5/27 5/28 2回東京・3回京都11日12日目

開催を締めくくるパーフェクト達成 ~日曜京都9R・東大路ステークス~

今週末のメインは春の東京G1シリーズ、そのファイナルとなる「安田記念」。常に崩れず走り、前走久々の勝利で勢いのあるイスラボニータ、同レース連覇を狙うロゴタイプ以下、多士済々のメンバーが顔を揃えそうだ。中でも注目したいのは昨年は「スプリンターズS」を勝ち、今年も「高松宮記念」3着→「京王杯SC」1着のステップから、今回はマイルG1に矛先を向けてきたレッドファルクス。前々走の「高松宮記念」でセイウンコウセイ・レッツゴードンキの2頭に先着を許しているが、あれは海外帰りに加えて年明け初戦の影響があったことは確か。思惑通り一度使ってデキ上昇で臨んだ「京王杯SC」を快勝してみせた。前走の勝ちっぷりなら1ハロンの距離延長でも問題ないはずだ。海外組を含めこの路線の顔役が揃う中、異彩を放っているのが距離延長のレッドファルクスとは真逆に、中距離路線から距離短縮でマイルに挑戦してきたアンビシャス&ステファノス。この2頭の走りからも目が離せない。「ダービー」が終わっても馬券的な意味の勝負どころは尽きない。「まだまだお楽しみはこれから」なのだ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜京都9R「東大路ステークス」ダ2100m。軸馬として期待したのは最終的に5番人気に支持された15番ヒロブレイブだった。

『ここまで距離1400mを中心に使われてきており、今回は一気の距離延長となるが、4走前「雅S」の距離1800mでは逃げ馬が押し切る流れを最後方から一気に追い込んで0秒3差3着に力走。距離延長の不安は一切なし。4戦連続で上がり35秒台をマークしているように、距離も馬場も問わず、終いは確実に脚を使えるタイプ。準オープンのハンデ戦とあってかなり骨っぽい組み合わせとなったが、ここは逃げ・先行馬がズラリ揃っており展開も向く可能性が極めて高い。デキも高いレベルで安定しているだけに、大外一気の追い込みに期待したい』という見立て。

レースは最内枠から1番ティーエスネオがハナを主張。外から12番キングルアウが続き、以下6番ロイヤルパンプ、13番テイエムジンソク、2番ウエスタンパレードと先行集団を形成。軸馬15番ヒロブレイブは元々後方からの競馬をする脚質なだけに全く行く気を見せず、ソロッと出て最後方からの競馬。「出来ればハナが理想」のタイプが多かったからか、2コーナーを回り、向正面に入ってもペースが緩むことなく、1000m通過60秒1のハイペース。縦長の隊列だったが、後続各馬も3コーナーから前との差を詰めにかかり、4コーナーでは一気に馬群が凝縮。軸馬15番ヒロブレイブも3コーナー手前から押し上げて行き、外々を回って行き脚が付いた絶好の状態で直線へ。先行各馬が早めに脚色が鈍るなか、唯一楽な手応えで回ってきた13番テイエムジンソクが4コーナー2番手から早めに抜け出しを図り、後続との差を徐々に広げ、直線半ばでは早くも4馬身ほど突き離す。脚色から見ても13番テイエムジンソクは完全にセーフティーリード。焦点は2着争いに移った。後方から徐々にポジションを押し上げて4コーナー6番手からしぶとく脚を伸ばした9番マインシャッツが追いすがるも、外からジリジリと軸馬15番ヒロブレイブが差を詰め、9番マインシャッツをクビ差差して2着でゴール。この結果により、「馬連13-15、2,690円」の的中。週ラストの勝負鞍を5番人気馬からの勝負で見事クリーンヒット。展開を読切った弊社予想部のファインプレーにより、胸のすくような快ショットとなった。

他の的中もお伝えしておこう。時系列に沿って記すと、週一発目の土曜東京7R「馬連2-15、920円、同じく東京10R・葉山特別「馬連1-12、370円では一点目の大本線で。翌日曜は東京7R「馬連6-11、1,820円。また弊社のサポートメールによりW的中をゲットしたレースもあり、まさに弊社のレース選択、そして予想精度の高さを感じ取っていただけた週となった。

