2回福島・3回阪神・1回札幌3日・4日目

週イチの勝負鞍で本線的中 ~日曜札幌10R 3歳上500万下~

「そもそも今年の4歳世代のレベルはどうなのか?」。そこから予想をひも解いていった「宝塚記念」。サクセスブロッケン・カジノドライヴを双璧とするダート路線の組は超ハイレベル。それは間違いない。恐らく、今後は地方交流を含めてG1を席巻するはずだ。対して芝路線は……? ディープスカイが抜けたナンバーワンであることは確か。大きく離れてオウケンブルースリ。更に大きく離れて3番手以下という図式。しかし、同世代では抜けているディープスカイでさえ、昨秋以降の異世代との対戦では一度も勝てていない事実。無論一戦一戦をみればそれなりの敗因は考えられるのだが、勝っていないという事実は覆すことができない。少なくとも、この「宝塚記念」で単勝オッズ1.6倍という存在ではないはず。結果的に弊社アスコットシステムズは軸馬ディープスカイという選択肢を捨てた。代わって中心に期待したのはドリームジャーニー。2馬身近く突き抜ける圧勝も、弊社にとっては「当たり前の結果」だった。
それでは本題へ。今週斬るのは日曜札幌10R「3歳上500万下」牝馬・ダート1700m。『今週一番の勝負鞍』と前置いてお伝えした一戦。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは2番人気の8番ロッソトウショウだった。「今週一番の勝負鞍。降級するこの開催を目標に乗り込んできたロッソトウショウが軸馬。ローカル1700mダート【2・1・3・1】最悪4着という実績の持ち主。近走一連に比べるといかにも恵まれた組み合わせで、馬群を捌きやすい手頃な頭数も好都合。このメンバーでは明らかに決め手が違う馬。アッサリ突き抜けてくれるはずだ」と言う見立て。
レースは外枠からスタートを決めたウララカの逃げ。2番手に7番アクアバンブーがつけ、軸馬ロッソトウショウは絶好位4番手を持ったまま追走していく。4コーナー手前で逃げたウララカは自然消滅。代わってアクアバンブーが先頭に立つ。型通り3コーナー過ぎから動いて行ったロッソトウショウは4コーナー2番手まで上昇。そこから直線の熾烈な叩き合い、にはならなかった。先頭に立ったアクアバンブーを並ぶ間も抜き去り、最後は手綱をおさえて1着ゴール。アクアバンブーが2馬身差の2着に踏ん張り、そこから3/4馬身差の3着に1番人気の1番ラフレッシュブルーが続いた。この結果により「馬連7-8、1190円」の本線的中。真っ先に今週一番の勝負鞍とお伝えしたことで、会員の方の多くがこのレースに資金集中をなさっていたようだ。レース後には『予め勝負度合を伝えてくれるから張り込める』という旨の声を数多くいただいた。
他にも土曜阪神8R「鶴橋特別」、日曜札幌7R「3歳上500万下」、前記「宝塚記念」など、先週末も連日に渡り的中をお届けすることができた。また、土曜福島10R「信夫山特別」で軸馬指名した4番人気アサティスボーイが圧勝するも、まだ「人気薄の軸馬圧勝→2着ヌケ」などという痛恨の鞍があることはあるのだが、これは競馬である以上付き物と言う以外にない。総体的に見れば明らかに上がり調子。「宝塚記念」も終われば、本格的な夏のローカルシーズンに突入していく。何度も繰り返してきたが、この期間こそアスコットのドル箱中のドル箱。早くも始まった的中ラッシュの継続にご期待いただきたい。

