2回東京、3回京都3・4日目

予想&馬券は攻めが鉄則 ~土曜日東京7R・4歳上500万下~

 さて、今回は先週の的中の中からピックアップするのは土曜日、東京7R、4歳上500万下。このレースの軸馬は1番人気の関西馬ビッグポパイ。詰め甘く歯痒いレースを続けてきた馬だが、瞬発力養成のため上がり重点の攻め馬に変えてきた。その点を見逃さなかったことが勝因。対抗に氏名したストロングラムダが2着に入り馬連3740円の好配当的中。会員の皆様にもある程度納得のいく払い戻しをお届けできたことと思う。ただし、2着馬の潜在能力の高さを思えば対抗2・3番手あたりには持ってこれたはず、という気がしないでもない。
 他の的中であえて苦言を呈しておきたいレースが1つだけある。日曜日。京都8R あやめ賞だ。このレースはテイエムオペレッタとメイショウバレーヌの2頭軸で3連複4点勝負。結果1-5-6、840円の的中だが、一旦は「オープン小差2着のあるテイエムオペレッタが軸馬」としておきながら、最後の最後で2頭軸の3連複を選択した弱気さ。結果論ではなく、馬連1-5なら2200円の好配当だった。まず的中ありきの姿勢は十分理解できるが、予想&馬券は攻めが鉄則。
 今週末は大混戦ムードのNHKマイルCをメインとする5・6日目。弊社予想部には「よりメリットの高い的中を」と大号令をかけている。会員の皆様には引き続きご期待頂きたい。

2回東京、3回京都開催1・2日目

僅かな歯車の狂いが歯痒い結果に… ~土曜日東京8R・4歳上500万下~

 先週一番の注目レースは言うまでもなくオークストライアル・フローラS。完全な勝ちパターンに持ち込んだイクスキューズを、ゴール寸前で捕らえたベッラレイアの鬼神の差しがあまりにも印象的。この1勝で名実共にダイワスカーレット・ウオッカと肩を並べる存在となった。ウオッカが既報通りダービー出走となれば、オークスは普通に考えて二強対決となる。が、もう1頭絶対に忘れてはならないのがベッラレイアにクビ差で続いたミンティエアー。道中の痺れるような手応えが目に焼きついて離れない。この馬の絶対能力は言わずもがなの超ハイレベル。チャンスはあるはずだ。
 さて、このあたりで先週末の回顧に移ろう。先週の主な的中の中から今回斬るレースは土曜東京8R。問題はこれだ。このレース、2番人気のマイネルパシオンが軸馬。古馬最下級条件の平場戦だけに、通常なら1番人気の決着でも馬連5倍前後が相場。しかし、このレースは違った。1番人気ヒシシンエイ-2番人気の軸馬マイネルパシオンの組み合わせで馬連370円の的中には正直泣けてしまった。会員の皆様もなんとも言えない思いをされたに違いない。配当ばかりはこちらでどうすることもできないが、来週からはレース選択にも十分な注意を払って的中をお届けする所存である。
 それともうひとつ。的中云々ではなく、悔やまれてならないのが日曜東京12Rだ。かなり手薄なメンバー構成となったこのレース。ここなら十分通用とみて格上げ初戦の5番人気サンシーズンを軸馬に据えたところまでは大正解。5番人気と配当的な妙味も十分だったが……。なんと相手に連れてきたのがノーマークだった12番人気のカブキメークではゴール前声も出ない。ひとつ歯車が狂うとこんなもの、それが競馬と言ってしまえばそれまで。我々としてはそんなレースを少しでも減らしていくことに全精力を傾けるしかない。
先週末は我々にとって、そしてなにより会員の皆様にとって不完全燃焼な週だった。今週末はレース選択、軸馬選択をより以上に吟味。的中鞍数をこれまで以上に増やすことはもちろんのこと、真から喜べる的中をお届けできるよう奮起するしかない。完全燃焼の的中ラッシュをご期待頂きたい。

