8/21 8/22 4回新潟・4回小倉・2回札幌3日4日目分

見ていて安心安全の的中鞍 ~土曜札幌9R・3歳以上1勝クラス~

夏場ローカル唯一のG2「札幌記念」は、3歳牝馬ソダシが番手追走から早め抜け出しから正攻法の競馬で、強力年長馬を完封しての快勝となった。このソダシ。前走「オークス」は周りから徹底的にマークされた結果、最後に脚があがり連勝こそストップしたが、今回は溜まりに溜まった鬱憤を吐き出すかのようなレース。展開や流れ、あるいは道中の捌きなどに大きく左右されるタイプでもなく、やはりここまでの実績通り、能力全開なら牡馬混合のG1に手が届く可能性も十分にある。今後も目が離せない存在となりそうだ。1番人気に推されたラヴズオンリーユーは3/4馬身差の2着まで。とはいえ、海外帰りの復帰初戦としては上々の走りだったし、力のあるところは見せた結果だから納得はいく。次はアメリカ遠征という話だが、そこに向けて上々のスタートと言えよう。3着ペルシアンナイトはすでに7歳馬で良くも悪くもこの程度の馬。これも地力のあるところは見せたが、今後も大きく変わることはなさそう。この「札幌記念」。言うまでもなく弊社は苦もなく的中している。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜札幌9R「3歳以上1勝クラス」ダ1700m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された5番ペプチドヒミコだった。

『1勝クラスの平場戦に加え、牝馬限定戦と比較的小粒な組み合わせ。この程度の相手なら初ダートも現級勝ちの実績通り、クラス上位の脚力があるペプチドヒミコで勝負になる。これが軸馬。未勝利の身で挑戦した今年初戦の3走前で1勝クラスを勝ち上がり、以降も2、3着と力走。牡馬相手にも互角以上の走りをしてきたように、年齢を重ねて気性面も成長し、発馬も安定して持てる能力を発揮できるようになったのが一番の要因。今回は初ダートなだけに適性の有無がカギとなるが、決め手ひと息ながら、バテずにしぶとく伸びるようにスタミナは豊富だし、走法からもダート替わりはプラス材料と判断。この鞍上への乗り替わりも魅力だし、間隔はあいたが早め札幌入りして順調に乗り込まれ仕上がりも上々。この程度の相手なら地力でまず勝ち負けに持ち込めるはずだ』という見立て。

レースは最内枠から1番ファーストソリストがハナを主張。2番手に3番パルクールランがつけ、以下、7番シャルドネ、2番アンジェリーブル、9番レープハフトと先行策。軸馬5番ペプチドヒミコは発馬で躓くロスがあったが、慌てず騒がず、じんわりと前との差を詰めつつ後方追走。1000m通過62秒4の淡々とした流れ。向正面半ほどから外に出した軸馬5番ペプチドヒミコが徐々に進出を開始。3コーナーでは好位まで押し上げ、そのまま外目を追い上げて2番手で直線へ。直線に入り楽に先頭に躍り出るとそのまま後続をグイグイ引き離す。他馬との手応え的にもこの段階でほぼ態勢決して最後は流す余裕を見せ、後続に7馬身差を付けてワンサイド勝ち。焦点は2着争いに移った。内で懸命に粘る7番シャルドネ。それを2番アンジェリーブルが追い、更に中団追走の6番ペイルライダーが外から脚を伸ばし、そして後方待機の11番レッドエステーラも強襲。4頭縺れる2着争いとなったが最後は6番ペイルライダーが2着を確保。内からしぶとく伸びた2番アンジェリーブルが3着入線、この結果により、「馬連5-6、830円」の的中。初ダートも現級勝ちの地力を評価しての軸馬選定。相手は3着馬でも良かっただけに見ていて安心安全の的中鞍。

ただ、残念ながら肝心要の勝負鞍においては今回斬った土曜札幌9Rのひと鞍のみの的中と少々精彩を欠いたが、他にも冒頭の重賞「札幌記念」での「3連複4-7-13、3,020円」の的中をはじめ、勝負鞍ではないものの、日曜札幌12R「手稲山特別」の「馬連4-14、810円」を的中させるなど、随所に弊社らしい的中をお届けしたことを付け加えておく。いずれにしろ、予想部にはなお一層の奮起を促したい。

9月も目前に迫り、夏のローカル最終開催となる新潟・小倉・札幌も折り返しとなり、今週末から後半開催のスタート。いよいよここからが正念場。秋の大収穫祭へ向け、ここで軍資金調達を計る所存。会員の皆さまには絶大なるご期待をお寄せいただきたい。