12/26 12/27 5回中山・5回阪神7日8日目

いい風に乗ったまま2016年へ ~日曜中山6R・3歳上1000万下~

先週ここで告知した通り、右肩上がりに調子を上げて迎えた、弊社が勝負をかけた2015年度競馬開催を締めくくる最終週。その結果を早く知りたいのが人情というもの。さっそく振り返っていこう。

今週、というか今年最後に斬るのは日曜中山6R「3歳上1000万下」ダ1200m。軸馬として期待したのは1番人気に支持された7番キャプテンシップだった。

『距離短縮となった前走は持ち前のスピードを活かして差のない3着。逃げ馬には厳しい展開となりながらもしぶとく粘っており、更に距離短縮となる今回はプラス要素こそあってもマイナスになることはひとつもない。元々、新馬→500万を連勝した素質馬。この中間は唸るような動きでデキも申し分なく、相手も手頃な今回はまず勝ち負けになるとみた』という見立て。

レースは9番トキノセレブ、10番アンウォンドが好発から先手を主張し、ダートコースに入って内から軸馬7番キャプテンシップが押し上げて、向正面半ばでハナに立つ展開。番手に9番トキノセレブ、10番アンウォンドと続き、それら3頭を見る形で14番キープレイヤー、15番シゲルハダカマツリが追走。人気の一角6番マイネルエスパスもその直後をキープ。前半3F33.5のハイペースで飛ばす流れ。こうなると隊列は縦長となり、そのまま勝負どころの4コーナーへ。ハナを切ってからは終始自分のペースに持ち込んだ軸馬7番キャプテンシップは手応え十分に直線に入る。直線入り口では後続各馬も殺到し、半ばではほぼ一団で最後の攻防へ。軸馬7番キャプテンシップと9番トキノセレブが粘り込むところに外から14番キープレイヤーがジリジリと脚を伸ばして前との差を詰めにかかる。その他後続各馬も脚を伸ばしてくるが、主導権を握り自分のペースで競馬をした軸馬7番キャプテンシップも脚色が衰えず、内でしぶとく押し切りを図る。最終的に14番キープレイヤーが一完歩ずつ徐々に差を詰めるがクビ差まで詰め寄ったところでゴール。軸馬7番キャプテンシップが押し切り勝利となった。2着には14番キープレイヤー。3着には15番シゲルハダカマツリが入線。この結果により「馬連7-14、1300円」の的中。先週ほどの好配当とはならなかったが、『獲れるところを確実に獲る』弊社らしいで的確なレース選定で的中をお届けした、という点に一定の評価はいただけるものと自負している。

本年度ラストとなった勝負鞍こそ的中をお届けできなかったものの、上記日曜中山6Rの他にも土曜阪神7R、土曜阪神10Rにて的中をお届けし、週トータル4戦3勝で本年最終週を上々の首尾で獲り納めたアスコット予想。最高のフォローウインドに乗ったまま越年ということに相成った次第。

本年もアスコットシステムズをご愛顧頂き誠に有難うございました。ここに弊社一同を代表して御礼申し上げます。明けて2016年の中央競馬は例年通り1月5日の開幕となります。この間小休止、というのは世間一般のお話。我々は会員の方々に『お年玉代わり』の勝負鞍を用意すべく、日々動き続けます。5日開幕の後は9・10・11日という連続3日間開催。そこでも続けざまに勝負鞍をお届けする所存。開幕ダッシュを誓う1回中山・京都開催をご期待のうえ2016年を迎えていただきたい。本年は本当にありがとうございました。それではよいお年を。