非常に難解を極め、3月までの好調にストップがかかった4月の前開催。そのリズムを崩した3回中山・2回阪神開催の影響からか、徐々に持ち直してはいてもここまでの弊社は「的中は出していても今ひとつリズムに乗り切れない状態」だったが、そこから完全に脱却。的中が次の的中を呼ぶ、いわば『的中連鎖』を現実のものとした弊社予想部。これこそが波に乗ったら手がつけられなくなる弊社本来の姿。アスコットがこうなれば、もはや怖いものなし。そのことは、弊社とお付き合いの長い会員の方なら我々以上によくご存じのはず。春のG1シリーズも残すところあとわずかだが、春の大一番「日本ダービー」もキッチリ的中をお届けした今は重賞予想にも期待十分。完全無欠となったアスコットシステムズに大いなるご期待をお寄せいただきたい。

5/20 5/21 2回東京・3回京都9日10日目・1回新潟7日8日目

ダブル的中連発でいざ大一番へ ~東京6R・3歳上500万下~

阪神コースリニューアル以降、以前とは異なり、底力が要求される長く急坂のある直線に変わり枠順もさほど関係なく、いわばG1らしいレースが続いていた「桜花賞」だが、今年に限って言えば馬場の得手不得手が大きく、必ずしも「結果=実力」というわけではなかった。ただ、「オークス」に限っては話は別。2着馬を除く1着〜5着馬は全て「桜花賞」組。やはりこの路線の圧倒的な優位は例年通り相変わらずだった。要するに「800mの距離延長&東京へのコース替わりなど全く関係なし」ということ。改めて「桜花賞」以上に「オークス」は絶対能力の優劣が結果に直結するレースと感じさせられた次第。その意味でも別路線組で唯一勝ち負けになった「フローラS」からの臨戦だったモズカッチャン。最内枠がプラスに働いたことは確かだが、2着に力走したのはフロックではない。今後も注目の一頭だろう。

それでは本題へ。今週斬るのは東京6R「3歳上500万下」ダ2100m。最終的に軸馬として期待したのは最終的に2番人気に支持された1番ブラックジェイドだった。

『まだベスト条件が手探りなブラックジェイドだが、好メンバーの芝でも勝ち負けしているように現級は楽に通用する能力の持ち主。未勝利勝ちのダートに替わり人気に支持された前走は5着に敗れたが、多少太かった感もあったし脚抜きの良い馬場で時計が速すぎたことが一番の敗因。その点でパサパサの良馬場で走れるのは何よりの強調材料。今回は初の東京で距離も2100mに伸びるが、決め手に欠けるタイプなだけにこの条件が合う可能性は極めて高い。幸い絶好枠を引き当てたし、自分でペースを作ってスタミナ勝負に持ち込めれば、まず勝ち負けになるとみて軸馬に指名する』という見立て。

レースは大方の予想通り、最内枠を利して軸馬1番ブラックジェイドが積極的にハナを主張して逃げる展開。5番コトブキファルコン、12番レッドゼノンと続き、離されない好位に13番プレゼンス、4番デジャブなど先行集団を形成。1番人気10番クインズウィンダムも互角の発馬から出たなりの好位後方6、7番手を確保。向正面に入り隊列が決まり、1000m通過63秒6の淡々とした平均的な流れ。決め手で劣る軸馬1番ブラックジェイドにとって極端なスローに落とすことなく、絶妙な逃げで直線入り口でも手応えは十分。直線に入り、後続が並びかけてくることを待ってから万を持して追い出しを開始。3コーナーから徐々に押し上げてきた10番クインズウィンダムも手応えよく軸馬に並びかけてくるが、軸馬1番ブラックジェイドも馬体を併せてからのしぶとさをフルに発揮し、直線は2頭の追い比べを続けて後続をジリジリと引き離しにかかる。ゴール前まで続いたが、マークする側とされる側の差か、最後はハナ差だけ10番クインズウィンダムが前に出て1着でゴール。2着惜敗となった軸馬1番ブラックジェイドだが、実に強い内容の競馬と言える。3馬身1/2差の3着には12番レッドゼノンが入線。この結果により、「馬連1-10、580円&3連複1-10-12、4,420円」のダブル的中。サポートにて「厳しい展開になった時のケアとして軸馬の3着を想定した馬券は有効。ここは能力的にも対抗1点目は強敵で崩れそうな気配がなく、3連複2頭軸をこの馬からおさえるのがベスト。よって馬券は、対抗1点目10番クインズウィンダムとの2頭軸3連複をおさえて「馬連&3連複」の複合馬券での勝負といく」と最終ジャッジ。的確なレース選択、そして軸馬&対抗馬選択の勝利と言えよう。

