1回中山・1回京都5日・6日目

的中が止まらない~土曜中山11R・ニューイヤーS~

「内田博幸(ついでに三浦皇成も)がいなければやっぱりこの人か」という感じだが、当たり前のように横山典弘が勝ちまくった先週末。土日とも中山で騎乗して、両日のメインレースを含む6特別のうち4鞍を制した。今年トータル13勝は全国リーディングトップ。2位武豊に3勝差をつけている。元々年初めは調子のいい騎手ではあるが、今年は格別凄まじい。逆の見方をすれば、いかに内田博幸の存在が大きいかということ。たとえば「京成杯」のエイシンフラッシュ。これは元々内田博のお手馬で、今回も無事なら手綱を取っていたことは間違いない。戦線離脱で横山典に回ってきたわけだが、内田博が復帰してきた時にどうなるのか? エイシンフラッシュ陣営としても頭を悩める問題ではあろう。それにしても横山典41歳、武豊40歳、内田博39歳。一番感じるのは「もう少し頑張ってみない? 松岡クン」ということ。筆者だけではないはずだ。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中山11R「ニューイヤーS」4歳上オープン・芝1600m。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気となった1番エーシンフォワードだった。『本日一番の勝負鞍。完全に立ち直ったエーシンフォワードが軸馬。長くスランプに陥っていたが、元々は3歳時重賞で連続連対の実績がある馬。前走程度の走りは当然と言える。デキは高いレベルで安定しているし、中山コースにも不安はない。ここは枠順の有利さを活かし切れるはずだ』という見立て。

スタートを決めたのは2番人気の7番レッドスパーダと軸馬エーシンフォワード。持ったままのレッドスパーダを、外から気合を入れて13番ファイアーフロートと15番ショウワモダンが交わして先行態勢。レッドスパーダはインの3番手に控え、その直後、これもインの5番手にエーシンフォワードがつけた。さほど馬順変わらず4コーナー手前。ここでレッドスパーダがスッと2・3頭分外へ出る。このあたりが乗れている横山典の好判断。蛯名・エーシンフォワードは最内で一瞬前が詰まり、その分だけ追い出しが遅れた。一歩早く抜け出したレッドスパーダが一旦2馬身ほどリードを取る。それを懸命に追い詰めるエーシンフォワードだが、最後クビ差まで肉薄したところがゴール。印象としては横山典に負けた、という感じの2着だった。そして1馬身3/4差の3着には8番人気の8番トーセンクラウンが飛び込み「馬連1-7、350円&3連複1-7-8、1810円」のダブル的中となった。

馬連の配当こそ地味だが、『一番の勝負鞍』におけるダブル的中。しかも3連複は悪くない配当となっただけに、会員の皆さまには我々の想像以上に喜んでいただけたようだ。しかも先週末はこれだけでは終わらなかった。他にも土曜京都7Rの馬連630円、日曜京都12Rの馬連1350円など、的確に勝負鞍で的中を量産。驚異の的中率75%を現実のものとした。また、これは蛇足だが「日経新春杯」「京成杯」の2重賞も当然のように的中をお届けしている。まさに今のアスコットは『出せば当たる』状態。会員の皆さまにとっては今週末が今から待ち遠しい、そんなお気持ちに違いないはず。大丈夫。獲れるところは遠慮なく獲り尽くす、それが弊社の身上。開催黒字収支のダメ押しとなる今週末に多大なるご期待をお寄せいただきたい。