8/10-8/11 3回新潟1日2日・2回中京1日2日・2回札幌1日2日目

いざ夏の大一番へ 〜日曜札幌12R・3歳上1勝クラス〜

先週日曜、中京競馬場で行われたサマー2000シリーズ第3戦のハンデG3・小倉記念は1番人気のリフレーミング(牡6・鮫島)が直線で一気に差し切り。デビュー29戦目にして初タイトルを飾った。勝ち時計1分56秒5(良)は22年金鯱賞でジャックドールがマークした1分57秒2を0秒7も更新するレコードだ。

レースは頭数が落ち着いてスローな展開も予想されたが、中京記念同様にテーオーシリウスが主導権を握って前半1000m・57秒6のハイペースの逃げ。スロー逃げも可能な同馬だが、前走の中京記念で競り掛けられ、スイッチが入りやすくなっていたのかもしれない。事実、今回は単騎なのに2ハロン目の10秒4以降、すべて11秒台で飛ばしてしまった。長い直線かつ坂のある中京芝2000mは途中で息を入れないと厳しいコースであり、序盤で勝ち目が潰えたと言えるだろう。

その結果、本レースは開幕週の絶好馬場でのスピード&持久力が求められる、総合力がそのまま反映される一戦となった。なお、勝ったリフレーミングはメンタルに難しさを抱えており、いい意味で闘争心が高いタイプ。逆にいうと火のつきやすい気性でもあり、折り合いの難しさが出世を阻んできた一面もある。

しかし今回は、中団の後ろでじっくりと脚を温存。残り400mを過ぎたところでスムーズに外へ出すと、ゴール前は少し左へササる面を見せながらも差し切って見せた。無論、川田騎手の手腕はさすがのひと言だが、同時に、今回は超ハイペースがハマった可能性もあるだろう。つまり本馬は、稀に出現する“レベルの高いレースの方が力を発揮しやすいタイプ”なのかもしれない。いずれにせよ、6歳でこのハイパフォーマンスは脱帽である。余談だが、同馬の父キングヘイローが初めてG1を勝ったのもキャリア終盤の6歳時(2000年・高松宮記念)だった。

なお、弊社では上記の日曜中京・小倉記念できっちりと的中をお届け。また、特注として挙げた日曜札幌12R「3歳上1勝クラス」ダ1700mでは、◎1番タクシンイメル(2番人気)にて「馬連1-8、3,410円&3連複1-2-8、4,410円」の本線的中をマーク。珍しく土曜はやや精彩を欠いたとはいえ、日曜の新潟12Rの的中を含めて、後半にまとめて回収局面を演出した次第である。

さて、今週末は夏競馬のクライマックスこと「札幌記念」がスタンバイ。今年は昨年の覇者プログノーシスの一強ムードだが、弊社は特注の穴馬をご用意して臨む算段。同レースは早くから8月の大一番と認識してきた一戦でもある。会員様にはここで存分に勝負していただき、きっちりと結果をお出しする所存だ。
また、もうひとつの重賞「CBC賞」もご注目。今年の弊社では芝のスプリント戦で「7割超の的中率」をマークしていることは会員様ならご存知だろう。当然ながら、中京芝1200mで行われるこのCBC賞も期待度は十分。当日はハンデ戦ならではの“惑星”を含めた買い目をご提示する予定だ。気がつけば夏のローカルも残り3週。一週一週、気を引き締めて事にあたる所存なので、会員の方々には先のその先まで、大いなるご期待をお寄せいただきたい。