5/18-5/19 2回東京・3回京都9日10日・1回新潟7日8日目

大一番へ繋がる的中劇 〜日曜京都11R・高瀬川S〜

今週末の26日、競馬の祭典「第91回日本ダービー」が東京芝2400メートルで行われる。毎年述べていることではあるが、競馬を生業とする人間だけではなく、競馬ファン全てにとって特別な存在といえるのが「ダービー」であろう。
今年の注目は皐月賞をレコード勝ちしたジャスティンミラノ(牡3・友道康夫厩舎)。ここまで無傷の3連勝。共同通信杯、皐月賞で退けたジャンタルマンタルがのちにNHKマイルCを勝利しているように、これまで戦ってきた相手関係からも実力は証明されている。
同じく無傷3連勝中のシックスペンス(牡3・国枝栄厩舎)も無視できない存在か。新馬戦の中山のマイルでは2着とアタマ差の辛勝だったが、2戦目は0秒2差、前走スプリングSでは0秒6差と着差を広げて勝利。前走の中山で見せた33秒台の上がりや、顕著な成長力も特筆できる。
そして17年ぶりの牝馬戴冠を目指すレガレイラ(牝3・木村哲也厩舎)。前走の皐月賞は不発に終わったが、勝利したホープフルSで見せた末脚から2400mでさらにパフォーマンスが上がる可能性が大きい。先週のオークスを制したルメール騎手の手腕にも期待が集まる。
無論、皐月賞で敗れた組や別路線組も虎視眈々。目イチの仕上げで下剋上を狙ってくるだろう。弊社は今年の3歳世代は総じてハイレベルと見ており、ペースや馬場次第では伏兵の食い込み余地ありとの見当。いずれにせよ、その答えは今週末。今年もやってきた「ダービーウイーク」を存分に味わっていただきたい。

それでは本題へ、今週斬るのは日曜京都11R「高瀬川S」ダ1400m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に2番人気となった9番エルゲルージだった。

『かつてより気性が落ち着き、昇級後も成績が安定。特に千四に転向してからの進境が目覚ましく、前走も中団からしっかり脚を使って連対。強力な勝ち馬に先手を打たれて屈したとはいえ、本馬も後続には決定的な差をつけた。2ヵ月ぶりも入念な乗り込みを消化してデキ文句なし。先行多数のここは自在な脚質が頼もしく、明確に地力も上位だ。斤量57キロなら上位争い必至だ』という見立て。

レースは16頭立て。出脚が良かったのは大外16番のインヒズアイズだったが、2番スキピオが内枠を利して先手を主張。2番手に4番イチネンエーグミ、1番人気の15番ケイアイアニラ、3番人気の3番カセノミオも好位に続く。軸馬9番エルゲルージは無理せず中団に収まった。
一方、序盤から先行勢の手が動いており、好位集団も密な隊列で追走。案の定、ペースが速まって前半3ハロン通過は34秒4。軸馬9番エルゲルージは中団のインに潜り込んで先団を見るかたちで勝負どころへ向かう。
4角で先行集団が大きく広がり、いよいよ最後の直線。逃げた2番スキピオが苦しくなると、替わって4番イチネンエーグミが先頭。そこへ15番ケイアイアニラも続く。レースは残り200m、ここで猛追してきたのが3番人気のカセノミオと軸馬9番エルゲルージだった…。

結局、軸馬9番エルゲルージが先頭に立ったところがゴール。一緒に差し込んだ3番カセノミオが2着、先手から粘り込んだ4番イチネンエーグミが3着に入線。1番人気の15番ケイアイアニラは最後に脚色が鈍り、上位3頭からやや離れされた4着に終わった。

この結果により、「馬連3-9、980円」の的中をお届け。予想部の見立て通りハイペースになったこと、そして軸馬の力を信じて急流に付き合わなかった鞍上・藤岡佑介騎手の判断が光った。また、事前のサポートで「軽ハンデの昇級組に注意」としたこともポイントだろう。2着した斤量54キロ・3番カセノミオに強く資金配分していたことが奏功し、納得の回収劇となった。この週は他にも土曜京都9R「馬連5-7、300円&3連複5-6-7、2,230円などの的中をお届け。また、3歳牝馬二冠目オークスでも「馬連7-12、590円&3連複7-12-14、1,690円をきっちり仕留めている。

なにはともあれ、今週末は大一番・日本ダービー。弊社においては昨年に続き連勝なるかといったレース。無論のこと、アスコット会員様にとっても俄然、期待度の高まる一戦だろう。その点、今年の皐月賞・オークスで的中をお届けし済みの弊社予想部は頼もしい存在。実際、現在の我々には3歳馬の勢力図がクリアに見えている。どうかご安心のうえ、誰もが胸躍らせる『ダービーウィーク』を満喫していただきたい。その末の歓喜は弊社が請け負う所存である。