12/23 12/24 12/28 5回中山・5回阪神7日8日9日目

イチ押し鞍での的中劇 〜日曜中山6R・3歳上500万下〜

2017年度のJRA開催は28日(木)をもってすべて終了。例年クリスマス前後で終了となるが今年は変則日程で28日(木)まで競馬が開催され、翌29日(金)は大井で地方交流重賞G1「東京大賞典」も施行されたことから、年始一発目の重賞「京都金杯」&「中山金杯」まで日数の少ない開催スケジュール。残念ながら「年末年始で競馬はひと休み」という趣きは一切しない。ただ、逆に考えれば「有馬記念」や「ホープフルS」で勝った人はさらに財布を厚くできるチャンスだし、負けた人はすぐさま損を取り戻せる絶好の機会。この「京都金杯」&「中山金杯」。弊社にとっては例年的中をお届けしているゲンの良い重賞であり、昨年に至っては連勝で2017年を好スタート。2018年も弊社会員の皆様には『お年玉代わり』の的中をお届けする所存。是非ご期待いただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは週イチオシ鞍と断じて提供に踏み切った日曜中山6R「3歳上500万下」ダ1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された10番アズレージョだった。

『今週イチオシの勝負鞍。アズレージョは気のいい牝馬でレース間隔に余裕を持たせた方がいいタイプ。中6週としっかり間隔を取った今回はむしろ好材料で、ダート適性の高さに加えて素質上位とみて軸馬とする。未勝利勝ちは今回と同じ中山ダート1800m。重馬場で単純な時計の比較はできないものの、後半に加速するラップの流れを楽に追走して直線だけで後続に7馬身差。昇級戦の前走は芝での凡走で全く気にならないし、ダートに戻す今回は巻き返し必至。位置取りに注文のつくタイプでもなく、鞍上強化して臨む今回はレース巧者ぶりを最大限に発揮するだろう』という見立て。

レースは13番メンデンホールが外から好スタートを切って積極的にハナを切る。番手に9番メイプルケプラーが続き、以下、1番ダイワエトワール、16番ウインポプリ、4番クラウンロマン、2番ヴァタルサイビーチとこのあたりは一団で先行集団を形成。軸馬10番アズレージョは出たなりの位置で流れに乗り、中団後方の9番手を追走。1000m通過62秒0のミドルに近いハイペース。息の入りづらい澱みのない流れで更に3コーナーからペースアップ。こうなるとさすがに先行馬には厳しい流れ。軸馬10番アズレージョはこの流れに乗じて3コナーなら進出を開始し、4コーナー手前では前を射程圏に捕らえる4番手まで押し上げて勝負どころの直線へ。13番メンデンホール、9番メイプルケプラーが早々に脱落し、1番ダイワエトワールが先頭に躍り出て後続との差を広げにかかるが、軸馬10番アズレージョが抜群の手応えから鋭く脚を伸ばし、1番ダイワエトワールを急追。最後は2頭のマッチレースを制し、3/4馬身差し切り軸馬10番アズレージョが1着でゴール。2着に1番ダイワエトワール。そこから3馬身差で14番フジマサクイーンが最後方から追い込んで3着入線。この結果により、「馬連1-10、630円」の的中。人気サイドでの決着で配当的には物足りないが、「週イチオシ鞍」と断じての提供だったことから、ブ厚く張り込んだ会員様も多かったようだ。

年の締めくくりとなった先週末、開催最終週は変則日程も相まって、いつも以上に難解なレースが多く、弊社勝負鞍においても軸馬3着や対抗での取りこぼしが、異常なほど目立つ最終週ではあった。ただ、そんな中でも上記、イチオシ鞍として提供した日曜中山6R「3歳上500万下」を筆頭に、日曜「阪神9R・千両賞」での3連複など、週を通じて複数の的中をお届け。お世辞にも大団円とはいかなかったものの、一定の評価をいただける結果だったといえよう。

最後に2017年を振り返って。本年もアスコットシステムズをご愛顧頂き誠に有難うございました。ここに弊社一同を代表して御礼申し上げます。2016年は一度も「週末的中なし」という失態がなかっただけに、それと比較すると物足りない面はあったが、例年、4、5回ある全敗週で今年は3回のみと、多少のムラはあれど、年を通じて見れば会員の皆様にとってマズマズ安定した一年だったと感じていただけたと思います。無論、この現状に満足することなく、来年度も会員の皆様に更なるご満足をお届けするよう社員一丸となって取り組んで参りますので、引き続き弊社アスコットシステムズをよろしくお願い申し上げます。

