12/1 12/2 5回中山・5回阪神・3回中京1日2日目

必然の的中鞍 ~日曜中京12R・三方ヶ原特別~

今週末のG1は「阪神ジュベナイルフィリーズ」。桜花賞コースで行われる2歳牝馬ナンバーワン決定戦という位置づけ。近年に比べると若干小粒な印象もあるが、「ファンタジーS」を制したサウンドリアーナはなかなかの好素材。2番手からサッと抜け出し、直線独走の1400m1分20秒8は出色。距離に一抹の不安は残すものの、当然最有力候補といえる。新設G3「アルテミスS」を制したコレクターアイテムの末脚は強烈。大混戦の叩き合いに強いタイプ。無論これに大外から0秒1差まで肉薄したアユサンもV候補の一角。他にもエイシンラトゥナ・タガノミューチャン・ストークアンドレイ・プリンセスジャックなど、勝って不思議にない馬多数。この難解な一戦も勝負鞍候補のひとつと捉えていることは言うまでもないところ。ご期待のうえ、楽しみにお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中京12R「三方ヶ原特別」3歳上500万下・芝2000m。通常より自信度の高い、週イチオシの勝負鞍として予想部が提供に踏み切ったひと鞍。軸馬として期待したのは2番人気となった10番サンライズトゥルーだった。

『ここにきての成長著しいサンライズトゥルーが軸馬。春当初は先行から粘り込む競馬しかできなかったものの、今期2走は差し脚が板についてきた。こういう競馬ができるようになれば崩れることはない。中団前めで控える競馬になるであろう今回も、前走同様まず勝ち負け。休養前、強力メンバー相手に揉まれてきただけに、そのキャリアはローカル開催の特別戦なら一枚上だ』。という見立て。

予想された通り14番イクシカナイダロウの逃げ。17番フェアプレシア、2番マルタカシクレンと続くスローペース。軸馬サンライズトゥルー中団を追走。1番人気の5番シャドウバンガードもそれと前後する位置取り。その少し後ろに4番人気の3番クリビツテンギョという展開。直線に入り一旦横一線の大接戦。しかし、中京の勝負どころは坂上から。ここで満を持してサンライズトゥルーとシャドウバンガードが抜け出してくる。それを大外からクリビツテンギョの末脚一閃。瞬く間に突き抜けて1着ゴール。接戦の2着争いはアタマ差でサンライズトゥルーに軍配。この結果により「馬連3-10、1260円」の本線的中。差し競馬を読み切った鮮やかな的中鞍といえよう。

他にも土曜中山12Rでは9番人気の5番ウインクリアビューを軸馬に抜擢。「馬連5-6、2390円」を的中している。

今年のJRA開催も残り3週。無論、弊社アスコットシステムズはここに勝負を賭ける所存。まずは今週末にアツいご期待をお寄せいただきたい。

11/24 11/25 5回東京・5回京都7日8日目

貴重な的中鞍 ~日曜京都7R・3歳上500万下~

5回東京・京都開催の最終週となった先週末。弊社アスコットシステムズは勝負鞍的中無しという失態を演じてしまった。まずはそのことについて深くお詫びしたい。会員の皆さま、本当に申し訳ありませんでした。勝負鞍全て不的中は夏のローカル開催以来のこと。弊社にとっては年間を通しても数回しかない、いわば珍事に近い出来事。ほとんどのレースが波乱決着だった開催最終週とはいえ、たまたまにしても、それに当たってしまった会員の方も少なくなかったはず。重ねて、本当に申し訳ありませんでした。出してしまった結果は結果。今さら覆すことはできない。ならば前を向くのみ。今週末以降の大反撃をお約束させていただく。

そんな中にあっても、勝負鞍以外の的中はもちろん、提供させていただいた。見応えのあった「ジャパンカップ」での的中はもちろんのこと、もうひと鞍、弊社らしい的中をお届けできた鞍があった。そのひと鞍を振り返っていこう。日曜京都7R「3歳上500万下」芝1600m。この一戦で軸馬として期待したのは3番人気となった7番タマモトッププレイだった。

