8/20 8/21 3回新潟・4回小倉・2回札幌3日4日目分

高配的中を継続中!ローカル開催もラストスパート ~日曜札幌10R・大通公園特別~

先週はG1と見紛うばかりの強豪が揃うスーパーG2「札幌記念」が行われた。実際、今年もG1馬5頭と豪華ラインナップのほかに「ソダシ・ハヤヤッコの白毛対決」「快速馬のパンサラッサ対ジャックドール」など話題豊富な一戦に。そこで勝利を飾ったのは、課題の折り合いに新境地を見せたジャックドール。粘るパンサラッサを競り落とし、金鯱賞に続く重賞2勝目となった。同馬は、先の大阪杯(G1)でも1000m通過58秒8という快速ラップを刻んだ逃げ馬。しかし今回は「控える競馬を覚えさせたい」というコメントもあり、先行馬をスッと行かせると4番手に控える競馬。評価すべきはその位置できっちり折り合ったことで、最後の直線で粘るパンサラッサを外からねじ伏せる結果につながった。これは単に勝利したことだけでなく、今後の戦術の幅が広がったという意味で大きな収穫。今回のような力のいる洋芝より軽い馬場の方が向いているだろうし、大目標の天皇賞・秋に向けて視界良好だろう。逃げて惜しくも2着に敗れたパンサラッサは、今回の1000m通過タイムが59秒5。この馬にしては早い流れではなく、時計のかかる馬場を考慮すれば及第点。ただし、3走前・中山記念まであったダッシュ力には鈍化が見られるし、4角までにセーフティーリードを稼げなかった点は物足りない。次戦を見据えた調整が影響していたのかは定かではないが、少なからず課題が残ったことは確かだろう。3着ウインマリリンは、近走一番のデキでレース展開と鞍上の好騎乗も上手く噛み合った。今回の3着で次戦以降は注目を集めるだろうが、おそらく軽い馬場の方が向いている。最後に、白毛対決を一応は制したソダシ。状態良く完璧なレース運びから最後に苦しくなったあたり、やはり2000mは少し長い印象。とはいえこれは戦前から予想されていたことであり、大きく悲観する必要はない。この先のマイル路線で、白毛のアイドルホース復活に期待したい。なお、弊社では先週の「関屋記念」に続いて、この「札幌記念」でも的中をお届けしている。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜札幌10R「大通公園特別」ダ1700m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された7番ジョイスだった。

『昇級初戦になるが、圧巻の前走から2勝クラスが壁になるとは思えないジョイスが軸馬。1勝クラスを勝ち上がるまで4戦を要するも戦ってきた相手は同世代の強敵ばかり。実際、前走で0秒7退けた2着馬が次走でアッサリと勝ち上がっており、同馬の強さがさらに際立っている。今回は久々を叩いた効果が大きく、動きに素軽さが出てさらに上昇気配。滞在でテンションが上がっていないことも加点材料だ。札幌コースで勝ち星を重ねる主戦・横山(武)騎手も頼もしく、態勢は盤石。ここは通過点』という見立て。

レースは4番シンヨモギネスと12番バルムンクが出遅れた以外はまずまずのスタート。軸馬7番ジョイスも好発を決めたが、内から6番タガノペカが馬任せで進出し一旦先頭。その後も先行争いは続き、内から5番メイショウナリヒラ、外から7番ジョイス。さらに外から8番アドマイヤビーナス、10番サトノワールドも加わり、先団5頭が固まってのコーナーリング。結果的にコーナーワークで内の5番メイショウナリヒラが先頭に立ち、6番タガノぺカ、7番ジョイスも差がなく追走。これらを見る形で1番キタノセレナード、8番アドマイヤビーナスが並走して先行集団を形成。続いて中団前目に11番モズマゾク、10番サトノワールド、その後ろに人気の一角だった3番キュールエフウジン、2番ヴェノム。後方集団もひと固まりで12番バルムンク、14番バルサミックムーン。最後方の4番シンヨモギネスも差がなく先頭から最後方までは概ね10馬身圏内。1000m通過61秒4のミドルペースで流れ、3コーナー手前から徐々にペースが上がると先手を主張した5番メイショウナリヒラが早々に脱落。変わって6番タガノぺカが先頭に立つが、脚色は怪しい。そこへ楽な手応えで追走していた軸馬7番ジョイスが接近。ジリジリと脚を伸ばし粘り込みの態勢に入った7番ジョイスだが、ここで渋太く食い下がってきたのが11番モズマゾク。残り100mで2頭の争いに絞られるが、ゴールが近づくにつれ2頭の差は縮まり最後の最後にひと伸びをした11番モズマゾクがハナ差交わして1着となった。2着は早め抜け出しがアダとなった軸馬7番ジョイス。3着は初ダートながら最後にキッチリ脚を使って伸びた13番アンダープロットだった。

この結果により、「馬連7-11、1,690円」の的中をお届け。勝った11番モズマゾクは7番人気と低評価ではあったが、「障害での経験から馬の成長アリ」と判断して相手に抜粋した予想部の手腕が光った。
他にも、冒頭でもお伝えした日曜札幌11R「札幌記念」「馬連3-4、930円・3連複3-4-9、4,190円や、土曜新潟11R「日本海ステークス」「馬連9-10、860円・3連複9-10-11、6,720円。さらに日曜札幌2R「3歳未勝利」ダ1000m「馬連4-10、1,460円」の的中など、先週に続いて数々の好配当をお届けしている。

例年以上に注目を集めたG2「札幌記念」が終了し、ローカル開催も残り2週。G1馬も始動し、いよいよ秋競馬を意識する季節になってきたが、敢えて言うならばここからの2週間は会員様にとって「秋本番を迎える前の資金稼ぎ」の重要期間となる。弊社は目下好調だが、今週末も一切気を抜かずに勝負レースを続々と配信していくので、会員の皆様には引き続き多大なるご期待をお寄せいただきたい。