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ここは小粒なメンバー構成となった波乱含みのローカル開催での一戦。1月末の裏開催で明らかに前有利の馬場となっていた中京コース。波乱必至の一戦であること、そして馬場の傾向から粘りのある馬として目していたコスモメルハバを狙い撃ち。前2レースで1着、5着とこのクラスでも通用する下地があっただけに6番人気と低評価は馬券的狙い目十分。デキの良さ＆展開を読切り、購入方法をひと捻りした狙いに予想精度の高さを印象づけた一戦といえよう。文句無しにこの鞍が2013年度ベストバウトNo.1だ。

このレースで弊社が軸馬指名したのは前走で現級勝ちをおさめ、本格化の兆しがあったラブイズブーシェ。調教からデキの良さを感じていた同馬。ここは安定感はあるものの、このクラスで決め手に欠ける馬が上位人気を占めていたレースだったが、現状のデキに？がつく馬ばかりと判断していた弊社予想部。ラブイズブーシェ以外、人気上位馬がこぞって当てにならないと見立て、距離＆コース適性、そして力関係から、このクラスは連勝できると判断しての狙い。買い目を絞り込んでの好配当的中が評価されたのだろう。

ここは例年と比較して小粒なメンバー構成となった重賞。コース傾向で言えば当然先行有利が定説の中山馬場。ここはコース実績を重視して、前走「有馬記念」で10着と凡走し3番人気と低評価だったダイワファルコンを狙い撃ち。レースでは好スタートから楽にハナを切って自分の形に持ち込んだシルポートの逃げ。終始番手で追走したダイワファルコンは勝ちパターンに持ち込んだものの、同じくコース適性高いナカヤマナイトに差され2着入線。おおかた弊社の読み通り、先行馬決着となり好配当をゲット。上位ランクしたいずれも同様のことが言えるが、安定的中だけではないアスコットをお見せした一戦と言えよう。

いかにも波乱含みのメンバー構成となった東京の平場戦。『キモ』は勝ち味に遅いモビールが確実に上位人気（最終的には1番人気）に推されたこと。軸馬として白羽の矢を立てたのは未勝利勝ちの内容から素質上位と目していたアロヒラニ。このレースは休養明けだったが、休養前前走が12着大敗だったことから6番人気と低評価だったが、攻め馬の内容から立て直しに成功した印象があったため、軸馬指名。結果弊社の読み通り容易く好配当的中となった。デキの良さと素質を見抜いた鮮やかな的中鞍と言えよう。

このレースの1番人気は現級での安定感はメンバー中No.1のタイセイローマン。力はあるものの良くも悪くも相手なりの馬ではあるが、今回のメンバーならまず連は外さないと判断しての狙い。これを見逃す弊社ではない。メンバーの脚質から前有利と判断して対抗には6番人気と人気薄のリアライズナマステを指名。結果、弊社の予想通り、終始番手で競馬をした2頭の決着に。配当的にはいくらでもある的中だが、展開を読切って人気薄の先行馬を対抗に加えた弊社予想部のファインプレーだ。

ここは購入方法をひと工夫して好配当をゲットした、弊社ならではの的中劇。このレースでの狙いは前走が不得手な1700mダートで凡走し、本来スピードを活かす競馬がベストなエーシンプレジャー。戦績的にも2連対のある1400mがベスト。弊社ではこの条件ならば未勝利ならば勝てる力はあると判断していた馬。レースは人気のゼンノコンゴウが人気に応えたが、軸馬は僅差の2着と好走。ほぼゼンノコンゴウとの一騎打ち濃厚とみて、買い目をひと工夫し、馬連＆ワイドのダブル的中をお届け。購入方法の渋さが評価されてのランクイン。

500万、1000万を連勝中だったユーロビート。脚質的に長距離ダートが合うタイプで連勝して本格化の兆しがあった当時、昇級初戦でも通用する器と判断。枠順も同馬にとって絶好の内枠を引けたのも好走の大きな要因。相手に関しては人気ほど実力差のないメンバー構成。ある程度配当を見込めると判断し、敢えてそこで勝負をかけたことが高い評価を得た。結果、軸馬完勝、対抗5点目 4番人気マストハブが、3着イッシンドウタイにハナ差をつけての2着入線。もちろん3着イッシンドウタイも対抗馬指名していたことで、ゴール手前から安心して見ていられた好配当的中劇だった。

「軸馬は3着止まり。なのに的中」ということで、会員の方々から思いがけぬ大反響をいただいた一戦。そのため、あえて当欄で扱うこととなった。軸馬として期待したコスモドロスは1000万昇級後は中山で3着が一度あるが、前3走9・7・12着という惨憺たる成績。普通なら手の出ないところだが、今季一番のデキと判断しての軸馬指名だった。
逃げるヤマニングルノイユは直線に入っても失速せず。前に楽なペースとなり、好位勢に有利な展開になった。そんな中、5番手からジリジリと差を詰めるコスモドロス。3番手追走のアルベルトバローズはとらえられなかったが、きっちりと3着確保。残念ながら馬連は不的中。とはいえ、わずか2点提供のワイドが「5－15　2460円」と好配当的中。忘れ難いひと鞍となった。

休養明け初戦ながら断然人気のロードカナロアが不動の軸馬。平均速めのペースとなったが、直線に入っても余力たっぷり。最後の直線では後続を追い比べを制して着差以上の完勝劇。2着にはマジンプロスパー。そして3着には人気の盲点となってきた11番人気オリービンを対抗馬指名。この結果により「3連複2－3－6　7060円」の的中。一本被りの人気馬からの馬券でも購入方法ひとつで好配当を獲れる一例と言えよう。

前走で長距離ダートに高い適性を見せたクリノハナミチが鉄板の軸馬指名。馬券の売れ方はステップアヘッドと人気を分け合う形となり、一般的には相手も人気どころで絞りたくなるところ。ただ、同レースは極端な弱メンバー構成で他の馬にも食い込みの可能性のあると判断し、敢えて通常通り、対抗５点目までおさえての勝負となった。結果、1着には7番人気だったテラノコブラが入線。おさえの対抗での組み合わせとなり、あくまでこの位置でのランクインに止まったが、人気馬からの馬券でも対抗馬を読切った選定をすれば、好配当をゲットできる典型的な的中劇といえよう。