1回中山・1回京都7日・8日・1回中京1日・2日目

勢いに翳りなし ~土曜京都6R・4歳上500万下~

好配当的中の連続により、すでに開催黒字を確定させて臨んだ最終週のレース回顧。まずは「申し訳ありませんでした」のひと言から始めさせていただく。無論、的中が出ていないわけではない。そのことは会員の皆さまならよくご存知のはず。それどころか最終週も的中率75%という驚異の数字を叩き出しているのだから、この業界の常識としては「おめでとうございました」なのかもしれない。しかし、『ただの的中』で満足しないのは会員の皆さまも我々スタッフも同じこと。好配当的中がなかったことについての冒頭の言葉という点をご理解いただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都6R「4歳上500万下」ダート1800m。このレースで弊社予想部が軸馬の期待を寄せたのは1番人気となった8番ヒミノプリンセスだった。
『以前の差し一手から脱却。好位に行く脚を身につけレース内容が見違えるほど安定したヒミノプリンセスが軸馬。この中間も順調に乗り込みデキは高いレベルで安定している。牝馬限定戦に照準を絞っての出走で信頼に足る存在だ』という見立て。

レースは2番プロテクトジアースが先手を取って1000m通過66秒0という超スローペース。軸馬ヒミノプリンセスは『好位に行く脚』どころか楽々と2番手につけた。これは鞍上幸の好判断。さすがにこのスローペースに我慢しきれず、向正面に入ると11番コパノタイマネと13番アマゾネスバイオが後方から一気にマクッて出る。しかし、そんな荒れた展開にも動じないヒミノプリンセスはインの2番手でジッと我慢の一手。直線に向くとコパノタイマネは早々と後退。アマゾネスバイオとヒミノプリンセスの競り合いに、ゴール前好位追走の3番クリノソーニャが差し込み3頭並んでゴール。結果ヒミノプリンセスが1着。以下アタマ・アタマという僅差で2着クリノソーニャ、3着アマゾネスバイオとなった。

この結果により「馬連3-8、880円」の的中。週初っ端の提供鞍を本線でズバリと射止めた。他にも『本日一番の勝負鞍』とした土曜京都8Rの3連複。また、日曜中京9Rの馬連など最終週も的中ラッシュを現出。引き続き「出せば当たる」、いわゆる『確率変動状態』続行中のアスコット予想。年度初開催を勝負鞍16戦11勝、的中率68.7%という凄まじいばかりの勢いは当分やみそうもない。しかも今週末開幕の1回東京・2回京都開催といえば、年間を通して最もダート戦の占有率が高い開催として知られている。言うまでもなく、ダート戦といえば弊社にとって『ドル箱』以外の何物でもない。特に今開催初日・京都11R「北山ステークス」はかなり勝負度合いの高い鞍として提供を予定しているので、今週以降はこれまでにも増してのご期待をお寄せいただきたい。そのご期待に応える準備は早々と整っている。

1回中山・1回京都5日・6日目

的中が止まらない~土曜中山11R・ニューイヤーS~

「内田博幸(ついでに三浦皇成も)がいなければやっぱりこの人か」という感じだが、当たり前のように横山典弘が勝ちまくった先週末。土日とも中山で騎乗して、両日のメインレースを含む6特別のうち4鞍を制した。今年トータル13勝は全国リーディングトップ。2位武豊に3勝差をつけている。元々年初めは調子のいい騎手ではあるが、今年は格別凄まじい。逆の見方をすれば、いかに内田博幸の存在が大きいかということ。たとえば「京成杯」のエイシンフラッシュ。これは元々内田博のお手馬で、今回も無事なら手綱を取っていたことは間違いない。戦線離脱で横山典に回ってきたわけだが、内田博が復帰してきた時にどうなるのか? エイシンフラッシュ陣営としても頭を悩める問題ではあろう。それにしても横山典41歳、武豊40歳、内田博39歳。一番感じるのは「もう少し頑張ってみない? 松岡クン」ということ。筆者だけではないはずだ。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中山11R「ニューイヤーS」4歳上オープン・芝1600m。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気となった1番エーシンフォワードだった。『本日一番の勝負鞍。完全に立ち直ったエーシンフォワードが軸馬。長くスランプに陥っていたが、元々は3歳時重賞で連続連対の実績がある馬。前走程度の走りは当然と言える。デキは高いレベルで安定しているし、中山コースにも不安はない。ここは枠順の有利さを活かし切れるはずだ』という見立て。