12/19 12/20 5回中山・5回阪神・4回中京5日6日目

勢いに乗ったまま締めの大一番へ ~日曜中京7R・3歳上500万下~

エアスピネル1強と謳われた「朝日杯FS」だが、終わってみれば2番人気に推されたアルフレードの2馬身差圧勝。これでデビューから「新馬」→「G1・朝日杯FS」と無傷の2連勝となった。しかも「新馬」→「G1・朝日杯FS」連勝は初の快挙なのだから、「傑出馬」どころか『スーパーホース出現』の論調も納得のところ。昨年から中山→阪神へと舞台が変わり、本レースの傾向も今後、年を重ねるごとに徐々に浮き彫りになるだろうが、2年目の現在でもすでに言えることは「強い馬が強い競馬ができる」舞台設定に変わったということ。単勝1.5倍と断然の支持を集めた2着エアスピネルとは3/4差だが、3着以下には4馬身もの差を付けてマッチレースとなったことからもほぼ間違いない。今週の「ホープフルS」を筆頭に、年明けから世代の素質馬たちが続々と勝ち名乗りを挙げてくることを考えるとまだ決め付けは早計だが、今回の上位2頭は春のクラシック路線でも上位を賑わす存在であることは確実だろう。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中京7R「3歳上500万下」ダ1400m。軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された16番コロマンデルだった。

『好位・差し自在の脚質でどの位置から競馬をしても終いは確実に伸びる安定感十分の取り口で毎回V争い。前走2着にしても距離1200mで行き脚付かず、終始外を回されたもので、内々の経済コースを通った勝ち馬とはコース取りの差。決して力負けではない。昨日の「大須特別」にも登録していたが、相手関係を見て平場のこちらを選択。その「大須特別」の勝ち馬とは近走で常に差のない競馬ができていたように、平場ならまず確勝級の一頭。得意の条件の今回は今度こそ勝ち切ってくれるはずだ』という見立て。

大外枠から好スタートを決めた軸馬16番コロマンデルだが、10番スイートガーデン、5番キョウエイボヌール、7番キタサンコンサート、14番キクノセントロ、15番ストロングトリトンなど、前々で立ち回りたい馬たちが殺到し、それらを外から見る形でスッと引いて6番手に納まる。先行争い激化の影響で前半3F34秒4の速い流れとなった。が、好位を見る形の離れた6番手で流れに乗った軸馬16コロマンデルの位置では「ちょうどいい流れ」。3コーナーすぎから徐々に前との差を詰めて4コーナーでは団子状態の好位勢の直後まで押し上げる。直線に向いてほぼ一団の状態で全馬追い出しにかかり、軸馬16番コロマンデルは内目の密集した馬群の中からグイグイと力強く抜け出しにかかる。直線半ばで先頭に立ち、一旦は後続に2馬身ほど差を付けるが、外から11番アイファーサンディ、13番パリーアーク、さらにその後ろから9番アルディバインが急追。これら3頭が突き抜ける勢いで差を詰めるが、軸馬16番コロマンデルもしぶとく脚を伸ばし、後続の追撃をクビ差凌いで1着でゴール。熾烈な2着争いは9番アルディバインが入り、アタマ差3着にパリーアーク、さらに1/2差4着に11番アイファーサンディが入線。この結果により「馬連9-16、2570円」の的中。このレースに関しては軸馬選定は当然としても、10番人気と低評価だった9番アルディバインをきっちり対抗指名したあたり、展開と流れ、さらには出走各馬の調子を完璧に読み切った予想部のクリーンヒットと言えよう。

他にも日曜阪神8R、土曜阪神10Rにて馬連的中、加えてサポートでのおさえ購入ながら土曜中京9Rのワイド的中と、実質4戦4勝のパーフェクト的中を達成して右肩上がりに調子を上げて暮れの大一番を迎える弊社予想部。もちろん今週末の注目はクライマックス「有馬記念」。得意の舞台で復活があるか注目のゴールドシップ、前走惜敗も「宝塚記念」に続いてグランプリ制覇がかかるラブリーデイ、並みいる牡馬相手の「ジャパンC」制覇のショウナンパンドラ、「菊花賞」1着、3着から臨戦のキタサンブラック、リアファルの3歳牡馬2頭、これらを中心に他にもチャンスがある馬が多く、例年以上に多彩な顔ぶれとなった今年のグランプリ。簡単な図式であるはずもないが、弊社は他の動向にいささかもブレることなく、的中と言うたったひとつの真実を追求していく。そして「有馬記念」を筆頭とする全ての勝負鞍において結果を出し、会員の方々を『熱狂の渦』へと引き込む所存。引き続き楽しみにお待ちいただきたい。

