1/27 1/28 1回東京・2回京都1日2日目・1回中京5日6日目

弊社十八番のダブル的中鞍 ~土曜京都7R・4歳上500万下〜

『レース巧者』と呼ばれる馬がいる。たとえば先週末の「シルクロードS」に出走、4番人気に甘んじていた実績馬ファインニードルあたりはその代表格。スッと好位につけスムーズに追走。直線に入り鞍上の川田ジョッキーが周囲の手応えを確かめつつスムーズに外に出して直線で追い出しを開始。完全な勝ちパターンに持ち込み、早め先頭から後続の追撃を報じ込めて2着馬に2馬身差の完勝。前走の「スプリンターズS」は目標の「セントウルS」勝ちからの、まさに「行きがけの駄賃」での参戦だっただけに惨敗もやむなし。G2勝ちの地力は伊達ではなく、これぞまさにレース巧者が完璧なレースをすれば、地力の差でおのずと結果は出るというパターン。久々で完璧に仕上げた造りではなかっただけに伸びしろは大きく、今年のスプリント路線の中心を担う一頭だろう。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都7R「4歳上500万下」ダ1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された13番アンナペレンナだった。

『長期休養明けだった3走前こそ9着だったが一戦ごとに良化しており、この中間の坂路の動きを見る限り、今季一番の状態に仕上がった。溜めて味のある馬ではなくワンペースで走るタイプ。それだけに前走の4着にしてもスローペースで好位で脚を溜めるという、完全に乗り違いと言える騎乗で持ち味を活かせなかった一戦。ここは逃げ・先行馬が手薄な組み合わせなだけに、前々の立ち回りから早めスパートをかければ後続の追撃を封じ込められるはずだ』という見立て。

レースを先導したのは9番エスシーレオーネ。その後に7番クリノピョートル、4番メイショウタカトラ、さらに3番ウォーターダンテ、6番クリノメルクリウス、そして軸馬13番アンナペレンナと、このあたりは一団で先行集団を形成。比較的、前有利が定説の京都コースとはいえ、さすがにこれだけ揃えば前半1000m61秒1のハイペースは当然の流れ。3コーナーを過ぎても隊列の変動はあまりなかったが、手応えの優劣は明らか。大半が失速して行くなか、4コーナーでは終始番手で折り合っていた7番クリノピョートルが押し出されるように先頭に立ち、直線の追い比べに。7番クリノピョートルを目標に外から追い出しを開始した軸馬13番アンナペレンナが一完歩ずつ差を詰め、直線半ばで早々に先頭に躍り出る。早め先頭の7番クリノピョートルもしぶとい粘り腰をみせるが、中団からジンワリ好位後方まで上がっていた2番タガノジーニアスが猛追。脚色の差は歴然で最後は2番タガノジーニアスが軸馬13番アンナペレンナにクビ差迫ったところでゴール。3着には最後までしぶとく粘り込んだ7番クリノピョートルが入線。この結果により、「馬連2-13、380円&3連複、1,210円」のダブル的中。人気サイドでの決着で馬連こそ低配当だが大本線での的中で、3連複でもマズマズの配当をお届け。前週に引き続き、弊社十八番のダブル的中鞍となった次第。

他にも、勝負鞍ではないものの、土曜中京8R「4歳上500万下」では4番人気コリエドールを軸馬に抜擢。結果、「馬連7-13、4,920円」の的中。更に翌日曜は勝負鞍こそ取りこぼしがあったものの、重賞では「シルクロードステークス」にて特大万馬券的中をお届け。不当に評価を下げていた4番人気ファイン二ードルを軸馬に抜擢し、15番人気だったフミノムーンをしっかり対抗馬指名したことで、「3連複1-4-7、54,280円」的中の快ショット。そしてダメ押しに「根岸ステークス」でも「3連複6-8-14、2,540円を難なく的中させ、週ラストの提供を重賞2連勝で締めくくり、翌日、喜びの声を数多く頂戴したことは言うまでもない。

東京・京都への開催替わりとなった先週末。こと勝負鞍においてはツキのないレースもあっただけに前開催の勢いと比較すると物足りない結果であったことは確かだが、前記の通り、随所に弊社らしい的中を量産。毎開催右肩上がりに調子を上げていく弊社らしく今開催もこれまでの例に漏れることなく、勝負鞍においても週を重ねるごとに的中数を増やして行く所存。今週末の特別レース登録馬を俯瞰してもなかなか興味深い勝負鞍候補揃が揃っている。引き続き多大なるご期待をお寄せいただきたい。

