4/28 4/29 2回東京・3回京都3日4日目・1回新潟1日2日目

安心安全の的中劇 ~土曜新潟9R・4歳上500万下〜

今週末のメインは3歳マイル王決定戦となる「NHKマイルC」。昨年同様、かなり力量拮抗のメンバー構成だが、主力級の扱いとなるのが全6戦4勝2着1回3着1回、すでに重賞を2勝しているタワーオブロンドン。正直、大物感となると?が付くが、前走の「アーリントンC」や「京王杯2歳S」の末脚からも東京マイル向きの決め手は十二分。レースの巧さを加味すれば、今年のメンバーなら紛れもなくトップ。自身の力を最大限に発揮すればチャンスあり。「ニュージーランドT」で直線一気を決めたカツジも当然有力。前走で脚質にも幅が出たし、そのレース振りなら東京コースへのコース替わりも不問。逆転も難事ではあるまい。また、「アーリントンC」でタワーオブロンドンに屈したパクスアメリカーナ・レッドヴェイロン・ダノンスマッシュあたりの巻き返しからも目が離せない。「桜花賞」では全く競馬に参加できなかったプリモシーン。これも一変の可能性は大いに秘めている。それ以外にもテトラドラクマ・ギベオン・ケイアイノーテックなどなど、名前を挙げ出したらキリがないほどの群雄割拠状態。この難解な一戦を弊社はどう紐解くのか。大いなるご期待をお寄せいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜新潟9R「4歳上500万下」ダ1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは上位拮抗のなか、最終的に2番人気に支持された12番マルヨシャバーリーだった。

『マルヨシャバーリーの前走は間隔をあけて立て直され、タイム差なしの勝ちに等しい3着惜敗。暖かくなって馬体も絞れていたことも良かったし条件や流れが向いたこともあるが、これまでとは異なりズブいながらも中団で流れに乗れ、気性面での成長を伺わせた一戦。現級通用のメドは完全に立ったとみていいだろう。今回は2戦して4着、12着と実績の乏しい距離1800mへの延長となるが、そもそも距離自体は問題なく前走のレース振りなら再度流れに乗った競馬が可能。加えてブリンカー着用で集中力が持続しそうな今回、これといった明確な地力上位馬不在の組み合わせなだけに、発馬さえ決まれば前走以上の走りが期待できるとみて軸馬に推す』という見立て。

大外から抜群のスタートを決めた14番アジアハイウェイが逃げる。2番手に7番ライデンバローズがつけ、9番クインズマラクータ、6番テイルバック、さらに3番リネンソング、4番ぺイシャボムなども先行。1番人気の2番リフトトゥへヴンは中団で流れに乗り、軸馬12番マルヨシャバーリーはスタートで後手を踏んだが無理に出して行かず、馬のリズムに合わせて1コーナーでは最後方で脚を温存。前半1000m通過61秒8と速めの流れ。3コーナーあたりから終始2番手で追走していた7番ライデンバローズが早めに仕掛けてレースが動き、ハナを切って逃げていた14番アジアハイウェイが早々と失速。これに合わせて向正面からジンワリと徐々にポジションを上げていた軸馬12番マルヨシャバーリーも外から一気に押し上げにかかり、4コーナーでは外目の7番手まで浮上。直線に向いてもしぶとく粘る7番ライデンバローズを目標に外から2番リフトトゥへヴンと軸馬12番マルヨシャバーリーが一気に前を捕らえにかかり、直線半ばの段階でこの2頭の脚色は他馬とは歴然。最後は先に抜け出した2番リフトトゥへヴンを外から軸馬12番マルヨシャバーリーが1馬身交わして1着でゴール。2着に2番リフトトゥへヴン、3着には最後までしぶとく粘り込んだ7番ライデンバローズが入線。この結果により、「馬連2-12、690円」&「ワイド2-12、280円」&「ワイド7-12、520円」のトリプル的中をお届け。上位人気馬同士の決着だっただけに配当面はさほどでもないが、対抗1点目での大本線的中だったし、直線半ばでの軸馬の脚色から見ていて安心安全の的中劇。サポート力をフルに発揮し、購入方法の妙で悪くない払い戻しとなった次第。

