2/25 2/26 2回中山・1回阪神1日2日目・1回小倉5日6日目

まずは快調な滑り出し ~日曜中山8R・4歳上500万下~

単勝1倍台の下馬評通りの横綱相撲で「アーリントンC」を圧勝したペルシアンナイト。まだ若駒なだけに能力を出し切れていないケースもあったが、それでもデビューから5戦、好メンバー相手に大崩れすることなく走れているように能力は優にG1級。「普通に力を出せればこの程度は走れる」といった感じの圧勝劇だった。今後の路線が気になるところだが、鞍上の手応えとしては「2000mまでは問題なし」とのジャッジだったことから、次走は「皐月賞」が有力となりそうだ。当然「NHKマイルC」も視野に入っているだろうが、いずれにしろ、もうどこに出てきても勝ち負けが見込める有力馬と見ていいだろう。ちなみにこの「アーリントンC」、言うまでもなく弊社は易々と的中している。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山8R「4歳上500万下」ダ1800m。軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された3番ロードシャリオだった。

『どうも勝ち運がない印象だが500万への降級後の5戦はいずれも馬券になっており、最大の着差でもわずか0秒2だけ。現級勝ちはもとより、戦績からもレースに行っての安定感はメンバー随一。加えてここ一連、先着を許している馬の大半は上のクラスでも勝ち負けしており、相手が強かったことも確か。ここはこれまでの対戦比較から一枚落ちの組み合わせなだけに展開や流れがどうあろうと、もうこのクラスで足踏みは許されない。もう順番だろう』という見立て。

レースをリードしたのは4番エメラルエナジー。以下5番ライムチャン、13番ミラクルウイング、14番キングズミッションあたりが団子状態で続く隊列。軸馬3番ロードシャリオは好発から周りの出方を伺いつつ、先行勢を見る位置の内目7番手を追走。2番人気の11番ワイドリーザワンは今回も出脚が付かず最後方からのレース。1000m通過62秒3のスロー寄りのミドルペース。軸馬3番ロードシャリオは向正面半ほどから外に出してマクリ気味にじんわりと押し上げ、3コーナーでは絶好の手応えのまま2番手まで浮上。直線に入って持ったまま先頭に立つと、脚色が鈍ることなく後続を突き放しにかかる。直線半ばの段階でほぼ勝利を確定させ、焦点は2着争いへ。13番ミラクルウイング、14番キングズミッションの先行していた2頭がしぶとく粘るも、軸馬3番ロードシャリオ同様、後方からのマクリで脚を伸ばした6番ウェイアップハイが鋭く差し脚を伸ばして2着に浮上。更に後方から末脚を伸ばした7番ジェイケイライアン、11番ワイドリーザワンだが、3着争いまでが精一杯。この結果により「馬連3-6、1,400円」の的中。1番人気→7番人気の組み合わせでこの配当は少々物足りないが、「人気馬から人気薄へ」の弊社十八番の的中劇。

また、土曜小倉10R「くすのき賞」でもまずまずの配当を仕留めた予想部。連日に渡る勝負鞍の的中は好調の証。開催替わり初週となった先週末だが、まずは滑り出し快調とお伝えしておこう。

いよいよ今週末からは3月に突入し、以降もG1前哨戦真っ盛り。ここからがまさに正念場。更に勢いを増して挑むアスコットシステムズにアツいご期待をお寄せいただきたい。

2/18 2/19 1回東京・2回京都7日8日目・1回小倉3日4日目

勢いに翳りなし 〜日曜小倉9R・4歳上500万下〜

今年も年明け第一弾のG1として行われた「フェブラリーS」は昨年のモーニンに続き、4歳馬ゴールドドリームが優勝。昨年末までダート界を牽引してきた7歳世代の大御所たちはサウンドトゥルーが8着、コパノリッキー14着と振るわず、唯一ベストウォーリアが2着に大健闘。芝路線に比べると総じて『時代の流れ』が遅いダート路線だが、2着馬を除く1着〜6着馬まで「フェブラリーS」初参戦だったことを踏まえると、ようやく世代交代の時を迎えた感じ。今年の「フェブラリーS」で1番人気の支持を得ていたカフジテイクは、やはりというか、力は出し切った印象だが追い込み届かず3着まで。確かに速めの流れではあったが、さすがにG1ともなると終い一手でごぼう抜きできるほど相手は弱くない。勝ち切るにはある程度のポジショニングが要求されるということだろう。この一戦だけで判断するのは早計だが、いずれにしろ、今年のダート路線はかなり勢力図が変わってきそうな雰囲気だ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜小倉9R「4歳上500万下」ダ1700m。軸馬として期待したのは上位で人気割れのなか、最終的に2番人気に支持された3番ウエヲムイテアルコだった。