12/12 12/13 5回中山・5回阪神・4回中京3日4日目

まずは的中ありき ~日曜阪神8R・3歳上500万下~

世代レベルやレースレベル云々という点について、現時点で語るべきではない。と言うより今はまだわからない。しかし、ただ単に『勝ち方』という点では過去の名牝馬たちに匹敵するものがあった「阪神ジュベナイルフィリーズ」のメジャーエンブレム。抜群のスタートから展開の利もあったが、現時点では抜けた世代トップの地位は確立したといっていい勝ちっぷり。レース後、「クラシックを獲れる馬」とコメントした鞍上の真意が伝わってくる走り。今後もよほどのアクシデントでもない限り同世代の牝馬に負けることはない。そう確信させる圧勝だった。それはそうと、この「阪神ジュベナイルフィリーズ」。弊社はメジャーエンブレムを軸馬とし、対抗に10番人気のウインファヴュラスを上位に評価して「3連複2-11-13、7640円を容易く的中している。人気馬からの馬券でも購入方法次第で好配当が獲れる、まさに『いいところに目をつけた』という好例と言えよう。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜阪神8R「3歳上500万下」ダ1800m。軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された6番エイシンナセルだった。

『このメンバーに入ると「戦ってきた相手が違いすぎる」エイシンナセルが軸馬。休養明けの今季3戦はいずれも好メンバー相手に3着、3着、2着と好勝負を演じている馬。ほんのちょっとした展開のアヤで勝ち切れていないが、地力は明らかに現級最上位。この中間の動きを見る限り、デキ落ちは皆無でむしろ更に上昇してきた印象すらある。今の馬場状態から極端に置かれる位置取りにさえならなければ、直線でアッサリ抜けだせるはずだ』という見立て。

レースはスタートを決めた8番イェドプリオルが果敢にハナに立つ展開。番手に7番インテグラード、10番サダムダイジョウブが続き、軸馬6番エイシンナセルは出たなりの位置で流れに乗って好位4番手を追走。馬場傾向から逃げ・先行有利だったこともあって、有力どころは皆前々での競馬となり、1000m通過1分3秒1の淡々としたスロー寄りのミドルペース。勝負どころの3コーナー手前になって徐々にペースアップするが、隊列は変わらぬまま4コーナーを周って直線へ。終始内目の好位追走となった軸馬6番エイシンナセルは抜群の手応えのまま追い出しのタイミングを図る。鞍上・田辺に慌てる素振りは一切なし。直線は好位からスムーズに持ち出して抜け出す形で末脚を伸ばし、早めに先頭へ躍り出る。この時点でまず連対は確実な脚色。問題は相手に絞られる。ハナを切って主導権を握っていた8番イェドプリオルがしぶとく粘るところに、4コーナー8番手だった9番オーロラポラリスがグイグイ脚を伸ばして前を捕らえにかかる。ゴール手前で8番イェドプリオルを捕らえて、軸馬6番エイシンナセルにクビ差まで詰め寄ったところがゴール。2着に9番オーロラポラリス、3着に8番イェドプリオルが入線。この結果により「馬連6-9、640円」の的中。少々地味めの配当とはなったが、的中してはじめて配当云々という話になるのがこの世界。「まずは的中ありき」という弊社の基本方針はここでも繰り返してきた通り。その意味では先週末も連日に渡り的中をお届けできているので、最低限のラインはクリアしたという自負はある。

もちろん、この時期で盛り上がる重賞でも上記の通りキッチリと的中をお届けし、徐々にではあるが年末の大一番に向けて本来の姿を取り戻しつつある。今後もレース選択・対抗馬選択を含め継続して改善を加えていく所存。今年の競馬開催も残り2週。引き続き弊社から発信される全ての情報のチェックをお忘れなく。