他にも先週から始まった東京・京都開催のG1・6連戦一発目の「天皇賞(春)」「3連複8-11-12、2,060円はもちろんのこと、土曜東京8R「4歳上500万下」「馬連10-14、660円など、今回斬った土曜新潟9R同様、これまた本線的中にてお届け。加えて、軸馬【2・1・1・0】と勝負どころにおいての軸馬複勝率は100%。これまで同様、軸馬がキッチリ勝ち負けに加わっている時は好調の証。あと少しだけ噛み合えば久々にパーフェクト達成も現実味のある話だし、開幕週の流れを途切れさせず、今週末以降もいい風に乗っていけることは間違いない。引き続き多大なるご期待をお寄せいただきたい。

4/21 4/22 2回東京・3回京都1日2日目・1回福島5日6日目

開幕ダッシュを決めた的中鞍 ~日曜京都8R・4歳上500万下〜

オークストライアル「フローラS」は1番人気サトノワルキューレの完勝だった。デュッセルドルフがハナを切って作ったペースは1000m通過61秒1~後半1000m58秒4。この流れは完全なスローペース。サトノワルキューレの鞍上・Mデムーロは、この流れでもジックリ後方待機策を取る。このあたり、デビューから手綱を取ってきただけに「溜めれば切れる脚を使える」同馬の特徴を把握していたからに他ならない。強力な先行馬不在のメンバーで全体レベルも小粒だったこともあるが、好位勢が粘れる流れを4コーナー14番手から追い込みを決めるのだから、同馬の力を信頼した自信溢れる騎乗ぶり。見た目にはクビ差辛勝だが、着差以上に内容的には大楽勝。デビュー時からの大目標だったオークスに何ひとつ不安材料のない状態で挑むことになった。アーモンドアイを筆頭に「桜花賞」の上位入線組に対して、少なくとも東京2400mのレースなら互角以上の力関係と断言できる。紛れもなく有力候補の一頭だろう。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜京都8R「4歳上500万下」芝1200m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された8番スワーヴアーサーだった。

『長期休養明けで仕上がり途上だったスワーヴアーサーだが、一気の距離短縮で適性の高さを示して0秒1差3着に力走。中距離路線で勝ち上がってきた馬ながら依然として折り合いに課題を残す現状なだけに、道中速いペースで流れるこの距離は合っているのだろう。適性さえあれば現級勝ちに加えて再三1000万で善戦してきた実績が示す通り、ここでは一枚上の脚力の持ち主。使った上積み十分だし、勝ち鞍のある京都へのコース替わりも不問。これといった強敵不在の組み合わせも同馬に追い風。距離も2度目で慣れが見込める今回は直線突き抜けが期待できる』という見立て。

レースは外枠からスタートを決めた14番パールズベストがハナを切る展開。6番キクノレレ、15番ベストティアラ、13番トウカイレーヌ、11番ヨドノベストが続く隊列で34秒2-45秒4~上がり45秒3-34秒2というミドルペース。軸馬8番スワーヴアーサーは後方10番手あたりでジックリと待機。直線に向いてハナを切った14番パールズベストが二の脚を使って先頭から押し切りを図るも、好位から楽な手応えで13番トウカイレーヌが抜け出して先頭へ躍り出る。軸馬8番スワーヴアーサーは勝負どころの4コーナーで馬群が凝縮してゴチャついてスムーズさを欠いたが、手応えは十分だっただけに鞍上も慌てず騒がずスペースを探し、前があいたタイミングで一気にスパートをかける。先に抜け出した13番トウカイレーヌを一完歩ずつ追いつめるも、勝負どころでのロスが致命傷となり、クビ差まで詰め寄ったところでゴールだった。勝ち切れはしなかったものの、軸馬8番スワーヴアーサーはキッチリと連対を確保して2着入線。クビ差の3着には逃げた14番パールズベストがギリギリ残った。この結果により、「馬連8-13、1,480円」&「3連複8-13-14、4,130円」のダブル的中。軸馬の地力から言えば2着は決して褒められる結果ではないが、6番人気に甘んじたトウカイレーヌを対抗1点目としたのは予想部のファインプレー。さらにサポートにて2頭軸3連複をおさえてダブル的中をお届けしたことも高い評価をいただけるものと自負している。今週末からはG1・6連戦もスタートする春競馬で最高潮の盛り上がりをみせるだけに、開幕ダッシュを決めたひと鞍と言えよう。

