2/22-2/23 1回東京・1回京都7日8日・1回小倉9日10日目

高打率&万馬券複数で大勝利 〜土曜京都11R「阪急杯」〜

今週の当欄は前段を割愛させていただく。というのも、先週は弊社会員様にとって忘れがたい週末となったからだ。
その予兆があったのは土曜の一発目の特注鞍・東京2R。ここでいきなり【3連複1万0500円】(3連単2万2190円)を仕留めると、あとは怒涛の展開となった。

合間に厳選勝負鞍の的中を挟むと、京都11R「阪急杯」で高め配当をお届け。この時点で十分に満足のはずだが、まだ祭りは続く。阪急杯の決着からわずか数分、東京11RダイアモンドS。こちらは◎ヘデントール(1番人気)、★ジャンカズマ(12番人気)にて馬連万馬券などをずばりとなった。これが当日最後の勝負鞍。おそらく、弊社会員様がひと息ついた瞬間である。

ひとまずここでは、同日の配信内容として土曜京都11R「阪急杯」芝1400mを取り上げる。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に2番人気となった6番アサカラキングだった。

『軸馬アサカラキングの昨夏は案外の着順。しかし、もともと夏場はあまりよくないタイプ。時計的に大きく負けていないことも含めて酌量の余地は大きい。一転、年末の前走・阪神Cでは久々に逃げを打てた。結果的に絡まれて差しを誘発したとはいえ、勝ち馬からわずか0秒4差ならむしろ復調傾向といえるだろう。そこからさらに上昇傾向で、この中間の坂路では4ハロン49秒3という猛時計。これは自己ベストかつ美浦坂路のレコード級である。
振り返れば、昨年・阪神開催の当レースは強かった。16番枠から先頭に立つまでだいぶ脚を使い、重馬場の前半3ハロンを33秒9で入り、コース巧者のウインマーベル(重賞4勝)とタイム差なしの2着。気温が下がって完全復調を思わせる今回なら、当時の再現があっても驚けない。幸いにもここは強力な同型が不在だし、偶数内枠および直線平坦も大歓迎。久々の逃走Vに大きく期待』という見立て。

レースはご存知の通り、軸馬アサカラキングが逃げ切ったかに思われた刹那、大外から16番カンチェンジュンガが強襲。3着には13番ソーダズリングが入線し、「馬連6-16、4,420円&3連複3-6-16、1万0,740円」などの的中となった。

ちなみに、先週土曜は午前レース、厳選勝負鞍2つ、メイン2鞍の計5鞍を配信。そのうち4本で的中をお届けし、そのなかに3つの万馬券が含まれていたことになる。
また、土日を通しての厳選勝負鞍は4戦3勝の準パーフェクト、午前の特注は2戦2勝でもあった。当然のことながら、会員様からは感激の反響をいただくことに。なにせ同日3本の万馬券ということで、こちらが驚くほどの儲けを叩き出した方も複数。弊社としても喜ばしい限りである。この場を借りて皆様からのお電話・メールに感謝を申し上げたい。

嵐のような勢いで今年最初の東京開催を終えた弊社予想部。無論のこと、得意の春競馬に向けて視界はすこぶるクリアといえるだろう。とはいえ、前述の高配ラッシュはすべて日頃の地道な調査研究があってのもの。勝って兜の緒を…というと古臭いが、予想部には再度気を引き締めて次開催に向かってもらいたい。
会員様におかれましては、右肩上がりで突入する中山開催に大きなご注目を。まずは今週末の中山記念が大一番。弊社予想部は、こちらで先週に続く高配当を狙っている。

2/15-2/16 1回東京・1回京都5日6日・1回小倉7日8日目

盤石の3歳重賞 〜日曜東京11R・共同通信杯〜

まもなく今年最初のG1・フェブラリーS。近年、トップホースはサウジの高額賞金レースに向かうのが通例となっているが、今回は国内組もかなりの粒ぞろいとなった。
その筆頭のエンペラーワケア(牡・5歳)、コスタノヴァ(牡・5歳)は実績、能力、持ち時計ともに屈指。前者はマイルを克服した武蔵野Sの相手レベルこそ微妙だが、やむなく回避した昨年の雪辱がかかる。後者はゲートと折り合いに課題あるも、マイルを含む東京で5戦5勝。強いていえば初の中2週での急遽の参戦は気になるが、当舞台のポテンシャルは最上位だろう。

