春G1も止まらぬ快進撃 〜日曜阪神11R「桜花賞」〜
今年もいよいよ開幕した3歳クラシック。先週末はその初陣が阪神競馬場で行われた。好調続く弊社予想はこの大一番をどう料理したのか。
日曜阪神11R「桜花賞」芝1600m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に2番人気となった9番アルマヴェローチェだった。
『3強および、牡馬に肉薄してきた12番が本命候補だったが、当欄は2歳女王アルマヴェローチェを強く支持する。その前走・阪神JFは外差し馬場と展開が向いたとの見解もあるが、大外を回した距離ロスは見逃せないポイントだった。実際、同様に外を回した他のライバルを置き去りにした一方、この馬はラスト2ハロン11.0-11.2という素晴らしい決め手で完勝。当時の京都芝がタフな状態だったことも含め、抜けた強さだった。
ここはぶっつけローテだが、中間にNFしがらきを経て順調な仕上がり。今週も3頭併せで6ハロン81秒2-ラスト11秒4なら万全とみる。良馬場の時計勝負は不安だったが、この渋い馬場ならむしろ地力の強さが引き立つというもの。実際、稍重の札幌2歳では強力牡馬を相手に荒れたインを通って連対。ラストに差し返した根性も特筆すべきである。総合力の高さから阪神コースは気にならないし、底力勝負は望むところ。相手も強いが、ここは2歳女王の貫録が他を上回る』という見立て。
最終的な1番人気はフェアリーSの勝ち馬エリカエクスプレス。2歳G1馬=軸馬アルマヴェローチェは前走・阪神JFが「阪神ではなかった」ことが思いのほか強調されたのか、2番人気に甘んじることとなった。
開幕で逃げたのがそのエリカエクスプレスで、序盤600mが34秒5。この日の阪神芝は稍重だったため、ほんの少し速い程度だったか。この時点で軸馬9番アルマヴェローチェと対抗7番エンブロイダリーは中団やや後ろの外め。12番リンクスティップは最後方だった。
結果はご存知の通り。現時点での能力を問われる決め手勝負となった。勝利したエンブロイダリーはクイーンCからの連勝。クビ差の2着に軸馬アルマヴェローチェ。3着には大外から急追したリンクスティップが入線している。なお1番人気を背負って逃げたエリカエクスプレスは、4角で集中力を切らして5着敗退となった。
この結果により、「馬連7-9、1,000円&3連複7-9-12、2,200円」の的中をお届け。惜しむらくは穴指定した3番マピュース(9番人気・4着)がもうひと伸びしてくれれば…というところだが、それでも馬券は大本線の的中。当てて文句を言ってはツキが逃げるというものだ。実際、この的中をもって、今年の春G1は3戦全勝を達成(高松宮記念→大阪杯→桜花賞)した次第。
また、この週は他にも、土曜中山11R「ニュージーランドT」を◎イミグラントソング(2番人気・1着)にてきっちり的中をお届け。さらに日曜中山11R・春雷Sは◎ヨシノイースター(3番人気・1着)と、ヒットを量産している。あいも変わらず弊社予想部は“メインレースキラー”として剛腕を振るっている状況。先々の重賞へ向けて楽しみは尽きない。
実際、今週待ち受ける「皐月賞」は力の入る場面だ。世間は2歳王者クロワデュノールの「一強」という見立てだが、果たして絶好調のアスコットはこの大一番をどう捌くのだろうか。おそらく、ここは弊社会員様にとっても早春の“メインディッシュ”となるはずだ。
皆様におかれましては、すでに潤沢となった資金をご用意の上、お腹を空かして配膳の時をお待ちいただきたい。