1/20 1/21 1回中山・1回京都6日7日目・1回中京3日4日目

危なげのないダブル的中鞍 ~土曜中山6R・3歳未勝利〜

前週の「日経新春杯」と比べると「これが同じG2戦?」と思わせるような頭数以上に豪華な組み合わせとなった「AJCC」。ただし、メンバーの質は上がったとはいえ、それと反比例するかのようにレース内容は少々『お寒い』限り。1000m通過61秒3という、あにはからんやのスローペース。にもかかわらずレース上がりは36秒を切っていない。普通、オープンのレースでこの流れならレース上がりは35秒を切るくらいが相場だ。スローで上がりがソコソコかかるのなら、差し・追い込み型が台頭してくるのが自然。しかし、結果は番手から早めに追い上げたダンビュライトが1着。2着にはスローと見て3コーナーで3番手まで押し上げたミッキースワロー。そして3着はマイネルミラノが逃げ粘った。掲示板まで含めれば4コーナーの着順そのままでゴールという、『お粗末』という以外の言葉が見つからない大凡戦。1、2着馬が伸びしろのある明け4歳馬だったことが唯一の救いでもあるが、今後の古馬重賞戦線において、この「AJCC」が全く参考にならないことだけは確かだ。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中山6R「3歳未勝利」芝2000m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された1番ホリデーモードだった。

『デビューから2戦はひと押し足りず連続2着のホリデーモードだが、2戦とも相手が強かっただけで、後続には4馬身、2馬身の着差を付けているように未勝利クラスでの脚力上位は明らか。特に2走前の勝ち馬は重賞「京成杯」で3着に力走。単純比較で言ってもその馬と3/4馬身差なら未勝利勝ち上がりはもはや時間の問題。発馬良くテンの先行力もあり、競馬に行って注文が付かずレースセンスはかなりのモノ。未対戦の馬もいるがデビューから2戦はいずれも中山での実績なだけに、不安らしい不安は見当たらず、今回のメンバーなら直線でキッチリと抜け出してくるはずだ』という見立て。

レースは全馬互角のスタートから積極的にハナを主張する馬がおらず、軸馬1番ホリデーモードを筆頭に、2番キングジョーカ、6番コスモレリア、12番コスモグラシアスも差がなく横並びになるが、枠順の差で自然体から軸馬1番ホリデーモードがハナを切る隊列。向正面に入り流れが落ち着き、1000m通過63秒4のスローペース。無理に捲ってくる馬も不在だったため、この段階で完全に前有利の流れ。後続を引きつけた緩い流れを作った軸馬1番ホリデーモードに3コーナー過ぎから6番コスモレリアが早めに並びかけ、一旦は先頭に立つも、直線を向いて二の脚を使った軸馬1番ホリデーモードが差し返し、先頭に躍り出る。6番コスモレリアもしぶとく粘り込むが、終始好位内目の4番手で脚を溜めていた2番キングジョーカが6番コスモレリアを楽に交わし坂上から一気に急追。ただ、最後まで脚色が全く鈍らなかった軸馬1番ホリデーモードは危なげなく押し切り、2番キングジョーカは1馬身3/4差まで詰め寄ったところでゴール。3着には最後までしぶとく粘った6番コスモレリアが入線。この結果により、「馬連1-2、1,110円&3連複1-2-6、1,320円」のダブル的中。未勝利戦で力関係を的確に見抜いた快ヒットと言えよう。

他にも冒頭に触れた重賞「AJCC」での「3連複3-7-9、6,440円」の的中や、日曜京都7Rでの「3連複8-9-13、1,010円」の的中など、開催最終週もマズマズ無難に乗り切って見せた弊社予想部。年始の変則日程だったなかで、3週トータル9本の的中をお届けできたことには一定の評価をいただけるものと自負している。

