5/22 5/23 2回東京9日10日目・3回中京・2回新潟5日6日目分

安心安全の的中鞍 ~土曜新潟9R・4歳以上3勝クラス~

今週末は春競馬最大の注目レースとなる「日本ダービー」この業界でメシを食う人間にとって、やはりこのレースだけは別格。いや、競馬を生業とする人間だけではなく、競馬ファン全てにとって、馬券を度外視でしても特別な存在と言えるのがこの「ダービー」であろう。イギリスでは大昔から『一国の宰相となるよりダービーオーナーになる方が難しく、そして栄誉である』と云われる。古今東西を問わず、やはり「ダービーだけは特別」であることを証明する言葉と言えよう。さて今年だが「皐月賞」を無敗のまま圧勝したエフフォーリアが頭ひとつ抜け出していることは確か。例えばディープインパクトのような、例えばコントレイルのような、絶対の存在とになり得るか。また、牝馬ながら先週の「オークス」ではなく、牡馬相手のこちらに参戦してきたサトノレイナスの走りも見どころのひとつ。他にも一発大駆けが期待できそうな馬も多数出走してきただけに、馬券的興味は尽きない。弊社アスコットシステムズは今年の「ダービー」を難解と読む。その答えは一週間後。文字通りの『スペシャルウィーク』をお過ごしいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜新潟9R「4歳以上3勝クラス」ダ1200m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは人気割れのなか、最終的に1番人気に支持された4番ガンケンだった。

『適条件に戻り、巻き返しが期待できるガンケンが軸馬。現級昇級後は3、6、3、7着とひと押し足りない戦績だが、3走前6着は一旦、最後方まで下がって直線盛り返すチグハグな競馬だったし、前走7着はベストとは言い難い東京1400m。2度の3着はこの距離で0.4差とタイム差なしだったように、相手ひとつでいつ勝ちきってもいい地力の持ち主だ。連闘明けだが仕上がりに不安なく、馬場も不問。日曜の特別戦と両睨みだったが、相手が楽な平場のこちらを選択したように色気を持っての参戦は間違いなし。2勝クラス楽勝の舞台となる今回はまず勝ち負けに持ち込めるはずた』という見立て。

レースは大方の予想通り、11番マラードザレコードがハナを主張し、5番トウカイエトワールが2番手で流れに乗る。12番シスル、15番アールロッソと続き、互角のスタートを決めた軸馬4番ガンケンはその後ろ5番手を追走。逃げた11番マラードザレコードが作ったペースは前半3ハロン33秒0のハイペース。直線に向いて11番マラードザレコードがしぶとく粘るところに、外から抜群の手応えで5番トウカイエトワールが交わし去り、徐々に前との差を詰めて4コーナー3番手までポジションを押し上げた軸馬4番ガンケンがこれに追いすがる。直線半ばの段階で2頭が後続を突き放し、あとはそのままワンツーフィニッシュ。最後まで1、2着馬の差は詰まらず、1馬身1/4の差で1着5番トウカイエトワール、2着軸馬4番ガンケン。そこから2馬身差の3着には15番アールロッソが入線。この結果により、「馬連4-5、890円」の的中。3着を離していただけに見ていて安心安全の的中鞍。『厚めに勝負した買い目でおいしかった』という声を数多く頂戴した次第。派手さはないが、1、2番人気での決着でこれなら御の字。このあたりの配当を本線サイドでコンスタントにお届けすることが弊社の真骨頂でもある。

他にも重賞はもちろんのこと、勝負鞍においても土曜東京9R「カーネーションカップ」の「3連複1-4-9、2,010円や、日曜新潟8R「4歳以上1勝クラス」の「馬連12-13、540円」の的中をお届け。ただ、惜しむらくは週ラストの勝負鞍となった日曜東京12R「丹沢ステークス」。このレース、8番人気の4番リッターシュラークを軸馬に抜擢しながらも、痛恨の対抗抜けで久々の勝負鞍パーフェクト的中達成を逃がす大失態。最後をビシッと締めくくれなかったのは痛恨だが、それでも終わってみれば勝負鞍における的中率75%を達成。弊社予想部は引き続き絶好調を堅持している。また勝負鞍ではなかったものの、日曜東京10R「フリーウェイステークス」では大混戦のなか、2番人気11番リアンティサージュを軸馬に指名し「馬連11-15、5,260円で好配当を的中している。

堅いところは機をてらうことなく手堅く。波乱含みの一戦とみれば大胆な軸馬選択から好配当狙い撃ちと、現在の弊社予想は上々の流れ。開催が進むごとに右肩上がりで迎える今週末の大一番「日本ダービー」は、これまで幾度となく記憶に残る的中をお届けしてきた実績のあるG1レース。陳腐な表現ではあるが、大船に乗った気分で大一番をお待ちいただきたい。