他にも土曜京都12R「4歳上1000万下」「馬連1-4、1,570円。さらにイチオシ鞍と断じて全正規会員様に提供された日曜福島9R「3歳上500万下」「馬連5-12、750円。加えてもうひと鞍。勝負鞍ではないものの、土曜京都11R「彦根S」「馬連6-10、3,690円など、先週末の土日を通じてマズマズの好配当を複数お届け。この結果には普段クールな弊社の会員の方々も連日盛り上がったようで、喜びの声で弊社のメールボックスは満杯状態となったことは言うまでもない。

本格的な春競馬に突入し、誰もが盛り上がるこの時期。開催も替わり、競馬で例えるなら「エンジンのかかりが遅い」弊社において、開幕週を上々の首尾で乗り切った価値は計り知れない。これも全て何年もスタンスを崩さず、日々地道な作業を淡々とこなしているからこその結果だろう。開幕週のこの結果に満足することなく、今後も飽くなき精度向上を心がけることを予想部には願う。今週末以降も引き続き「アツい」勝負をしていただく所存。潤沢になった軍資金を手に、楽しみにお待ちいただきたい。

4/14 4/15 3回中山・2回阪神7日8日目・1回福島3日4日目

上々の配当をお届けした的中鞍 ~土曜阪神10R・陽春ステークス〜

『スローペースで流れていって上がりだけの瞬発力勝負』。一部の例外(たとえば中山1200mダート)を除くと近年の競馬の過半数はこのパターン。特に2000m以上となると8割から9割がこれ。別段悪いことだとは思わないし、ほぼ全部の馬が余力を持って直線に向かうので僅差のひしめき合いとなり、それなりにスリリングでもある。しかし、せめてG1レースくらいは力と力のぶつかり合いが見たい、という気持ちがあることもまた事実。今年の「皐月賞」がまさにそんなレースとなった。昼過ぎまで降り続いた雨の影響でやや重となった馬場。パンパンの良馬場とは程遠い状態となったことも逆によかった。アイトーン、ジェネラーレウーノ、ジュンヴァルロの主導権争いで前半35.5-47.0-59.2という緊張感十分のペース。まさに力勝負になる流れ。ポジション取りが明暗を分ける馬場で、前3頭が飛ばすのを尻目に、離れた4番手で各馬を先導した7番人気エポカドーロが実質主導権を握った形で最後は後続に2馬身差をつけての完勝。有力各馬が差し馬だったことも功を奏したが、鞍上戸崎騎手の好騎乗が光った一戦だった。むろん、特殊な馬場&流れでポジション取りが明暗を分けた一戦であったことからも、この着差が明確な力差ではないが、折り合って運べれば終いきっちり脚を使えるレース振りからも直線の長い東京でも侮れず、続く2冠目となる「日本ダービー」も有力な一頭であることは間違いないだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜阪神10R「陽春ステークス」ダ1200m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは上位拮抗のなか最終的に1番人気に支持された12番オウケンビリーヴだった。

『休養明けも久々は3戦3勝の鉄砲巧者。入念に乗り込みを消化し今回も力を出せる仕上がりで出走態勢が整ったオウケンビリーヴが軸馬。前走は6着だったが終始内々で外に出すタイミングを逸し、内を突くも前が壁になり最後は流しての入線。全く力を出し切っておらず、度外視していい一戦だ。ここまでダートで7戦を消化しているが、勝ち負けにならなかった3度はいずれも直線で内を突き、外から被されてスムーズさを欠いての内容。前走しかり、恐らく、直線で外に出せないと最後のひと伸びが利かないタイプ。今回は外に出せない枠順ではないし、馬の気分を損ねず、当たりの柔らかい鞍上への乗り替わりは確実にプラス。ハンデ戦とはいえ、実質56キロがトップハンデの手ごろな組み合わせのここは即反撃必至だろう』という見立て。