続くのは明け4歳勢。ミッキーファイトは、世界レベルのフォーエバーヤングとJDC(3歳・G1)で接戦歴。久々のマイルはどうかも性能を疑う余地はない。サンライズジパングは序盤のポジション課題とはいえ、昨年チャンピオンズCで展開不利のなか0秒5差が極めて強い競馬だった。こちらは3月4日に引退が決まっている名門・音無厩舎の秘蔵っ子でもある。

対するベテラン勢も虎視眈々だろう。ペプチドナイルは昨年の覇者。同2着のガイアフォース。引退を撤回したタガノビューティー。いずれも重賞実績は十分。経験値を武器に世代交代の波に抗うことはできるか。いちファンとしてはもちろん、馬券的な興味も尽きない。果たしてこの大一番、好調アスコットはどう料理するのか。ご注目をお願いしたい。

それでは本題へ、今週斬るのは日曜東京11R「共同通信杯」芝1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気となった2番マスカレードボールだった。

『軸馬マスカレードボールについて述べる際、まずは前走ホープフルS・G1の惨敗を説明する必要があるだろう。2連勝で臨んだ当時は、底を見せていない魅力もあって4番人気の高支持。しかし弊社ではあくまでも相手の一角という評価だった。その理由として、連勝がすべて左回りだったことが挙げられる。実際、戦前の陣営も「中山替わりがどうか」と述べていたことが印象深い。加えて、大舞台で馬のテンションが高まり過ぎたことも誤算だったといえる(本来はゲートに最後入れのはずが、危険を察した鞍上が先入れを志願したほど)。そして極めつけは小回りの大外枠。レースに参加できずの14着大敗もやむなしといえるだろう。
一転、今回は2戦2勝の左回り。なかでも2走前のアイビーSは特筆ものだ。詳細はレースをご覧いただくとして、数字上も文句なし。実際、2歳の東京1800mで「勝ち時計1分45秒以内&上がり33秒台」で走り切ったのは、本馬と3冠馬コントレイルのみである。また当然ながら、陣営がここへ向けてメンタル安定に努めてきたことも好感できる。課題の気性を改善し、さらに東京替りとなるここは本来のポテンシャル発揮が濃厚。V最有力』という見立て。

レースは8番レッドキングリーの逃げで開幕。内から軸馬2番マスカレードボール、1番サトノカルナバルも出脚良く2コーナーへ。差がなく3番ワンモアスマイル、5番ネブラディスクも続いた。
向こう正面に入り、レッドキングリーが単独先頭だが、かなり引っかかり気味。1馬身半差の2番手にマスカレードボール。ワンモアスマイルが並び、4番手にサトノカルナバル。後方に9番リトルジャイアンツという隊列になった。
1000m通過は60秒0でスローペース。隊列はほぼ変わらず、いよいよ最後の直線へ。残り300mあたりでレッドキングリーとワンモアスマイルが力つきると、あとはカラマティアノスと軸馬マスカレードボールが馬体を併せて激しい叩き合い。結局、この争いはマスカレードボールに軍配。3着には大外から急追したリトルジャイアンツが食い込んだ。

この結果により、「馬連2-4、2,730円&3連複2-4-9、4,160円」の本線的中をお届け。先週の当欄で“若駒の危うさ”を述べたが、このレースも2番人気のレッドキングリーが気難しさを見せてしまった。そういう意味では、弊社予想部の軸馬および対抗馬選定は完璧。現3歳世代戦における弊社の的中率(およそ7割)を含めて、反響をいただいた次第だ。会員様にはこれから続々と始まるクラシックトライアルに向けて視界良好とお伝えしておきたい。なお、先週は肝心の厳選勝負鞍で精彩を欠いたことは反省材料。とはいえ、こちらは余りにも好調がゆえのエアポケットのようなものと捉えている。実際、不運が祟った各鞍においても、的外れな見解はひとつもなかった。大丈夫。会員様には即座の巻き返しをお約束する。
さて、今週は前述のフェブラリーSをはじめ勝負鞍候補が目白押し。なかでもダイアモンドS、阪急杯には興味深い穴候補が揃っている。余談だが、現在重賞予想は15週連続で的中をお届けしている。会員様におかれましては、今週末の大爆発にぜひご期待いただきたい。