2回福島・3回阪神・1回札幌1日・2日目

渾身の高配当的中 ~日曜阪神10R マーメイドS~

予めわかっていたこととはいえ、「それにしてもここまで……」と呆れるほど前残りの競馬が続いた開幕週の福島芝。4コーナー5番手でも届く(馬券圏内に)かどうか、それ以下はゲームオーバーという競馬。ある意味それが醍醐味とも言えるのだが、2週目以降もこの傾向が続くか否かという点は全くのところ不透明。ほぼ全日雨中の開催となった日曜日の影響がどうか? たった1週で「凄まじい前残り→驚異のマクリ勝負」に変貌を遂げるのもまた、この開催の福島の特徴。この時期馬券を買いやすいのは阪神、あるいは札幌といわれる所以がそこにある。
それでは本題へ。今週斬るのは3場を通じて唯一の重賞となったG3「マーメイドS」3歳上牝馬・芝2000m。この一戦で弊社が軸馬として期待したのは4番人気となった10番ニシノブルームーン。「夏場の牝馬戦でモノを言うのはデキの良さ。その点で文句なく最右翼と言えるニシノブルームーンが軸馬。現在3連勝中というと急激に強くなったイメージだが、元々が経験馬相手にデビュー戦快勝の素質馬。その後順調さ欠き出世が遅れただけで、まともならとっくにオープン入りしていたはず。これが定量戦や別定戦だと強気になり切れない部分もあるが、ハンデ52キロの牝馬限定戦なら話は別。距離はベストだし馬場の渋化が残っても大丈夫。好位から自在の捌きに期待したい」という見立て。
レースは、予想された通り絶好の1番枠からコスモプラチナが逃げる展開。2番手にレッドアゲートがつけ、その後ろ、インの3番手に軸馬ニシノブルームーンが続く平均ペース。4コーナー~直線に入っても道中全くのマイペースだったコスモプラチナの脚いろは鈍る気配もない。早々と逃げ切り態勢。焦点は2着争いに移った。粘るレッドアゲートに外から9番ウェディングフジコが並びかける。そこにいつになく前目でレースを運んでいた1番人気の5番ベッラレイアが脚を伸ばしてくる。更に大外から迫る16番リトルアマポーラ。自然、視線は外へ向けられたその刹那、最インをこじ開けて軸馬ニシノブルームーンが突進を決めた。
結果、コスモプラチナの逃げ切りV。1と3/4馬身差で2着ニシノブルームーン。更に3/4馬身差で3着リトルアマポーラが入線した。この一戦で弊社が提供した買い目は、ニシノブルームーンと対抗1点目リトルアマポーラとの2頭軸3連複。「1-10-16、18380円」の高配当的中を現実のものとした。『この時季の牝馬戦は格よりデキ』。まさにそれを物語る結果。思いのほか配当のついた決着で、馬連勝負であれば個人でも的中できるレースではあるが、混戦の様相を呈していたこのマーメイドSで、『2頭軸3連複』、しかも6点で的中できたことは弊社スタッフの的確な軸馬選定が功を奏した万馬券的中と言えよう。
他にも日曜阪神9R「三木特別」の馬連&3連複ダブル的中など、一応、アスコットが標榜する『爆発力と安定感の融合した情報提供』の有言実行となった先週末。とはいえ、先週は『週目イチ勝負鞍』として自信をもって提供した日曜阪神7R『3歳上500万下』が激アツのレースを繰り広げたが痛恨の不的中。結果を残さなければならない開幕週だっただけに、その点は大きな割引材料。要所要所の目イチ勝負どころで結果を残しているからこそ信頼を勝ち得ている弊社アスコットシステムズ。それだけに諸手を挙げて喜べない週であったことを、予想部の面々は肝に銘じておいて欲しい。
いずれにせよ、今週末も「宝塚記念」を筆頭に勝負鞍候補目白押し。「一般的には難関とされるローカル開催こそアスコットの真骨頂」と何度も繰り返しお伝えしてきたが、それをご実感いただけるものをお届けする所存。なお一層楽しみにお待ちいただきたい。

