7/19-7/20 2回福島・2回小倉7日8日・1回函館11日12日目

開催ラストの好配当連打 〜日曜小倉10R・宮崎S〜

夏季競馬の暑熱対策として「競走時間帯の拡大」(北海道開催を除く)が今週からスタートする。

初導入の昨夏は新潟開催の一部に限られていたが、今年は期間を2週間→4週間に延ばし、「新潟と中京で同時」に実施される。1Rの発走時間を繰り上げ、5R後に「3時間程度の休憩」が設けられる。メインの発走時間は従来通りの時間帯だがレース番号は「第7R」に変更されるため、マークカード記入にはご注意を。

・2025年のJRA暑熱対策(競走時間帯の拡大)
◆期間 7月26日(土)から8月17日(日)=開催8日間
◆対象競馬場 「新潟および中京」(札幌は通常通り)
◆1R&12R発走時刻 1R=「9時35分」、12R=「18時15分」(中京の場合)
◆特別レースは6~8Rで、メインレースは7Rで実施
◆当該期間のWIN5対象レース <1>中京6R→<2>新潟6R→<3>札幌11R→<4>中京7R→<5>新潟7R(8月17日のみ異なる)
◆ネット投票前売り
金曜日 夜間発売開始 20時00分(通常18時30分)
土曜日 前日発売終了 19時30分(通常17時30分)
夜間発売開始 21時30分(通常19時30分)

なかでもネットの前売りはかなり後ろ倒しとなる。おそらく、オッズがある程度固まるのは夜遅い時刻だろう。前日に馬券を仕込む方は夏時間を頭に入れておきたい。

さて、夏競馬の序盤戦が終了した先週末。アスコット予想班はどんな奮闘をみせたのか。さっそく見てみよう。今週斬るのは日曜小倉10R「宮崎S」ダ1700m。ここで弊社予想部が軸馬としたのは、最終的に6番人気となった12番ホウオウスーペリアだった。

「初ダートの2走前に3着と差のない競馬。結果こそ5着も高い砂適性を示しており、先々を期待させる走りだった。ハミを噛んだ前走は完全に参考外。前走のように出遅れ揉まれる形になると脆いものの、外枠から気分よく先行できれば力を出せるだろう。その点、ペースが流れる小倉替わりは好材料。気性的に小回りの外枠は向くはずだし、ここを目標に仕上がりも万全。まだ様子見のオッズに止まっている今回は狙って妙味」という見立て。

レースはスタートから押していく馬が多く、4頭が競り合う形。なかでも内枠の利があった4番レアンダーがハナ。これに1番人気の3番メイショウミカワ、3番人気のゴッドブルービーなどが続く。軸馬12番ホウオウスーペリアは出たなりで様子を伺い、先行集団から少し離れた5番手を確保。弊社の想定通り、スムーズな出だしとなった。

向こう正面に入っても先頭は4番レアンダー。これを好位3頭が横並びで徹底マークする。軸馬12番ホウオウスーペリアは、先行集団から6馬身ほど後方を単独で追走。その後ろにいたっては5馬身も離れていた。流れとしては平均ペースでも隊列は縦長という、珍しいケースだ。

レースが動いたのは3コーナー過ぎだ。およそ残り600m地点で好位組が崩れ始めると、替わりに軸馬12番ホウオウスーペリアが仕掛ける。4コーナーでは早くも3番手に上昇。そして直線半ばで3番メイショウミカワを競り落とす。残すは逃げ切りを図る4番レアンダーのみだ。差せるか…。

結局、4番レアンダーがなんとかしのいで1着を確保。猛追した軸馬12番ホウオウスーペリアは半馬身およばずの2着。軸馬から2馬身ほど後方の3着争いは、最後に差し込んだ9番ヴィヴァンが制した。

この結果により「馬連4-12、4,440円&3連複4-12-9、1万1,490円」の的中をお届け。軸馬は勝ち星こそ取りこぼしたものの、6番人気で2着確保なら上出来の部類。終わってみれば「小回り+外枠=揉まれず本領発揮」という見立てがガッチリとハマった格好だ。オイシイ配当はもちろんのこと、会員様からは“展開読み”の面でも高い評価をいただいた次第。
この週は他にも、日曜小倉11R・小倉記念にて◎6番シェイクユアハート(3番人気)から「馬連1-6、4,740円&3連複1-6-16、9,900円をズバリ。こちらは惜しくも万馬券とはならなかったが、難解なハンデ戦を仕留めたという点で価値ある的中劇だったといえる。

夏競馬の折り返し地点を大回収で終えた弊社予想部。今週末から開幕する札幌、中京、新潟開催に向けて視界は良好である。会員様におかれましては、冒頭の変更事項を確認のうえ、引き続き好配当的中に備えていただきたい。