7/24 7/25 3回新潟1日2日目・1回函館7日8日目分

弊社十八番の的中劇 ~日曜新潟9R・苗場特別~

サマースプリントシリーズ第3戦「アイビスサマーダッシュ」(新潟,直線1000m)を制したのは、1番人気のオールアットワンスだった。初の直線競馬ということもあり不安はあったがそれも杞憂に終わった。好スタートから好位で流れに乗ると、好枠を活かして馬の行く気のまま外ラチ沿いを進む。ハナを切った千直のスペシャリスト・ライオンボスがスピードをフルに発揮してしぶとく粘るが手応えの差は歴然。残り1ハロンで追い出すと粘るライオンボスに3/4馬身差をつけてゴール。これで初重賞制覇を果たしたわけだが、歴代の優勝馬と比較すると大きな違いは「この条件に特化したタイプでもなく、距離に融通が利きそうだ」ということ。8キロ増えていた馬体だが、まだまだこれから成長してくるだろうし、今後、秋のスプリント戦線でも注目しなければならない一頭だろう。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟9R「苗場特別」ダ1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された13番キンノマサカリだった。

『久々も得意の舞台に照準を定め、良い仕上がりで復帰してきたキンノマサカリが軸馬。休養前には再三勝ち負けを演じてきたように、相手ひとつでいつ勝ち上がっても不思議ない地力の持ち主。時折、ポカがあり、本来は使った方が更にいいタイプではあるが、これまでの休み明けと比較しても今回は仕上がりが雲泥の差。今のデキなら臨戦過程問わず、出たとこ勝負。一連の対戦比較からも明らかに一枚落ちの組み合わせなだけに、発馬を決めて前々で流れに乗れればまず決めてくれるはず。勝ち上がりに期待』という見立て。

レースは内目からダッシュを決めた5番セランが逃げる展開。12番フィストバンプが外から積極的に2番手に取り付き、軸馬13番キンノマサカリはこれを見る形で3番手の絶好位をがっちりキープ。以下、6番マイネルレンカ、15番オノリス、7番マイネルイリャルギと続き、3Fから順に36.7-49.6-62.0~上がり49.8-37.5という平均ペース。4コーナーから直線に入り、先導していた5番セランがしぶとく粘り込みを図るが、これに軸馬13番キンノマサカリが手応え十分に交わし去り、早々と先頭に躍り出る。これに追いすがる先行各馬。中でも終始2番手で流れに乗った12番フィストバンプ、そして15番オノリスが二の脚を使ってジリジリと脚を伸ばすも、先に抜け出した軸馬13番キンノマサカリが早め先頭から押し切る形で着差以上の完勝。この結果により、「馬連12-13、1,760円」の的中。1番人気→8番人気でこの配当は少々物足りなさを感じるが、8番人気と低評価だった12番フィストバンプを対抗3点目に指名していたことでマズマズの払い戻し金となった一戦。人気馬から人気薄へ。弊社十八番の的中劇と言えよう。

他にも土曜新潟8R「3歳以上1勝クラス」ダ1800mにて「馬連9-12、490円」の的中を手堅く対抗一点目の大本線で的中をお届け。先週は土日を通じて勝負鞍における軸馬【3・1・0・0】と連対率100%だっただけに、あと一本欲しかったところではあるが、今週末から8月を迎え、ここからが夏のローカル開催本番。右肩上がりに調子を上げる傾向にあるだけに、今の精度をキープしていけばおのずを結果は付いてくるはずだ。

ローカル開催に入って、良くも悪くも抜群の安定感をキープしているアスコット。あとは一鞍の爆発力待ちという状況になっている。確かに口で言うほど簡単なことではない。それは十二分に承知している。しかし、そこを何とかしてこその馬券プロ。予想部にはなお一層の研鑽と努力を要望しておく。会員の方々には、今週末以降にも引き続き多大なるご期待をお寄せいただきたい。

