12/4 12/5 5回中山・6回阪神・6回中京1日2日目分

イチオシ鞍での盤石の的中鞍 ~日曜中山8R・3歳以上2勝クラス~

今週は阪神で2歳牝馬の女王を決める「阪神ジュベナイルフィリーズ」(G1、芝1600m)が行われる。今年は無敗の3連勝で「ファンタジーS」を勝利したウォーターナビレラ、「小倉2歳S」の覇者で同レース2着のナムラクレア、「アルテミスS」勝ちのサークルオブライフ、同レースクビ差2着のベルクレスタ、さらに牡馬相手の「サウジアラビアロイヤルC」で0秒1差2着のステルナティーア、2戦2勝で「赤松賞」を勝って駒を進めてきたナミュールなど、粒揃いの役者が揃った顔ぶれ。うら若き少女たちの熱い戦いに今からワクワクする。更に海の向こうに目をやると、香港国際競走が12月12日、シャティン競馬場で行われる。今年は4つ全ての競走に日本馬が多数参戦。香港スプリント(G1、芝1200m)にはピクシーナイト、レシステンシア、ダノンスマッシュの3頭、香港カップ(G1、芝2000m)にはラヴズオンリーユー、レイパパレ、ヒシイグアスの3頭、香港ヴァーズ(G1、芝2400m)にはグローリーヴェイズ、ステイフーリッシュの2頭、香港マイル(G1、芝1600m)にはインディチャンプ、ダノンキングリー、サリオス、ヴァンドギャルドの4頭が参戦する。今では日本でも馬券購入が可能なだけに、それぞれ目を離せない一戦だ。

それでは本題へ。今週斬るのは週イチオシ鞍と断じて提供に踏み切った日曜中山8R「3歳以上2勝クラス」ダ1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは断然の1人気に支持された13番ウィリアムバローズだった。

『本日イチオシの勝負鞍。1勝クラスの平場戦にしても比較的手薄なメンバー構成。昇級とはいえ、ここなら素質断然のウィリアムバローズが不動の軸馬。芝で使い出し善戦止まりで勝ち切れず、2走前からダートに路線変更して一変。未勝利を逃げて後続を突き放し、0秒7差を付けて完勝すると、1勝クラスへの昇級の前走でも同様に逃げて後続に1秒9差のワンサイド勝ち。いずれも逃げて上がり最速で走られては後続は成す術無し。ダート適性は相当なモノ。間隔を詰めて使えるのもプラス材料だし、ここが骨っぽい3勝クラスとなるとどうかだが、この程度の組み合わせの2勝クラスなら難なく突破可能。まだ口向きの悪さなど課題は残すが、それを差し引いても通過点となる可能性が極めて高い。おそらく逃げなくても競馬ができるだろうし、馬格もあるだけに力のいる中山ダートにも対応できるはず。一連同様、持ち前のスピードを活かした競馬で押し切り濃厚とみた』という見立て。

レースは2番カラーズオブラヴが逃げて先導し、同様に発馬を決めた軸馬13番ウィリアムバローズは無理に行かせることなく自然体でスッと2番手を確保。その後ろに11番グレンマクナス、5番ドラウプニル。人気どころの9番ダイワドノヴァン、6番ホウオウセレシオンは出たなりのポジションで中団を追走し、1番ゴールドフレームはいつも通りの後方から。ほぼその隊形変わらず淡々とした流れで前半1000m通過62秒8の淀みのないミドルペースで3コーナーを過ぎ、4コーナーから直線へ。逃げた2番カラーズオブラヴが早々と脱落し、2番手から持ったままの手応えで楽に先頭に立った軸馬13番ウィリアムバローズ。そのまま一気に後続を突き放し、直線半ばでは更に3馬身、4馬身と差を広げてビッシリ追うところなく最後は流しながら1着でゴール。そこから7馬身差後方の2着には中団から早めに進出を開始し、4コーナーでは好位3番手まで押し上げた9番ダイワドノヴァン。6番ホウオウセレシオンもダイワドノヴァンとほぼ一緒に上がって行ったが、坂上で脚色が鈍り、後方から追い込んできた1番ゴールドフレームの強襲に合い4着まで。3着1番ゴールドフレームの順で入線。結果、「馬連9-13、400円」の的中。軸馬がかなりの支持を集めていただけに配当面の物足りなさはあるが、それでもイチオシ鞍と断じてキッチリものにしたことに意味がある。まさに盤石の的中鞍だった。

他にも土曜中京6R「3歳以上1勝クラス」の馬連を皮切りに、サポートではあるが土曜阪神8Rの3連複、さらに翌日、日曜中山7Rのワイドなど、土日を通じて複数の的中をお届けした先週末。本年度最終となる中山・阪神・中京開催開幕週を無難に乗り切った弊社アスコットシステムズ。今週からの残り3週は週を重ねるごとに的中鞍を増やし、年末の大勝負に繋げていく所存。引き続き、今週末にアツいご期待をお寄せいただきたい。