明けて2018年の中央競馬は例年とは異なり、1月6日(土)の開幕で7日(日)8日(祝)の連続3日間開催となります。この間小休止、というのは世間一般のお話。我々は会員の方々に『お年玉代わり』の勝負鞍を用意すべく日々動き続け、万全の勝負鞍をご用意いたしますので、開幕ダッシュを誓う1回中山・1回京都開催開幕週をご期待のうえお迎えください。本年は本当にありがとうございました。それではよいお年を。

12/16 12/17 5回中山・5回阪神・4回中京5日6日目

プライドをかけて臨む本年最終週

いよいよ今週末に迫った大一番「有馬記念」。当然、今年を代表する一線級のメンバーの顔合わせで、馬券的な興味も尽きない。そんな中、結果はともかくとして主役級はキタサンブラック・シュヴァルグラン・サトノクラウンの3頭。特にキタサンブラックは引退レースで「有馬記念」は一昨年3着、昨年2着。年齢など不安はあれど、5歳になった今年もG1・3勝をマークしており現役最強馬の一頭であることは誰もが認めるところ。得意の中山なだけに、有終の美を飾れるかが注目。前記、有力どころの壁は厚そうだが、昨年5着の牝馬ミッキークイーンを筆頭に、確実に力を付けてきたレインボーライン、近走不満も「有馬記念」好走歴があって地力侮れないサウンズオブアース、昨年の4着馬ヤマカツエースなど、他にも伏兵が多数。将来的なことを考えると現時点で古馬相手に互角の勝負を演じている3歳馬スワーヴリチャードがどういった走りを見せるのかも注目のひとつ。「力を付けてきた伏兵扱いの古馬勢や3歳馬が、トップホース3頭にどう挑むか」、その視点で見れば楽しみは尽きない。いずれにせよ、弊社はこの一戦を全社全力をあげて獲りにいく。会員の方々には日々刻々と気持ちを高ぶらせてお待ちいただきたい。

本来なら「それでは本題へ~」というところだが、何としたことか、残念ながら先週末は勝負鞍における的中がなく、6月以来、およそ半年振りとなる久々の失態。正直なところ「まさかここで…」という思いは少なからずある。高をくくっていたわけではないが、ここ一連の安定した的中から考えて有り得ない流れ。弊社会員の皆様には再三お伝えしていることだが馬券において「流れの良し悪し」は間違いなくある。なぜそういう結果になってしまったのか。敢えてそれを説明するとすれば、「週を通じて流れが悪かった」ということが答え。特に「この鞍はまず獲れる」と踏んでいた土曜一発目の勝負鞍を取りこぼした時点で流れはなかった。これもまた競馬と言うしかない。無論、そのことに対しては痛恨の極み。「申し訳ない」のひと言。しかし、誤解を恐れずに言えば、この結果が3週目でむしろ良かった。本年最終週となる今週末だったとしたら、そう思うと背中を冷や汗が伝う。とにもかくにも『即巻き返す』というアスコットの伝統は不変。競馬でいえば「4角手前で一瞬脚をタメて直線爆発」というパターン。終わってみれば「そんなこともあった」と笑って言える開催3週目にする所存。

稀に見る波乱決着続出の先週末だったが、そんななかにも弊社らしい的中は、当然ながらあった。土曜重賞「ターコイズS」では5番人気のミスパンテールを軸馬に抜擢して「3連複7-8-14、16,580円の万馬券的中をお届け。これを筆頭に、人気サイドの決着だった日曜重賞「朝日杯FS」の3連複、さらに勝負鞍ではないものの土曜中京7Rでの馬連など、肝心要の勝負鞍ではないにしても、配当に関わらず「的中する」という価値を改めて痛感させられた次第。それを忘れず、予想部には一層の奮起を期待し、今週以降の巻き返しを切に願う。