3回東京・3回中京7日・8日目

あの季節がやってくる ~日曜中京9R 長久手特別~

前日売り1番人気のトレノジュビリーが出走を取り消し、混戦ムードに拍車がかかった「CBC賞」。押し出される形でアーバンストリート・ソルジャーズソングといった外枠の差し・追い込み勢が人気となったが、勝ったのは同じ外枠の直線勝負型でも12番人気と評価を落としていたプレミアムボックスだった。レースはエムオーウイナーが思い切って逃げる展開。しかし、3Fから33秒7-44秒9~上がり45秒5-34秒3という、さして速いとも言えない流れ。当然馬群一団の展開となり、直線でいち早く抜け出したのは唯一の3歳馬エイシンタイガーだった。それを後方追走から外に出したプレミアムボックスが猛追。ゴール寸前でクビ差交わして二度目の重賞制覇。人気のソルジャーズソング・アーバンストリートも肉薄してきたが、クビ・クビの4・5着まで。近走不振とはいえ、重賞勝ちのあるプレミアムボックスのハンデが55キロ。これが最大の勝因。エイシンタイガーの2着は立派だが、この一事で「今年の3歳勢のレベル云々」という話は時期尚早。毎年、夏のスプリント戦の3歳馬はレベルに関係なく活躍するもの。レベル比較は秋以降の話。
それでは本題へ。今週斬るのは日曜中京9R「長久手特別」4歳上1000万下、芝1800m。弊社予想部がこのレースで軸馬としたのは2番人気となった3番テイエムアンコール。「今週一番の勝負鞍。前走のテイエムアンコールは1コーナーで不利を受け、ガッとハミを噛む感じ。そこからは掛かり気味だったし、直線も狭い内に入り窮屈なレースを強いられていた。結果は断然の1番人気を裏切り4着だが、2着まではクビ+アタマの僅差だから能力は示した。その後もデキ落ちはないし、今度は抜群の実績を残している1800m。ここは巻き返しに期待して軸馬とする」という見立て。
レースは2番オースミスパークが大きく離して逃げる展開。35秒0-46秒4~上がり48秒7-36秒6という数字はハイペースに近いが、それはあくまでも逃げているオースミスパークに限ってのこと。離れた好位でレースを進めるテイエムアンコールにとっては絶好の位置取り&流れだ。直線に入り早々とオースミスパークは失速。14番フサイチダイチャン・11番フサイチオフトラ、そしてテイエムアンコールという先行・好位勢の抜け出し争いとなったが、最後は地力の違いを見せテイエムアンコールが1着ゴール。1馬身3/4差で2着フサイチオフトラ。クビ差でフサイチダイチャンが続いた。結果「馬単3→11、640円」の的中。配当的に物足りなさは感じるが、一点目の大本線だったこと、そして冒頭で「今週一番の勝負鞍」と断言したことが奏功した印象。レース後会員の皆様から『その分投資金を張り込んだ』という声が数多く寄せられたことでそれは証明される。
先週末をもって華の3回東京開催は終了。全員手放しの大団円とはいかなかったが、他にも日曜東京11R「エプソムC」の大本線「3連複890円」的中など、まずは手堅く打ち上げることができた。また、開催中には50倍超の好配当的中もあり、全体として「好調持続のアスコット」ということが言えると自負している。しかし、我々は手を緩めるつもりなど更々ない。いやむしろ、アスコットにとっては『夏のローカル開催こそ最大の勝負どころ』なのだ。そのことはお付き合いの長い会員の方なら我々以上にご存知のはず。なかでも昨年夏の快進撃を、よもやお忘れではあるまい。昨年毎週末、好配当連打で3開催トータル回収率300%超えを計上した、あの夏のローカル開催がやってくる。今週の提供を楽しみにお待ちいただきたい。これはあくまでも常套句。今回に限っては、夏のローカルの開幕を我々も楽しみに待っている。これが本音。また、『夏限定の新サービス』の導入も決定しているので様々な面で期待は高まるばかり。何はともあれ、多大なるご期待をお寄せいただきたい。

3回東京・3回中京5日・6日目

全く危なげのない的中鞍 ~土曜中京6R 3歳500万下~

絶体絶命と思われるところから驚異の末脚で差し切った「安田記念」のウオッカ。この馬に「普通の牝馬なら」という表現は無意味だと知りつつ、普通なら掲示板もないなぁとため息が出てしまった。しかし、「ヴィクトリアM」の際もここで指摘したが、同じ(ような)相手に何度同じように強い競馬で勝ってもほとんど価値はない。「だったらドバイの2戦はなに?」という思いばかりが募る。この際、もうドバイでもヨーロッパでもアメリカでもいい。とにかく海外で強いウオッカが見たい。
それでは本題へ。今週斬るのは土曜中京6R「3歳500万下」芝1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは2番人気となった5番ナリタシリカ。「軸馬として期待したナリタシリカは、近2走「フラワーC」4着→「忘れな草賞」4着とオープンで崩れない地力の持ち主。ともに楽とは言えない流れを先行して粘ったものだから価値がある。今度は自己条件の牝馬限定戦で、坂コースから平坦小回りへのチェンジ。しかも楽な先行策がとれる組み合わせと好材料が揃った。押し切りに期待したい」という見立て。
レースは軸馬ナリタシリカが他にウムを言わせずハナを主張。3Fから順に36秒5-49秒5-62秒0というスローペースに持ち込む。予想通り。いや、予想以上に楽な展開&流れとなり、3コーナーでは早くも「大楽勝」の声が飛ぶ予想部。直線に入ってもナリタシリカは余裕綽々。番手から懸命に脚を伸ばしてきた1番人気の11番ハギノトラストの追撃をアッサリ振り切ってゴール。着差こそ半馬身だが、実際のところは文字通りの楽勝だった。2着から3/4馬身差で3着には16番セキサンダンスインが入った。結果「馬連5-11、680円&馬単5→11、1500円」のダブル的中。3着のセキサンダンスインも対抗馬として挙げていたので、弊社と弊社の会員の皆様にとっては安心の的中鞍となった。
他にも土曜東京9R「江の島特別」、同じく11R「ユニコーンS」日曜中京8R「あじさい賞」など、先週末も連日にわたり的中をお届けした弊社予想部。前週のような50倍超という配当こそなかたものの、『安心・安全のアスコット』の看板に偽りのないところをお見せすることができたと自負している。
華の3回東京開催もいよいよ最終週を迎える。実際に提供を受けられている会員の皆様が一番よくご存知のはずだが、ここまでの首尾は上々。しかし、まだまだ手を緩めるつもりは毛頭ない。また、さらに続く夏のローカル開催は弊社会員様が待ちに待った舞台。得手不得手が比較的少ない弊社だが、その中でも特に得意の舞台でもある。6月に入り、お付き合いの長い会員の方からも楽しみにしているといった声が日に日に増している。その期待の高い夏のローカル開催へ良い形で繋げるためにも、まずは今週末、最後まで勝ち切ってこの開催を打ち上げる所存。週末の情報提供を楽しみにお待ちいただきたい。