7/17 7/18 1回福島・3回小倉・1回函館5日6日目分

いよいよ本番の『夏場ローカル』開幕 ~日曜函館9R・恵山特別~

小倉開催最終日に行われた「中京記念」。今年は1800mでの施行条件に変わり、アンドラステの勝ちタイムは良馬場の1800m1分46秒2。開催初日には3歳未勝利で同じ1800m1分43秒8のレコード(2、3、4着馬も1分45秒台で走破)が出たのだから「変われば変わるもの」という感じ。開催が進むごとに時計こそかかり出したが、わずか3週間の開催ということもあって、まだインの荒れも目立たぬ馬場状態。最終日の「中京記念」はインを突いた馬が1、3着。結果論にはなるが、上位入線3頭それぞれの鞍上を見ると騎手の技量が如実に出た着順だし、「馬の力量や特性はもちろん、道中のポジション&コース取りが如何に重要か」ということ。馬場の見極めを含め、「様々なファクターの集合体」こそが競馬の本質であることを改めて感じさせられた一戦と言えるだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜函館9R「恵山特別」芝1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された7番ホウオウサミットだった。

『1勝クラスにしてはなかなかの好メンバーが揃ったが、その中に入っても素質は一枚上と見立てているホウオウサミットの中心は動かない。これが軸馬。およそ4ヵ月半振りの久々だった前走は馬任せで楽に好位で流れに乗り、手応え十分のまま直線に向き、残り2ハロンを過ぎたところでも馬なりのままで、追い出してからは手応え通り後続を楽に突き放して快勝。2着馬とは1馬身3/4差だが着差以上に強い内容で奥の深さを感じた一戦だった。稍重馬場で勝利したが、本来はパンパンの良馬場の方が切れる脚を使えるはず。鞍上の連続騎乗もプラス材料だし、この中間は力感十分の迫力満点の動きを披露しており、久々の前走快勝から更にデキは上昇。キャリアの浅さはあるが、普通に回って来れればまず連勝濃厚とみた』という見立て。

レースをリードしたのは5番ミリタリータンゴ。2番手に10番ショウナンラスボスが続き、以下、1番チェスナットドレス、11番ヴィクトゥーラと先行集団を形成し、1000m通過60秒5のミドルペース。軸馬7番ホウオウサミットはその後ろの5番手追走。それをマークする形で4番人気の3番ヴェントボニート、2番人気の9番シティレインボーは離れた最後方からの追走でじっくり脚を温存するという展開。軸馬7番ホウオウサミットが3コーナー過ぎから促しつつ進出を開始し、4コーナーでは先頭と差の無い好位内目に付けて直線へ。一瞬、詰まりそうになるシーンはあったが、直線では馬群をこじ開けるように割って脚を伸ばす軸馬7番ホウオウサミット。先行各馬もこれに追いすがるが、3番ヴェントボニートが外から鋭く脚を伸ばし、さらに最後方から一気に追い込んできたのが9番シティレインボー。前々の立ち回りからしぶとく伸びる11番ヴィクトゥーラ、10番ショウナンラスボスとの脚色の差は歴然で、内で粘る先行した2頭を交わして軸馬に猛追。ラスト50mの段階でセーフティーリードを取ってほぼ勝利を決めていた軸馬7番ホウオウサミットには及ばず、そこから1馬身1/4差で2頭並んでゴール。結果1着軸馬7番ホウオウサミット、1馬身1/4差で2着9番シティレインボー、更にアタマ差で3着3番ヴェントボニートという順で入線。この結果により、「馬連7-9、450円」の的中。人気サイドでの決着で配当的には物足りないが、前週に続き、大本線で的中をお届けしたい次第。

他にもイチオシ鞍と断じて勝負に踏み切った日曜函館10R「渡島特別」ダ1700mにて「馬連3-8、360円」の的中をこちらも対抗一点目での大本線で手堅仕留め、日曜後半を連勝で締めくくり。ただ、土曜に連勝で折り返した前週とは異なり、土曜の勝負鞍2鞍においてはいずれも対抗抜けで的中を逃す大失態。あと一本は欲しかった開催最終週ではあった。

今週末から西のエリアは小休止。東のエリアでは福島から新潟へと舞台を移し、引き続き開催される函館とともにいよいよ本番の『夏場ローカル』となる。ここからが本当の意味での勝負どころ。手ぐすねをひいて待っていた弊社にこれまでにも増したご期待をお寄せいただきたい。

