10/24 10/25 4回東京・4回京都6日7日目・3回新潟3日4日目

安心・安全の的中劇 ~日曜京都7R・3歳上500万下~

週末に迫った「天皇賞・秋」。今年は抜けた存在のG1ウイナーが不在の混戦模様。とはいえ、それを補って余りあるほどの豪華メンバーが顔を揃えた。今年の「ダービー」3着のサトノクラウンのみ、春からブッツケでの出走となるが、他、有力どころの古馬勢は全て秋にひと叩きされて、予定通りのローテーション。混戦に拍車がかかっている印象はある。本格化著しい「宝塚記念」勝ちのラブリーデイを筆頭に、初G1となるが「毎日王冠」快勝でまだ底を見せていないエイシンヒカリ、確実にG1を狙える位置まで力を付けた同レース2着で「札幌記念」勝ちのディサイファ、牡馬相手の「オールカマー」で突き抜けたショウナンパンドラ、更に昨年の覇者スピルバーグ、同レース3着のイスラボニータなどなど。他にも流れひとつで勝ち負け可能な顔ぶれが揃い、見れば見るほど人気割れ必至で馬券的な妙味も十二分。大混戦が予想される「天皇賞・秋」。本年度の競馬開催も今週日曜から11月に突入し、いよいよもって佳境を迎えるが、そこへの弾みをつける意味でも今週末のこの「天皇賞・秋」は取りこぼせない一戦。アスコットシステムズが断を下す結論にご期待いただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜京都7R「3歳上500万下」ダ1800m。弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気に支持された2番バスタータイプだった。

『未勝利勝ち以降、現級で2着3回3着2回と今ひとつ勝ち味に遅いものの、戦ってきた相手を振り返れば、その後、1000万やオープンで勝ち負けしている馬たちばかり。加えてデビュー戦(2着)の勝ち馬も本日の「菊花賞」で人気を集めているリアファルだった。全てレベルの高い相手に崩れずにこの戦績なのだから現級での地力上位は明らか。ここでは図抜けた存在と断言できる。リフレッシュ放牧で成長を促され、中間の力強い動きから仕上がりも◎。休養明けとはいえ、ここは絶大の信頼を寄せたい』という見立て。

レースは6番メイショウクオンが押して先手を主張するが、初ダートの1番タガノレグルスが枠順を活かしてハナに立つ。外から10番ピンクマンもこれに取り付く構え。軸馬2番バスタータイプは回りの出方を見ながら出たなりにこれら3頭を見る形で好位追走。その後ろ5番手に8番エイシンナセル、13番ストロベリーキングは出が良く、いつもより前目の7番手で流れに乗る。人気の一角12番シンボリハミルトンはいつも通り後方追走。向正面で隊列が落ち着き、1000m通過1分2秒4のミドルペース。3コーナー過ぎから徐々に後続が差を詰めにかかり、勝負どころの4コーナーへ。この段階でもロスなく内々を追走していた軸馬2番バスタータイプは手応え十分。直線に向いて一瞬詰まり気味になるが、開いたスペースを見逃さず一気に追い出しにかかる。この段階で手応えの差は明らか。先行各馬を一気に交わして先頭へ躍り出る。終始バスタータイプを見る形で道中進んでいた8番エイシンナセルと13番ストロベリーキングが猛追するが、早めに抜け出したビハインドを活かし軸馬2番バスタータイプが1着でゴール。注目の2着争いだが、決め手の差でハナ差13番ストロベリーキングが2着を確保。3着に8番エイシンナセルが入線。この結果により「馬連2-13、1120円」の的中。当然のことながら3着エイシンナセルも対抗馬だっただけに見ていて安心・安全の的中劇。どちらでもOKだったが、結果的に「つく方で決まった」オイシイ鞍となった。

他にも週ラストの勝負鞍、日曜京都12Rでキッチリ的中をお届けし、日曜は連勝で締めくくった先週末。ただし、土曜に的中をお届けできなかったのはツヤ消し。週を通じて大団円とはいかなかった。今週末は土日を通じて的中をお届けできるよう、その点は予想部に猛省を促したい。