3回東京・3回中京3日・4日目

勝負を決する好配当ダブル的中 ~日曜東京6R 3歳500万下~

もう「ダービー」は40回以上見てきたが、「皐月賞2ケタ着順同士のワンツー決着」は記憶にない。と言うか、恐らく史上初のことではないか。それも1番人気で14着と大敗したロジユニヴァース。そして2番人気で13着と失速したリーチザクラウン。大きく期待を裏切った2頭による大逆襲劇の完遂だった。それぞれの鞍上は横山典弘、武豊という東西の第一人者。レースレコードより10秒4も遅いド不良馬場ではあったが、「その分長く楽しめました」という実感。これはこの業界の人間が口にしてはいけない言葉なのかもしれないが、馬券を離れてアツくなるレースだった。ちなみにこの2頭の組み合わせ、「皐月賞」の時は馬連5倍、馬単7.6倍だった。それが各々37.6倍、78.7倍にジャンプアップ。『人の気』と書いて人気。まさにその通り。一方、「皐月賞」圧勝のアンライバルドは単勝2.1倍という断然の1番人気に推されながら12着。ロジユニヴァースから2秒3も離される大惨敗を喫した。春シーズンだけで、これほど浮き沈みの激しいクラシック戦線もかつて記憶にない。
それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京6R「3歳500万下」ダート1400m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気となった13番エーシンビートロン。「快速エーシンビートロンが軸馬。スタート直後躓いた前走にしても並外れた加速力で一気にハナを奪取。勝ち馬に執拗に絡まれながらも渋太く小差に粘り込んだ。ここも同型は少なくないが、スピードの絶対値の差でハナは譲らない。高速設定の前残り馬場を味方に堂々と押し切れるはずだ」という見立て。
レースは外枠でスタートを決めた軸馬エーシンビートロンが予想通りハナ。と思われたが、中から意外なほどのスピードで7番サクセスオネスティが逃げ態勢。それを見てエーシンの鞍上内田博はムリを避け外の2番手を選択。そのままの隊列で4コーナーから直線に入る。残り350m地点あたりで持ったまま先頭に立つエーシンビートロン。一瞬4番グリフィンゲートとの競り合いになったが、これはアッサリと突き放してリードを広げていく。誰が見ても大楽勝パターン。しかし残り100m、たった1頭だけ大外から凄まじい勢いで伸びてきたのが6番テスタマッタだった。瞬く間にエーシンビートロンを3/4馬身交わして1着ゴール。レース上がりを何と1秒7も凌ぐ怒涛の追い込み。エーシンビートロンとて3着グリフィンゲートを2馬身半も離しているのだから失速したわけではない。が、最後は勢いの差に屈してしまった。とはいえ、弊社と会員の方々にとっては安心の的中劇。「馬連6-13、5440円&ワイド6-13、1490円」という好配当のダブル的中となった。「初ダートで変わり身見込める」として、7番人気のテスタマッタを対抗3点目に取り上げた予想部のクリーンヒットだった。『あのレースで今週の勝ちは決まっていたからダービーも目黒記念も余裕で楽しめた』という声を数多く頂戴した。弊社を代表して、この場でお礼をさせていただきたい。たくさんのメールやお電話、本当に有難う御座いました。そして、おめでとう御座いました。
ダービーウイークを上々の首尾で打ち上げた弊社予想部。しかし、まだまだ手を緩めるわけにはいかない。今週末にはG1「安田記念」を筆頭とする勝負鞍候補が連日に渡り控えているし、その先にもすでに手応えを掴んでいる鞍が用意されている。「ダービー」が終わっても競馬は毎週毎週やってくる。ひと息ついている暇はない。豊富になった軍資金とともに、まずは今週末を楽しみにお待ちいただきたい。