2/25 2/26 2回中山・1回阪神1日2日目

まずは快調な滑り出し ~日曜中山8R・4歳上500万下~

前日来の降雨により不良馬場と化した開催初日の中山競馬。「当然、逃げ・先行有利」が予想されたが、蓋を開けてみると意外なほど外からの差しが決まる芝コース。明けて2日目、馬場はワンランク回復して重。とはいえ、普通に考えて前日の傾向が激変するとは誰も思わないはず。しかし……。やってみるとインの前残りのオンパレード。外からの差しなどいつまで待ってもやって来ない。たまに差してくるのもイン突進だけ、という有り様。正直なところ、たった1日でこれほど傾向が変わると対処するのは難しい。競馬は自然相手。だから今さら言っても仕方のないことではあるのだが、難しいものはどこまでいっても難しい。ところが、これにいとも容易く対処した男がいる。「中山記念」フェデラリストの手綱を取る蛯名正義だ。道中は内ラチ沿いから一瞬たりとも離れない。しかも4コーナー手前では一旦息を入れる余裕。大逃げを打ったシルポートを追い、外からあたふたと追い上げる北村宏司=ダイワファルコン、福永祐一=トゥザグローリーあたりとは対象的。直線は1頭だけ違う脚を使いアッサリと差し切って見せた。まさに唸るほどの好騎乗。今の蛯名に逆らってはいけない。そう改めて思わされた一戦だった。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山8R「4歳上500万下」ダート1800m。『本日イチオシの勝負鞍』としたこの一戦で、弊社予想部が確信の軸馬としたのは1番人気となった2番クレヨンロケットだった。『本日イチオシの勝負鞍。年明け初戦も、完璧の出走態勢が整ったクレヨンロケットが断然の軸馬。前走は同日1600万を凌ぐタイムを叩き出した勝ち馬が強すぎただけ。この馬とて1000万超級の時計で走っているのだから、ひと言相手が悪かった。2年5カ月にも及ぶ休養がなければ、とっくに上のクラスにいっていたはずの高性能の持ち主。展開や流れがどうあろうと、もうこのクラスで足踏みは許されない。力の違いを見せつける』という見立て。

レースをリードしたのは6番オーミリベルター。以下7番トーセンリョウマ、14番ダイワベルベと続く緩い流れ。軸馬クレヨンロケットは中団のインで四方八方を囲まれる形。2番人気の15番パンジャは出遅れて後方からのレース。根が先行馬だけにこの展開は辛い。3コーナーから外を回ってスッと動いた9番ニシノオウガイの脚いろが目立つ。直線に入っても道中のペースがペースだけに、どの馬も簡単には失速しない。これがクレヨンロケットにとっては痛恨。なかなか前が開かず、追い出しが完全に遅れた。対象的に外からストレスなく突き抜けたのがニシノオウガイ。瞬く間に2馬身以上抜け出す。ようやく前を捌いてクレヨンロケットが追えたのはたった80mほど。これでは届くはずもなく1馬身3/4差の2着が一杯一杯だった。3着には3/4馬身差で5番チャンピオンハーレが入線した。この結果により「馬連2-9、1200円」の的中。『本日イチオシの勝負鞍』としたうえ、なおかつ本線での的中劇。配当的にもまずまず納得のいくところだけに、会員の方々からは数多くの嬉しい声をいただいている。

また、土曜中山6R「3歳500万下」も本線で「馬連4-8、480円」を仕留めた予想部。連日に渡る勝負鞍の的中は好調の証。まずは滑り出し快調とお伝えしておこう。

更に、メール配信しているサービスコンテンツにおいて土曜中山12R「馬連1-6、3640円&ワイド1-6、1270円」のダブル的中があったことも合わせてお伝えしたい。

今週末以降もG1前哨戦真っ盛り。更に、新装なった中京競馬も今週末いよいよ開幕となる。ここからがまさに正念場。更に勢いを増して挑むアスコットシステムズにアツいご期待をお寄せいただきたい。

