着7番ヒッチコック、3着軸馬16番ネオブレイブの順で入線。この結果により、「ワイド5-16、1,990円&ワイド7-16、1,820円」のダブル的中。残念ながら馬連的中こそ逃したものの、サポートにてワイドをおさえたことにより、ワイド的中とはいえ十分のプラス収支を計上。まさに弊社のサポート力が光った的中劇となった次第。

他にも土曜中山6Rの「馬連1-12、200円やイチオシ鞍と断じて提供に踏み切った日曜中山10Rの「馬連5-9、510円など手堅く的中させ、先週末は勝負鞍において都合3本の的中をお届け。また勝負鞍ではないものの日曜阪神8Rでは「馬連1-9、4,380円&ワイド1-9、1,530円」のダブル的中があったことも合わせてお伝えしておく。

まだ完全に波に乗り切れていないとはいえ、上々の流れで迎える今週末の「皐月賞」。そして一週置いて5月初週に「天皇賞・春」と、いよいよ春競馬は佳境を迎える。レースとしての楽しみはもちろん、馬券的にも実に興味深い。開催3場から選りすぐりの勝負鞍をお伝えすること。それはこれまでもこれからも不変。大いなるご期待のうえ、今週末をお待ちいただきたい。