内枠から好スタートを決めた2番スマートレイチェルがハナを主張。それを追って大外から好ダッシュの16番メイショウワダイコ。更に15番ゼンノサーベイヤー、9番ラズールリッキー、11番スズカグラーテという隊列。このあたりまでで先行集団を形成。軸馬12番オウケンビリーヴはもっさりした発馬から、流れが速いとみて後方でじっくり脚を溜める。前半3F通過34秒1のハイペースは待機策を取った軸馬12番オウケンビリーヴにおあつらえ向きの展開。マイペースの逃げを打てた2番スマートレイチェルが直線に入り二の脚を使ってさらに加速。好位追走の各馬がそれに追いすがるがその差はなかなか縮まらない。伸びあぐねる先行勢を尻目に直線8番手までジンワリと押し上げ、直線外に出した軸馬12番オウケンビリーヴが弾けて一気に前を行く各馬を猛追。逃げ切りを図った2番スマートレイチェルを危なげなく差し切り1着でゴール。前残りのペースのなか、レース上がりを1秒以上上回る末脚を繰り出しており、結果、1/2馬身差とはいえ着差以上の強さで危なげのなく完勝を収めた。3/4馬身差の3着に終始番手で粘り込んだ16番メイショウワダイコ。この結果により、「馬連2-12、1,830円」の的中。本線的中とはいかなかったが、まずまずの配当をお届けできただけに会員様からしても文句のないところ。人気馬からの勝負とはいえ1番人気→5番人気の決着でこの配当ならば上々の部類。相手が横一線で配当妙味十分とジャッジしてのレース選定。「獲るべきところはキチンと獲る」だけでなく、そのなかでも「可能な限りメリットのあるレースでの勝負を」という姿勢をお見せすることができた勝負鞍だったと言えよう。

他にも重賞を筆頭に連日的中をお届けできた先週末だが、不的中のレースでは軸馬完勝→対抗馬ハナ差3着での取りこぼしや、位置取りの差での軸馬3着惜敗など、通常であれば少なくともあと1本は的中を届けできている週だったはず。少々ツキがなかったこともあり中山・阪神開催最終週を大団円で締めくくるには至らなかった。言いたいことは山ほどある。しかし、ここはあえて沈黙を守り、開催替わりの今週末の猛反撃を誓うのみ。大いなるご期待をお持ちのうえ、開催替わりとなる今週末をお待ちいただきたい。

4/7 4/8 3回中山・2回阪神5日6日目・1回福島1日2日目

サポートが功を奏した的中鞍 ~土曜阪神9R・丹波特別〜

下馬評通りの順当決着となった「桜花賞」だが、強い馬が強いレースをするのも競馬の醍醐味のひとつ。「シンザン記念」勝ちから本番直行を選択した新興勢力のアーモンドアイが完勝。これで牝馬クラシック戦線もラッキーライラック1強の構図が変わり、第2戦の「オークス」がグッと楽しみになった。その余韻も冷めやらぬまま、今週末は牡馬三冠の第一関門となる「皐月賞」が行われる。「桜花賞」でのラッキーライラック同様、断然の1番人気に支持されたであろうダノンプレミアムの出走回避により、候補乱立の様相を呈してきたが、トライアル「弥生賞」では前記ダノンプレミアムに遅れをとったワグネリアンだが不向きな流れでも結果を出したそのレース内容から、絶対王者不在のここなら最有力候補であることは確か。ただし同レース3着のジャンダルムや「スプリングS」を力強い脚で抜け出したステルヴィオは無論のこと、G1「ホープフルS」勝ちのタイムフライヤーなど全て有資格。中でも前哨戦でも勝ち切ったことに意味があるステルヴィオは確実に上積みあり。他にもオウケンムーン・キタノコマンドール・ジェネラーレウーノ・エポカドーロ・グレイルと勝って不思議のない馬は少なくない。馬券的な妙味も尽きないこの一戦。弊社アスコットシステムズが導き出す『正解』を楽しみにお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜阪神9R「丹波特別」芝1600m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された11番エイシンスレイマンだった。