先週末は今週斬った土曜東京6Rを筆頭に弊社サポート力をフルに発揮。他にも日曜東京8Rで「馬連4-7、260円&3連複4-7-12、1,110円」のダブル的中をお届け。そして週ラストの勝負鞍となった日曜東京12Rでも4番人気のプリンシアコメータを軸馬に抜擢。伏兵馬の大駆けにあって馬連的中こそ逃したものの、こちらも「ワイド7-10、470円」の的中を取りこぼすことなくきっちりゲット。

土日を通じてダブル的中を連発させ、好調キープのまま迎える今週末は、いよいよダービーウイーク。目前に迫った競馬の祭典「日本ダービー」に向け、日毎に興奮の度合が高まっていく。会員の皆さまはいくらでも高潮していただいて結構。しかし、こんな時こそ沈着冷静な判断力がモノを言う。そこの部分はプロ集団である我々アスコットシステムズにお任せ願いたい。大丈夫。今週末も満足いただける結果をお届けする所存。とにもかくにも、楽しみにお待ちください。

5/13 5/14 2回東京・3回京都7日8日目・1回新潟5日6日目

大本線での的中劇 ~東京12R・4歳上1000万下~

5月に入り「NHKマイルカップ」、「ヴィクトリアマイル」と2週連続のマイルG1が終了。流れもメンバーも異なるが、両レース共に穴馬券を提供しているのは差し・追い込み馬。概ね、こんなパターンで競馬が進んでいる。先行脚質で前々から競馬をするソウルスターリングやレーヌミノルにとっては、気になる傾向と言えるだろう。「オークス」はどの馬も距離経験がないためペースはだいたいスローとなるが、たまにはミドルやハイペースで行われるものも見てみたい。スタミナに自信のあるマナローラかモーヴサファイアあたりが大逃げをするようだと面白いのだが。そういえばマナローラに乗るのは蛯名ジョッキー。デンコウアンジュで見せた思い切りの良さをここでも見せるかもしれない。

それでは本題へ。今週斬るのは東京12R「4歳上1000万下」ダ1600m。最終的に軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された9番シュナウザーだった。

『シュナウザーの前走は久々のうえに昇級戦。加えて相手もかなり骨っぽい組み合わせのなか、その状況で2着を確保するのだから確かな地力の持ち主と言える。攻め馬の走りから叩いた分の上積みは十分に見込めるし、スッと流れに乗れて展開や流れに左右されない自在性も強み。ここは前走から一枚落ちのメンバー構成なだけに普通に回って来れればまず勝ちきれるだろう。人気でも軸馬として信頼する』という見立て。

レースは軸馬9番シュナウザーが好発からすんなりハナに立つ。番手に外から12番パイロキネシストがつけ、大外16番アメリカンストームと11番タニガワも積極的に出して行って併せるように3番手を確保。2番人気3番タイセイスペリオルもまずまずのスタートを決め、好位で流れに乗る。ハナに立った軸馬9番シュナウザーのペースは前半3F35秒5のミドルペースだが、特に絡まれることなく同馬にとっては至って楽な展開のまま、絶好の手応えで勝負どころの直線へ。12番パイロキネシストと16番アメリカンストームが馬体を併せて並びかけてくるが、軸馬9番シュナウザーは慌てず騒がす持ったままの手応えで、直線半ほどでようやく追い出しを開始。2番手から前との差を詰めにかかっていた12番パイロキネシストだが逆に一完歩ごとにジリジリと突き離され、その差は開く一方。坂上の段階で大勢決し、軸馬9番シュナウザーが優々と1着でゴール。シュナウザーとの差は詰まらなかったが、終始番手で流れに乗った12番パイロキネシストも後続の追撃を封じ込め、3馬身差の2着を確保。3着も先行した16番アメリカンストームで不良馬場とあって完全に行った行ったの競馬となった。この結果により、「馬連9-12、730円」の的中。配当面での強調材料はないものの、4番人気のパイロキネシストを対抗1点目評価としたことで、その組み合わせにブ厚く張り込んだ会員様が多かった模様。「地力上位で普通に回って来れればまず勝ちきれる」と見立てた通り、シュナウザーが全く危なげなく逃げ切り、期待に応えた安心の的中劇だった。

他にも日曜新潟9Rでは4番人気のロードアルペジオを軸馬に抜擢し、休養明けで+25キロの馬体増の影響からか勝負どころでの反応が悪く着順こそ3着だったものの、サポートにて「どう購入しても妙味十分」と判断し、取りこぼすことなく「ワイド7-10、1,450円の的中をお届けした弊社予想部。ロングランとなっている今年の東京・京都開催もここまでまだ完全に波に乗り切れていない現状ではあるが、「オークス」~「ダービー」~「安田記念」と続く弊社においてこの春最大の山場中の山場に臨むにあたり、勝負鞍においてもひと鞍でも多くの的中を量産する所存。大きな期待と希望を抱いたまま、手ぐすねをひいてまずは今週末の提供をお待ちいただきたい。

