4回東京・4回京都5日・6日目・3回福島1日・2日目

今週末に迫った大勝負鞍 ~土曜京都9R・三年坂特別~

「秋華賞」→「菊花賞」と3歳限定のG1が続き、いよいよ今週末からは古馬陣の戦いへと場面が移っていく。競馬を熟知なさっている皆さまであれば先刻ご承知のことではあるが、ここからの数週間が本当の意味での競馬の、いや馬券勝負という意味での佳境だ。そして、いよいよ今週末には皆さまお待ちかねの大勝負鞍「第140回天皇賞(秋)」が行われる。まだ最終追い切りを残している状況であれこれ言う段階ではないかもしれないが、レースを週末に控えた今現在、煮詰まってきたことは確かだ。今週末には全ての答えを開示させていただく所存。大勝負になることはまず間違いないだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都9R「三年坂特別」3歳上1000万下・芝1600m。弊社予想部がここで軸馬として期待したのは1番人気となった1番オセアニアボスだった。「本日イチオシの勝負鞍。軸馬は現級屈指の実力を誇るオセアニアボスで問題なし。1000万5戦1勝2着3回のクラス実績は他を圧しているし、距離的にも今回のマイルがベスト。ハンデ戦なら57.5キロか58キロを覚悟する必要のある実力馬。定量57キロでメンバーに恵まれたここは危なげなく抜け出してくるはずだ」という見立て。

レースは大方の予想通り5番オースミスパークが逃げて34.7-46.8-58.3~上がり46.1-34.6というスローペース。軸馬オセアニアボスは持ったままの馬なりでインの2番手につけ、虎視眈々と抜け出しのタイミングを計る。鞍上武豊のゴーサインが出たのは残り300m地点。一気にオースミスパークとの差を縮め半馬身差まで肉薄。楽勝を予感させたが、ここから例の詰めの甘さが出てしまう。残り100mからは半馬身差がどうしても詰まらない。結局最後まで平行移動という感じのままゴール。クラス4回目の2着惜敗となった。更に13/4馬身差で3着には2番ヴェリタスが入った。馬単とのダブル的中こそ逃したものの、この結果により「3連複1-2-5、1810円」の大本線的中。またしても『イチオシ勝負鞍』の精度の高さを証明する結果となった。

他にも土曜福島6R、日曜京都12R「観月橋S」など、随所で的中をお届けすることができた先週末。アスコットの勢いは依然として衰えることを知らない。本来なら「G1の裏にこそ本当の勝負鞍あり」と強調するところだが、今週末に関しては異例中の異例。前記した通り「天皇賞(秋)」こそが乾坤一擲の大勝負鞍となる予定。ありったけのご期待をお寄せいただきたい。

4回東京・4回京都3日・4日目

馬連50倍超の快ショット ~日曜東京8R・3歳上1000万下~

どうにも後味の悪い結果となった「秋華賞」だが、そのレース自体は歴史に残る名勝負と言えよう。「あと0.5秒速くても、あるいは逆に0.5秒遅くてもダメ」という地点から動いた四位=レッドディザイアの仕掛けどころの絶妙さ。その刹那を逃さず、間髪いれず追撃態勢に入った安藤勝=ブエナビスタ。両馬の体がちょうど合わさったところがゴールという、できすぎたドラマのような結末。レッドディザイアがブエナビスタに勝つ確率は10回に1回、あるいは100回に1回かもしれない。そこを逃さず渾身の仕上げを施した調教師・松永幹夫。千載一遇のチャンスをモノにした騎手・四位洋文。柄にもなく、二人のプロの仕事に痺れてしまった。たまにはこんなレースがあってもいい。ちなみにこの「秋華賞」。弊社はレッドディザイア1着固定の「3連単5→12→3、4640円」を的中している。これもまた『プロの仕事』と自負させていただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京8R「3歳上1000万下」ダート1300m。このレースで軸馬としたのは8番人気と不当に評価を落としていた2番ダノンブライアン。「去勢効果が十分に感じられた前走のダノンブライアン。元々が昇級2戦目に1000万を勝ち上がった実力馬。気性面のモロささえ解消されればいつ走られても不思議なし。まだ人気になり切らないここが狙い目とみて軸馬とする」という見立て。

