5/7 5/8 2回東京5日6日 目・3回中京1日2日目・1回新潟1日2日目分

好スタートを切る安心の的中劇 ~土曜中京8R「3歳1勝クラス」~

東京G1・5連戦の第2戦目はマイル女王決定戦「ヴィクトリアマイル」。例年2桁人気馬の台頭も目立つ波乱含みのレースで配当への興味も尽きないが、今年は大挙参戦する豪華な顔ぶれにも注目だろう。まずはソダシ。前走「フェブラリーS」で3着し、4走前「札幌記念」では古馬を一蹴と、牝馬にも関わらず芝・ダートを問わず実績を残す稀有なキャラクター。芝マイルは久々の参戦だが、「桜花賞」のレコードも記憶に新しく主役級の一頭だ。週中の天候は気になるが、高速決着になれば当然、有力の1頭だろう。さらに、13ヵ月ぶりの復帰戦となる3冠馬デアリングタクトや、昨年の「大阪杯」を制し今年も牡馬相手に善戦を続けるレイパパレあたりも雌伏して機を伺う。他にも、現状はスプリントにシフトしたがマイルG1で2着2回があるレシステンシア、昨年の「エリザベス女王杯」覇者アカイイトなどの女傑が複数。これら実績馬に対し、着々と鍛錬を重ねてきた上がり馬が虎視眈眈といった混戦の様相である。この難解な一戦を弊社がどのように調理するのか……今週末の最終判断にご期待をお寄せいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中京8R「3歳1勝クラス」ダ1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された2番トウセツだった。
『中1週ながら陣営のケアで態勢万全のトウセツを信頼する。ここまで一戦毎に競馬内容が良化。前走では狭いところを割って抜け出す勝負根性を見せて勝ち馬に肉薄。結果的にハナ差届かなかったが勝ちに等しい内容であり、クラス卒業にメドを立てたといえる。ここは勢いのあるメンバーが数頭いるが、時計面で頭ひとつ抜けていることは事実だし、勝ち星のある中京ならもうひと押しにも期待できる。いい意味で状態をキープしており、前走と同程度に走れば順当に勝機到来とみる。』という見立て。

レースは揃ったスタートになるが、直後に3番マリオロードが左にヨレて軸馬2番トウセツにあわや接触の場面。一瞬ヒヤッとしたものの、大きなトラブルにはならず一安心。先手は中団から人気の一角5番ソクラテスがジワッと先行するが外から7番ボブズヤアンクルが馬なりのまま交わしてハナを主張。これに続いて外から9番タヒチアンダンス、6番ディサイド、5番ソクラテスが先行集団を形成。これを見る形で8番キミコソシャチョウが続く。向こう正面に入り隊列が落ち着いたかに思えたが、4番シホノスペランツァが早め進出から軸馬2番トウセツに並ぶ動きを見せた。頭数の割に縦長な隊列となるが、中団で流れに乗っていた軸馬2番トウセツが持ったまま進出を開始。一気に先行勢があわただしくなり、向こう正面終盤から先行各馬が早々に前を捕まえに行くタフな展開に変化。それでも7番ボブズヤアンクルがハナを譲らずに直線へ入り後続を引き離しにかかるが、外から9番タヒチアンダンスも手応え良く続き、軸馬2番トウセツも内をロスなく回り差の無い3番手で直線の攻防へ。一瞬7番ボブズヤアンクルと9番タヒチアンダンスが馬体を併せた追い比べになるが、外から軸馬2番トウセツがジワジワと差を詰め、勝負はこの3頭に絞られる。軸馬2番トウセツが前を捕まえたと同時に7番ボブズヤアンクルの脚色が鈍り、変わって9番タヒチアンダンスが粘り込みを図るが軸馬2番トウセツとの脚色の差は歴然。アッと言う間に軸馬2番トウセツが9番タヒチアンダンスを抜き去りそのまま2馬身1/2差を付けて圧勝。2着に9番タヒチアンダンスが入線し、接戦の3番手争いは終始ハナを切った7番ボブズヤアンクルが何とか粘り切った格好。軸馬と対抗馬が後続を引き離したことで見ていて安心の的中劇だった。この結果により、「馬連2-9、820円」の的中。最初の勝負鞍で幸先の良い的中をお届けした次第。

他にも勝負鞍ではないものの日曜中京12R「4歳上2勝クラス」の「馬連1-7、640円や、日曜東京12R「立川特別」の「馬連9-12、750円」の的中など、随所に的中をお届け。
さて、冒頭に触れた通り、豪華な顔ぶれとなった今週末のG1「ヴィクトリアマイル」。実績、適正、勢い、どれを取るかの選択は非常に悩ましいところ。週末までに各メディアも様々な切り口でこのレースを取り上げるはずで、一般のファンも大いに判断に迷うだろう。だが、弊社会員様におかれましては、ご安心いただきたい。混戦レースほど弊社の調査能力が発揮されることは既にご理解されているところ。大船に乗った気持ちでヴィクトリアマイル当日をお待ちいただきたい。