3/21 3/22 3/23 2回中山・1回阪神7日8日目・2回中京3日4日目

見立て通りの的中劇 ~金曜中京8R・4歳上500万下~

今週は日曜日に中京で春のスプリント王決定戦「高松宮記念」が行われる。王者ロードカナロが引退したので混戦模様だが、関東からも有力馬が数頭出る予定なので楽しみ。1200m以下の重賞を制した産駒が0のディープインパクトが、初のスプリントGⅠにのぞむことでも注目される。今週末は又、ドバイでワールドカップが開催される。日本馬8頭が世界に挑むわけだが、ジェンティルドンナとデニムアンドルビーが出走する「ドバイシーマクラシック」(芝2410m)と、ジャスタウェイ、ロゴタイプ、トウケイヘイローが出走する「ドバイデューティフリー」(芝1800m)は、日本馬にも大きなチャンスがありそうだ。忘れてならないのは、武豊、浜中俊、福永祐一、幸英明が向こうに行き、日本では不在となること。代わって他の騎手が乗ることになる。それらの騎手がテン乗りの場合、有力馬であっても過大な期待はしないほうがいいだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは金曜中京8R「4歳上500万下」・ダ1900m。軸馬として期待したのはダート転向後、一戦ごとにレースぶりが良くなっており、最終的に1番人気に支持された8番ナリタポセイドンだった。

「不器用で中団以降からの競馬が多かったが、前走では3番手で競馬をできた。4戦続けて騎乗している和田竜二騎手もようやく手の内に入れた感。ここも前走同様、前々につけて直線抜け出しを図るだろう。直線が長く最後に坂のある中京ダートは初めてとなるが、しまいのしっかりしている馬だけにプラス材料。今度こそ、惜敗続きに終止符を打つ」という見立て。

レースは7番ビーチブレイブがハナを切る。外から12番テイエムオペラドンが続き、2番人気の9番トウケイウインが5番ワンダーストラと併せるように3番手。1番人気のナリタポセイドンはその後に続く。2番キクノエクレール、4番ジリオンは中団よりやや後ろ。3角でテイエムオペラドンが先頭に立ち、後方からキクノウインが追い上げトウケイウインと2番手に並ぶ。3番手にビーチブレイブが入り、ナリタポセイドンは4番手。その隊列で4角を回り、ナリタポセイドンが直線外から一気に抜け出し快勝。2着争いが焦点となるが、最内をしぶとく伸びたビーチブレイブが入る。3着にはクビ差でトウケイウイン。この結果により、「馬連7-8、730円」を難なく的中。本命サイドでの決着で配当的には強調できないが、変則3日間開催初日の一発目の勝負鞍で流れに乗る結果には一定の評価はあたえられよう。当然、厚めに買うことを推奨しており、収支も大幅プラスを計上。「直線が長く最後に坂のある中京ダートは初めてとなるが、しまいのしっかりしている馬だけにプラス材料。今度こそ、惜敗続きに終止符を打つ」と見立てた通りの結果だった。

取り上げたのはこのひと鞍だが、変則3日間開催でもいつもと変わりなく安定した結果をお届け。配当面で強調できる的中劇ではないものの、金曜中山12Rの馬連、土曜阪神7Rの馬連&3連複など、キッチリと的中をお届けしている。馬のデキで表現すれば『使いつつ徐々に良化』という感じ。降雪の影響などにより波乱決着続出で難解だった2月度と比較すれば雲泥の差。レース選択さえ間違えなければ配当はおのずとついてくるはずで、引き続きご安心のうえ勝負していただきたい。

以前からお伝えしている通り、今週末に迫ったG1「高松宮記念」は弊社にとってかなりの勝負鞍となる予定。先週末も4重賞のうち「フラワーカップ」「阪神大賞典」「スプリングステークス」の3重賞にて好配当をゲットするなど、予想のブレは一切感じられず、今の弊社の重賞予想に任せておけば大過なし。ひと欠片の不安もない。他にも勝負鞍候補目白押しの今週末以降に多大なるご期待をお寄せいただきたい。

