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これが11年上半期ベストバウトNo.1。狙いは弊社の十八番とも言える「人気落ちの能力上位馬」で、同レースでは4番人気に甘んじたケイアイマーズを抜擢。本来、鼻差、クビ差で的中を逃すことがある馬単勝負は避けるのだが、ここは確信を持っての勝負買い。あくまで競馬は博打であるがゆえ、時にはこういった丁半勝負をかけなければならない。勝負の流れを読切った的中劇。安全策を取らなかったことが、逆に皆様から評価された所以だろう。

上のクラスでも勝ち負けを演じていた能力上位馬ナムラブレッド。本来であれば一本かぶりの評価でも不思議ない相手関係だが、なんと2番人気に甘んじていた同レース。そこを見逃さなかった弊社予想部の好プレ－。加えて人気を分け合った1番人気ボタニカルアートを軽視し、7番人気のモエレジュンキンを対抗1点目に指名したことも高い評価を得た要因だ。配当自体はさほど強調するモノではないが、レース選択や狙いなど全体的に高い予想レベルの的中劇だった。

このレースは単勝1,8倍の断然人気のスマートルシファーではなく、ダートでは底を見せておらず、中間も順調に調整され、成長著しい高素質馬のトレンドハンターを軸馬に指名。弊社予想部の見解は「この2頭の一騎打ち」。ならば、2頭軸3連複での購入も指示した結果、見事に8番人気ナムラダイキチが3着に逃げ粘り馬連＆3連複のダブル的中をお届けした。レースの全体レベルをキッチリ掌握している弊社ならではの好結果と言えるだろう。

ここで狙ったジンクアッシュは気性難が災いして出世が遅れていたが、元々の素質はこのクラスにいるモノではないと見立てていた馬。去勢後、使いつつ復調し、今回はデキが良く間違いなく勝ち負けと決断。相手も能力の高い人気2頭で仕方なしの見立てで、ご覧の通り絞り込んだ提供となった。一見、配当として褒められる要素は無いように思われるが、これほど無駄の無い回収劇こそ弊社の真骨頂と言えるだろう。

人気上位馬がこぞって一長一短なメンバー構成だった同レース。能力拮抗の混戦と判断し、約2ヶ月ぶりの実戦で実力以上に人気を落としていた同馬からの馬券で的中したことで会員の皆様から高い評価を得た鞍。休養明けは取捨選択が非常に難しいもの。加えて今回は＋18キロと一見嫌われそうではあるが、攻め馬の動きも絶好で全て成長分と判断した弊社予想部の好プレーが光る一戦だった。後の重賞ウイナーが3番人気という評価だった同レースで勝負に踏み切ったことも評価に繋がった。

最強牝馬ブエナビスタを前走で撃破したアパパネが１番人気に支持された同レース。ただしデキがピークだった前走ヴィクトリアマイルよりも下降しているとの判断し、同馬（アパパネ）を軽視。逆にクラスが上がり、相手が強化されるごとに上昇一途をたどっていた上がり馬ストロングリターンを軸馬に指名。ここは混戦の様相を呈していただけに購入方法にひと工夫加え、買い目を絞り込みワイドでの的中。5番人気馬の狙いはもちろん、購入方法の妙で会員様から評価を得てベストバウト入りした一戦だ。

ここは単純に高配当的中をゲットできたことで会員の皆様から高い評価を得た一戦。明け３歳のこの時期、調子がモノを言うレースが大半を占めるが、同レースは「素質は間違いなくメンバー中No.1」と評価していたオルフェーブルを軸馬指名。レースでは展開のアヤで2着となったものの、勝った7番人気レッドデイヴィスをキッチリ対抗に加えていたことも評価をいただいた要因だろう。本来であれば的中配当的にももう少し上位にランクインして良いはずの的中劇だが、買い目を絞り込めなかったことからこの位置のランクインにとどまった。

毎年波乱決着となるハンデ重賞戦。同レースでは高齢ながら高いレベルで調子を維持していたライブコンサートを軸馬に抜擢。G1では一銭もいらない重賞常連の同馬だが、G3クラスの弱メンバーならば、ハンデ戦でもデキの良さで十分勝負になると判断。レースでは好位をそつなく立ち回り、ゴール前の大混戦を内から勝負強く抜け出し２着入線。逃げた8番人気ブリッツェンはとらえきれなかったものの、しっかり対抗に加え馬連高配当の的中劇。重賞での高配当的中なだけに会員様の印象に残ったことがランクインの要因だろう。

波乱必至のローカル条件の1200m戦。ここでは前走7着と着順こそ冴えなかったものの、出遅れに加え、最速の上がりで詰め寄ったアイスカービングを軸馬に抜擢。連続開催の小倉で、芝の傾向は明らかに外差し有利の状況。同レースでは行きたい馬も揃っていただけに、展開が同馬にドンピシャと判断。結果、直線しんがりから一気の追い込みを決めて２着確保。ここも買い目を絞り込めず、この位置でのランクインとなったが、展開を読切った弊社予想部内で評価が高かった一戦である。

上半期ラストのランクインは重賞「中京記念」。同レースは抜けた能力上位馬不在で、なおかつハンデ戦。混迷を極める中、弊社予想部が注目したのは当日の馬場状態。降水確率90％とほぼ良馬場では施行されないことが濃厚だったことから、重馬場がプラスに働く実績上位の高齢馬シャドウゲイトを狙い撃ち。レースでは２番人気ナリタクリスタルの決め手に屈したが、馬場も見方し、持ち前のしぶとさを発揮して２着を確保。ここは７千円台の高配当的中はもちろん、８番人気と低評価だった馬からの勝負が評価された形だが、いまひとつ絞り込めなかったことがこの位置の評価にとどまった所以だろう。