2回新潟・2回小倉5日・6日目・2回札幌1日・2日目

イチオシの勝負鞍で的中 ~日曜小倉12R 3歳上500万下~

今年は全国的に例年より雨が多く、そのため馬場の傷みが早くなっているようだ。「水はけ日本一」を誇る新潟でさえ、ぼちぼち外差しが目立ってきた。元々外回りは流れに関係なく差し比べとなるケースが多いのだが、今週末あたりからは『二段差し&三段差し』というレースが増えていくはず。ただ、内回りの1200m・1400mも完全に外差しか? という点は微妙なところ。そこのところは週末の弊社コンテンツでご確認いただきたい。小倉はイン荒れが目立ってきた。距離に関係なく、よほど展開&流れに恵まれない限り逃げ馬は厳しい。先行型も割り引きが必要。特に1200mは外枠有利。内枠に入った差し馬は苦戦必至。札幌のコンディションはかなりいい。それでも徐々に逃げ馬は厳しくなってきた。今年はロングラン開催だけに、どこかでガラッと変わる可能性が高い。
それでは本題へ。今週斬るのは日曜小倉12R「3歳上500万下」ダート1700m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気の5番メイショウイッキ。「本日イチオシの勝負鞍。軸馬は安定感十分のメイショウイッキ。前走は差し届かず3着惜敗だったが、引き続きこの鞍上・武豊であれば前走を踏まえ同じ轍は踏まないはず。今度はより以上に脚をタメる競馬をすることは間違いない。逃げ・先行型は地力的に見劣る馬ばかり。ならばペースに関係なく直線突き抜けてくれるはずだ」という見立て。
さてレース。本来ならハナを切るはずだったベストルートが当日出走取消。そのため何が行くのかが注目されたが、外枠からスタートを決めた13番ローザレーヌが逃げに回った。2番手に15番ミッシングナンバーがつけ前半36秒4-48秒9-61秒2~上がり51秒2-38秒9という若干速めの平均ペース。軸馬メイショウイッキはいつものように後方待機。しかし、いつの間にか外に持ち出しどこからでも動いて行ける態勢を作った。このあたりはさすが武豊というソツのない騎乗ぶり。そして向正面半ばすぎからからマクリ態勢に入り、3コーナー6番手→4コーナー2番手とグングン押し上げていく。直線は逃げたローザレーヌとのマッチレース。意外なほどの粘りに手を焼いたが、最後は力でねじ伏せるように3/4馬身交わして1着ゴール。危ないシーンは一度もない完勝だった。前記の通りローザレーヌが2着を確保。そこから3馬身半差の3着に6番オメガクエストが続いた。この結果により「馬連5-13、840円」の的中。地味めの配当とはなったが、前週同様『本日イチオシの勝負鞍』としたことで厚めに勝負した方が多かったようだ。『アスコットさんらしい手堅さ』というお声を少なからず頂戴している。他にも土曜新潟10R「苗場特別」など複数鞍の的中をお届けした先週末。しかし、中には「軸馬快勝。2着にも対抗馬の1頭。が、買い目に入れず不的中」という土曜小倉12Rのような歯痒いレースもあった。先々週あたりからの不的中鞍は実質『取りこぼし』的なモノも目に付いているだけに、あえてそのことも包み隠さず開示させていただき、予想部には猛省を促したい。
開催を通じてマズマズの好結果をお届けしているこの夏のローカル開催は、今後も引き続きご期待に応えられる勝負どころ満載。また今週以降、これまでほとんど勝負鞍として提供されることのない『重賞戦』にも大幅なテコ入れが施される予定。実際に『天皇賞(春)』の馬連10200円、『マーメイドS』の3連複18380円などの万馬券を筆頭に、今年は昨年に比べ飛躍的な的中数向上を記録しているが、今後はこの秋の重賞戦線に向けて更なる向上を目指す所存。
いずれにせよ8月は勝負どころ目白押しの勝負鞍、特に今週末の【取って置きのひと鞍】を筆頭に弊社重賞戦にも是非ご期待をお寄せいただきたい。