いずれにせよ、冒頭の「有馬記念」を筆頭に、アスコットシステムズがプライドをかけて臨む本年最終週に絶大なるご期待をお寄せいただきたい。

12/9 12/10 5回中山・5回阪神・4回中京3日4日目

4戦3勝の固め打ちでいよいよ終盤戦へ 〜日曜中京9R・3歳上500万下〜

今年のJRA開催も残り2週+1日(今年の開催最終日は重賞「ホープフルS」がメインとなる12月28日なのでお忘れなく)。今週末のG1は2歳マイルチャンプ決定戦となる「朝日杯FS」。まず注目は「新馬」→「サウジアラビアRC」と文句のない内容で連勝中のダノンプレミアム。特に前走「サウジアラビアRC」は圧巻のレコード勝ち。これまでの2戦は1800m→1600m。速い流れにも難なく対応できるだけに。初の中山マイルも問題なさそう。現時点では不安らしい不安は見当たらない。対するは「京王杯2歳S」勝ちのタワーオブロンドン。同馬は1400mに距離を縮めて連勝中のスピード型。距離が延びていいタイプとは思えないが、中山マイルなら問題ないはず。内枠が引ければ十分勝気あり。他にも重賞でダノンプレミアムの2着だったステルヴィオ。巻き返しを計る「新潟2歳S」の覇者フロンティア。久々ながら「デイリー杯2歳S」の3着と力走し、上積み十分なケイアイノーテック。更にファストアプローチ・ダブルシャープ・ダノンスマッシュなど、素質馬揃いの好カード。馬券的な妙味溢れるこの一戦も、言うまでもなく弊社にとっては勝負鞍候補のひとつ。大いなるご期待をお寄せいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中京9R「3歳上500万下」ダ1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された11番スズカブルグだった。

『このクラスのローカル戦らしくレベルの高くない組み合わせ。この程度のメンバーなら休み明けを叩き、型通り良化してきたスズカブルグが軸馬。久々の前走は発馬が決まらず後方からの競馬となったが、それでも終い脚を伸ばして0秒5差5着まで押し上げているように現級通用の脚力は示しており、クラスにメドを立てた一戦。本来スッと前に行く器用さがあり展開には左右されないタイプだし、500キロ前後の大型馬で一度使われた伸びしろも十分。今回も発馬や位置取りがカギだが、力を出し切ればまず勝ち負けに持ち込めるとみた』という見立て。

レースは1番ハギノグランコートが逃げる展開。番手に内枠から2番ティモシーブルー、3番ジーニアイが付け、その後ろに7番メイショウクノイチ、人気の一角14番マンハッタンロックも好位4、5番手で流れに乗る。軸馬11番スズカブルグは互角のスタートを切るも、周りが速く、出たなりの中団後方9番手を追走。前半1000m通過61秒4のハイペースで、3コーナー手前から後続勢が一気に動き出し、ほぼ一団で4コーナーから直線の追い比べに。直線に入ってもしぶとく粘る1番ハギノグランコートを2番ティモシーブルーが交わし早め先頭に躍り出るも、これを目標に急追してきたのが14番マンハッタンロック。脚色の違いは明らかで、2番ティモシーブルーを並ぶ間もなく差し切ってそのまま後続に差を広げて1着でゴール。内で2番ティモシーブルーもしぶとく粘っていたが、軸馬11番スズカブルグが一完歩ずつ差を詰めて2着を死守。この結果により、「馬連11-14、1,010円」の的中。折り返しの日曜最初の勝負鞍を危なげのない的中で飾った次第。

他にも土曜阪神8R日曜阪神10Rでもキッチリ的中をお届けし、トータル4戦3勝で的中率75%。ひと鞍だけ痛恨の取りこぼしがあってパーフェクト達成とはいかなかったものの、軸馬【1・3・0・0】と連対率100%と弊社らしい安定感のある週だったと言えよう。

いずれにしても、本年度も残りあとわずか。今週末も興味深い勝負鞍候補が少なくない。残り2週+1日、獲れるところは全て獲り尽くす所存。なお一層のご期待をお寄せいただきたい。

12/2 12/3 5回中山・5回阪神・4回中京1日2日目

昨年に続き万馬券的中で連覇達成 〜日曜中京11R・チャンピオンズカップ〜

ほぼ全馬に勝つチャンスのある、目移りする好カードとなった今年の「チャンピオンズカップ」。馬券を離れても見応え十分のレースでまさしく現役のダート最強馬決定戦のG1といったところ。久しぶりに『いいものを見せてもらった』という印象が強い。