『久々&昇級も通用の素質感じるタマモトッププレイが軸馬。タマモホットプレイ・タマモナイスプレイの全弟である程度の出世は見込める母系。ダートで勝ち上がったが、無論芝の方がいいタイプだ。ここはペースが上がらない組み合わせのフルゲート18頭立て。前々の位置取りから自在に捌いていける強みも見逃せない。押し切りが期待できる』という見立て。

スタートを決めた軸馬タマモトッププレイ。他が行く気なしとみた鞍上・福永は逃げ態勢に入る。ユッタリとした流れで後続の17頭を引き連れるタマモホットプレイ。4コーナー、直線でも外に膨れる若い面を見せたが、ゴールまで脚いろ鈍ることなく危なげのない逃げ切り勝ち。中団直後から一旦2番手に上がった9番カロッサルを、ゴール間際13番アドマイヤコリンが強襲して半馬身差の2着。アタマ差で3着カロッサル。この結果により「馬連7-13、1340円」の的中。読み筋通りの展開で貴重な的中鞍となった。

今週末は開催替わり。連続開催の東京・京都から舞台は5回中山・阪神開催へと移る。また、3回中京開催も今週末開幕。言うまでもなく、各々今年の最終開催となる。例年通り、弊社アスコットシステムズはここからの1カ月に大きな勝負をかける所存。無論G1も平場戦も勝負鞍としての隔たりはない。いつどこで「勝負」の声がかかっても慌てることなどないよう、会員の皆さまには万端のご準備をお願いしておく。『やられたら数倍にしてやり返す』。それが弊社の歴史。一層のご期待をお持ちのうえ、今週末をお待ちいただきたい。

11/17 11/18 5回東京・5回京都・3回福島5日6日目

秋競馬のクライマックス ~日曜福島11R・福島記念~

さあ「ジャパンC」。秋競馬のクライマックスがいよいよ今週末に迫った。一番の話題はもちろん、凱旋門賞馬ソレミアの参戦。直線半ばで完全に抜け出したオルフェーヴルを、ケタ違いの脚で差し切ったフランスの4歳牝馬。近年「ジャパンC」に参戦してきた外国馬とはモノが違う可能性大。鞍上は日本の馬場を熟知するペリエ。『アウェー』の今回も絶対に評価は落とせない。迎え撃つのは言うまでもなく現役最強馬オルフェーヴル。「凱旋門賞」の敗因は早仕掛け、などでは断じてない。先頭に立ったところで馬自身が完全にレースをやめていた。抜かれて差し返しにいったことがその証拠。意地に賭けても『主戦』池添が勝ちに徹するレースをする。ゴールまでちゃんと走れば結果は見えている。無論、他にも役者は揃っている。「天皇賞・秋」で遂に復活を果たしたエイシンフラッシュ。勇躍挑戦してくる三冠牝馬ジェンティルドンナ。「今度こそ」の思いは誰よりも強いはずのフェノーメノ。誰もが認める現役ナンバーツー・ルーラーシップなど、虎視眈々とV圏浮上を狙っている。馬券的な妙味も尽きないこの国際G1も、弊社にとっては重要な勝負鞍候補の一角。胸躍らせて今週末をお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜福島11R、G3「福島記念」3歳上オープン・芝2000m。弊社がここで軸馬として期待したのは1番人気となった6番ダイワファルコンだった。

『天皇賞・秋に比べるとさすがに格段のメンバー軽化。ここに入ればダイワファルコンは信頼に足る存在。迷わず軸馬に指名する。右回りに替わるのは何よりの好材料だし、オールカマーの走りから道悪になっても何ら問題なし。叩き3戦目でデキも今秋一番。戦ってきた相手の違いを見せつけてくれるはずだ。正攻法の競馬で堂々と抜け出してくる』という見立て。