2/8-2/9 1回東京・1回京都3日4日・1回小倉5日6日目

大得意の若駒戦 〜月曜京都10R・エルフィンS〜

先週日曜の東京新聞杯は、年明けの京都金杯2着から臨んだウォーターリヒトが重賞初制覇を決めた。同馬を管理する河内調教師はJRAの規定(70歳定年)により3月1週目の勇退が決まっているひとりである。

そのためか、前走後はウォーターリヒトにとって初ダート挑戦となるフェブラリーS(G1・東京ダ1600m)への参戦を示唆していた。引退前にもう一度G1に挑戦したい。そんな気持ちはわからなくもないが、結局、本来の芝マイルに方針変更したことが吉と出た格好。紆余曲折を経てもきっちり勝ち切ったこと、そして花道を飾った伯楽の手腕はさすがといえる。おそらく、同師にとってはこれがラストの重賞。いいものを見させてもらった。

2着はボンドガール。それまでは気性の課題や距離不安によって控える競馬に徹していたが、今回は位置をある程度取る味なレースぶり。およそ2歳のころからは想像もつかない操縦性だった。直線も満を持して、なるべく逃げ馬メイショウチタンを交わさないように、ゴール寸前の差し。外から急襲したウォーターリヒトの爆発力が一枚上だったとはいえ、ボンドガールも視野の広がる好内容だったといえる。1番人気ブレイディヴェーグは4着に敗れたが、ここはあくまでも次戦ドバイへのステップ。馬体重+14キロの体を思えば、こちらも悪くない結果だろう。

それでは本題へ、今週斬るのは代替開催となった月曜京都10R「エルフィンS」芝1600m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に2番人気となった6番グローリーリンクだった。

『素質馬が揃った3歳OP。なかでもダノンフェアレディ・カムニャックは評判馬だが、軸馬も負けず劣らずのポテンシャルを備えている。既走馬を相手にした初戦(中京芝1600m)はコントロールの難しい最内枠。しかし中団を上手に折り合って進むと、ラストは馬群を突き抜けて5馬身差の余裕勝ち。その上がり34秒1は同日の最速タイ。それもスローで進行したトリトンS(3勝C・芝1400m)の上がりと同タイムなのだから、本馬の速度は“異質”といえるだろう(この日の中京芝は上がりのかかる馬場でもあった)。500キロを優に超える大型馬だけに一度叩いた上積みは魅力だし、大ストライドのキズナ産駒にとって広い京都マイルも歓迎。ここは一角崩し、あるいはそれ以上まで期待可能』という見立て。

レースは波乱の幕開け。なんと単勝1.9倍の10番ダノンフェアレディが発馬直後から外へ逸走してしまう。キャリアの浅い明け3歳馬だけに仕方ないことではあるが、駆けつけたファンもこれには動揺を隠せなかった。

肝心のレースは1番ラージギャラリーの逃げ展開。2番手に8番ヴーレヴーが続くと、軸馬6番グローリーリンクもこれに続く。600m通過は35秒3のミドルペース。3角の手前で10番ダノンフェアレディも位置を回復すると、ほぼ一団の馬群で勝負どころへ。最初に抜け出した8番ヴーレヴーを目がけて軸馬6番グローリーリンクもギアを入れたが…。

結局、先行利益を得た8番ヴーレヴーが1着ゴール。軸馬6番グローリーリンクも追いすがったが、3/4馬身届かずの2着に止まった。3着には逃げ粘った1番ラージギャラリーが入線。

この結果により、「馬連6-8、1,650円」の的中をお届け。単勝1倍台の馬が逸走し、3番人気のカムニャックも伸ばせず4着。やはり3歳戦はメンタルや完成度が問われることになる。実際、勝ったヴーレヴーは、年末のG1をパスしたことが吉と出た格好。前走比+18キロの馬体、番手で折り合えたメンタルともに成長がみられた。伸び盛りの若駒だけに、今後も各馬の成長を注意深く観察したい。

積雪による順延でどうなることかと思われた先週末。弊社予想部は、終わってみれば厳選勝負鞍にて4の3の準パーフェクトを達成。さらに前出の東京新聞杯では、◎ボンドガールにて無事に的中をお届けしている。なにはともあれ、競馬が無事に開催されることのありがたみを感じた3日間。アスコットの好調ムードに陰りはない。