7/10 7/11 1回福島・3回小倉・1回函館3日4日目分

大本線的中 ~土曜函館7R・3歳以上1勝クラス~

今年は小倉に舞台を移し、距離も1700mで行われた「プロキオンS」。逃げ馬が多く出揃いハナ争いの激化が予想されたが、意外なほどスンナリとメイショウウズマサが先制。前半1000m通過が59秒2、レースの上がりは47秒5-35秒9とさすがにペースは速くなったが、前が全く止まらない馬場なうえ、これだけの高速馬場だと後ろからの出番はほぼ皆無。結果、4コーナー4番手のメイショウカズサが好位抜け出しで勝利し、4コーナー1、2番手のメイショウウズマサ、トップウィナーの2頭がそのまま一杯一杯になりながらも2、3番手で入線。逃げたメイショウウズマサのラスト1Fは12秒6。失速はしていたし、これだけ速いと差し切りは困難だろうが、それを踏まえても一頭も差せて来れないあたり「後続各馬が不甲斐なさすぎた」とも思える一戦。ただし、重馬場とはいえ1700m1分40秒9のレコードで勝ち切ってみせたメイショウカズサはリッパのひと言。堂々たる重賞初Vだった。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜函館7R「3歳以上1勝クラス」ダ1700m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは大混戦で人気割れのなか、最終的に1番人気に支持された11番キープイットシンポだった。

『デビューから7戦を消化し、初めて前走で掲示板を外したキープイットシンポだが、前半行き脚がつかず、道中ハミも取っておらず、ほぼ最後方から直線だけの競馬と力を出し切ったとは言い難い8着。それでも最後まで脚を伸ばして前に詰め寄ったし、それ以前は骨っぽい牡馬相手に常に崩れることなく善戦していたように、脚力そのものはクラス上位。牝馬特有の気難しさも出てきた印象なだけに、ひと息入れて立て直し、滞在競馬となるのはプラス材料。早め函館入りして順調に乗り込まれ、2週連続で今回の鞍上がコンタクトを取っていることも実戦で活きてくるはず。前有利のコースで展開がカギだが、ここは流れが読みづらい組み合わせで途中から捲りそうな馬も複数いる組み合わせ。スムーズな立ち回りで自身の力を出し切れれば勝ち負けに持ち込めるとみた』という見立て。

全馬ほぼ五分のスタートから最内枠の1番マーチリリーが積極的にハナを主張。2、3番手に6番コウソクカレン、13番フォギーデイが続き、差がなく4番メイショウカスガ、14番キョウエイロナと、このあたりまでで先行集団を形成。澱みのない流れで向正面をそのまま通過。出たなりのポジションから無理なく好位後方7番手をキープした軸馬11番キープイットシンポは向正面でペースが落ち着いた時点で一気に外からポジションを上げ、4コーナーで先頭に立ち直線へ。スパッとは切れないが、ジリジリと脚を伸ばして我慢比べに持ち込み、後続も同様に早めに好位に押し上げてしぶとく脚を伸ばしてきた7番スズカマクフィだが、終わってみれば1馬身1/2差をつけて完勝劇。牝馬同士の1勝クラスなだけに地力の違いを見せつける、着差以上に強い勝ちっぷり。この結果により、「馬連7-11、980円」の的中。地味めの配当ではあったが、週一発目の勝負鞍で、しかも対抗一点目大本線による的中。そのあたりに一定以上の評価がいただけるものと自負している。

他にも勝負鞍では土曜福島10R「いわき特別」ダ1700mにて「馬連12-15、510円」の的中と、こちらも対抗一点目での大本線で手堅くお届けし、土曜を連勝で折り返し。勝負鞍においては日曜にあと一本欲しかったところではあるが、情報コンテンツでも、土曜小倉9R「マカオJCトロフィー」において「馬連4-11、1,150円」の的中。さらに日曜福島9R「織姫賞」でも「馬連1-9、900円」を的中させ、随所に弊社らしい的中をお届けした次第。

終わってみれば勝負鞍における的中率50%を達成した先週末。完調とまではいかないまでも前週の嫌な流れを断ち切り、『稼ぎどころの夏場ローカルいよいよ正式開幕』という趣。ここからさらに加速させ、的中を量産していく所存。3競馬場各々に勝負鞍候補が目白押しとなる今週末を、期待のうえお待ちいただきたい。

