10/10 10/11 10/12 4回東京・4回京都1日2日3日目

秋の『G1クライマックス』いよいよ開幕 ~月曜京都6R・3歳上500万下~

今週末から3週連続で行われるG1戦。その後1週挟んで年末まで7週連続のG1戦が予定されている。秋の『G1クライマックス』がいよいよ幕を開ける。その一番手となる今週末の「秋華賞」。断然の主役を張るのはもちろん、「オークス」を制したミッキークイーン。トライアルの「ローズS」では「オークス」以来4ヶ月振りの臨戦で、ひと押しを欠いて2着だったが、直線はこの馬らしい伸び脚を見せており評価は下がらないだろう。牡馬のドゥラメンテに続いて牝馬ニ冠の可能性は十分。前記「ローズS」覇者のタッチングスピーチが2番手評価。割って入るとすれば「ローズS」3着のトーセンビクトリーを含めた春の重賞好走組。今年はミッキークイーンを中心に前記の馬たちが主力を形成しそうだが、舞台は京都内回り。このあたりがどう影響してくるかがポイントだろう。この「秋華賞」も弊社は勝負鞍候補として視野に入れている。楽しみにお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは月曜京都6R「3歳上500万下」ダ1900m。弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に断然の1番人気に支持された11番エイシンハドソンだった。

『休養を挟んで降級戦となった前走も自分の競馬に持ち込みながら、勝ち馬にアッサリ交わされて2着止まり。ある程度予想された通りの内容と着順ではあった。久々にダートに鉾先を向けてきたここは、何とルメールへの乗り替わり。「南部杯」で騎乗する鞍上の関係だろうが、このタイミングに乗らない手はない。振り返ればデビュー戦をダートで勝ち上がり、同条件となった2戦目の500万は極めてハイレベルな相手関係のなか、僅差の4着。現級なら元々能力的には図抜けた存在とみて軸馬に指名する』という見立て。

レースは軸馬11番エイシンハドソンが好発からハナを切って先導。その後におっつけて8番テーオーイージスが番手を確保。それを見つつ、という感じで好位直後につけたのが5番ウエスタンパレード。2コーナー〜向正面に入ってもエイシンハドソンにテーオーイージスが競りかけて2頭雁行で進むが、2頭共に折り合いを欠いている印象もなく、それぞれ自分のペースで進んで1000m通過1分2秒2のミドルペース。4コーナーから直線、終始3番手追走のウエスタンパレードが前の2頭との差を詰めにかかるが、前の2頭は見た目の展開以上に余力十分で追い出し、直線半ばでマッチレースに持ち込む。最後は終始番手でマークした分の差で8番テーオーイージスがクビ差で1着で勝利。2着には早めに来られて差されたものの、その後もしぶとく食らいついた軸馬11番エイシンハドソン。更に2馬身半差で3着には5番ウエスタンパレードが入線。この結果により「3連複5-8-10、1100円」の的中。朝の段階では馬連提供だったが、配当面を考慮してサポートにて「3連複のみで勝負」と断じての提供。結果的にこれが功を奏し、予想部のファインプレーとなった。

3日間開催となった先週末は連日に渡り的中をお届け。爆発力という点で物足りなさはあるものの、前記月曜京都6Rでの的中を筆頭に、全体的に見れば相変わらずの安定感。随所にその予想精度の高さを示し、開幕週を無難に乗り切った次第。アスコット予想陣に翳りは一切なし。秋競馬の佳境となるこれからの数週間、大船に乗ったつもりでお過ごしいただきたい。まずは今週末にご期待いただきたい。