スタートを決めたのは2番人気の7番レッドスパーダと軸馬エーシンフォワード。持ったままのレッドスパーダを、外から気合を入れて13番ファイアーフロートと15番ショウワモダンが交わして先行態勢。レッドスパーダはインの3番手に控え、その直後、これもインの5番手にエーシンフォワードがつけた。さほど馬順変わらず4コーナー手前。ここでレッドスパーダがスッと2・3頭分外へ出る。このあたりが乗れている横山典の好判断。蛯名・エーシンフォワードは最内で一瞬前が詰まり、その分だけ追い出しが遅れた。一歩早く抜け出したレッドスパーダが一旦2馬身ほどリードを取る。それを懸命に追い詰めるエーシンフォワードだが、最後クビ差まで肉薄したところがゴール。印象としては横山典に負けた、という感じの2着だった。そして1馬身3/4差の3着には8番人気の8番トーセンクラウンが飛び込み「馬連1-7、350円&3連複1-7-8、1810円」のダブル的中となった。

馬連の配当こそ地味だが、『一番の勝負鞍』におけるダブル的中。しかも3連複は悪くない配当となっただけに、会員の皆さまには我々の想像以上に喜んでいただけたようだ。しかも先週末はこれだけでは終わらなかった。他にも土曜京都7Rの馬連630円、日曜京都12Rの馬連1350円など、的確に勝負鞍で的中を量産。驚異の的中率75%を現実のものとした。また、これは蛇足だが「日経新春杯」「京成杯」の2重賞も当然のように的中をお届けしている。まさに今のアスコットは『出せば当たる』状態。会員の皆さまにとっては今週末が今から待ち遠しい、そんなお気持ちに違いないはず。大丈夫。獲れるところは遠慮なく獲り尽くす、それが弊社の身上。開催黒字収支のダメ押しとなる今週末に多大なるご期待をお寄せいただきたい。

1回中山・1回京都2日・3日・4日目

イチオシ勝負鞍で20倍超~土曜中山7R・4歳上500万下~

さすがに9頭落馬というのは記憶にない。月曜中山4R「新馬」でその大事故が起こった。JRAの裁定は「終始先頭を走っていたノボプロジェクト(三浦皇成騎乗)が4コーナーで僅かに外へ動いたこと」を原因としているが、あの程度の斜行は日常茶飯事。ましてデビュー戦のフルゲート16頭立てとあれば当たり前の出来事だ。4日間の騎乗停止処分を受けた皇成は「ツイてなかった」のひと言。とはいえ、もっとツイていないのは巻き添えを食って次々に落ちた後続の馬&騎手に他ならない。全馬無傷、騎手にも生命云々というほどの重傷者が出なかったことは奇跡に近い。不幸中の幸いと言うべきだが、腕を骨折した内田博幸に関しては気の毒と言うしかない。今年も好スタートを切っていただけに、馬券を買う我々にしてもしばらくは大黒柱不在ということになる。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中山7R「4歳上500万下」ダート1200m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは2番人気の1番トムアウトランダーだった。「本日イチオシの勝負鞍。ここは末脚の安定感際立つトムアウトランダーが軸馬。500万の中山1200mダート1・2・2・2着という手堅さで、この鞍上との相性も【1・3・0・0】と抜群。好位に行ける脚があるので最内枠も気にならない。自在の捌きが期待できる」という見立て。