先週末をもって年明け最初の開催も好調のうちに終了。弊社アスコットシステムズは、2018年もまた順風満帆な滑り出しと言ったところ。今週末開幕の1回東京戦といえば、まさしく厳冬期にあたり弊社の稼ぎどころと自他ともに認めるダート戦が主体の開催。当然のことながら、手元には予想部発の、各週ごとの勝負鞍候補が挙がってきている。無論、連続となる2回京都開催。また、続開される1回中京開催についても期待感十二分と断言できる。引き続き今週末の情報提供にご期待いただきたい。

1/13 1/14 1回中山・1回京都4日5日目・1回中京1日2日目

力関係を読み切った『レース選定力』の勝利 ~日曜中京8R・4歳上500万下〜

例年同様、小粒なメンバーとなった「日経新春杯」は、上がり馬の活躍が目立つハンデ戦のこのレース傾向通り、オープンへの昇級初戦となったパフォーマプロミスが勝利。勝ち馬の鞍上デムーロは『馬の気分を損ねないこと』を最優先して好位を選択。デキも相当良かったのか、4コーナーの手応えが他の12頭とはまるで違っていた。追われるとその手応え通りの弾けっぷり。豪快なフットワークで後続を置き去りにして、逃げてしぶとく粘っていたロードヴァンドールも最後の最後に差し切って見せた。明け6歳馬ながらまだキャリア12戦。デビューから3連勝した素質にようやく走りが追いついてきた。ハンデの恩恵があったとはいえ、今の充実振りは本物で本格化を印象付けただけに今後の活躍に期待が持てそうだ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中京8R「4歳上500万下」ダ1400m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された2番エレクトロポップだった。

『前走は適性外と思える距離1800mで折り合いに苦労しながらも勝ちに行く競馬で変わり身を見せて力走。勝ち馬は次走の1000万も連勝したように相手が強すぎただけ。使いつつデキを上げてきており、何より距離短縮は間違いなくプラス。元値は好メンバー相手に現級勝ちした実績の持ち主。叩き3戦目で本調子なった今回、今度こそ決める』という見立て。

レースは最内枠から積極的にハナを切った1番サンライズサーカスの逃げで前半3F35.1-5~レース上がり50.2-37.8というハイペース。11番クラウンホイールが2番手につけ、以下13番ブラックランナー、5番ロードナカヤマ、15番キンイロジャッカル、さらに8番ダイフクあたりまで差がなく続き、内目の中団7番手に軸馬2番エレクトロポップが追走する展開。4コーナー手前で1番サンライズサーカスが急失速。替わりに11番クラウンホイールが先頭に立って直線に入るが、後続との脚色の差は歴然。直線の追い比べに入ると、外からスムーズに流れに乗った15番キンイロジャッカルがアッサリ11番クラウンホイールを交わして早め先頭から後続をグイグイ引き離しにかかる。この馬を目標に後続各馬も追いすがるがなかなかその差は縮まらない。軸馬2番エレクトロポップは直線で前が詰まり気味になって追い出しが遅れ、外に出してから猛然と追い込んできたが15番キンイロジャッカルに1馬身3/4差詰め寄ったところでゴール。今回は様々な面で相手に有利なレースだったが、しっかりと2着は確保。最後方から最速上がりをマークして追い込んできた10番カムカムが3着に入線。この結果により、「馬連2-15、1,050円」の的中。またサポートでは「3連複のみで勝負」と断じ、3連複2,060円を仕留めているのだから、どう購入しても安泰の的中劇。弊社らしい裏開催での勝負鞍だし、「獲れるところをキッチリ獲る」を地でいく、力関係を読み切った『レース選定力』の勝利と言えよう。

本年度の開幕ダッシュを決めて臨んだ開催2週目の先週末は他にも『本日イチオシの勝負鞍』とした日曜中山10Rなど複数の的中をお届けし、日曜を連勝で締めくくった弊社予想部。目先の単発勝負だけでなく、長期に渡りご利用されている方が大半を占めるのはこういった安定感ゆえの信頼だろう。いずれにしろ、相変わらず安定感抜群の年始ダッシュを成し遂げた。早くも最終週となる今週末を、今から待ち遠しい思いでいるのは会員の方々のみならず、我々スタッフも全く同じ。的中のダメ押しとなる今週末の情報提供を多大なるご期待のうえお待ちいただきたい。