レースは最内枠のキョウエイストームがハナを主張。控えて5番ケイアイドウソジンが2番手。すぐその外につけたのが軸馬ダイワファルコン。持ったままの手応えで福島の勝負どころ3コーナーすぎから進撃開始。4コーナー手前、まさに威風堂々と先頭に立つ。キョウエイストーム・ケイアイドウソジンはここで失速。後方につけていた馬たちの2着争いになった。インからインの競馬で伸びてきた2番ヒットザターゲット。それを外から追う9番アドマイヤタイシ。更に、最後方から直線大外に進路を取り2番人気の16番ダコールが強襲してくる。3頭並んだところがゴールだった。結果は「ハナ・ハナ」の僅差で2着アドマイヤタイシ、3着ダコール、4着ヒットザターゲットの順。無論、それを尻目にダイワファルコンは2馬身の差をつけてゴールに飛び込んでいた。この結果により「馬連6-9、3920円」の的中。軸馬が横綱相撲の完勝。2着争いの3頭全て対抗馬。そして『一番高いところで決着』という、年間でもそれほど多くはない会心の的中鞍。会員の皆さま、本当におめでとうございました。

他にも日曜京都10R「嵯峨野特別」3歳上1000万下・芝2000m。『本日イチオシ』と断じた勝負鞍で「3連複1-7-8、440円」を大本線にて的中しているが、勝負鞍全体で見れば土日を通して少々精彩を欠く週となってしまった。「競馬だから仕方がない」というのは一般のファンレベルの話。会員の皆さまから命の次に大事なお金をお預かりしている以上、納得していただける結果を出し続けてこそのプロ。そのことを予想部には今一度、肝に銘じてもらいたい。強く、強く要望しておく。

「ジャパンC」を筆頭に興味深い勝負鞍候補が林立する今週末。大いなるご期待をお持ちのうえ、楽しみにお待ちいただきたい。

11/10 11/11 5回東京・5回京都・3回福島3日4日目

軽く好配当奪取~土曜京都9R・修学院S~

戦前から「史上最低レベルのメンバー構成」と云われていた今年の「エリザベス女王杯」。レース当日の降雨も手伝い、いかにもお寒い一戦となった。このレースについては特記事項なし。しかし、その数分前に行われた「武蔵野S」の方はとてつもないレースになった。モロに出遅れた1番人気イジゲン。イキナリ3馬身のハンデを負う。普通このパターンは腹をくくって後方から直線一本に賭けるもの。イジゲン(=ムーア)は普通ではなかった。府中ではタブー中のタブーとされる3角大マクリに打って出る。大外をブン回り猛スピードで進出。4角では5・6番手まで押し上げた。並みの馬ならここで終了。後は抜いてきた馬にまた抜き返されるパターン。イジゲンは違った。もう一度加速して3馬身ほど突き抜ける。さすがにゴール前は一杯一杯となり2着ガンジスに半馬身差まで迫られたが、それでも堂々の重賞初V。まさに次元の違う強さを見せてくれた。この馬のまともな競馬も見たい半面、ハラハラドキドキのこのようなレースもそれはそれで楽しい。いずれにしろスター候補の誕生であることは確か。今後大いに注目。この「武蔵野S」、弊社は4番人気ガンジスを自信の軸馬指名。「馬連4-14、1400円」を本線にて的中している。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都9R「修学院S」3歳上1600万下・芝1600m。この一戦で弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった8番ダノンプログラマーだった。

『気性面の成長著しく、最後まで集中して走れるようになったダノンプログラマーが軸馬。この頭数なら差し遅れて脚を余す心配はないし、不利を受ける可能性も低い。放牧明け叩いた今回は文句のないデキになった。定番のスローペースからの瞬発力勝負。一気に突き抜けてくる』という見立て。

典型的な逃げ馬不在。レースをリードしたのは大方の予想通り5番ナシュワンヒーロー。これまた予想された通りの超スローペースになった。軸馬ダノンプログラマーは慌てず騒がず後方から3頭目、6番手に待機。ほとんど馬順変わらず4コーナーから直線。再加速して逃げ切り態勢に入るナシュワンヒーロー。それを2・3番手にいた馬たちでは追えない。ただ一頭、他を圧する脚で差してきたのが大外に出たダノンプログラマーだった。粘るナシュワンヒーローを捕らえたのは残り200m地点。そこで勝負あり。最後は手綱をおさえる実質大楽勝となった。ナシュワンヒーローが2着を確保。クビ差の3着に1番エーシンミズーリが入線した。この結果により「馬連5-8、1270円」の的中。展開を考えると必然とも言える結果で、この配当はオイシイところ。ちょっとした「ローリスク&ハイリターン」の的中鞍となった。