さて、今週末は「京都記念」、「共同通信杯」が行われる。特に後者は得意の3歳戦だけに力の入る場面だ。実際、昨夏から続く現3歳世代のレースは高精度を継続中。こと1勝クラス以上のレースにおいてその的中率は7割を超えている。弊社予想部は、今年のクラシックを占う共同通信杯でどんな回答をみせてくれるのか。会員様はどうか首を長くして配信をお待ちいただきたい。

2/1-2/2 1回東京・1回京都1日2日・1回小倉3日4日目

好調を裏付ける会心の一撃 〜日曜京都12R・4歳上1勝クラス〜

先週日曜は東京が雪予報により前売り中止。問題なく開催にこぎつけたとはいえ全国的に気温は低く馬場も良くない。そんな影響があったのか、この日はレース中の疾患や競争除外が相次いだ。

特にメインの重賞シルクロードSでは人気の一角だったソンシが馬場入り後に右前肢跛行で除外。その直後にはセントメモリーズがゲートをくぐり、外枠発走の措置となった。レース自体も9番人気→10番人気→4番人気という波乱の決着。ファンはわずか数分の間に様々な感情を味わうこととなったわけだ。

さらにアクシデントは続く。シルクロードSの直後に行われた根岸Sでは、タガノビューティーがスタート直後に落馬。同馬は前走JBCスプリントで悲願のG1タイトルを手にした8歳馬。これは数えること38戦目の戴冠とあって、主戦・石橋脩騎手の涙に胸を打たれたファンも多かったはずだ。

よりによって、今回は種牡馬入りを発表(次戦フェブラリーSで引退)した矢先の落馬でもある。人馬ともに無事だったとはいえ、長く重賞戦線を賑わしてきた一頭でもこういうことが起きるのだ。「まずは無事に回ってきて欲しい」という関係者の言葉を痛感させられる日曜日となった次第。

それでは本題へ、今週斬るのは日曜京都12R「4歳上1勝クラス」芝1400m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に4番人気となった13番インペリアルコートだった。

『近走は過酷なハイペース続きも崩れずに好走。5歳ながら着実に心身良化している。ここはマイペース逃げを見込める相手関係だし、この馬は道悪でも大丈夫。ハミがかりが良くなっており、今の行きっぷりなら1400mでも前で残せる』という見立て。

レースは分析通りの展開をみせる。軸馬13番インペリアルコートが好発を決めると楽々と先手を確保。その直後に1番人気の2番サダメ、10番シャーリーゴールドも押して好位。以下、18番フライングブレード、17番ショウナンラウールが中団につけた。
主導権を握った軸馬13番インペリアルコート=北村友一騎手にとって、ハイペースに持ち込む理由などひとつもない。案の定、600m通過36秒1、1000m通過も59秒8というマイペースに持ち込んだ。こうなるとしめたもの。間違いなく先行有利の展開だった。
実際、軸馬13番インペリアルコートはゴール寸前まで先頭をキープ。最後に外から差し込んだ18番フライングブレードにやられたとはいえ、安泰の連対確保となった。3着には2番サダメが入線している。

この結果により、「馬連13-18、6,760円&3連複2-13-18、8,740円」の的中をお届け。一見すると難解なフルゲート18頭立てだったが、弊社予想部の手にかかればこの通り。買い目を絞ったうえでの「8番人気→4番人気」の馬連67倍は望外の配当であり、会員様からも拍手喝さいをいただいくことになった。余談だがこの京都12Rも1頭の除外馬(14番コネッシオーネ)が出ている。

なお、先週は日曜京都7R「3連複5-6-12、1万4,420円を筆頭に、厳選勝負鞍で4戦3勝の準パーフェクトを達成。さらにメインレース予想では、日曜東京11R「根岸S」はもちろん、土曜東京11R・白富士S・◎6番マイネルモーント(4番人気・2着)=馬連2,470円などを的中。昨秋から長く続いている“大回収祭り”が終わる気配は一切みえない。

強烈なアゲインストに乗って進む今週末は、「東京新聞杯」「きさらぎ賞」の両重賞がスタンバイ。なかでも前者はやや混戦の様相であり、配当面も狙える勝負鞍となりそうだ。日本海にかかる寒気は気になるものの、他にも勝負鞍候補は複数。会員様におかれましては、引き続き進撃のアスコットにご期待いただきたい。