10月も終わり、秋競馬もいよいよ中盤戦へ突入。無論、ここから年末の「有馬記念」まで怒濤の9週間。弊社アスコットシステムズは毎週末勝負を賭ける所存。東京・京都開催前半戦を締めくくる最終週となる今週末に引き続きアツいご期待をお寄せいただきたい。

10/17 10/18 4回東京・4回京都4日5日目・3回新潟1日2日目

盤石の的中鞍 ~日曜新潟9R・3歳上500万下~

今週の舞台はトリッキーな内回り2000mの「秋華賞」から『強ければどこからでもくる』外回り3000mへ。牡馬三冠の最終戦「菊花賞」を迎える。今年は2冠馬ドゥラメンテの戦線離脱により上位拮抗の様相を呈している。「皐月賞」2着、「ダービー」4着のリアルスティール、もしくはそのリアルスティールをトライアル「神戸新聞杯」で捩じ伏せたリアファル。この2頭のいずれか最終的に1番人気に推されるのはほぼ間違いないところだが、今回は3000mという全馬未経験の未知の距離。「セントライト記念」勝ちのキタサンブラック、「弥生賞」2着、「皐月賞」4着のブライトエンブレム、「ダービー」2着のサトノラーゼン、重賞戦線で常に上位争いしているベルーフ、さらには夏の上がり馬スティーグリッツ、ワンダーアツレッタなどなど伏兵多数。ひと泡吹かせる馬が他にもいる可能性も十分。言うまでもなく、この大一番も勝負鞍候補。逐一、弊社からの情報のチェックをお願いしておく。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟9R「3歳上500万下」ダ1800m。弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された5番カレングラスジョーだった。

『ダート1800mは【1・4・1・5】の戦績で連対した5戦のうち、勝ち鞍を含めた4回がこの新潟コースでの実績。よほど水が合うのだろう。前走の中京戦では人気を裏切る形となったが、元々坂のあるコースや力のいる馬場が合うタイプではなく、前走が力負けでないことは明らか。その意味で理想は湿った脚抜きの良い馬場だが、直線平坦で新潟の軽いダートならば良馬場でも問題はないはず。なによりここは近走よりも相手が一枚下。減量騎手起用の恩恵もあるだけに、好位で流れに乗れれば期待に応えてくれるはずだ』という見立て。

最内1番マイネルネッツが逃げ態勢。その後に2番ジュガンティーヤが追い、3番エイムハイ、9番プレジールシチーが差のない位置で好位追走。3番人気12番スズカリバーは発馬での躓きが響いて5番手で流れに乗る。軸馬5番カレングラスジョーはこれら先行勢を見る形で6番手の絶好ポジションをキープ。1000m通過1分3秒0のスローに近いミドルペース。舞台は新潟。この流れになると前有利は確実。3コーナーを過ぎ、4コーナー手前から徐々にペースアップし、先行勢は皆、絶好の手応えで直線へ。最内枠からハナを切って終始自分のペースに持ち込んだ1番マイネルネッツが粘るところに外から3番エイムハイ、9番プレジールシチーの2頭が差を詰めにかかる。ラスト100mの段階で9番プレジールシチーが逃げる1番マイネルネッツを捕らえて先頭に立つが、更にその外から軸馬5番カレングラスジョーが猛追。追い出してからのエンジンのかかりが遅く一瞬ヒヤッとしたが、最後は力でねじ伏せるようにクビ差捕らえてカレングラスジョーが1着で入線。2着にプレジールシチー、3着に1馬身1/4差でマイネルネッツが粘り込む。この結果により「馬連5-9、1440円」の的中。人気面から1番人気→5番人気の組み合わせでこの配当は妥当と言えるが、2着プレジールシチーは現級で何度も勝ち負けしていた実績上位馬。休養明けの分、割引かれた評価だったとしても不当に評価を下げていた印象。それを考慮すれば獲リ易く、法外な4桁配当の的中劇だったと言えよう。