『前走こそ0秒6差5着と人気を裏切ったものの、今回と同じ小回り1700mだった2走前が実に強い内容で2着と力走したウエヲムイテアルコが軸馬。使うごとに馬体を減らしていたように、前走は本調子になかったこともあるが、元々平坦巧者で直線に坂のある距離1800mではひと押し利かないタイプ。未勝利勝ちを含め、この条件は【1・1・1・0】とベスト。前走後はリフレッシュされて馬体も戻してくるだろうし、今回は早めに小倉入りしており輸送のない滞在競馬もプラス材料。理想はひと叩きだろうが、この相手関係なら久々でも好位から差し抜けが期待できるだろう』という見立て。

レースは大方の予想通り7番ヒルノサルバドールがハナを主張。2番手には積極的にポジションを取りに行った10番ロッジポールパインがつけ、軸馬3番ウエヲムイテアルコは好発から周りの出方をうかがいつつ内目の3番手で1コーナーへ。1番人気の8番ゼンノブレーメンは中団追走という展開。1000m通過61秒9のミドルペース。向正面中ほどから徐々にペースアップするも、特にマクッてくる馬もおらず、淡々と逃げる7番ヒルノサルバドール。終始ロスのない好位の内々を回っていた軸馬3番ウエヲムイテアルコは、3コーナーで一旦は気合いを付けられるも、スッと加速して絶好の手応えで直線へ。直線に入り二の脚を使って後続を突き放しにかかる7番ヒルノサルバドール。好位勢の手応えが怪しくなるなか、それを追うのは軸馬3番ウエヲムイテアルコただ一頭。直線半ばの段階でジリジリと後続を突き放して2頭のマッチレースに持ち込み、最後は粘る7番ヒルノサルバドールを軸馬3番ウエヲムイテアルコが1/2馬身差付けて1着でゴール。3着には5馬身差で5番ロードプレステージが入線。この結果により「馬連3-7、1,730円」の的中。開催を締めくくる最終日、一発目の勝負鞍でキッチリと的中をお届けし配当的にもまずまず納得のいくところだけに、会員の方々からは数多くの嬉しい声をいただいている。

上記小倉9Rに加え、他にも今週一発目の勝負鞍となった土曜東京6R「4歳上500万下」でも幸先の良い的中をお届け。さらに重賞でも土日を通じて的中をお届けし、「フェブラリーS」に至っては昨年に続き連覇達成と上々の首尾で開催最終週を締めくくった次第。

今週末からはともに連続となる中山・阪神開催が開幕。いよいよ春のG1シリーズが近づいてきた。ここからが競馬のいい季節。無論、馬券的な興味も尽きない。大攻勢を目論む弊社から片時も目を離さないよう、心よりお願いしたい。まずは勝負鞍候補満載の今週末にご期待いただきたい。

2/11 2/12 1回東京・2回京都5日6日・1回小倉1日2日

安心安全、大本線での的中劇 〜日曜東京8R・4歳上500万下〜

依然として絶対的な主役が登場してこない3歳牝馬戦線。今後を占う意味で重要な一戦となる「クイーンC」を制したのは1番人気アドマイヤミヤビだった。外の15番枠ということもありスタートは遅めだったが、鞍上に促されるとスッと中団で流れに乗る。「新馬」2着以来となるマイル戦だったが、ペースに戸惑うことが全くなかったように、レースセンスも相当高い。レースは予想通りスローの上がり勝負。極端な位置取りではなく、ある程度流れに乗ってレースができたことが吉と出た。スケールはかなり大きく、今後も常に上位を賑わす存在になりそう。2着アエロリットは先行集団を見る位置から勝ったアドマイヤミヤビ同様、ラスト強烈に伸びて1/2差惜敗。これでデビューから4戦連続勝ち負けを演じているように、これもまだ全く底を見せていない。器用さに長けた、いわゆるソツのないレース巧者タイプかと思いきや、これだけの瞬発力を見せたのだから先行きは明るい。離された3着に2番人気のフローレスマジック。これも十分力は出し切っているが、どうもワンパンチ足りない印象。大崩れするイメージはなく久々の影響もあるだろうが、今後も過度の信頼はできそうもない。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京8R「4歳上500万下」ダ2100m。この一戦で、弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に4番人気に支持された2番クロノスタシスだった。