『頭数もさることながらここはかなり低レベル。この組み合わせなら距離マイル【2・4・1・0】に加えて、昇級の前走2着で実績でも頭ひとつ抜けているエイシンスレイマンが軸馬。前走は内枠がアダとなり直線では前が塞がって、そこから大外まで進路を切り替える致命的なロス。それでもクビ差2着まで詰め寄るのだからクラスが上がったとはいえ、現級でも地力上位を証明した一戦だった。今回もデキ落ちなく上々の仕上がりだし、阪神コースも2戦2連対でコース替わりは不問。今回のこの枠なら前走のような不利はまず考えられず、鞍上も連続騎乗で2度目のここは力の違いを見せてくれるに違いない』という見立て。

レースは最内からスタートを決めた3番タガノカムイ、2番ヴェゼール、7番サウンドバーニングの3頭が横並びでレースを引っ張り、3番タガノカムイがこの中から抜け出し積極的にハナを主張するが、9番グランドボヌールが外から一気に上がって行き、3番タガノカムイを交わして先頭に躍り出る。番手に3番タガノカムイが追走し、離れた3番手に7番サウンドバーニング、4番手に2番ヴェゼール。縦長の隊列となり、中団に4番インビジブルレイズ、1番ジェニアルが追走し、軸馬11番エイシンスレイマンは中団後方の8番手という位置取りでじっくり脚を溜める。前半3ハロン通過34秒8という平均速めの流れ。3、4コーナー中間にさしかかってもまだ縦長の隊列のままだったが、軸馬11番エイシンスレイマンが外から前との差を徐々に詰めていき、4コーナーは6番手で回る。直線に入っても粘りを見せる9番グランドボヌールだが、一気に後続各馬が殺到し、ここでスパッと弾けたのが4番インビジブルレイズ。グイグイ伸びて先頭へ。これに外から1番ジェニアル、と軸馬11番エイシンスレイマンが差を詰めるが、先に抜け出した4番インビジブルレイズの脚色も衰える気配なく、そのまま後続の追撃を退けて1着でゴール。軸馬11番エイシンスレイマンはしぶとく脚を伸ばすも1馬身1/4差2着まで詰め寄るのが精一杯。ゴール直前で外から急追した8番ワンダープチュックが強襲し3着入線。この結果により、「3連複4-8-10、1,900円」の的中。馬連こそ人気サイドでの決着ではあったが、ここはサポートにて「馬連で手広く流すのは得策ではないだけに、3連複のみで勝負」と断じて勝負に踏み切った予想部のファインプレー。人気馬からの勝負でも購入方法ひとつということを象徴する的中劇だったと言えよう。

他にも勝負鞍においては土曜福島6R「4歳上500万下」「馬連4-8、370円など、先週末も手堅く的中を積み重ね、重賞でも人気サイドでの決着となった日曜阪神11R「桜花賞」「3連複1-9-13、830円はもちろんのこと、土曜中山11R「ニュージーランドT」でも「3連複2-5-14、6,780円と連日的中をお届け。さらに前週の馬連万馬券的中とまではいかなかったものの、日曜阪神12Rでは「馬連11-14、2,690円と、週ラストの鞍を的中で締めくくった次第。

今開催は50%を上回る的中率で上々の結果をお届けしているアスコット予想。開催最終週となる今週末には「皐月賞」をはじめとする勝負鞍候補が目白押し。それだけではなく、次開催以降にも視野に入っている勝負鞍候補は少なくない。大団円を迎えるべく一抹の不安さえ見当たらない今週末。そしてその先に続く提供まで楽しみにお待ちいただきたい。

3/31 4/1 3回中山・2回阪神3日4日目

会心の的中鞍 ~日曜中山7R・4歳上500万下〜

注目のG1「大阪杯」は最終的に1番人気に推されたスワーヴリチャードが完勝。2着ペルシアンナイトとは3/4馬身差だが、これぞまさに『着差以上の力の差』を感じさせるレース内容。前走までのスワーヴリチャードといえば、「有馬記念」でも直線で内にモタれたように右回りだと手前を上手く変えられず、左回り巧者のイメージが強かった馬。単勝3倍台のオッズからも抜けた支持を集めなかったのは少なからずその影響もあったはず。地力が古馬トップクラスであることは間違いなく、それゆえこの「大阪杯」で求められていたのは『自身の力を出し切る普通の強さ』に他ならない。スローペースを読んでマクッて行った鞍上の好騎乗も光ったが、それにしっかり対応した馬の成長力は目覚ましいものがある。その意味でも今回のレース内容は完璧だった。まさにひと皮剥けた感じ。この一戦だけで現役古馬最強と断言するのは早計ではあるが、今後同世代のレイデオロを筆頭に、ここで対戦した馬たちを含めた他世代の古豪との対戦が一段と楽しみになった。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山7R「4歳上500万下」ダ1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは上位拮抗で人気が入れ替わるなか最終的に3番人気に支持された5番サイドチェンジだった。