5/6 5/7 2回東京・3回京都5日6日目・1回新潟3日4日目

週を締めくくる的中劇 ~日曜京都10R・上賀茂ステークス~

「NHKマイルC」のラップは3Fから順に34秒5-46秒1-57秒8~レース上がり46秒2-34秒4。もちろん遅くはないが、府中マイルのG1としては決して速いものではない。平均ペースの府中マイルは100%の地力勝負。勝っても負けても展開&流れは理由にならない。要するに強ければどこにいても来るし、弱ければどれほど好位置に見えても来ない、ということ。それを踏まえると好位追走から早めに押し上げ、直線はラストまで抜群の伸びをみせて勝ち切ったアエロリット、中団から脚を伸ばした2着リエノテソーロの2頭の地力はこの世代のマイルでは最上位の証。勝ったアエロリットはともかく、3着以下の着差をみてもどれが『抜けた存在』ということではないが、この3頭、マイル戦戦においては引き続き今後の動向に注目したい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜京都10R「上賀茂ステークス」ダ1800m。最終的に軸馬として期待したのは1番人気に支持された1番オールマンリバーだった。

『久々+昇級戦となった前走で早々とクラス通用の脚力を証明。ここにきてようやく本格化してきたオールマンリバーが軸馬。ここまで相手なりの走りで1000万でも勝ち切れないレースが続いていた同馬だが、1000万勝ち後、骨っぽい相手関係で昇級戦の前走がそれまでにない決め手を見せた競馬。完全に軌道に乗ってきたとみていいだろう。前走と比べるとかなり手薄な組み合わせで、しかも今回は手頃な頭数。ここなら前走以上に馬群の捌きにも不安なく、久々叩き型通り状態は格段にアップ。今回も中団で脚を溜められれば一枚上の決め手で突き抜けてくるはずだ』という見立て。

レースはスタートを決めた9番スリーアローがハナに立つ。10番オルナも離されず番手で流れに乗り、3番テイエムグンカン、11番ニホンピロヘーゼル、12番マインシャッツが好位集団を形成。軸馬1番オールマンリバーは他馬の出方を伺いながら無理せず中団後方で流れに乗る。発馬で後手を踏んだ2番ヒノデインペリアル、8番タガノゴールドが後方追走。1000m通過62秒5のミドルペース。3コーナー手前から徐々に馬群が凝縮し、勝負どころの直線へ。先導していた9番スリーアローが早々に脱落し、替わって10番オルナが先頭で脚を伸ばす。これを目標に好位勢の各馬も追い出すが、10番オルナの脚色優勢でグイグイ後続を引き離す。脚色の鈍った好位勢に替わり、終始内ラチ沿いで脚を溜め、抜群の手応えで抜け出すタイミングを図っていた軸馬1番オールマンリバーだが、内目の枠で窮屈になり追い出しを待たされる痛恨のロス。それを尻目に後方でじっくり脚を溜めていた8番タガノゴールドが外目をスムーズに回り、直線一気に一頭だけ違う脚色で追い込んでくる。8番タガノゴールドは直線半ばで早々と先頭を走る10番オルナを交わして更に後続との差を広げていき、焦点は2着争いに。しぶとく粘る10番オルナにようやく前が開いた軸馬1番オールマンリバーが一完歩ごとに差を詰めて、ゴール前で2着に浮上。この結果により、「馬連1-8、970円」の的中。1番人気ー5番人気の決着でこの配当は少々物足りなさが残るが、馬の能力比較はもちろんのこと、展開を読切ったレース選定により、週を締めくくるラストの勝負鞍でキッチリ的中をお届け。会員の皆様からたくさんの喜びの声をいただいたことは言うまでもない。

他にも日曜京都6R「4歳上500万下」での馬連など、日曜に2鞍の的中をお届けしたが、軸馬3着などが続き、取りこぼしも目立っていたように、まだまだ本調子とは言えない。ただ、ロングランの東京・京都開催開催でまだ折り返し地点。開催が進に連れて右肩上がりに調子を上げる傾向にあるだけに、今週以降の奮起に期待したい。今週末の「ヴィクトリアマイル」を筆頭に、今後は「オークス」~「ダービー」~「安田記念」と続く弊社においてこの春最大の山場中の山場に臨む。大きな期待と希望を抱いたまま、手ぐすねをひいてまずは今週末の提供をお待ちいただきたい。