『体質や脚元の弱さからまだキャリア3戦と使い込めないでいるが、デビュー戦が既走馬相手に完勝しているように、秘めるポテンシャルは相当高い。叩いて順当にデキを上げてきたし、エンジンのかかりが遅かった前走の走りから、今回の距離延長は確実にプラス材料。デビュー勝ちが東京だったようにコース替わりも不問。まだ能力に体が追い付いてきていない現状ではあるが、体質さえしっかりしてくれば上のクラスでの活躍が期待できる素質馬。現級での安定感はあっても勝ち味に遅いタイプが揃ったここはモノの違いを見せる』という見立て。

レースを先導したのは最内枠から好発を決めた1番メイショウフェイク。番手に3番ボーシエル、その後に14番カブキモノ、16番パッショネイトラン、6番ノースランドボーイなど先行集団を形成。前走は後方からの競馬となった軸馬2番クロノスタシスだが、まずまずのスタートを決めた今回は出たなりの位置で流れに乗り、先行各馬を見る位置で1コーナー8番手で通過するが、上手く内のポケットに入れたため、コーナーワークで2コーナーでは好位5番手で流れに乗る。2コーナーを過ぎて隊列が決まり、向正面に入っても位置取り変わらず、縦長の隊列で1000m通過61秒6の淡々とした流れ。さすがに東京なだけにマクッてくる馬もおらず、隊列そのままで3コーナー過ぎから徐々にペースアップし、勝負どころの直線へ。終始ロスのないラチ沿いを走っていた軸馬2番クロノスタシスは、徐々にポジションを押し上げて4コーナー3番手。直線へ向き、追い出しにかかると前を行く先行各馬の合間を縫うように脚を伸ばし、横並びの追い比べに。追って味のあるタイプらしく、直線半ばからジリジリと抜け出しを図り、残り1ハロンで同様に好位から脚を伸ばした6番ノースランドボーイと2頭で後続を引き離しマッチレースに持ち込む。坂上からジリジリと6番ノースランドボーイを離し、最後は1馬身差を付けて1着でゴール。2着に6番ノースランドボーイ、3馬身1/2差3着には後方から脚を伸ばした12番エリモグレイスが入線。この結果により「馬連2-6、1,880円」の的中。前記の通り、3着馬には3馬身1/2という決定的な差を付けており、見ていて安心安全の的中劇。しかも一点目の大本線による好配当的中だから文句なし。配当面こそ譲るものの、前週の『イチオシ勝負鞍』での的中に劣ることない好配当的中だったと言えよう。

他にも『イチオシ勝負鞍』と断じて提供に踏み切った日曜京都7Rを筆頭に重賞予想でも的中をお届けした弊社予想部。もうひと越え欲しかったのも本音ではあるが、いずれにせよ、いい風に乗ったまま今年最初のG1「フェブラリーS」に臨む。例年にも増して群雄割拠のこの大一番を弊社アスコットシステムズはどのように紐解くのか。会員の皆さまには絶大なるご期待をお寄せいただきたい。