3/15 3/16 2回中山・1回阪神5日6日目・2回中京1日2日目

必然の的中鞍 ~日曜中山6R・3歳500万下~

今週は金土日の変則3日間開催。金曜日(祝日)に中山で「フラワーカップ」、土曜日に中京で「ファルコンステークス」、日曜日に阪神で「阪神大賞典」、中山で「スプリングステークス」が行われる。このうち、阪神大賞典以外はフルゲート必至で、出走するだけでも大変そうだ。阪神大賞典はいまのところ10頭の出走予定で、その中には1600万条件の馬も2頭含まれている。それでわかるように、長距離レースは概して少頭数の競馬になりがち。レースもスローの上がりだけの競馬になって、魅力に欠けることも確か。そんなわけで、距離体系を変えるべきだ、と言う声も出ている。欧米でも長距離レースは時代に即さなくなり、クラシックレースすら距離短縮されたケースがある。それに合わせよ、というわけだ。今のように国際レースに出走するケースも増えてくると、そちらにターゲットを絞る陣営も出てきている。エピファネイアなどは3200mの「天皇賞(春)」ではなく、4月27日に行われる香港の「クイーンエリザベス2世カップ」(G1、芝2000m)に出走予定だという。この流れは今後も止まらないだろう。伝統ある「天皇賞(春)」の施行内容を変えることは当面はないだろうが、今後検討材料となっていくことは間違いあるまい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山6R「3歳500万下」・芝2000m。軸馬として期待したのは間隔はあいたものの前走内容を高く評価され1番人気に支持された2番シャドウダンサーだった。

「前走・黄菊賞はあのトゥザワールドの2着で、しかもレコード決着だった。キングズオブザサン(京成杯2着)には先着しているのだから価値がある。その後、軽い脚部不安で少し休んだが、今は脚元もパンとし十分乗り込まれてきている。最終追いも長めから追われ上々の伸び。平場の500万下ならば、負けられないところだろう。今後のためにもここは決める」という見立て。

レースは1番スパーブデイがハナを切る。外から12番サムソンズシェルが続き、人気の2番シャドウダンサーは内目の5番手。11番テスタメントは中団、4番ショウナンラグーン、6番ヴァルコイネン、7番ストーリーセラーは後方から。ペースは1000m通過が1分03秒1というスロー。シャドウダンサーは内目のポケットに入り、外からかぶせられ動けないまま4角へ。直線に入り、サムソンズシェルが2番手から抜け出す。内目の1頭分の間を割ってシャドウダンサーが猛追。ゴール少し前でサムソンズシェルをとらえて1着でゴールした。2着には外から追い上げたショウナンラグーンが入り、粘ったサムソンズシェルが3着。2番人気のヴァルコイネンは追い上げたものの6着に終わった。この結果により、「馬連2-4、820円」を難なく的中。「平場の500万下ならば、負けられないところだろう」と見立てたのが大正解。対抗順位としては4番目だったが、おさえではなく若干厚めに買うことを推奨していたので、大きなプラスとなった。1戦ごとにガラッと変わってくる馬が多く非常に難解な3歳戦だが、アスコルティの距離短縮での適性の高さ、そして勝負気配をしっかりと読んで自信を持って推したことが、良い結果に結びついた。

先週末からの大幅な巻き返しとはならなかったが、もちろん、上記鞍以外にも土日を通じて安定的中をお届けした先週末。先週程度の的中は弊社においては至って当然の内容。大きく強調できるモノではなくとも、前週の反省を踏まえ、「的中する」ということの重要性を再認識でき、ここから波に乗るきっかけになったことは間違いない。今週末は変則3日間開催となるが、翌週に控える春のスプリントG1「高松宮記念」まであと2週。その大目標に向け、今週末は更に結果を積み重ねて行く所存。引き続き、今週末の提供に多大なるご期待をお寄せいただきたい。

3/8 3/9 2回中山・1回阪神3日4日目

やられたら数倍にしてやり返す

弊社会員の皆様。まずは、勝負鞍的中ナシという先週末の結果に対し心よりお詫び致します。本当に申し訳ありませんでした。

『安心、安全のアスコット』として皆様からご信頼を頂いている弊社にとって、勝負鞍的中ナシというこの結果は昨年6月以降、約8ヶ月ぶりの今年初の出来事。昨年は2回のみ、過去を振り返っても年に3回か4回あれば多い方、という稀な事態。天候を含め、波乱続きの2月度「東京・京都・小倉開催」も安定的中で凌いでいただだけに、我々にとっても晴天の霹靂という以外の言葉がないほど。とはいえ、起こしてしまったことは紛れもない事実。ご入会されて間もない会員の方にとっては、さぞや落胆なされたに違いない。その点については何度でも頭を下げさせて頂く。重ね重ね申し訳ありませんでした。