2/18 2/19 1回東京・2回京都7日8日目

いよいよ本格的な春競馬 ~日曜東京8R・4歳上1000万下~

通常は前後半差3秒以上をハイペースとしている。これはつまりレースの前半の方が後半より3秒以上速い、ということ。わかりやすい例を挙げれば、1600m戦の前半4ハロン45秒0~後半48秒0。これがハイペース。しかし、前後半差3秒というのはあくまでも「一般的に」ということ。直線が長く坂も待ち受けるタフな東京コースの場合は、前後半差2秒でも「かなり速い流れ」と言っていい。前後半差2秒でも、東京コースの「安田記念」や「NHKマイルC」は決まって差し・追い込みの競馬になる。しかし、同じく前後半差2秒でも京都コースの「マイルCS」は基本的に前が残る。これは即ち、コース形態が原因。今回の「フェブラリーS」は前半4F46秒6~後半4F48秒8。前後半差2秒2で完全な追い込み競馬になった。予めこの流れがわかっていれば決して買えない馬券ではない。しかし、正直なところ非常に読みにくい展開&流れではあった。対して前日の「ダイヤモンドS」は15番人気ケイアイドウソジンの超スローペース3400m逃げ切り勝ち。改めて展開や流れがいかに重要か。そのことを思い知らされる先週末の2重賞だった。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京8R「4歳上1000万下」ダート2400m。『本日イチオシの勝負鞍』としたこの一戦で、弊社予想部は1番人気の5番パクサを確信の軸馬として推奨した。『本日イチオシの勝負鞍。ダートの2100mと2400mを稼ぎどころとしているパクサが軸馬。この条件で近4走3・3・3・2着という抜群の安定感。追い込み一手ながら確実に伸びてくる点が信頼性を増している。毎回先着を許していたオメガスカイツリー(前走の1着馬)が抜け、いよいよ順番が巡ってきた印象。今度こそ突き抜けてくるはずだ』という見立て。

レースをリードしたのは大方の予想通り13番レックスパレード。外から内に切れ込みつつ積極果敢にハナを主張した。2番手の内に10番サクラヒストリー、その外に6番アイアムイチバンという馬順で1000m通過65秒1のスローペース。この流れなら追走するパクサも楽。いつもに比べるとかなり前め、中団7・8番手という位置取り。楽逃げに持ち込んだレックスパレードは直線に入っても全く脚いろ衰えず。むしろその直後の馬たちが苦しくなり後退。レックスパレードの逃げ切り態勢かと思えたが、馬群を割って抜け出してきたパクサが猛追。最後は力でねじ伏せるように3/4馬身差し切ってゴール。地力の違いをまざまざと見せつけた。この結果により「馬連5-13、640円」の的中。一見地味な配当ではあるが、『本日イチオシの勝負鞍』における一点目の大本線的中という点に一定の評価はいただけるものと自負する。

しかしながら、ここはあえて苦言を呈しておく。一時の「提供=的中」という状態がいかに至難であることは十分に理解しているし、非常に難解なレースが多かった今回の東京・京都開催後半戦だっただけに情状酌量の余地はある。とはいえ、取りこぼしも目立ち、2週続けて勝負鞍における的中率が落ちている点はやはり問題と言わざるを得ない。開催替わりとなる今週末、予想部には最大限の奮気を促したい。

今週末開幕の2回中山、1回阪神開催といえばG1前哨戦目白押し。いよいよ本格的な春競馬の到来となる。また、その次週には新装なった中京競馬の開幕も控え、ここからがまさに正念場。まずは開幕ダッシュを誓う今週末の提供を楽しみにお待ちいただきたい。

2/11 2/12 1回東京・2回京都5日6日目・1回小倉9日10日目

次に繋げる的中鞍 ~土曜小倉10R・萌黄賞~

1回東京開催の最終週となる今週末には、早くも今年のG1幕開けとなるダート王決戦「フェブラリーS」が行われる。主役を務めるのはもちろん、昨年の「最優秀ダートホース」トランセンド。昨年は当レースをはじめ「ジャパンCダート」。そして異例の東京開催となった交流G1「南部杯」を撃破。更に「ドバイワールドC」2着と、世界中を股にかけての大活躍。難敵スマートファルコン不在(例によって)のここは当然の最有力候補。その1歳上の元ダート王エスポワールシチーだが、ここにきてさすがに衰えを感じさせてきた。トランセンド以外との比較ではまだ上位評価だが、もう過信は禁物という印象。続くのはワンダーアキュート。関東圏への遠征ではイレ込み→体重減のパターンで今ひとつパッとしなかったが、スマートファルコンにハナ差まで肉薄した前走「東京大賞典」の走りは強烈。当然ここもチャンスあり。他にも多士済々の組み合わせで馬券的な妙味も十分に感じられる一戦。この開幕G1を勝負鞍候補の一角として視野に入れる弊社からの配信を、チェック忘れなどなきよう、心よりお願いしたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜小倉10R「萌黄賞」3歳500万下・芝1200m。『本日イチオシの勝負鞍』としたこの一戦で、弊社予想部が軸馬としたのは2番人気となった4番ニコールバローズだった。『本日イチオシの勝負鞍。カリカリした気性のニコールバローズにとっては、現状当日輸送のない現地競馬が好都合。実際、この小倉1200mで「新馬」勝ちの実績を残している。当日輸送だった「ファンタジーS」で0秒3差5着の脚力は、このメンバーに入れば頭ひとつ抜けている。体重減の傾向があっただけに、今回の2カ月のレース間隔も好感が持てる。ここは確信の軸馬とする』という見立て。

