7/9 7/10 2回福島3日4日目・3回小倉3日4日目・1回函館9日10日目分

 もはや恒例となったダブル的中 ~土曜・函館7R「3歳上1勝クラス」~

一昨年まで施行条件が1400m戦だった先週末の「プロキオンステークス」。1400m戦の重賞として必然的に実績馬が揃い、堅く収まることが代名詞のようなレースだったが、昨年から1700m戦となっていきなり3連単1,944,140円の大荒れ。さて、今年はどんな結果になるのか注目を集めたが、今年も3連単719,650円の大波乱で幕を閉じた。数多く施行される中距離ダート戦でもこの時期だけに一線級は不在。そのため、好走凡走を繰り返し賞金加算がままならない似たり寄ったりの馬が集まることが波乱の要因かもしれない。とりわけ直近で結果を出していても過去の実績から大きく割り引かれる馬もいて、評価が非常に難しくなる。現に、勝ったゲンパチルシファー(4番人気)に前走で先着しているサクラアリュールは12番人気の低評価で3着。2着のヒストリーメーカーに至ってはマーチS・3着があるにもかかわらず14番人気とさらに評価が低かったのだ。この先も顔を合わせるメンバーだと思われるが、今回の結果が先に繋がるとは言い難く、今後もそれぞれの評価に頭を悩ませることとなりそうだ。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜函館7R「3歳上1勝クラス」ダ・1000m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは、2頭が同オッズで横並びの1番人気に支持された10番ユスティニアンだった。

『現行制度では3歳馬との斤量差がネックとなる古馬だが、そんな中でも五分のパフォーマンスで渡り合っている4歳馬ユスティニアンが軸馬。前走にしても勝ち馬は49キロで、ユスティニアンは57キロと実に8キロの差。それを出遅れから外を回すロスの多い競馬で0秒1差の2着まで詰めたのだから、評価に値するだろう。今回も生きのいい軽量3歳馬が相手となるが、ここは前が流れそうなメンバー構成であり、先行勢を見る形で競馬を進めるユスティニアンには展開利が見込める。中1週続きだが滞在効果で消耗もなく、デキは高値でキープ。この距離は合っているし、スタート五分なら今度は差し切れる』という見立て。

スタートは7番チアフルローズのタイミングが合わず遅れた以外はまずまずの発馬。序盤から激しい先行争いとなり内から3番マキアージュ、6番エバニスタ、9番イスラアネーロ、軸馬10番ユスティニアン、11番ミツカネプルートの5頭が横並び。中から持ったまま徐々に進出する9番イスラアネーロに内3番マキアージュが全く引く気配を見せずに張り合い、そのまま主導権を握る。9番イスラアネーロも無理せず番手におさまり、続く半馬身差の外に11番ミツカネプルート。直後に内から1番ヨドノゴールド、6番エバニスタ、軸馬10番ユスティニアンも絶好のポジションで先行勢を形成。そこから1馬身差に4番グランデ、12番ヤマイチエスポ。ここから2馬身開いて2番エヴリーサンクス、8番キュン、5番コンバットマーチが追走し最後方に7番チアフルローズという隊列。逃げた3番マキアージュの600m通過は34秒2のハイペース。隊列は変わらず進み4コーナーで一瞬馬群が凝縮するかに思われたが、先行勢がスパートを開始すると再び差が開き、勝負は先行した各馬に絞られる。逃げた3番マキアージュは直線で早々に失速するが、変わって先頭に出たのは番手から抜け出した9番イスラアネーロ。終始楽な手応えで追走し余力タップリで追い出されると、徐々に後続を引き離す。これを目がけて唯一差を詰めにかかるのが軸馬10番のユスティニアン。2頭のマッチレースというほど差は詰まらないが、3着以下とは差が開く一方。ゴールまでかなり距離を残した状況でほぼ勝負アリ。早めに抜け出した9番イスラアネーロがそのまま押し切り1着でゴール。2着に軸馬10番ユスティニアン。3着も先行していた1番ヨドノゴールドが辛くも後続の追い上げを凌いで入選した。

この結果により、「馬連9-10、600円&3連複1-9-10、1,780円」のダブル的中。このレースは軸馬10番ユスティニアンと9番イスラアネーロの一騎打ちムードと読み切り、馬連での大本線的中に加え、サポートで2頭軸3連複の3点購入を指示したのがファインプレー。これにより大幅な回収を達成できた。先週に引き続きオープニングレースでダブル的中の好発進となった。

他にも勝負鞍では土曜・小倉10R「インディアトロフィー」の「馬連2-3、550円」を大本線で的中や、日曜・小倉8R「3歳上1勝クラス」の「馬連11-14、1,250円」を的中するなど的中率75%という高アベレージを計上。好スタートをお届けした先週以上の的中ラッシュとなった。
さて、早いもので夏競馬も2週目が終了したが、波に乗った弊社の勢いは止まる気配一切なし。今週末も自信の勝負レースが目白押しとなっているので、会員の皆様には7月後半戦も大船に乗ったつもりでご期待いただきたい。