他にも『本日イチオシの勝負鞍』とした土曜東京9R「錦秋S」馬連2-5、710円の一点目大本線的中土曜東京10R「オーロC」では「3連複4-5-9、2280円」を的中。極めつけは日曜京都8R「馬連3-10、7510円」の好配当的中で大幅利益をさらに上乗せ。週を通じて引き続き絶好調をキープし、開催2週目も至極順調に推移したと言えよう。

「エリザベス女王杯」とは一変、今週末の「マイルCS」は充実のメンバー構成で、馬券的な妙味も十二分。絶対に見逃せないG1となる。他にも興味津々の勝負鞍候補目白押し。楽しみにお待ちいただきたい。

11/3 11/4 5回東京・5回京都・3回福島1日2日目

7週連続G1の大勝負どころ ~日曜福島8R・3歳上500万下~

例年になくメンバーが揃い注目を集めた「アルゼンチン共和国杯」。並みいるタイトルホルダーを尻目に、前々の位置取りからアッサリと抜け出したルルーシュの勝ち内容は強い。これがよくあるスローペースからの抜け出しではツヤ消しだが、1000m通過59秒6という緩みのない流れを先行策から押し切ったところに価値がある。しかも勝ちタイム2分29秒9は堂々たるレースレコード。文句のつけようがない完勝だった。厩舎も騎手も超一流。元々期待の大きかった馬だが、順調さ欠きこれが重賞初制覇。この勝利によって「ジャパンC」でも注目を集めることになりそうだ。2着ムスカテールもコース&距離適性を存分に感じさせる力走。普通のレベルの年だったらこの馬の内容で楽勝だった。単に、勝ったルルーシュが強すぎただけ。格下ながら3着に入ったマイネルマークの長距離適性は高い。今後も目の離せない存在になる。この「アルゼンチン共和国杯」、弊社はムスカテールを軸馬に指名。「馬連4-7、1060円」を本線にて的中している。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜福島8R「3歳上500万下」芝2600m。この一戦で弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった10番マイネルメダリストだった。

『ここでは明らかに地力上位のマイネルメダリストが軸馬。良くも悪くも相手なりの走りで勝ち切れない歯痒さはあるが、中長距離戦における安定感は500万ではまさに別格。福島なら地力に任せての早マクリ→4角先頭くらいの競馬でちょうど良さそう。今度こそスッキリと勝ち上がるはずだ』という見立て。

注文をつけて逃げに回ったのは6番キャニオンシンザン。すかさず軸馬マイネルメダリストが2番手に収まる。このあたりは小回りを意識した鞍上・津村の好判断。そして当方の注文通り4角先頭に積極策に打って出た。直線はまさに地力の違いまざまざ。マイネルメダリストはいささかも脚いろ乱れず2馬身半差の大楽勝。焦点は2着争いに移ったが、これも7番バンダムラディウスがアッサリと決着をつけた。更に2馬身遅れて3着2番カムフィー。この結果により「馬連7-10、700円」の本線的中となった。獲れるところは確実に獲る。ある意味アスコットらしい的中鞍と言えよう。

他にも土曜東京12R「3歳上1000万下」芝1600m。ここでは13番フルアクセルを自信の軸馬として指名。「馬単13→9、4890円」の好配当を仕留めている

開催替わりもまずは順調な滑り出しとなったアスコットシステムズ。今週末の「エリザベス女王杯」から年末の「有馬記念」まで、7週連続して行われるG1を目前にして不安な材料は一切見当たらない。まずは勝負鞍候補満載の今週末を楽しみにお待ちいただきたい。