「好位に行ける脚がある」とした軸馬トムアウトランダーだが、枠順を考えたのか鞍上・吉田隼は逃げを選択した。執拗に絡んでくる3番ベストランを振り切って4コーナーから直線へ。完全な勝ちパターンかと思われたが、ただ一頭だけジリジリと差を詰めてきたのが1番人気の8番フサイチコウキだった。粘りに粘るトムアウトランダーだが、最後はクビ差屈して2着惜敗。しかし、3着以下には2馬身半の差をつけているのだから力上位というところは十分に示してくれた。そして3着には6番人気の9番ガオウが食い込み「3連複1-8-9、2080円」の的中となった。

『本日イチオシの勝負鞍』としたうえに、大本線一点目の的中による20倍オーバー。しかも変則3日間開催一本目の提供鞍における的中とあり、会員の皆さまからは『早くも週の黒字確定』という声が数多く寄せられた。無論その後も土曜中山9R「寒竹賞」で初日連勝、日曜中山7R、月曜日中山6Rなど弊社らしくコンスタンストに連日的中を量産。年明け2週目もまずは絶好調キープといったところ。変則開催となった難解な年明け前半戦の競馬開催で滞りなく好配当を連発できたことには一定の評価をいただけるものだ。

早くも今週末からは開催の後半戦に突入するわけだが、皆さまよくご存知の通り弊社は出し惜しみなど一切しない。更に更に的中を積み重ねて開催大幅黒字を目指す所存。大いなるご期待をお持ちのうえ、今週末をお待ちいただきたい。

1回中山・1回京都1日目

新年を告げる好配当的中 ~中山7R・4歳上500万下~

「京都金杯」において不思議な、と言うか唖然とする光景に出合った。好スタートからハナに立ちかかったマイネルファルケを、外からゴシゴシ押して交わして行くのは何と同じ勝負服の佐藤哲=マイネルレーニア。結果はブービーのドラゴンファングから9馬身も離される大差の殿り惨敗。不本意な2番手からのレースを強いられながらマイネルファルケは僅差の5着に粘っているのだから、オーナーサイドの思いは「あのままスンナリと逃げていれば……」に違いない。とりあえず、『勝負師』と呼ばれる佐藤哲が強力馬主である「ラフィアン(=マイネル&マイネ)」の信頼を大きく損なったことは確かだ。
ちなみにこの「京都金杯」。弊社は「馬連5-7、1380円」を大本線で的中している。

それでは本題へ。初日のレースから斬るのは中山7R「4歳上500万下」ダート1200m。ここで弊社予想部が軸馬としたのは2番人気の5番ザドライブだった。「中山1200mダート定番のハイペース。ここは安定感抜群の差し脚があるザドライブが軸馬。年末年始の変則調教の影響はなく好調キープ。ひと頃に比べると相手関係も楽になった。スタートさえ五分なら問題なく差し切れるはずだ」という見立て。

レースは中舘を鞍上に迎え満々の行く気配を漂わせていた8番タマモハーバーの逃げ。その気迫に気圧されたか1番人気の3番ダイワフラッグが2番手に引いたほど。軸馬ザドライブは気合をつけて中団を追走。前半3F33秒8という予想通りの速い流れになった。直線に向き逃げ込みを図るタマモハーバー。逆に2番手のダイワフラッグの方が厳しくなった。そこへ差し込んできたのがザドライブと12番レグルスハートだったが、最後は内田博渾身の追いに応えザドライブが3/4馬身先着。微妙に短い中山1200mで勝ち切れなかった軸馬だが、持ち前の安定した末脚で2着はガッチリとキープした形。この結果により「馬連5-8、2000円」の的中となった。

新年初っ端の提供で悪くない配当をヒットした予想部。高配当的中で大団円を迎えた有馬記念デーから中8日、年を跨いでの絶好調キープといった趣。会員の皆さまにとって、まずはお年玉代わりの的中になったと推察している。改めて「新年明けまして、そして早々の的中おめでとうございます」と言わせていただきたい。
順調な船出となった2010年のアスコットだが、これで手綱を緩める気など毛頭ない。まずは今週末に控える連続3日間開催に全力であたる所存。どうか楽しみにお待ちいただきたい。