2/4 2/5 1回東京・2回京都3日4日

『ツキ』を感じさせるイチオシ鞍での的中劇 〜日曜東京8R・4歳上500万下〜

今週は東京競馬場で2歳重賞「共同通信杯」(芝1800m)が行われる。少々遡るとゴールドシップ、近年で言えば、皐月賞馬イスラボニータ、ディーマジェスティの2頭、一昨年はリアルスティール、ドゥラメンテのワンツー決着となかなかの出世レースとして知られている一戦で関東馬の活躍も目立っているが、今年はどうか? 出走予定馬を見ると「東スポ杯」2着スワービルチャード&3着のムーブザワールド、「福寿草特別」2着エアウインザー、「シンザン記念」2着タイセイスターリーと注目を集めるのは関西勢ばかり。西高東低は今に始まったことではないが、「このレースもか……」と思わざるを得ない。競馬に西も東もないが、これでは競争意識が失われていくのではないか。関東の調教師の中には調教に工夫をこらしてなんとか強い馬をつくろうと努力をしている人もいるが、なかなか結果に結びついてこないのが現状。原因はいろいろ採り上げられているが、それこそ施行者であるJRAと一緒に取り組むようでないと先行きは暗いだろう。もうずいぶん前から、大手馬主はG1を狙うような素質馬は真っ先に関西の有力厩舎に入厩させてしまう。この手の話は同レースに限ったことではなく、過去にも本コラムにて記載しているが、まだまだ先行きが明るい状況とは言い難いのは間違いないだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京8R「4歳上500万下」ダ1400m。『本日イチオシの勝負鞍』としたこの一戦で、弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に2番人気に支持された15番メリートーンだった。

『前走の中山1200mは明らかに距離不足で追走に手間取って最後方からの競馬だったが、直線は最速上がりをマークして0秒6差6着まで詰め寄っており、着順以上の評価が必要だろう。その前走内容からも距離延長と直線の長い東京へのコース替わりは間違いなくプラス材料。前々から粘り込みたいタイプが多い組み合わせも決め手を活かしたい同馬におあつらえ向き。直線一気の追い込みに期待したい』という見立て。

スタートを決めて果敢にハナを切ったのは大方の予想通り14番ツインプラネット。内から2番ヴェイルドスケール、1番ゴールドエッグが番手追走。その後に7番ローレルウラノス、5番セイウンオセアン、13番フラマブルあたりが先行集団を形成。軸馬15番メリートーンは後方待機策ということは想像していたが、発馬で伸び上がるようなスタートを切り、あろうことかおよそ3馬身の出遅れ。14番ツインプラネットがグングン飛ばして若干離し逃げを打ち、前半3F35.6のハイペースを演出。出遅れた軸馬15番メリートーンは後方のインコースという位置取りで追走。ほとんど馬順変わらず4コーナーから直線へ。一気に馬群が凝縮し、粘り込みを図る14番ツインプラネットを目標に後続各馬が殺到して馬群凝縮して追い比べとなるなか、外からスムーズに追い出しを開始した10番ハシカミが直線半ばで抜け出しにかかる。完全な勝ちパターンと思えたが、同様に直線で迷いなく大外に出した軸馬15番メリートーンがこれを目がけて一気に脚を伸ばしてくる。坂上では脚色を含めても完全に抜け出した2頭のマッチレースになり、最後は3/4馬身差を付けて軸馬15番メリートーンが1着でゴール。流れが向いたこともあるが、発馬でのアドバンテージをものともせず追い込んだ末脚は圧巻のひと言。2着ハシカミ、3着シベリウスの順で入線。この結果により「馬連10-15、4,170円」の的中。『イチオシ勝負鞍』と断じての提供で見事好配当を仕留めてみせた。力量拮抗の一戦で8番人気のハシカミをきっちりと対抗馬指名したあたり、勝負事には絶対に欠かせない『ツキ』を強く感じさせる的中鞍となった。

他にも絶好調の重賞予想「きさらぎ賞」において3連単万馬券的中を筆頭に、勝負鞍でもサポートにて土曜京都8R「4歳上500万下」では馬連&ワイドを各1点勝負で仕留め、日曜も東京12R「4歳上1000万」では6番人気のリターンラルクを軸馬に抜擢してワイド的中と、弊社らしさを随所に発揮できた次第。2場開催だったこともありレース選択肢も限られ、非常に難解だった開催2週目ではあったが、『イチオシ勝負鞍』での的中を筆頭に、月が替わった2月で上々の滑り出しを現出した予想部には一定以上の評価がいただけるものと自負する。

今開催最終週のG1「フェブラリーS」へ向け、弾みのつく好配当的中をお届けできた弊社アスコットシステムズ。昨年も3連複で的中をお届けしたゲンの良いG1なだけに、今週以降、なお一層のアツいご期待をお寄せいただきたい。