5/8 5/9 2回東京5日6日目・3回中京・2回新潟1日2日目分

レース選定が光った的中鞍 ~土曜中京12R・4歳以上2勝クラス~

「NHKマイルC」のラップは3Fから順に33秒7-45秒3-56秒9~レース上がり46秒3-34秒7。逃げて展開のカギを握りそうだったバスラットレオンがスタート直後に落馬したが、それでも3歳G1としてはかなりタイトな前傾ラップとなり、古馬G1を含め、府中マイルのG1としては極めて濃いレースラップ。こうなると府中マイルは100%の決め手勝負。もちろん決め手だけでなく地力があってこそ。結果的に決め手&地力、そのいずれも兼ね備えていたシュネルマイスターとソングラインの2頭が後続を2馬身半突き放した、ということ。時計も優秀でこの2頭、まだ伸びしろも十分だが、この距離ならば現状でも年長馬相手に通用していい好素材。また、3着に粘ったグレナディアガーズだが、先行馬総崩れの流れで唯一、一頭だけ早め先頭から粘ったのだから今回は完全に展開不向き。2歳マイル王とはいえ、本質的にはスプリンターの可能性が高いだけには引き続き今後の動向に注目したい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中京12R「4歳以上2勝クラス」ダ1200m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは人気拮抗で大混戦のなか、最終的に抜けた1番人気に支持された15番ラホーヤノキセキだった。

『1年もの長期休養明けだった前走でアタマ+アタマ差の3着に力走したラホーヤノキセキ。その前走は先行馬総崩れで差し競馬のなか、早め先頭から唯一、一頭だけ勝ち負けに加わったようにかなり強い競馬での3着惜敗。休養前にも2着していたようにやはり力はある。3走前に13着と大きく崩れはしたが、内枠で包まれて全く競馬にならなかったし、度外視していい敗戦。揉まれ弱い面があるだけに今回のこの15番枠はプラス材料だし、何より1勝クラスを圧勝したのがこの中京1200m。この中間の動きも上々で久々好走の反動もなさそうなだけに、引き続き3キロ減で早め先頭の勝ちに行く競馬ができれば勝ち負けになるとみて軸馬に抜擢』という見立て。

レースは内枠から好ダッシュを決めた1番シンゼンマックスがポンと飛び出すが、二の脚で6番ヘルメットがすぐさま先頭に立ち、10番ショウナンアニメ、14番エムオータイショウ、8番カレンリズ、13番コル二リアあたりが差がなく続き、軸馬15番ラホーヤノキセキもこの先行集団の中を追走。前半3ハロン通過33秒9の息の入らないハイペースのまま、4コーナーから直線へ。終始、レースを引っ張っていた6番ヘルメットを筆頭に10番ショウナンアニメ、14番エムオータイショウも直線坂上までしぶとく粘るが、これに外から軸馬15番ラホーヤノキセキ、そして内から4番メラナイトの2頭が急追。後続各馬も追い込んで接戦となったが、最後はこの2頭が鼻づらを併せてフィニッシュ。際どいゴール前となったが1着はハナ差で軸馬15番ラホーヤノキセキ、2着に4番メラナイトの順。この結果により、「馬連4-15、1,210円」の的中。戦前の評価通り、レースでも着差のない大接戦ではあったが、それでもキッチリ的中をモノにした、レース選定が光っ的中鞍。

他にも、同じく土曜新潟12R「五泉特別」でも「馬連3-7、1,230円の的中をお届けし、3週連続土曜連勝で折り返し。対抗抜けもあって残念ながら日曜は勝負鞍において的中をお届けできなかったが、それでもG1「NHKマイルC」にて3連馬券で難なく的中させ、重賞においては土曜「京都新聞杯」に続き、土日で的中を量産。前週のG1「天皇賞(春)」に続き、秋のG1・6連戦の前半2鞍を連勝中とこちらも勢いに乗ってきた印象だ。

ロングランの東京開催も3週を消化したばかりで、重賞においてもこれからがいよいよ佳境を迎える本番。まだまだ勝負どころはいくらでもやってくる。引き続き、弊社からの情報は全て、漏らすことなくご確認いただきたい。まずは、勝負の今週末にアツイご期待を。