3/11 3/12 ・2回中山5日6日目分・1回阪神9日10日・2回中京1日2日分

万馬券を含む固め打ち ~日曜阪神10R・甲南ステークス~

桜花賞G1へのトライアル・フィリーズR。内回り1400mだけに本番への関連は薄いが、阪神 JF惨敗組の巻き返し目立つレース。今年も阪神JF・10着ブトンドールが1番人気、18着のリバーラ3番人気の支持を集めた。そんな中、勝利をおさめたのは2番人気のシングザットソングだった。レースは例年通りのハイペースで600m通過33秒2―1000m56秒9と先行勢には厳しい展開。案の定、直線入り口から先行馬群が後退していく中、唯一先団から勝ちにいったのがシングザットソングである。やや早仕掛けにもみえたが、ここからの粘り腰はまさに絶品。後続にハナ差まで詰め寄られたものの、一番強い競馬で初重賞をもぎ取って見せた。とはいえ、前走までは右にも左にもヨレる不器用タイプだったから、本番でもどこまで矯正できるかが焦点となる。2着のムーンプローブは阪神JF惨敗組の中でも評価が低かったが、モーリス産駒らしく逞しい体つきで復帰。行き過ぎた前走と違って折り合いがついて脚質に幅が出てきたことから、本番でも注意が必要だ。3着ジューンオレンジは本レースと相性の悪い距離延長だったが、2歳時にこの舞台2着と激走の下地は備えていた。さすがに本番では厳しいかもしれないが、今後短距離路線にシフトすれば目の離せない存在かもしれない。いずれにせよ、牝馬路線の混沌に変わりはなく、引き続き注意を払って見守る必要がある。

それでは本題へ。今週斬るのはトップハンデの扱いが問われた日曜・阪神10R「甲南ステークス」ダ2000m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された4番ハイエンドだった。

『トップハンデ2頭の一騎打ちムードだが、枠順と適性からハイエンドに軍配。阪神コースに秀でており、持ち前の機動力は枠順を問わず終いも確実。そもそも、前走で屈した相手は次走のG2で4着した強敵。それに接戦した本馬には外々を回るロスがあったから、こちらも能力はオープン級だ。今回は久々とハンデがカギだが、入念な乗り込みで動きに不満はなく、ハンデ58キロも雄大な馬格と能力で相殺可能。十八番の舞台でOP入り必至』という見立て。

レースは各馬互角のスタート。これといって主張する馬がおらず、回りを伺いながら14番ゲンパチハマジがハナ。番手には内に8番トモジャリア、15番ショウナンアーチーの2頭がおさまる。直後も差はなく人気の一角7番ケイアイシェルビーを含む3頭が先行集団。1馬身ほど離れてバラッとしたポジションで3番リバプールタウン、2番モズマゾク、11番シルバーエースが進み、2馬身開いた中団後方に軸馬4番ハイエンド。さらに後方に4頭の集団で、2番人気の1番テンカハルはこのポジション。
序盤から縦長の展開となるが、先手を取ったゲンパチハマジのペースは3ハロン通過36秒5、4ハロン50秒4とやや遅めの平均ラップ。レースはここから徐々に動き出し、先団がやや固まり始めて後方と3馬身ほどに差を拡大。この時点で軸馬4番ハイエンドは、鞍上のアクションに反応することなくまだ中団グループの真ん中。いつもの早めのマクリがみられない不穏な状況のなか、3コーナーでも馬群が二つに割れたまま直線の攻防へ。
逃げた14番ゲンパチハマジは直線入り口で飲み込まれて万事休す。変わって先頭に躍り出たのは15番ショウナンアーチー。これを懸命に追い掛ける9番サンライズシェリーに外から13番クロニクルがジワッと詰め寄る。さらに外から追い込んでくるのが、ようやくエンジンの掛かった軸馬4番ハイエンドと1番テンカハル。残り1ハロンになっても決着がつかず、壮絶な叩き合いのなか13番クロニクルが先頭に立ったが、決め手に勝る軸馬4番ハイエンドはそれを許さなかった。結局、2着に3/4馬身差をつけた軸馬4番ハイエンドが1着に入線。以下はゴール前までもつれたが、先に抜けていた13番クロニクルがハナ差抑え込んで2着を確保。猛追及ばずの1番テンカハルが3着に入線した。