他にも土曜東京12Rなど土日を通じて的中をお届けすることができた先週末。今開催は開幕週、2週目と無難に的中を積み重ねているが、我々の攻勢はまだまだこんなものではない。開催後半に入り、むしろここからが本番と捉えている。そう断言できるだけの材料が我々には確かにある。勝負どころ目白押しの今週末以降に、なお一層のご期待をお寄せいただきたい。

10/10 10/11 10/12 4回東京・4回京都1日2日3日目

秋の『G1クライマックス』いよいよ開幕 ~月曜京都6R・3歳上500万下~

今週末から3週連続で行われるG1戦。その後1週挟んで年末まで7週連続のG1戦が予定されている。秋の『G1クライマックス』がいよいよ幕を開ける。その一番手となる今週末の「秋華賞」。断然の主役を張るのはもちろん、「オークス」を制したミッキークイーン。トライアルの「ローズS」では「オークス」以来4ヶ月振りの臨戦で、ひと押しを欠いて2着だったが、直線はこの馬らしい伸び脚を見せており評価は下がらないだろう。牡馬のドゥラメンテに続いて牝馬ニ冠の可能性は十分。前記「ローズS」覇者のタッチングスピーチが2番手評価。割って入るとすれば「ローズS」3着のトーセンビクトリーを含めた春の重賞好走組。今年はミッキークイーンを中心に前記の馬たちが主力を形成しそうだが、舞台は京都内回り。このあたりがどう影響してくるかがポイントだろう。この「秋華賞」も弊社は勝負鞍候補として視野に入れている。楽しみにお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは月曜京都6R「3歳上500万下」ダ1900m。弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に断然の1番人気に支持された11番エイシンハドソンだった。

『休養を挟んで降級戦となった前走も自分の競馬に持ち込みながら、勝ち馬にアッサリ交わされて2着止まり。ある程度予想された通りの内容と着順ではあった。久々にダートに鉾先を向けてきたここは、何とルメールへの乗り替わり。「南部杯」で騎乗する鞍上の関係だろうが、このタイミングに乗らない手はない。振り返ればデビュー戦をダートで勝ち上がり、同条件となった2戦目の500万は極めてハイレベルな相手関係のなか、僅差の4着。現級なら元々能力的には図抜けた存在とみて軸馬に指名する』という見立て。

レースは軸馬11番エイシンハドソンが好発からハナを切って先導。その後におっつけて8番テーオーイージスが番手を確保。それを見つつ、という感じで好位直後につけたのが5番ウエスタンパレード。2コーナー〜向正面に入ってもエイシンハドソンにテーオーイージスが競りかけて2頭雁行で進むが、2頭共に折り合いを欠いている印象もなく、それぞれ自分のペースで進んで1000m通過1分2秒2のミドルペース。4コーナーから直線、終始3番手追走のウエスタンパレードが前の2頭との差を詰めにかかるが、前の2頭は見た目の展開以上に余力十分で追い出し、直線半ばでマッチレースに持ち込む。最後は終始番手でマークした分の差で8番テーオーイージスがクビ差で1着で勝利。2着には早めに来られて差されたものの、その後もしぶとく食らいついた軸馬11番エイシンハドソン。更に2馬身半差で3着には5番ウエスタンパレードが入線。この結果により「3連複5-8-10、1100円」の的中。朝の段階では馬連提供だったが、配当面を考慮してサポートにて「3連複のみで勝負」と断じての提供。結果的にこれが功を奏し、予想部のファインプレーとなった。

3日間開催となった先週末は連日に渡り的中をお届け。爆発力という点で物足りなさはあるものの、前記月曜京都6Rでの的中を筆頭に、全体的に見れば相変わらずの安定感。随所にその予想精度の高さを示し、開幕週を無難に乗り切った次第。アスコット予想陣に翳りは一切なし。秋競馬の佳境となるこれからの数週間、大船に乗ったつもりでお過ごしいただきたい。まずは今週末にご期待いただきたい。