4/29 4/30 2回東京・3回京都3日4日目・1回新潟1日2日目

安心安全の的中劇 ~土曜東京6R・4歳上500万下~

ダービートライアル「青葉賞」は1番人気アドミラブルの完勝だった。予想された通りタガノアシュラがハナを切って1000m通過59秒7~後半1000m59秒2と若干速めのミドルペース。アドミラブルは最後方追走だったが、スローの上がり勝負を嫌ったのか、東京ではタブーとされる3コーナーから徐々にポジションを押し上げ、4コーナー手前から大外を回って追い出す策。舞台は直線の長い東京コース。並みの馬なら途中で脚が上がりそうなものだが、途中ヨレたりと若さを見せていたものの最後まで脚を伸ばして後続を寄せ付けず1着でゴール。アドミラブルが早めに前を捕まえにいく競馬をしたことで差し・追い込みの流れになったが、結果2着との着差は2馬身1/2という決定的な差をつけて、内容的にも大楽勝。大目標の「日本ダービー」に何ひとつ不安材料のない状態で挑むことになった。今回のレース振りからも、「皐月賞」の上位入線組に対して、少なくとも東京2400mのレースなら互角の力関係と断言できる。紛れもなく有力候補の一頭に浮上。当然のごとく弊社も的中をお届け。先週スタートした6週連続G1戦という競馬の山場中の山場を迎えるにあたり『一転の曇りなし』とお伝えしておこう。

それでは本題へ。今週斬るのは週一発目の勝負鞍となった土曜東京6R「4歳上500万下」芝2000m。ここで軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された8番ブラックプラチナムだった。

『前走は1年以上もの長期休養明けで仕上がり途上。直線で前が詰まり追えない場面がありながらも0秒3差6着と、現級上位の脚力を再確認。さすがに久々だっただけに鞍上も無理をしなかったが、スムーズな競馬ができていていればまず勝ち切っていたであろうレース内容。叩いて順当に良化しており、攻め馬の動きからも現級でいつまでも足踏みするレベルの馬ではないことは確実。順調に使えていればもう上のクラスで走っていたであろう素質馬なだけに、このメンバーでは頭ひとつ抜けた存在と断言できる。ここはビシッと決めてくれるはずだ』という見立て。

レースは全馬揃って好発を決めるも4番エドノジョンソンが内枠から積極的にハナを主張。それを見て7番レッドベリンダはスッと2番手に控える。2番マツリダバッハはこれらに付き合わずスッとポジションを下げて内目の3番手。軸馬8番ブラックプラチナムは2コーナーあたりで若干行きたがるそぶりを見せるもすぐに折り合い、周りの出方を見ながら2番マツリダバッハの外目に並んで好位3番手追走。流れは1000m通過61秒5と予想通りのスローペース。3コーナー〜4コーナーにかけて馬群が密集し、直線に入ると各馬横に広がっての追い比べ。ここで早くも先頭に並びかける軸馬8番ブラックプラチナム。内で7番レッドベリンダが抵抗するも手応えの差は歴然。外から6番キングオブアームズ、内から2番マツリダバッハがジリジリと差を詰めにかかるが、その差はなかなか詰まらない。最後まで後続に並ばれることなく、軸馬8番ブラックプラチナムが2着に1馬身差をつけて1着でゴール。2着に6番キングオブアームズ、3着に2番マツリダバッハが入線。この結果により、「3連複2-6-8、570円」の的中。もちろん馬連でも的中しているが、サポートにて「買い目を絞って3連複のみの勝負」と断じて提供しただけに内容的には文句なしの、見ていて安心安全の的中劇だったと言えよう。

残念ながら勝負鞍においては前記ひと鞍のみ。苦難が続いた4月は最後まで調子が戻らなかったが、重賞においては「天皇賞(春)」の的中は当然のこと、土曜「青葉賞」でも「3連複6-9-10、3,190円」の的中をお届けし、重賞では連勝。それでも良い頃に比べると、まだまだエンジン全開とはいかない、馬場状態を含めて非常に難解だった開催2週目を、なんとか乗り切ったことに一定の評価はいただけるものと自負している。

いずれにしろ、先週の「天皇賞(春)」から春のG1・6連戦。いよいよ春競馬の本番が近づいてきた。無論クラシックや古馬G1戦も勝負鞍となり得るが、これまで繰り返しお伝えしてきた通り真の勝負鞍はその裏に潜んでいることが実に多い。今週末以降も弊社から発信される全ての情報は要チェック。改めてお願いさせていただく。