5/1 5/2 2回東京3日4日目・2回阪神11日12日目・1回新潟7日8日目分

イチオシ鞍での的中劇 ~日曜阪神6R・3歳1勝クラス~

今週末のメインは3歳マイル王決定戦となる「NHKマイルC」。例年同様、かなり混戦ムードのメンバー構成だが、一応主力級の扱いとなるのが昨年暮れのG1「朝日杯FS」の覇者グレナディアガーズ。先々を踏まえての大物感という意味では未だ判然としないが、レースの巧さは紛れもなくこの路線のトップ。未勝利勝ち直後でG1を勝ち切った事実は揺るがないし、東京マイル向きの底力も十分。今回もそれを最大限に発揮すれば当然チャンスあり。「ファルコンS」でこれをアタマ差凌いで勝利をモノにしたルークズネストも当然有力。また、「弥生賞」で世代トップメンバーに交じって2着に力走したシュネルマイスターも互角の評価が必要。血統的に高速決着がカギとなりそうだが、対応できれば逆転も難事ではあるまい。さらにトライアラルレースをキッチリ勝ち切ってきたバスラットレオン&ホウオウアマゾンはもちろんのこと、ソングライン、タイムトゥヘヴン、ピクシーナイトあたりも一変の可能性は大いに秘めているだけに、これらの巻き返しにも目が離せない。それ以外にも名前を挙げ出したらキリがないほどの群雄割拠状態。この難解な一戦を弊社はどう紐解くのか。大いなるご期待をお寄せいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのはイチオシ鞍として提供に踏み切った日曜阪神6R「4歳以上1勝クラス」ダ1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された6番マジックスピーチだった。

『本日イチオシの勝負鞍。ここでは明らかに地力上位のマジックスピーチが不動の軸馬。距離1400mで未勝利を勝ち上がったが、4走前に距離1800mに起用からは2着3回4着1回と一度も崩れていないように、昨年秋から気性面がグンと成長。2走前4着時は外からスムーズに上がって行けた勝ち馬に対し、直線も窮屈になって追い出しが遅れての着順。その時でも追い出してからの伸び脚は一頭だけ違う脚色で追い込んだように現級上位の脚力の持ち主。さらに言えば末脚の破壊力に関しては優に3勝クラスでも遜色ないもの。このメンバーでは頭ひとつ抜けた存在と断言できる。久々をひと叩きされてデキを上げ、相手緩和のここはビシッと決めてくれるはずだ』という見立て。

外枠からスタートを決めた10番クリノマーべラスが逃げる。2番手に4番ヤンヤノカッサイが付け、以下、8番クリノナイスガイ、3番ヤマニンスプレモ、9番ラヴィッスマンと差がなく続き、前半からタイトな流れ。軸馬6番マジックスピーチは例によっては出たなりの中団後方追走でジックリと脚をタメる形。向正面に入ってペースが落ち着き、前半1000m通過63秒0のスロー寄りのミドルペース。3コーナー手前から後方追走組も前との差を詰めて一気に馬群凝縮し、直線に入って逃げた10番クリノマーべラスが早々と失速。代わって4番ヤンヤノカッサイが先頭に立って粘り込みを図るところに、軸馬6番マジックスピーチと外から道中ジックリ脚を溜めて捲り気味に上がってきた11番ラヴネヴァーエンズの2頭が外から脚を伸ばす。これら2頭が前を行く4番ヤンヤノカッサイをアッサリ交わし去ると、そこからは2頭のマッチレースに。最後は11番ラヴネヴァーエンズが競り合いを制して1着でゴール。軸馬6番マジックスピーチがクビ差2着惜敗。3着には早め先頭から最後までしぶとく粘った4番ヤンヤノカッサイが入線。この結果により、「馬連6-11、410円」の的中。配当面での物足りなさはあるが、日曜一発目のイチオシ勝負鞍ということを踏まえれば、まずは順当な的中鞍と言えよう。

他にも、土曜新潟7R「4歳以上1勝クラス」「3連複3-5-9、410円、同じく土曜新潟12R「咲花特別」「馬連11-12、380円と前週に続き、手堅いながらも土曜を連勝で折り返し、勝負鞍においては都合3本の的中をお届け。さらに注目のG1「天皇賞(春)」も3番人気に甘んじたワールドプレミアを軸馬に抜擢して難なく的中させて、5月初週を上々の首尾で打ち上げた次第。

東京への開催替わり後、着実に的中を量産している弊社予想部。開催2週を消化し配当面での物足りなさはあるとはいえ、これまでの弊社の傾向からも、今後、配当はおのずと付いてくることは会員の皆様であればご存じの通り。まだまだ勝負どころはいくらでもやってくる。弊社からの情報は全て、漏らすことなくご確認いただきたい。まずは、勝負の今週末にアツイご期待を。