10/3 10/4 4回中山・4回阪神8日9日目

週イチオシ鞍での大本線的中劇 ~日曜中山8R・3歳上1000万下~

秋最初のG1「スプリンターズステークス」は春に「ヴィクトリアマイル」を制したストレイトガールが直線力強く抜け出して完勝。G1・2連勝を記録した。例に漏れず、このあとは海外G1奪取に向けて香港に行くが、今年の充実振りなら強力香港勢相手でも勝負になりそうだ。また、今週からは舞台が東京・京都に替わり、秋の新潟開催もスタートする。G1レースはもとより、大物新馬が大挙出走してくるこの時期は春とはまたひと味違った趣きのある開催。まずはこの4回東京・4回京都開催で好スタートを切って年末まで突き進む所存だ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山8R「3歳上1000万下」ダ1200m。弊社予想部が軸馬として期待したのは上位三つ巴の人気のなか最終的に2番人気に支持された7番キョウエイハピネスだった。

『中山ダート1200m【2・2・0・0】と一度も崩れたことのないキョウエイハピネスが更にデキを上げてきた。2着2回は共に現級での戦績でクラス上位のスピード&脚力があることは明らか。加えて前走は3頭雁行で先行争いが激化し、挟まれる位置で苦しい位置取りにも関わらず、直線では一旦先頭に立つ好内容。最後は地力で勝るワディに差されはしたものの、0秒1差2着なら今季の充実振りは本物だろう。右回りと左回りでは全く走りが異なる馬で、その意味でも得意の舞台は今回がラスト。ここが勝負どころとみて軸馬に指名する』という見立て。

レースは逃げたい馬が何頭かいて、大外16番オルフィークが好スタートを切るも、1番セイユウスマイル、8番アトランタ、4番キタサンサジン、13番シゲルオオスミの5頭がダートに入って横一線の先行争い。その中から抜け出してハナを切ったのは最内1番セイユウスマイル。他、先行馬も無理に競りかけることなく、隊列はスンナリと落ち着き前半3ハロン通過35秒8のミドルペース。軸馬7番キョウエイハピネスは発馬で若干立ち後れ気味になったがすぐに立て直し、先行勢を見る形で6番手追走。隊列変わらぬまま勝負どころの4コーナーへ。直線を向いたところでハナを切った1番セイユウスマイルが2馬身ほど突き放しにかかる。軸馬7番キョウエイハピネスは上手く内を突いて追撃態勢に入るとグングン差を詰め、直線坂下で逃げた1番セイユウスマイルを楽に捕らえて先頭へ。終始好位で追走していた4番キタサンサジンがこれに追いすがって詰め寄るも、最後はクビ差凌いで軸馬7番キョウエイハピネスが1着でゴール。2着に4番キタサンサジン。3着は4コーナーでバカつき大外まで振れながらも立て直してしぶとく脚を伸ばした8番アトランタが入線。この結果により「馬連4-7、500円」の的中。結果的に人気サイドでの決着で堅めの配当ではあるが、「週イチ押し鞍」での勝負、さらに1点目での大本線的中であったことから、いつもよりブ厚く張り込んでいた会員様も多かったようだ。

上記の通り、週イチオシの勝負鞍においてキッチリ的中をお届けした先週末。とはいえ、週を通じてみると弊社らしからぬ「対抗ヌケ」のオンパレードで勝負鞍の的中は上記ひと鞍のみ。他の勝負鞍においてツメの甘い提供が目についた。弊社にとって今年は鬼門となったこの中山・阪神開催。それでも開催が進むごとに徐々に調子を取り戻していただけに最終週を大団円で締めくくれなかったことは残念のひと言。東京、京都に舞台を移す開催替わりの今週末からはより一層、レースおよび軸馬選定だけでなく、更にもう一歩踏み込んだ提供で開幕週を好スタートできるよう質の高い予想提供を切に願う。

その今週末開幕の4回東京・4回京都といえば、G1が連続して行われる秋競馬前半戦の佳境中の佳境。この場でも常々言っているが「G1の裏開催」こそ勝負どころが満載であることは言うまでもない。いずれにせよ、まずは開催替わりとなる今週末をアツくご期待のうえ楽しみにお待ちいただきたい。