この結果により、「馬連4-13、2,290円&3連複1-4-13、2,070円の的中をお届け。2着争いの2頭とも対抗で安心の的中劇だったが、配当にはかなりの差があっただけに、いい方で獲れたのは流れがある証拠。また、3連複2頭軸もヒットして、ダブル的中の強力回収となった。
さらに、重賞予想日曜・阪神11RフィリーズRでは◎ムーンプローブ「3連複9-12-15、24,760円&馬連12-15、3,190円&ワイド12-15、1,450円」のトリプル的中を達成。また、日曜の中山10R東風Sでも「馬連4-5、1,340円をお届けするなど、先週は、春のG1シリーズを前に大きな軍資金を確保した次第である。

話は変わるが、クラシックへの切符を争う闘いは続いており、今週末も東西で前哨戦がスタンバイ。こと、皐月賞の前哨戦スプリングSは本番へのつながりが薄いが、2歳重賞でも安定感を見せたセブンマジシャン、重賞Vがあるオールパルフェは要注目。さらに本レースには横山兄弟で2連勝中のベラジオオペラ・ホウオウビスケッツなどマスコミが好みそうな話題も豊富だから、本番でも人気するような一頭の出現に期待したい。
また、今週は他にも3歳戦フラワーC・ファルコンS、そして天皇賞・春の前哨戦・阪神大賞典があるが、いずれのレースも弊社の調査は万全。もちろん、その中には先週フィリーズRのような「人気の盲点」も揃っている。重賞万馬券の勢い駆って臨む今週末に、引き続きご期待をいただきたい。

3/4 3/5 ・2回中山3日4日目分・1回阪神7日8日分

前週以上の高打率、高回収 ~土曜中山10R・上総ステークス~

皐月賞G1の最重要トライアル・弥生賞。育成方法の多様化によって、前哨戦を使わず本番へ直行するローテが目立ちはじめた昨今。今年もキングスレイン、マイネルラウレア、グランヴィノスといった有力馬が回避し、10頭立てと寂しい面々で行われた。そんな中、人気を集めたのは前走のホープフルS・G1の連対から余裕を持ったローテで臨むトップナイフ。レースは今年もお約束のスローペースで、1000m通過は61秒0。案の定、直線の入り口では団子状態だったが、残り2ハロン過ぎに前々で流れていたタスティエーラが抜け出しを開始。そこに最内を突くトップナイフ、直後に迫るワンダイレクトと有力3頭の叩き合いになったが、早めの抜け出しで貯金を作ったタスティエーラが後続を抑え込んで1馬身差の完勝となった。前走・共同通信杯での賞金獲得は失敗したが、今回は勝ち切って皐月の切符をもぎ取ったから立派である。しかし、結果的に中2週の厳しいローテになったことは否めず、本番までにどれだけケアできるかという課題は残る。ここはひとつ、名門・堀厩舎の手腕に注目だろう。なお、2着トップナイフは前哨戦としては上々だったが、ここが早くも8戦目ということで今後の上積みは微妙なところ。また、3着ワンダイレクトは強敵との初対戦で存在感を示したが、胴の詰まった体型から距離への融通問われてくる可能性がある。まだトライアルは続くため、引き続き各馬の状態には注意を払いたい。

それでは本題へ。今週斬るのは上位拮抗ムードだった土曜中山10R「上総ステークス」ダ1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは2番人気の9番ベストリーガードだった。

『ハンデ戦でも力量が埋まるほどの斤量差を感じない組み合わせ。中でも、前走と同斤のベストリーガードは中距離の逃げにシフトしてからが快調。前走にしても相手はオープンでも活躍が期待される評判馬だったから、0秒3差の2着は立派のひと言。徹底マークしてきた3着馬に差をつけたことも強調ポイントである。また、できれば逃げたい本馬にとって、強力な先行馬がいない今回のメンバー構成も好都合。やや間隔は空いたが、入念な乗り込みを消化して上積み十分であり、ここは逃げ切り必至』という見立て。