7/3 7/4 1回福島・3回小倉・1回函館1日2日目分

貴重な的中鞍 ~土曜函館9R・3歳以上1勝クラス~

『好事魔多し』とはまさにこのこと。それを痛感させられる結果となってしまった。「稼ぎどころ」と公言している夏のローカル開催開幕となった先週末。まさしく節目とも言える週に、青天の霹靂としか思えないような不本意な結果。まずはそのことについて陳謝いたします。申し訳ありませんでした。「たら・れば」がナンセンスなのは百も承知ではあるが、弊社においてはこれまでからは考えられないほど、「軸馬凡走」という失態の連続。もちろん、そんななかでも勝負鞍における的中はあったが、本来であればあと2鞍は的中をお届けできていても不思議ないはずの週。常日頃から「安心・安全のアスコット」とご信頼をいただいている弊社に対し、期待を裏切る結果となってしまったこと。重ねてお詫び申し上げます。弊社会員の皆様、申し訳ありませんでした。

それでは本題へ。今週斬るのは先週、唯一の的中鞍となった土曜函館9R「3歳以上1勝クラス」ダ1700m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは、断然の1番人気に支持された4番エマージングロールだった。

『昇級も久々の前走を快勝してきたエマージングロールが軸馬。その前走は途中から捲り気味に動いて早め先頭の勝ちに行く競馬ながら、直線でも脚色が鈍ることなく、長く脚を使って後続に4馬身差を付けての勝利。相手関係もあっただろうが、立て直して馬が格段に良化していたことが一番の勝因。前走の走りなら1勝クラスでも楽に通用するはずで、中一週の臨戦ながらもこの中間は函館ダートで活気ある動きを披露しており、上積みが見込める仕上がり。ここはざっと見渡しても比較的3歳馬有利の組み合わせ。引き続き、前走快勝の距離なだけに、同じ競馬ができればここもまず勝ち負けに持ち込めるはずだ』という見立て。

レースは軸馬4番エマージングロールが横並びのポジション争いから促しつつハナを主張して逃げる。13番アンジェリーブルが外から勢いよく2番手を確保し、5番シルバースピリット、1番タンカノキミ、6番テンウォークライがその後につけて先行集団を形成。向正面に入って隊列が決まり、馬順に大きな動きもなく1000m通過61秒6の淡々としたミドルペースで3コーナーへさしかかる。このあたりで先行していた5番シルバースピリット、1番タンカノキミ、6番テンウォークライの3頭の脚色が早くも鈍り、軸馬4番エマージングロールと13番アンジェリーブルの2頭が後続をジリジリと離し、3番手以下を5、6馬身差突き放して直線へ。二の脚を使ってその後もさらに差を広げる軸馬4番エマージングロールと、これに追いすがる13番アンジェリーブル。直線半ばの段階で態勢決し、軸馬4番エマージングロールがそのまま優々と1着でゴール。後続各馬が一団で差を詰めてくるも4コーナーまでのアドバンテージを活かし、脚色が鈍りながらも13番アンジェリーブルが2着を死守。そこから2馬身半差の3着に12番クリノドラゴンが入線。この結果により、「馬連4-13、680円」の的中。軸馬完勝で見ていて全く危なげない的中だったが、冒頭に記載した通り、弊社においては貴重な的中鞍となった次第。

春の中央開催の大トリとなったG1「宝塚記念」も的中で締めくくった前週から一転のこの結果には『怒りよりもむしろ驚き』という声を数多くいただいた。そう、まさに弊社にとっても『晴天の霹靂』という以外の言葉がない。なにしろ、先週末は馬券の宝庫となる「夏のローカル開催開幕週」だっただけに『一層応えた』という声が多いのも頷けるところ。とはいえ、『悪いことが続かない』という点も、弊社とお付き合いの長い会員の方ならよくご存知のはず。それを先刻承知の方からは『先週の結果から、むしろ今週は目イチ勝負』という声さえいただいているほど。言い訳を始めれば百も二百もある。しかし、それを言ったところで結果が変わるわけではない。弊社アスコットは、結果には結果でお応えしてきたという自負がある。それはこれからも全く変わらない。弊社がプライドをかけて臨む今週末に一層のご注目をお願いしたい。