さて、この「チャンピオンズカップ」。弊社が軸馬として期待したのは直前まで人気が入れ替わるなか、最終的に8番人気に支持された9番ゴールドドリーム。『今年は例年以上に目移りする豪華なメンバー構成となったが、デキの良さを重視してゴールドドリームを軸馬に抜擢。休養を挟んで立て直された前走G1「南部杯」はゲート内で落ち着かず、出遅れる痛恨の不利。逃げ・先行馬に有利な流れもあって大きく離された5着だが、上がり34秒台のこの馬らしい末脚を発揮できたことに復調気配がアリアリ。休ませて馬が良化してきたことは間違いない。昨年は「武蔵野S」2着から間隔を詰めた臨戦でレースでも折り合いを欠たことから、今年は意図的に間隔をあけての臨戦過程。その効果か、この中間は抜群の動きを連発しており、少なくとも昨年以上のデキで臨める。先行タイプも多く、早め早めの前掛かりの流れになりそうなだけに、スムーズに流れにさえ乗れれば、直線で持ち前の剛脚を発揮して勝ち負けに持ち込めるはずだ』という見立て。

弊社会員の方々なら何度も何度も繰り返しレースをご覧になったはず。ここであえて「もう一度」などと無粋なことは言わない。ハナを切った1番コパノリッキーと2番手追走の13番テイエムジンソクが後続の追撃を封じ込めて粘り込みを図るところに、後方から唯一一頭だけ猛然と脚を伸ばした9番ゴールドドリームがきっちりクビ差差し切ったところがゴール。この結果により、「3連複1-9-13、27,350円」の的中。勢い一番で人気的にも1番人気に支持されたテイエムジンソクはもちろん、このレースで過去3年、いずれも凡走していた9番人気コパノリッキーを対抗馬とする好判断が好配当的中に直結した。馬名だけ見ると「この組み合わせでこの配当!?」と思えるが、人気割れが功を奏し、3連複で200倍超の配当となれば、その思いも格別なはず。弊社にとっては昨年に続き連覇達成の鞍。配当面から会員の皆様も記憶に残る的中劇だったと言えよう。

もうひと鞍、斬っておきたいレースがある。土曜阪神10R「御影ステークス」ダ1400mがそれ。この一戦で、弊社予想部が軸馬としたのは1番人気となった14番ラユロットだった。『気のいい牝馬で現状はこの距離がベストの関東馬ラユロットが果敢に遠征してきた。ダートにおいても未だ西高東低の力関係はあれど、ここは現級常連組がムラ駆けだったり、ひと押し足りないタイプばかり。ならば昇級も前走が圧巻の勝ちっぷりだった同馬を軸馬に抜擢。前走は同日1600万の3着に相当する勝ち時計でここに入っても見劣りは一切なし。極端に揉まれたりした際には不安もあるが、引き続き、手の合う鞍上を配してきたし、この外枠もむしろプラス材料の可能性は高い。まだまだ伸びしろ十分な3歳馬。手薄な準オープンなら勝ち負けに持ち込めそうだ』という見立て。

レースは5番プレスティージオが好発からハナを切り、前半3F35.0、レース上がり49.1-37.0のハイペース。昇級で初の1400m戦だっただけに中団〜後方で脚を溜めると思われた軸馬14番ラユロットだが、何と抜群のスタートから難なく2番手を追走。直線に入ると追い出され、一旦は逃げた5番プレスティージオの並びかけるが、相手はさすがに現級勝ちのある地力上位馬。追い比べでわずかに見劣り、2着でゴール。5番プレスティージオがまんまと粘り込み「馬連5-14、630円」の的中。人気サイドでの決着だっただけに地味目な配当だが、対抗1点目での大本線的中なら納得のいくところ。見ていて安心安全の、弊社らしい的中と言えよう。

12月に入り、先週末からはいよいよ年度末開催に突入。タダ貰いだった土曜重賞「ステイヤーズS」や昨年に続き連覇を達成した「チャンピオンズカップ」に関していえば、これはこれで大過なし。今後も期待十分。ただ、肝心要の勝負鞍においては前記土曜10Rのひと鞍のみと、精彩を欠く結果となってしまったことは大いに反省材料。軸馬選定はもちろん、レース選定から見直しが必要な結果だっただけに、気を引き締めて予想部には即反転攻勢を期待したい。

さすがに12月に入ると秋の中央開催もシーズン末期で「有馬記念」のイメージもぼちぼち浮かんでくるという趣だが、馬券的な意味で言えば、年始競馬を含めてむしろ旬はこれから。『玄人好み』の勝負鞍候補が今週末以降も続々と控えている。会員の皆さまが「チャンピオンズカップ」的中の余韻に浸るのは大いに結構。その間も我々アスコットシステムズは休むことなく仕事をこなしていく。そして今週末以降も中身の濃い情報をお届する所存。大いなるご期待のうえ、手ぐすねをひいてお待ちいただきたい。