レースは、目立った出遅れもなく横一線のスタート。注目の先行争いは軸馬9番ベストリーガードがテンのスピードを活かして楽に先手。後ろから競りかける存在もなく、各馬が自身のポジションに専念する格好となった。
番手には、外から押し上げた16番コーラスケイト、内から3番タイセイスラッガー、8番ミッキーヌチバナ、15番ソニックベガ。1馬身差に4番オンザライン。ここから半馬身間隔で6番トラモント、7番タヒチアンダンス、1番人気の12番ガンダルフはその後ろ。中団前に1番ホウオウライジン、11番ラグラドシエルが並走する。後方には10番コパノニコルソンなどが並び、最後方は14番カフェスペランツァという隊列。先手を取った軸馬9番ベストリーガードは3ハロン通過が37秒2―4ハロン49秒8の平均ラップ。こうなると後続も動くに動けない状況に。
レースが後半に入ると、逃げる軸馬9番ベストリーガードが徐々に加速し、直線入り口ではすでに3馬身ほどリードする絶妙な展開。追えば追うほど後続との差は広がり、残り2ハロンでは完全な独走態勢。追い上げに苦しむ後続勢のなか、8番ミッキーヌチバナだけが強烈な末脚で追い詰めたが逆転までには至らず。結局、軸馬9番ベストリーガードが直線の貯金を活かして1着入線。2着に最後までよく詰めた8番ミッキーヌチバナ。そこから3馬身以上開いた3着には、馬群を捌きつつ追い上げた10番コパノニコルソンが入線した。

この結果により、「馬連8-9、1,490円」の的中。ハンデ戦だったが、前走で強敵相手に差のない競馬をした9番ベストリーガードが一枚上、そして展開利も大との評価に一切狂いはなかった。
なお、この週の厳選勝負鞍は日曜の中山10R・阪神12Rでも的中をお届けし、綺麗な3連勝で締めくくり。他にも前述の重賞予想『弥生賞』や日曜の新馬未勝利戦でも払い戻しを重ねるなど、「安定的中、安定回収」という意味でも、先週以上の大収穫となった次第である。

話は変わるが、今週末も東西で前哨戦が待機。まず注目は桜花賞の前哨戦となるフィリーズRだろう。本来なら阪神JF組が幅を利かせるレースだが、今年はブトンドール・10着、ミスヨコハマ・9着、リバーラにおいては18着からの参戦というのは判断が難しいところ。過去にも大敗馬の巻き返しはあったが、勢いのある別路線組も多数参戦となれば、厳しい戦いを強いられる可能性はあるはずだ。なお、大阪杯の前哨戦・金鯱賞や牝馬ハンデ重賞・中山牝馬Sなども実に興味深いところ。いずれにせよ弊社では、現在の好結果に慢心せずにこの中間もくまなく調査を敢行。気温の上昇とともに増してきた競馬シーンの熱気に負けることなく、引き続きアツい的中馬券をお届けする所存である。会員様におかれましては、今週末もぜひ、アスコットの買い目に多大なご期待いただきたい。

2/25 2/26 ・2回中山1日2日目分・1回阪神5日6日・2回小倉5日6日目分

お約束の的中量産 ~日曜中山8R・4歳上1勝クラス~

先週は東西で中山記念G2、阪急杯G3が施行された。前者は大阪杯、後者は高松宮記念というG1への前哨戦で大きく注目されたが、ともに圧倒的な1番人気が敗戦するという思いもよらない結末に。こと、阪急杯で単勝1.7倍の支持を集めたグレナディアガーズの凡走はちょっとした事件だった。レースの道中は順調に進めていたように見えたが、いざ直線で追い出すとまったく伸びずに7着。鞍上は「外に張って脚が溜まらなかった。力を出し切れなかった」と敗戦の弁を述べているが、果たしてそうなのだろうか。実際、今回は得意条件で調整過程も良好だったから、別の理由を勘繰りたくもなる。あくまでも仮定の話になるが、今回のレースを見る限り、闘争心のようなものが感じられなかったことが気がかり。万が一、「他馬を追い抜く」という不可欠な部分が原因なら、事態はけっこう深刻かもしれない。これまで、メンタル起因で崩れる実績馬を多数目撃しているだけに、そうでないことを祈るばかりだ。

それでは本題へ。今週斬るのは戦前から波乱ムードだった日曜中山8R「4歳上1勝クラス」ダ1200m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは、上位人気が激しく入れ替わるなか最終的に3番人気に支持された8番アリススプリングスだった。

『前々走は鼻出血、前走は長休明けで距離も守備範囲外と近2戦は敗因明らか。しかし、未勝利時に現3勝クラスのイグザルトを制したように、本馬もまともなら現級では速力上位である。前走は馬体重プラス24キロと太め残りだったが、この中間の厳しい稽古は強調材料。先週もハード調教を消化しており、それでも脚取り良く芯がしっかりしてきた。ここは短距離にしては快速馬が少ないこともプラス要素。立て直して先行メリットも見込める今回は逆襲濃厚』という見立て。