『前走こそテン乗りで完全なオーバーペースの逃げとなり直線失速したサイドチェンジだが、それ以前は再三勝ち負けしていたように現級では上位の脚力の持ち主。大敗した前走も逃げ馬にはありがちなことだし、メンバーも揃っていただけに仕方のない結果と言わざるを得ない部分もある。今回は一転し、強力先行馬不在で楽に先手を取れる組み合わせ。距離1800mは久々となるが、前記の通り、先行馬が極めて少なく近走の行きっぷりからも距離短縮も対応可能と判断。モロさを兼備している馬ではあるが、前走惨敗で人気下落のここが絶好の買い時とみて軸馬に抜擢する』という見立て。

スタートからリードしたのは最内枠から積極的に出していった1番ゴールドバンカー。13番トミケンボハテルが大外から好位2番手で流れに乗り、その後ろに11番ジュブリーユ、9番リフトトゥヘヴン、6番ダッシャークワトロが続き、軸馬5番サイドチェンジも好位6番手を追走。逃げた1番ゴールドバンカーからここまで差はなく、一団で先行集団を形成。予想外に先行策を取ってきた馬が多かったが、1000m通過は64秒1の淡々としたスローよりのミドルペース。3コーナーあたりで逃げた1番ゴールドバンカーの手応えが悪くなり早々に後退するも、流れから見れば完全に先行馬有利のペース。軸馬5番サイドチェンジはこの流れにピタリと折り合いジンワリとポジションを押し上げ、4コーナーでは3番手まで浮上して直線へ。早めに先頭に押し出される形となった13番トミケンボハテルが直線でもしぶとく粘り込みを図るが、終始差のない位置でレースを運んでいた9番リフトトゥヘヴンと軸馬5番サイドチェンジの2頭が13番トミケンボハテルに一完歩ずつ差を詰めにかかる。坂上で完全に2頭が抜け出し、そのままマッチレースになるかにみえたが、前半はじっくりと脚を溜め、向正面からじんわりとポジションを上げて4コーナー6番手で直線に向いた7番ナスノカンザンが外から一気に急追。勢いの差は歴然で最後は後続に1馬身差を付けて1着でフィニッシュ。軸馬5番サイドチェンジは9番リフトトゥヘヴンとの追い比べを制し2着を確保。さらに1馬身1/4差3着に9番リフトトゥヘヴンが入線。この結果により、「馬連5-7、2,400円」の的中。軸馬に関して言えば、好位6番手でレースを進めたのは予想外だったが、手応えも脚色も十分の危なげのないレース運びで配当的にも悪くない。まさに会心の的中鞍と言えよう。

他にも週一発目の勝負鞍となった土曜中山6Rでは8番人気シスルを対抗馬指名し「馬連5-7、2,410円」の好配当的中をお届けし、同日中山7Rにおいても堅めの配当ながら「馬連4-9、480円」をキッチリ的中させ、土曜を連勝で折り返し。週を締めくくるラストの勝負鞍中山12Rこそ馬連的中を逃し、全勝には至らなかったが、サポートのワイド的中で準パーフェクトを達成。また、勝負鞍ではないものの、土曜中山10R「千葉日報杯」では4番人気イノバティブを軸馬に指名。10番人気のシゲルタイガーを対抗指名していたことにより、「馬連9-14、12,140円」の馬連万馬券的中を仕留めるなど、右肩上がりに調子を上げた開催2週目となった次第。好調の波に乗ったままいよいよ今週末からの3歳G1クラシック戦線に突入していく。現状の弊社アスコットシステムズに不安らしい不安は見当たらない。今週末以降の更なる快進撃にご期待いただきたい。