外枠各馬を制して3番シルクティソナがハナに立つ。その外に1番人気となった10番アイラブリリ。2頭の間に入る形となったのが5番ドナメデューサ。軸馬ニコールバローズは3F通過33秒9という平均ペースの好位直後、6・7番手という位置取り。4コーナーを3頭ほぼ併走の形から、直線でスッと抜け出したのはアイラブリリ。マークしていた同馬の抜け出しを待って追い出されたニコールバローズだが、馬群の捌きに一瞬躊躇するロス。結局アイラブリリから3/4馬身差の2着に甘んじる形。とはいえ、この結果により「馬連4-10、510円」を一点目の大本線による的中となった。フルゲートの一見大混戦を冷静に分析。適格な軸馬、そして対抗馬選択に徹した予想部。確かに配当こそ物足りないものの、その点では意味のある的中と言えよう。とはいえ、勝負鞍における的中はこの「萌黄賞」のみ。的中率75%を達成した前週との比較において、切歯扼腕たる思いをされた会員の方も少なくなかったはず。予想部には更なる研鑽を要望したい。

他に、メール配信しているサービスコンテンツにおいて土曜東京12R「ワイド2-3、1210円&ワイド3-4、1180円」の珍しいワイドダブル的中。そして日曜小倉9R「馬連2-10、1880円」の的中があったことをお伝えしておこう。

いよいよ迎える開催最終週。この開催が終了すれば待望の春競馬もすぐ。そこへ一番いい形で向かうためにも、今週末は重要な位置を占める。大爆発を期す弊社アスコットシステムズになお一層のご期待をお寄せいただきたい。

2/04 2/05 1回東京・2回京都3日4日目・1回小倉7日8日目

月替わりも絶好の滑り出し ~土曜京都9R・斑鳩S~

同じマイル戦でも中山と東京ではまるで違う。だからこそ、こんな結果になるのだろう。「東京新聞杯」の1着ガルボ、2着コスモセンサー、3着ヒットジャポットという上位3頭は、中山マイル「ニューイヤーS」のそれとそっくり同じだった。ただ当時から1・2着が入れ替わっただけ。にもかかわらず馬連3720円。3連単に至っては65040円という配当になるのだから考えてみれば不思議。終わってみれば「オープン特別もG3も同レベルだった」ということ。マイネルラクリマ・フレールジャック・サダムパテック・スマイルジャックなどの重賞ウイナーが不甲斐なさすぎた。それは紛れもない事実だが、今の日本のマイル路線のレベルの低さを改めて思い知らされる結果といえよう。若干の物足りなさは隠しようもないが、馬券はこんな時こそ面白い。その意味で今後も注目していきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都9R「斑鳩S」4歳上1600万下・芝1400m。『本日イチオシの勝負鞍』としたこの一戦で、弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった2番ワイズリーだった。

『本日イチオシの勝負鞍。去勢が功を奏し、常識にかかってきたワイズリーが軸馬。イン突進や馬群を捌くレースはまだ安心できないが、直線で外に持ち出せば確実に伸びるようになった。この頭数ならスムーズに理想の形が取れるはず。ひと頃とは一変、今の京都は完全な外差し馬場。一気の突き抜けが期待できる』という見立て。

スタートを決めたのは2番人気となった10番ティアップゴールドと、13番トーホウシンバル。しかしともに積極的に行く感じはなく、結局最内から1番ナシュワンヒーローがハナに立つ。3Fから36.0-47.9というこの距離としてはユッタリとした流れ。軸馬ワイズリーは中団のインコースという位置取り。3番人気ルナキッズは後方寄りの内ラチ沿いを占めた。ほとんど馬順変わらず4コーナーから直線へ。一旦抜け出したティアップゴールドを目標に後続各馬が殺到。今回はさほど外に出さず、馬と馬の間を縫ってワイズリーが伸びてくる。完全な勝ちパターンと思えたが、そのワイズリーの後を追うように追い込んできたのがルナキッズだった。ゴール線はワイズリー・ルナキッズ・ティアップゴールド、そして好位から伸びてきた3番サウンドバリアーを加えた4頭の大接戦。結果、ハナ・ハナ・ハナという僅差で1着ルナキッズ、2着ワイズリー、3着ティアップゴールド、4着サウンドバリアーの順。この結果により「馬連2-7、1140円」の的中。『イチオシ勝負鞍』でまずまずの配当を仕留めてみせた。勝負事には絶対に欠かせない『ツキ』を強く感じさせる的中鞍となった。

他にも土曜京都7R「4歳上500万下」馬連2-14、950円。日曜は『イチオシ勝負鞍』とした小倉10R「あすなろ賞」馬連1-2、570円の本線的中と、勝負鞍における的中率75%を達成。月が替わった2月も上々の滑り出しを現出した予想部には一定以上の評価がいただけるものと自負する。

また、メール配信しているサービスコンテンツでも日曜京都9R「宇治川特別」馬連11-14、1890円&ワイド2-11、550円のダブル的中というクリーンヒットがあり、総合的に予想精度の高さをお届けできた週だったことをお伝えしておく。

今開催最終週のG1「フェブラリーS」へ向け、ますます状態を上げてきた弊社アスコットシステムズになお一層のアツいご期待をお寄せいただきたい。