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ここは小粒なメンバー構成となった波乱含みのローカル短距離戦。5週開催の最終週で明らかに外差し馬場となっていた小倉コース。波乱必至の一戦であること、そして馬場の傾向から決め手最上位と目していたアグネスウィッシュを狙い撃ち。前2レースで9着、11着と末脚不発に終っていただけに9番人気と低評価だったが、欲念には「高松宮記念」「京王杯SC」と重賞に挑戦した馬。地力上位を読切った狙いに予想精度の高さを印象づけた一戦といえよう。文句無しにこの鞍が2011年度ベストバウトNo.1だ。

このレースで弊社が軸馬指名したのは天皇賞以降、やや停滞していて人気を落とし気味だった高齢馬のマイネルキッツ。調教からデキの良さを感じていた同馬。ここは3歳馬や上がり馬に人気が集中していたレースだったが、それとは逆に元々のポテンシャルに？がつく馬ばかりと判断していた弊社予想部。人気上位馬がこぞって当てにならないと見立て、距離＆コース適性、そして当日の馬場状況（不良馬場）から、今回は勝ち負けに持ち込めると判断しての狙い。G１馬にも関わらず、お客様からも実力に見合わない人気落ち馬からの勝負が評価されたのだろう。

ここは半数以上がハナを主張したいタイプが揃った短距離戦。当時の馬場傾向で言えば先行有利が定説だった京都の馬場だったが、さすがにここまで逃げ、先行馬が揃うと確実に差し馬の台頭があると判断し、前走12着と凡走し7番人気と低評価だったエーシンハダルを狙い撃ち。レースでは好スタートから楽にハナを切って逃げれたイッツアチャンスだけが2着に逃げ粘ったが、おおかた弊社の読み通り、先行馬総崩れとなり差し、追い込み馬が上位を占めるかたちとなった。上位ランクしたいずれも同様のことが言えるが、安定的中だけではないアスコットをお見せした一戦と言えよう。

G1、5勝馬アパパネの秋始動戦だった同レース。本来ならば地力最上位でアッサリ勝たれても不思議ない馬だが、中間から直前にかけての攻め馬の動きから、明らかにモノ足りず、次走エリザベス女王杯を狙った仕上げと判断し評価を下げた。ここは重賞ウィナーが複数出走してきた上位拮抗の一戦だったが、狙いは前走からの上昇度は1番と思えたアニメイトバイオを軸馬指名。レースでは弊社の予想通り、断然の1番人気に支持されたアパパネが14着と大凡走。結果、4番、5番人気と上位人気での決着ながらこの配当。調教からしっかりと精査している弊社の、まさに楽に獲れる好配当的中だった。

ここは購入方法をひと工夫して好配当をゲットした、弊社ならではの的中劇。このレースでの狙いは前2走が芝で連続して大敗を喫していたタンジブルアセット。それ以前では下級クラスながら同条件で常に好走しており、弊社ではこの条件ならば上（1000万条件）でも通用すると判断していた馬。レースははガンドックが楽勝し、軸馬は3着と後塵を拝したが、2着入線した11番人気ファンドリカップのデキの良さを見抜き、対抗1番手に指名。結果、2、３着のワイド的中ながら4,000円を超える好配当をお届け。購入方法の渋さが評価されてのランクイン。

このレースの1番人気は現級3着以下ナシの素質馬シーズンズベスト。ただし、懸念材料としては、芝からの初ダートだったこと。能力的には最上位のシーズンズベストの評価を一枚下げたのはその点。能力的にはシーズンズベストと互角の評価が必要なマスターソムリエだが、休養明けという一点だけで、同レースでは3番人気。これを見逃す弊社ではない。この条件7戦6連対という安定味と秋口に好走例が集中する馬だけに崩れることはないという見立て。結果、弊社の予想通り、軸馬は直線で楽に突抜け、2着に1馬身差をつけての快勝。配当的にはいくらでもある的中だが、断然人気馬の評価を下げての勝負だったことが好印象を与えたのだろう。

新潟短距離ダートの定説として前残りがあるが、同レースも例に漏れず前々での決着になると判断した一戦。当然、クラス能力上位のネイヴルトウショウを軸馬指名したわけだが、このレースで評価されたのは、このレースを勝った単勝22倍の7番人気フェブスカイのデキの良さを抜き、対抗に加えたこと。人気馬から人気薄馬の組み合わせで好配当を獲ることの多い弊社で、配当的には驚くほどではないが、この週イチオシの勝負で、しかも倍額投資指示での的中だったことがランクインの要員だ。

前走不利な競馬でも現級では能力上位を示したシルクシュナイダー。脚質的に展開に恵まれないレースが多い同馬だが、今回はメンバー的にもハナを熱望するタイプが多く、展開も味方すると判断。世間での一般評価も当然シルクシュナイダー断然の見立てではあったが、相手に関しては人気ほど実力差のないメンバー構成。ある程度配当を見込めると判断し、敢えてそこで勝負をかけたことが高い評価を得た。結果、対抗4点目 7番人気エーシングレーソロと軸馬の2頭が、3着に3馬身差をつけての入線。ゴール手前から安心して見ていられた好配当的中劇だった。

弊社が語らずとも当コースで現級勝ちをおさめているディアブラストが鉄板の軸馬指名。馬券の売れ方は相手も上位人気馬に偏っていたため、一般的には相手もそれら人気どころで絞りたくなるところ。ただ、同レースは極端な弱メンバー構成で他の馬にも食い込みの可能性のあると判断し、敢えて通常通り、対抗５点目までおさえての勝負となった。結果、2着には初ダートで5番人気だったクールドリオンが入線。おさえの対抗での組み合わせとなり、あくまでこの位置でのランクインに止まったが、断然人気馬からの馬券でも対抗馬を読切った選定をすれば、好配当をゲットできる典型的な的中劇といえよう。

単勝1.3倍と断然の評価を受けた軸馬スーブルソー。クラス能力上位はもちろんのこと、近走実績、そして相手関係からこの支持の集め方は当然と言えば当然。ただ、ここもベストバウトにランクインしている他のレース同様、相手が横一線という評価だっただけに、絞り込んでの的中は危険。結果、弊社の読み通り、2着には8番人気アラビアンザサンが入線。安心の軸馬から好配当を拾う、「人気馬→人気薄」という弊社ならではの的中劇であり、弊社以上に会員様が見ていて安心できる好配当的中だった。