10/7-10/9・4回東京・2回京都1日2日3日分

快進撃の発端 〜土曜東京7R・3歳上1勝クラス〜

先週は3日間開催で、連日にわたって秋の名物重賞が行われた。なかでもその嚆矢となった土曜のサウジアラビアロイヤルカップは興味深い内容だったといえるだろう。
評判馬ボンドガールが単勝1.4倍の圧倒的な支持を集め、それに単勝2.8倍のシュトラウスが続くという注目の一戦。しかし、その人気2頭は出遅れたうえに、2歳戦特有のスローな流れに行きたがって力を浪費してしまう。その間隙をついたのが、最後方に待機していた3番人気ゴンバデカーブース。勝負どころで苦しむ人気2頭を尻目に素晴らしい末脚を披露し、終わってみれば2馬身差の差し切り完勝だった(2着はボンドガール、3着がシュトラウス)。しかし、おそらく今回の結果は単純な能力の差というよりも現時点での完成度の違いだった可能性がある。実際、上位3頭はいずれも約4ヵ月ぶりの実践で、ゴンバデカーブースは馬体重マイナス2キロ、ボンドガールがプラス8キロ、シュトラウスがプラス10キロ。仕上がりの差も出たかもしれない。無論、勝ったゴンバデカーブースは新種牡馬ブリックスアンドモルタル産駒という評価を含めて立派であるが、敗れた2頭の今後の成長からも目が離せないだろう。

それでは本題へ、今週斬るのは土曜東京7R「3歳上1勝クラス」ダ2100m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気となった11番ベルウッドグラスだった。

『前走は盤石な競馬もゴール寸前で交わされての2着。それでも3着には5馬身差をつけており、クラス上位の力は明らかだ。また、夏場を休養にあてたことで心身の成長が伺えることも好感材料。実際、先週の美浦ウッドで騎手騎乗とはいえ6ハロン81秒9-ラスト11秒9と自己ベストを更新するなど、さらに力をつけた印象である。実績ある舞台まで待った陣営の勝負気配も濃厚であり、今回も勝ち負け濃厚だ』という見立て。

レースは、ハイペースで先行した軸馬11番ベルウッドグラスが押し切りを図ったものの、差しに徹した12番メイショウカゲカツ(6番人気)に屈した形。またしても最後に捕まったが、軸馬11番ベルウッドグラスはきっちりと2着を確保した。3着は距離延長に対応した川田騎手の4番ピュアグルーヴ(2番人気)が入線。

この結果により、「馬連11-12、1,390円&3連複4-11-12、2,720円」のダブル的中をお届けした。特に、6番人気に過ぎなかった12番メイショウカゲカツを相手上位に指名した点は、評価いただけるものと自負している。
なお、すでにお気付きの方も多いかもしれないが、いつものレース詳細は今週に限って大きく割愛させていただいた。というのも、先週の3日間開催で弊社予想部がおよそ9割という異次元の打率で大量的中をお届けしたからに他ならない。
先週は上記以外にも、土曜京都11R・藤森S「馬連3-16、1,090円日曜東京12R・3歳上2勝クラス「3連複11-13-15、4,550円月曜京都7R・3歳上1勝クラス「馬連3-4、2,180円などなど、3日間計6レースの厳選勝負鞍で5勝を達成。大回収に成功した。
また重賞レースにおいても、土曜東京11R・サウジアラビアRC「3連単2-3-1、3,520円日曜東京11R・毎日王冠「3連複1-6-10、1,130円月曜京都11R・京都大賞典「3連複4-6-7、2,030円と、手堅く3連勝をお届け。さらに、新馬未勝利予想でも40倍超の馬連(土曜京都1R・2歳未勝利)を叩き出すなど、先週の弊社予想部はまさに手がつけられない状態。前回の当欄でお伝えした通り、秋の東京開幕週で大きな反響をいただくこととなった。この好成績は、一頭一頭、全てのレースを擦り切れるほど見続けてきたことによる集大成。弊社はこれに一切慢心することなく、地道な調査や分析を続けていく。

以上、先週は月曜も開催があったためレース回顧は手短に終わらせていただきたい。
最後に。会員様におかれましては、これ以上はない強烈な追い風に乗って迎える今週末にぜひご期待を。府中牝馬やその他のレースにも狙い馬は実に豊富。そしてもちろん秋華賞においても乾坤一擲の買い目をご提示するので、レース当日の配信を楽しみにお待ちください。