レースはバラッとしたスタートから、大外16番エシェロンが好スタート。ただ積極的に逃げる気配はなく、真ん中からスルスルと進出した軸馬8番アリススプリングスが楽にハナを奪う。2番手以降は集団で、好発を決めた16番エシェロン、内に1番ブラリーノ、2番カラパタール、15番ニシノアヤカマルが並んで追走。1馬身差の3番ニシノラーナに並びかける外14番ヒロノゴウカイ、内4番アポロリヤム、12番カップッチョまでが先団。以下はバラけた隊列で5番セオリーリターンなど4頭が中団に待機し、最後方は11番ヒデノミッチーという隊列。
3ハロン通過が34秒4―4ハロン46秒7という速いラップ。その割に全体的に前掛かりで中団まで大きな差はない。軽快に飛ばす軸馬8番アリススプリングスはハイペースを誘発しているが、これがこの馬のマイペース。4角に入り後続も押し上げきて、レースはいよいよ直線の攻防へ突入する。
軸馬8番アリススプリングスは先頭のまま直線に入ると、間髪入れずに追い出しを開始。1000m通過59秒0をものともせず、あっさりと後続を引き離すと残り2ハロンでは2馬身以上の独走態勢。2番カラパタール、外14番ヒロノゴウカイが懸命に追いかけるが、ハデなアクションの割になかなか差は詰まらない。残り100mあたりでようやく2番カラパタールが迫るも、この時点で軸馬8番アリススプリングスとは脚色がほぼ一緒。もはや逆転の可能性もなく、追撃はここまでとなった。結局、軸馬8番アリススプリングスが逃げ切って1着に入線。2着は最後まで渋太く迫った2番カラパタール。接戦の3着争いは、粘る14番ヒロノゴウカイの脚が鈍り始めたところへ外から4番アポロリヤムが突っ込んだ。

この結果により、「馬連2-8、1,600円」の的中。出走直前まで1番人気が入れ替わる混戦模様のレースだったが、8番アリススプリングスの仕上がり(馬体重は前走時+24キロ、今回は-12キロ)を事前に把握したことが奏功した。レース当日のギリギリまで精査を重ねている弊社だからこそお届けできた的中だといえる。
また、この週は厳選勝負鞍で土曜中山12R、日曜中山12Rと両日の最終レースを締めくくり、さらに土日の新馬未勝利戦を連勝など複数の的中をお届けした次第。

先々週は厳選勝負鞍がやや低調で、即座の反転攻勢をお約束したワケだが、実際に数々の的中をお届けできたことにひと安心。長く弊社をご利用されている会員様はご存知の通り、“不調の次週は買い”というアスコットの伝統は継続している。
さて、話は変わるが、今週末も東西で前哨戦がスタンバイ。注目は阪急杯に続いて高松宮記念の前哨戦となるオーシャンS。その主役は、昨年の同レース2着から高松宮記念を制したナランフレグだろう。とはいえ、今回は12月の香港スプリント(10着)からの国内復帰戦。そして、昨年より3キロ重い斤量59キロもやや気がかりだ。実際、過去10年の連対馬は斤量56キロ以下であり、今年から斤量基準が概ねプラス1キロとはいえ、楽な条件でないことは確かである。また、今回は主流ステップのシルクロードS組が手薄な上に、勢いのある昇級馬が多数。はてさて、G1馬が斤量を克服するのか、余勢を駆る昇級馬が波乱を起こすのか。ご注目を。なお、桜花賞・皐月賞トライアルのチューリップ賞・弥生賞も勝負鞍候補。弊社にはこの中間も若駒たちの興味深い話が続々と舞い込んでおり、事前準備に一切の抜かりはない。
春の足音が近づく昨今ではあるが、競馬シーンでも駿馬たちの蹄音が高鳴ってきた。会員様におかれましては、引き続き今週末の配信にご期待ください。