レースは中ほどの枠からザッハーマインとカラベルラティーナが行きかけるところに、大外から出たエーブダッチマンが絡む展開。3F通過34秒7~上がり48秒5-36秒9という速い流れになった。軸馬ダノンブライアンは先行勢を見る形のイン5・6番手でジックリと脚をタメる作戦。そのすぐ後ろの外に12番グランドラッチ。直線に入ると、他の2頭を途中で振り切ったエーブダッチマンが懸命な粘り込みを図る。しかし、いかにも道中のペースがキツすぎた。外から力強くグランドラッチが抜き去ってリードを広げていく。軸馬ダノンブライアンは前が詰まり外に立て直すロス。結果的にそれが響き勝利は逃したが、3番ホワイトヴェール追い込みをアタマ差凌いで2着確保。弊社と弊社の会員の方々に「馬連2-12、5220円」の好配当的中をもたらした。「走られてからでは遅い実力馬の激走」を見切った予想部の判断が光る一戦だ。

他にも馬連&3連複のダブル的中となった土曜京都7R。あるいは土曜京都11R「デイリー杯2歳S」では5番人気と低評価だったエイシンアポロンからの馬連1660円。更に前記の「秋華賞」など、連日に渡り複数鞍の的中をお届けすることができた先週末。秋の競馬シーズンの佳境を迎え、順風満帆のアスコット予想という点を強調させていただく。しかし、我々の攻勢はこんなものではない。むしろここからが本番と捉えている。そう断言できるだけの材料が我々には確かにある。勝負どころ目白押しの今週末以降に、なお一層のご期待をお寄せいただきたい。

4回東京・4回京都1日・2日目

イチオシ勝負鞍のダブル的中 ~日曜東京6R・3歳上500万下~

『弱い4歳世代』という評価が定着している。昨夏以降の重賞戦線を振り返ればまさにその通りで、それだけに「京都大賞典」のオウケンブルースリについても半信半疑という面があった。というより「59キロでは厳しい」と考える人間の方が多かったようで、前年の菊花賞馬としては不当に低い3番人気でしかなかった。結果は展開に恵まれた面があるにせよ大外一気の差し切り勝ち。歴然とした世代ナンバー2の貫録を示した。2着にも同世代のスマートギアが食い込み、別定重賞としては超異例と言える4歳馬同士のワンツー決着。充実の4歳秋を迎えいよいよ猛反撃かと思わせたが、数分後の「毎日王冠」の4歳勢は古豪たちにまるで歯が立たなかった。結論を先に言えば、今秋以降のG1戦線で勝負になる4歳馬はオウケンブルースリただ一頭。ハッキリしたのはそのことだけ。そんな印象が強い。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京6R「3歳上500万下」ダート1400m。このレースで弊社予想部が軸馬の期待をかけたのは1番人気となった9番グリフィンゲート。「本日イチオシの勝負鞍。3戦して1・2・3着の東京開催を目標にジックリと仕上げられたグリフィンゲートが軸馬。前走の勝ち馬は、ダートでは世代最強にのし上がったテスタマッタ。それの0秒5差3着は価値がある。今回が対古馬初戦となるが、戦ってきた相手を考えればむしろ見下ろしの力関係。危なげなく抜け出してくるはずだ」という見立て。

レースは8番ホウショウルアーが逃げて3F通過35秒6の平均ペース。軸馬グリフィンゲートはインの3番手を痺れるような手応えで進んでいく。ほとんど馬順変わらず4コーナーから直線へ。グリフィンゲートは3・4頭分だけ外へ出て持ったまま先頭に並びかける。鞍上の田中勝が追い出したのは残り300m地点あたり。そこから力強い伸びで2馬身・3馬身とリードを広げていく。抜け出し切ってからは追うのをやめたため最後は2着の7番ナムラカクレイに1馬身1/4差まで詰められたが、内容としては大楽勝。力の違いをまざまざと見せつける一戦となった。3着した14番シャイニングアワーも対抗馬の一頭で、「馬単9→7、890円&馬連7-9、530円」の、安心のダブル的中となった。