3回中山、2回阪神開催7・8日目

当ててこそ競馬、それを実感した最終週 ~全的中鞍~

 先週で3回中山、2回阪神開催が終了。皐月賞は大波乱決着となったが、ポイントは展開と、それに伴う有力馬の位置取りだった。『有力馬が互いに後方で牽制→結果前残り』という古典的なひとつの穴パターンなのだが、この1・2着馬を「展開に恵まれた」のひと言で片付けてはいけない。前半の1000m通過が59秒4~後半1000m60秒5という絶妙の平均ペース。決してスローペースの単純な前残りではない。この流れを35秒台で上がってきた1・2着馬のスピード能力は相当なレベルと考えるべき。基本的に人気の有無と実力はリンクしないもの。皐月賞1・2着馬の評価を落とすべきではない。
 さて、今回斬るレースだが、今週はとりわけコメントするところもないので、的中鞍全てとしたい。数あるレースの中から厳選提供しての的中3鞍はまずまずといったところか。その内訳は土曜中山7R、3連複960円。日曜中山9R・野島崎特別、馬連850円。10R・卯月S、馬連710円。悲しいかな3桁配当のオンパレードとなってしまったが、まずまずの収支は計上できた。競馬はまず当てることが大前提で配当は結果についてくるものである。競馬である以上、芸人のネタでもあるまいし、こんな週もあるものとして受け止める。それに『アスコットなら当ててくれるだろう』という信頼のもとに会員の皆様もお付き合い頂いているのだから、あの結果はあの結果として納得するしかない。少なくとも勢いは持続できた。次開催もそれに乗って的中を積み重ねていくつもりだ。

3回中山、2回阪神5・6日目

これがあるから競馬はやめられない ~日曜日阪神11R・阪神牝馬S~

 先週は阪神競馬場で注目のGⅠ桜花賞が行われた。当初からの下馬評通りダイワスカーレット・ウオッカのガチンコ対決に終始したこのレース。今度はダイワスカーレットがチューリップ賞の雪辱を果たしたわけだが、正味の話この2頭、牡馬と一緒に走っても互角の勝負を演じるに違いない。ウオッカの方にはダービー挑戦というプランもあるようだが、それが現実になれば馬券を離れて大変興味深い話だ。ということは即ち、ダイワスカーレットの二冠制覇濃厚という結論になる。
 さて、先週末の回顧に移ろう。先々週の全敗で崖っぷちに立たされた感のある弊社予想部。言うまでもなく背水の陣で臨んだわけだが、終わってみれば提供レース全て的中のパーフェクト。拍子抜けがするほど呆気なく巻き返してしまった。的中の詳細は以下の通り。土曜中山7R、3連複1090円。続く中山8R、馬連360円。阪神11R・阪神牝馬S、3連複860円。日曜中山8R、3連複670円。福島12R、馬連1300円。なにせ、全敗の翌週である。回収率は300%あるのだから、この際配当は大目に見て頂きたい。中でも今回斬るべきレースは阪神牝馬S。このレースにおいて当社が軸馬に指名したのは5番人気のジョリーダンス。この馬が重賞常連を尻目に勝ったのだからここ一連のレース振りと追い切りから絶好調を読み取ったのは自画自賛ではなく、なかなかのものだろう。あえて苦言を呈するのなら、3連複ではなく馬連で勝負すべきだったという点か。
ともあれ、先週の全敗がウソのような的中ラッシュも競馬だからこその醍醐味。これで完全に勢いは取り戻した。今週末も一本でも多くの的中をお届けし、開催最終週を大団円とする所存だ。是非ともご期待頂きたい。

3回中山、2回阪神3・4日目

ハナ差、クビ差でも負けは負け 

 先週は天皇賞(春)の重要な前哨戦のひとつ大阪杯で昨年の二冠馬メイショウサムソンが始動。結果は59キロを背負っての貫禄勝ちとなったが、相手関係に恵まれていたことも事実。個人的な見解だが、菊花賞のレースぶりを見るとどうもこの馬、血統ほど長距離が向いているとは思えない。淀の3200mで楽観視は禁物という気がしてならないのだが……。いずれにしろ今年の古馬重賞戦線は混戦模様。ディープ一色の昨年の天皇賞(春)とはまた別の楽しみがある。少なくとも、馬券的には食指の動くレースとなりそうだ。
 それでは続いて先週末の回顧を。しかし、正直先週の話はしたくない、これが本音。恥ずかしながら提供鞍全て不的中という、競馬予想会社としてはあってはならない事をやらかしてしまった。中にはハナ差、クビ差で不的中となったレースもあるのだが、着差の大小にかかわらずハズレはハズレ。一切の言い訳をするつもりはない。とはいえ不的中の中にも弊社らしさの一端はお見せできた。それは土曜中山11R。自信の軸馬として推したフィレンツェは何と7番人気の低評価。それを嘲笑うかのような脚で伸びてきたのだが、ゴール直前でヨレて追い切れずアタマ差の3着惜敗……。いや、これ以上は何も言うまい。言えば愚痴になるだけだ。とにかく全敗は全敗。その結果は真摯に受け止めるしかない。週ごとの安定的中をモットーとする弊社にしてみれば一大事。早急に予想の組み立てを洗い直し、且つデータ処理を行い今週末に備える所存だ。昨年末以来の馬連万馬券的中を期待できた週だったが、それはそれ。気持ちを切り替え、今週末、巻き返し期す弊社予想部になお一層のご期待を頂きたい。