12/5 12/6 5回中山・5回阪神・4回中京1日2日目

貴重な的中鞍 ~土曜中京11R・金鯱賞~

11月の5回東京・5回京都開催が本年度一番と言える不調だっただけに、流れを変える開催替わりとしていつも以上にご期待いただいた5回中山・5回阪神・4回中京開催の開幕週となった先週末。弊社アスコットシステムズは勝負鞍的中無しという失態を演じてしまった。まずはそのことについて深くお詫びしたい。会員の皆さま、本当に申し訳ありませんでした。振り返ると今年の「週末勝負鞍的中無し」は9月までわずか1週のみで、週末パーフェクトも2度マークして、例年以上のハイアベレージで推移していたにも関わらず、ここにきて急ブレーキがかかる異常事態。仮に先週まで全戦全勝のパーフェクトの結果を出していても、翌週から全戦全敗に一変することも不思議ではないのが競馬であることは重々承知しているが、それにしても……である。そのタイミングで新たにご利用なさった会員の方も少なくなかったはず。重ねて、本当に申し訳ありませんでした。出してしまった結果は結果。今さら覆すことはできない。ならば前を向くのみ。今週末以降の大反撃をお約束させていただく。

そんな中にあっても、勝負鞍以外の的中はもちろん、提供させていただいた。そのひと鞍を振り返っていこう。今週斬るのは土曜中京11R「金鯱賞」芝2000m。人気上位6頭までが単勝3桁の混戦模様のなか、軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された1番ディサイファだった。

『前走「天皇賞(秋)」は位置取りが悪くなり、勝ったラブリーデイの0秒5差8着。人気を裏切る形となったが、「札幌記念」1着、「毎日王冠」2着が示す通り、G2レベルなら一枚上の地力のある馬。相手が楽になり、今回の条件ならどんな展開&流れになっても崩れる可能性は極めて低い。中京も「中日新聞杯」勝ちがあるように、コース替わりは不問。G1「天皇賞(秋)」で3番人気に支持された力を存分に見せつけてくれるはずだ』という見立て。

レースはスタートを決めた3番メイショウマンボが果敢にハナを切る。その後に12番クラレント、9番パッションダンス、軸馬1番ディサイファも最内から先行策でこの位置で流れに乗る。前半1000m59秒6の澱みのない流れでミドルペース。向正面に入っても隊列変わらず、淡々とした流れで4コーナーへ。直線に入って全馬追い出しにかかり後続各馬も追撃態勢に入るが、この流れなら完全に先行有利。終始番手で競馬を進めていた12番クラレントが最内を突いて早めに先頭に躍り出るが、9番パッションダンスがこれを交わし、更に終始好位5番手を追走していた10番ミトラがこれら2頭を目標に外からグイグイ脚を伸ばす。3頭の争いになるかと思いきや、坂上から軸馬1番ディサイファと2番サトノノブレスが前を行く3頭に一気に詰め寄る大激戦。この追い比べで10番ミトラがしぶとく脚を伸ばして抜け出し、ワンテンポ遅らせて追い出した軸馬1番ディサイファと2番サトノノブレスが、12番クラレントと9番パッションダンスを交わしたところがゴール。結果、1着10番ミトラ、2着1番ディサイファ、3着2番サトノノブレスの順で入線。この結果により「3連複1-2-10、3310円」の的中。人気の3歳馬2頭を軽視した読み筋通りの展開で貴重な的中鞍となった。

本年度も残り3週を残すのみ。言うまでもなく、各々今年の最終開催となる。例年通り、弊社アスコットシステムズはここから大きな勝負をかける所存。無論G1も平場戦も勝負鞍としての隔たりはない。いつどこで「勝負」の声がかかっても慌てることなどないよう、会員の皆さまには万端のご準備をお願いしておく。『やられたら数倍にしてやり返す』。それが弊社の歴史。一層のご期待をお持ちのうえ、今週末をお待ちいただきたい。