1/5 1/8 1/9 1/10 1回中山・1回中京1日2日3日4日目分

昨年末からの流れを止めない、順調な滑り出し ~水曜中山9R・招福ステークス~

新年明けましておめでとうございます。本年も㈱アスコットディライトをよろしくお願いいたします。

さて、新年幕開けの重賞は恒例の東西の金杯。今回取り上げるのは芝2000mで行われた関東の「中山金杯」。このレースを制したのは、これまで詰めの甘さが目立つも好内容の追いきり消化でデキの良さが目立った8番レッドガランだった。スタートから好位5番手追走から直線外に持ち出すと一気の末脚爆発。後続を置き去りにすると2馬身1/2差を付ける堂々の勝利。これまでのキャラを見ればまさに一変と言える強い内容だった。2着は17番スカーフェイス。前走の阪神「チャレンジC」では、ここで人気の4番ヒートオンビートと差の無い5着。不利な外枠で評価を落としていたが、今の馬場が合っていたこともあるし斤量も後押し。鞍上の焦らずリズム重視の好騎乗と条件が噛み合っての2着好走だった。1番人気ヒートオンビートは逆に内枠が仇になった印象。ポジションもやや後ろだったし、3番手争いがごった返す中、やや窮屈な場面も。それでも最後に3着したのは地力が高い表れ。今回はツキもなかったが、引き続きG3レベルなら主役級と言える馬であることは間違いないだろう。毎年、弊社とは相性の良いレースだが、昨年に続きこの「中山金杯」も的中をお届けしていることを記述しておく。

それでは本題へ。今週斬るのは年明け1発目となった、土曜中山9R「招福ステークス」ダ1800m。このレース、軸馬として期待したのは、最終的に5番人気に支持された1番ホウオウエーデルだった。

『頭数の割に前走で好走した馬も多いが、勝ち上がるにはやや条件が付くメンバー構成。これならメンバーが揃った前走で2着と能力を示したホウオウエーデルを信頼する。何より、2走前の「松戸特別」が圧巻の内容で、出遅れからハナを奪うと、2着に9馬身差の圧勝劇。また、前走でも後方からハナ差2着と内容の全く違う競馬で勝ち負けするのだから、まさに今が充実期。今回は距離短縮がカギとなるが、大敗時はダートに矛先を向けてからの2,3戦と、戸惑っていた可能性もあるし、元々が芝の2000mを主戦場に戦っていた事を考えれば対応はできるはず。間隔は開いたが中間も併せ馬でビッシリ追い切られ上昇気配な上に、むしろフレッシュな分、休養前より良く見せているなら心配も皆無。更に2走前の鞍上に戻っての一戦ならまず勝ち負けとみる。』という見立て。

レースは内からポンと好スタートを切った2番ヴィーダだが、外から行く気を見せる3頭、3番ダノンアレー、6番ワイドソロモン、7番アポロティアモの3頭が主導権争い。結果、コーナーワークで内3番ダノンアレーが一旦先頭に出るが、6番ワイドソロモンも引かずに向こう正面入口で先頭に踊り出る。隊列は、これを見る形で7番アポロティアモが好位3番手。やや離れて2番ヴィーダ。併行する形で4番アヴァンセ。更に3馬身離れて8番ヴィアメント、5番ペイシャキュウ。軸馬1番ホウオウエーデルは距離短縮で流れに乗れないのか大きく離れた最後方を追走。時計は3Fから36.9-49.4-61.5~レース上がり52.5-40.2という序盤の先行争いが響いた形のややハイペース。頭数の割にかなりの縦長での隊列となったが、3コーナー手前では後続に控えていた馬が大挙捲り気味に進出を開始。軸馬1番ホウオウエーデルも一気に集団に取りつき直線入り口ではほぼ団子状態の上がり勝負。6番ワイドソロモンが粘り込みを図るが、2番ヴィーダが余裕ある手応えで一気に先頭へ。中団から脚を伸ばす5番ペイシャキュウと外に出した軸馬1番ホウオウエーデルも差を詰めるが、2番ヴィーダとの差は大きく詰まらない。焦点は完全に2着争いとなったが、前を行く5番ペイシャキュウをジリジリと差を詰める軸馬1番ホウオウエーデルがゴール寸前アタマ差捕らえて2着でゴール。結果は1着ヴィーダ、2着に軸馬1番ホウオウエーデル、3着5番ペイシャキュウの入線となった。
この結果により、「馬連1-2・2,020円&ワイド1-2・750円&ワイド1-5・1,000円」のトリプル的中。5番人気から4番人気の組み合わせで配当的にはもう一声と言えるが、新年、1発目の勝負鞍において、弊社十八番のトリプル的中と上々の滑り出し。回収率も251%という数字なら納得もできる結果だった。

他にも、正月競馬と言われる厳冬期の中で勝負鞍「8戦5勝・的中率62.5%」の高アベレージ。旧体制よりも点数を削減した中でこの結果は現体制の予想水準の高さを裏付けるものと言えよう。また、冒頭に記載したように、重賞「中山金杯」でも「3連複4-8-17・7,500円、そして9日の日曜『シンザン記念』では「3連複3-9-10・3,680円&馬連3-10・2,020円と的中を量産。昨年末の変則3日間の勢いそのままに開幕週でも多くの的中をお届けした結果となった。

昨年12月中旬に、組織改革に伴う社名変更にて㈱アスコットディライトでの運営開始から、会員様の期待に応える提供が出来ていると自負しているし、会員の皆様からも一様に「賞賛」の声も頂戴している。今週から小倉開催も始まり3場での通常開催に移行するが、選択肢が増えるのは今の弊社にとってはむしろ渡りに船。引き続き会員様には大船に乗った気持ちで今週末をお待ちいただきたい。