1/6 1/7 1/8 1回中山・1回京都1日2日3日目

大幅プラス収支を決定付けた的中劇 ~月曜京都10R・羅生門ステークス〜

新年明けましておめでとうございます。本年も弊社アスコットシステムズをよろしくお願いいたします。

さて、新年幕開けの重賞は恒例により今年も東西の金杯となった。芝2000mで行われた関東の「中山金杯」を制したのは、まだキャリア4戦ながら、久々+古馬相手と厳しい条件だった「アルゼンチン共和国杯」でも3着と、前走で素材の高さを見せたセダブリランテス。2着ウインブライトとの叩き合いを制しての重賞2勝目。上に現オープンのモンドインテロがいる筋の通った血統で、遅咲きだった兄よりも早く出世街道に乗ったことは確実。まだまだ完成途上なだけに、今後はまさに前途洋々。さすがに相手が小粒だっただけに、G1云々はまだ早計かもしれないが、今年の飛躍が期待できるスター候補であることは間違いないだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは月曜京都10R「羅生門ステークス」ダ1400m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは上位拮抗のなか、最終的に5番人気に支持された12番ルグランフリソンだった。

『気性面の問題からムラ駆けのルグランフリソンだが、元値は芝とはいえ現級で勝ち負けを演じていた地力の持ち主。今回は目先を替えてダート起用となるが、これが起爆剤となるとみて軸馬に抜擢。昨年4月の「鎌倉S」ではクラス&距離共に今回と同条件で6着に力走。しかも発馬で躓き、痛恨の出遅れがありながらの着順なのだからダート適性は間違いなく高い。芝スタートなら発馬もスムーズに切れそうだし、何より前走後は在厩調整でデキはすこぶる良好。かなり骨っぽい組み合わせだが、久々のダートで流れに乗った競馬ができれば勝負になるはず。大敗後で馬券的妙味も十分のここで狙い撃つ』という見立て。

レースは全馬スムーズにスタートを切り、10番スマートレイチェルが予想通りハナを主張。差がなく11番ピンストライプ、16番ナムラミラクルが2、3番手をキープし、以下、3番キセキノケイフ、5番チェリーサマー、14番エポックとここまで差のない好位集団を形成。軸馬12番ルグランフリソンは互角のスタートから無理に出して行くことなく、周りの出方を伺いながら中団8番手の位置取り。前半3F通過34秒8のハイペース。そのままペースは緩まずにタイトな流れのまま4コーナーへ。軸馬12番ルグランフリソンは3コーナーから外目をじんわりと上がって行き前を射程圏に入れて直線に向き追い出されると、一気に前を捕らえて直線半ばで先頭に並びかける。その後も勢い衰えず、後続の追撃を封じ込めて1馬身差の快勝。久々のダート戦で流れも向いたが現級では脚力上位であることを見せつけた。2着には好位からしぶとく脚を伸ばした14番エポック。そこからさらに1馬身差3着には後方から脚を伸ばした15番タイセイエクレールが入線。この結果により、「馬連12-14、2,700円」の的中。5番人気→3番人気の組み合わせでこの配当は少々物足りないが、難解だった変則3日間開催最終日の、しかも週を締めくくるラストの勝負鞍での好配当的中。また、サポートでは手広く構えて馬連&ワイド2点のトリプル的中となり、大幅プラス収支を決定付けた的中劇と言えよう。

他にも時系列で言うと土曜中山8R、日曜中山8R、月曜中山6R、さらに抜け目なく重賞でも的中と、3日間開催で連日的中をお届けし、勝負鞍においては6戦4勝、的中率67%を計上。特に日曜中山8Rでも今回斬った月曜京都10R同様、5番人気のスターフラッシュを軸馬に抜擢し、サポートにて馬連&ワイド2点の、ここでもトリプル的中をお届け。2018年の中央競馬開催開幕週となった先週末は、好配当連発にてスタートダッシュを決めた次第。

本年度の飛躍を誓って臨んだ開催開幕週。単なる堅調というだけでなく、前記の通り、随所に爆発力をお見せして2018年度を上々の滑り出しをご覧に入れたアスコット。後は厳寒期で紛れが生じ易いこの時期だけに重賞戦線においても勝負鞍同様、『爆発力のある的中』をお見せするのみ。無論、それに関しても態勢を整えて今週末を迎える所存。引き続き今週末以降の提供に多大なるご期待をお寄せいただきたい。