もはやお馴染みとなった感のある『イチオシの勝負鞍』による的中。会員の皆さまからいただいたメールその他を参考に推察すると、相変わらずイチオシ勝負鞍に資金集中をなさっている方が相当数いらっしゃるようだ。それがため、今回も地味めの配当としては驚くほど多くの反響をいただいている。『獲れるところでキッチリ勝負』という弊社の方針が浸透していることを痛感する。とはいえ、爆発力も併せ持っていることは前週の結果が如実に物語る通り。今週末も変幻自在のアスコット予想にご期待いただきたい。

4回中山・4回阪神7日・8日目

歓喜の最終週 ~土曜中山11R・内房S~

『馬は格で走る』とは、かつて某有名評論家が吐いた言葉だが、今回の「スプリンターズS」で改めて思い知らされた。勝ったローレルゲレイロは休み明けの「セントウルS」が6キロのマイナス体重。その後中間~最終調教も今ひとつパッとせず、当日は更に4キロの体重減。また、2着のビービーガルダンもお世辞にも絶好調とは思えなかった。それが3着以下を引き離すマッチレースを演じるのだから、これこそ『格』の成せる業。反対にピークのデキで臨んだアルティマトゥーレやグランプリエンゼルは一敗地にまみれた。前出の言葉、グレードの高いレースになるほど真実味を帯びてくることは確かだ。もっとも、今回の1・2着馬がともに絶好調であったとしたら、馬連2140円などという好配当は絶対に有り得なかった。状態を重視する人間にとっては買いにくい組み合わせ、ではある。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中山11R「内房S」3歳上1600万下・ダート1200m。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは3番人気となった8番インプルーヴだった。
「現級勝ちのあるコース&距離に戻るインプルーヴが軸馬。当時1分9秒8の好タイムで快勝しているのだから、今回予想される高速決着は望むところ。先月上旬以降は間隔を詰めて長めから追われているので、気になる仕上がりも全く問題なし。好相性の鞍上で直線抜け出しに期待する」という見立て。
レースは外枠から好ダッシュを決めた15番リンリンリンの逃げで3ハロン通過33秒6のハイペース。軸馬インプルーヴは3番手の外という文字通りの絶好位を追走。その1頭後ろのインにつけたのが6番ジェイケイセラヴィ。1番人気の7番ファイナルスコアーは何と最後方からレースを進めた。ほとんど馬順に変動のないまま4コーナーから直線へ。満を持して先頭に立つインプルーヴ。完全な勝ちパターンかと思えたが、その刹那インを叩き込んできたのがジェイケイセラヴィだった。結局これがクビ差抜けて1着ゴール。インプルーヴは勝利こそ逃したものの2着の座は確保。更にクビ差で3着にサラトガが入った。結果「馬連6-8、3820円」の大本線的中を筆頭に、「ワイド6-8、1540円」「ワイド8-10、4880円」の好配当トリプル的中をお届け。まさに「購入点数を絞り込み、旨味のある配当を狙い撃つ」弊社を象徴する的中劇。先週のここで予告した通り「爆発力」十分の的中をお届けすることができた。さすがに会員の皆さまのレスポンスは早く、同日夕からの弊社メールボックスはお喜びの声で満杯となった次第。

他にも日曜阪神12R「3歳上1000万下」の好配当的中なども含め、先週末は勝負鞍における的中率実に75%。大幅なプラス収支を達成し、これぞ大団円と言える最終週となった。会員の皆さまにはこの場で改めて「おめでとうございました」のひと言を添えさせていただきたい。
いよいよ今週末からはG1クライマックスと呼ばれる4回東京・京都開催の開幕となる。無論かねてからお伝えしている通り『G1の影にこそ勝負鞍あり』ということは既定事実。弊社が発信する全ての情報を漏れなくチェックなさるよう、切にお願いしておく。これ以上ない勢いで迎える今週末以降に更なるご期待をお寄せいただきたい。