しかし、弊社とお付き合いの長い会員の方なら我々以上によくご存知のはず。それは弊社アスコットシステムズが必ず巻き返してきたという事実を。競馬である以上、どこまで突き詰めてもパーフェクトは有り得ない。不本意ながら、前記の通り結果が伴わない週も時としてある。そのことは甘受せざるを得ないのだが、『やられたら数倍にしてやり返す』のが弊社の伝統。競馬予想会社としての矜持を賭けて臨む今週末にご注目頂きたい。

そんな先週末だったが、土曜阪神11R「チューリップ賞」では、「3連複3-13-12、1860円」を的中。続く日曜中山11R「弥生賞」でも「3連複3-10-11、1470円」を的中と、両重賞にてマズマズの好配当をゲット。決して弊社においては勝負どころではないにしても、配当に関わらず「的中する」という価値を改めて痛感させられた。それを忘れず、予想部には一層の奮起を期待し、今週以降の巻き返しを切に願う。

今週末には「中日新聞杯」「中山牝馬S」「フィリーズレビュー」という馬券的には食指が動く波乱含みの重賞が組まれている。そしてその先に控えるのは春のスプリント王決定戦となるG1「高松宮記念」。否応もなく競馬の季節はどんどん進んでいく。反転大攻勢を誓う弊社アスコットシステムズに引き続き多大なるご期待をお寄せ頂きたい。

3/1 3/2 2回中山・1回阪神1日2日目・1回小倉7日8日目

勝負気配を読み切った勝負鞍 ~日曜中山7R・3歳500万下~

今週はクラシックトライアルの弥生賞とチューリップ賞、高松宮記念前哨戦のオーシャンステークスが行われる。いよいよ春競馬も佳境に入りつつある感。さて、そのチューリップ賞には高知競馬から快速馬クロスオーバーが参戦し、鞍上には別府真衣騎手(26)が乗ることになっている。現在、7人いる女性騎手(ばんえい競馬を含め)の一人で、2013年度のNARグランプリ優秀女性騎手に輝いた高知競馬を代表する騎手でもある。地方競馬通の人に言わせると、直線での追い比べになっても男性騎手に負けないほどアグレッシブな追い方をするとか。初の中央競馬騎乗ということなのでどんな騎乗を見せてくれるか楽しみだ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山7R「3歳500万下」・芝1200m。軸馬として期待したのは1番人気に支持された6番アスコルティだった。

「前走は掛かり気味に行ったため失速してしまったが、時計を詰めているし内容はそれほど悪いものではなかった。距離短縮はプラス材料だし、うまくタメて運べば巻き返し必至だろう。この中間、美浦坂路で馬なりのまま好時計を出しているように、体調の方も万全。騎手をリスポリに替えてきたのも勝ちにきたことの表われ。スタートさえ決めれば好勝負になる」という見立て。

レースは5番フルールシチー(3番人気)がハナを切ると、6番アスコルティ(1番人気)もすかさず2番手を確保。3番手には3番クリノイザナミ、そのあとに11番ポケットエースと13番フクノトリが続く。2番サグレス(6番人気)、12番クリノコマチ(2番人気)は中団、9番フリュクティドール(5番人気)、14番メイショウカイモン(4番人気)は後方から。逃げたフルールシチーが4角を先頭で回るが、すぐあとにつけていたアスコルティが直線であっさり抜け出す。2着にはそのままフルールシチーが入り3着争いが焦点となるが、追い上げて来たクリノコマチをハナ差しのいでクリノイザナミが入った。メイショウカイモンは結局、後方のまま。この結果により、「馬連5-6、660円」を的中。1戦ごとにガラッと変わってくる馬が多く非常に難解な3歳戦だが、アスコルティの距離短縮での適性の高さ、そして勝負気配をしっかりと読んで自信を持って推したことが、良い結果に結びついた。

先週末から中山・阪神開催が開幕したが、残念ながら的中は上記一本のみ。まだまだエンジン全開とはいかず、課題が浮き彫りになった開幕週ではあったが、馬場状態を含めて非常に難解だった開幕週を、全敗せずに乗り切ったことに一定の評価はいただけるものと自負している。次週以降、巻き返せる下地は作れた開幕週だったことに変わりはない。一層のご期待を持って今週末の巻き返しをお待ちいただきたい。