2/18 2/19 ・1回東京7日8日目分・1回阪神3日4日・2回小倉3日4日目分

いざ中山開催へ ~日曜小倉11R・小倉大賞典~

先週は本年初のG1、フェブラリーSが施行された。本レース初参戦の外国馬シャールズスパイトや地方馬の雄スピーディキックなど話題こそ豊富な開催だったが、終わってみれば勝ち時計は1分35秒6。前哨戦の武蔵野Sと同タイムであることからもG1としてのレベルは懐疑的だ。実際、武蔵野Sでギルデッドミラーの後塵を拝したレモンポップが今回はむしろ強そうな勝ち方。近年、ダート強豪の海外指向が強まったことで、本レースの「メンバーレベル低下」が囁かれたが、それが形として現れた格好だろう。G1ではあるが取り立ててコメントもない、そんなフェブラリーSだった。
さて話は変わるが、今週から中山開催がスタート。春に向けて有力馬が続々と始動してくるが、早くも今週から注目馬が目白押しである。こと、東では大阪杯の前哨戦・中山記念に豪華メンバーが集結。注目は、ホープフルS以降の勝利こそないが堅実さ光るダノンザキッド。中山適性が高く、昨年の宝塚記念を2着しているヒシイグアス。香港では不発も復権を期するシュネルマイスター。中山金杯Vで勢いあるラーグルフなどなど、枚挙にいとまがない。本番前の物差しとしては十分すぎるほどのメンバーだけに、目が離せない一戦だろう。
また、西では高松宮記念の前哨戦となる阪急杯がスタンバイ。こちらは、阪神1400mで無類の強さを誇るグレナディアガーズが出走する。実際、本馬は千二は忙しく、マイルは長いという1400mのスペシャリスト。なかでも阪神コースの実績はずば抜けており、調整も上々というから断然有力。とはいえ、馬券的には少々事情が異なり、2番手以降にこれといった有力馬が見当たらず薄さは否めない。果たして、今週は実績馬が力通りに駒を進めるのか、はたまた、今春の飛躍を期する伏兵の台頭があるのか、興味は尽きない。無論、弊社においてはいずれも勝負鞍候補の筆頭であり、中間も面白い情報が続々と舞い込んでいる。どうか当日の配信をお楽しみに。

それでは本題へ。今週斬るのは戦前から波乱ムードだった日曜小倉11R「小倉大賞典」芝1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは2番人気に支持された6番ヒンドゥタイムズだった。

『毎年のように人気薄が飛び込む穴党向きのハンデ重賞だが、今回は古豪ヒンドゥタイムズが中心。その前走・チャレンジC(阪神G3・芝2000m)は道中13番手から上がり3ハロン34秒5とメンバー最速の脚で追い込んだが6着。ゴール前の急坂で止まったことを考慮すると、今回の小回り平坦かつ1ハロン短縮は大きなプラス要素となるはずだ。そもそも昨夏、8ヵ月ぶりの小倉記念で直線急進して2着があるし、1800mも守備範囲。また、この中間の調整も好内容で、1週前は新コンビ・ムルザバエフを背にウッドで強めに追われ、6ハロン82秒9~ラスト11秒9。そして今週も、重馬場のウッドで終い2ハロン23秒1~11秒4と万全に仕上がった。血統的に渋った馬場はOKだし、母父ディープも頼もしいバックグラウンド。差し有利の馬場を味方にV争い』という見立て。

レースはまずまず揃ったスタートで、若干出遅れたのは11番ダンディズム。想定通り3番テイエムスパーダがハナを主張するが、4番レッドベルオーブも譲らず1コーナーまでに3番テイエムスパーダを引き離して単騎先頭へ。2番手は3番テイエムスパーダがおさまるが、以降は7番バジオウを前に2番レッドランメルト、12番ウイングレイテスト、14番ロングラン、軸馬6番ヒンドゥタイムズ、13番ホウオウエミーズなど有力馬を含む6頭が固まって中団を形成。2馬身ほど離れて内から1番カテドラル、10番フォルコメン。1馬身差に5番ゴールドギア、11番ダンディズムと続き、最後方に9番サトノエルドールという隊列。先手を取った4番レッドベルオーブは今日もクビの高い走りで3番テイエムスパーダを5馬身ほど引き離した逃げ。単独2番手の3番テイエムスパーダも後続とは4馬身差と、先頭から最後方まで20馬身以上の縦長の展開となった。800mを過ぎたあたりで3番テイエムスパーダがガス欠を起こすが、淡々と逃げる4番レッドベルオーブの1000m通過は60秒3と、馬場を考慮すればほぼミドルペース。この時点で4番レッドベルオーブと後続の差は8馬身ほどあったが、3コーナー手前から後続が一気に進出するとアッという間に飲み込まれてしまう。変わって先頭に立った7番バジオウが、直線入り口で馬場の中央に出して追い出し。後続も急激に仕掛けて最後は横一線の攻防へ。一旦は抜け出した7番バジオウだが、内から6番ヒンドゥタイムズ、さらに内から1番カテドラルが急追。残り2ハロンで3頭が横並びになるが、脚色は内の6番ヒンドゥタイムズ、1番カテドラルが優勢。残り100mでは後者2頭のマッチレースとなり、ゴールまでもつれたが、6番ヒンドゥタイムズがハナ差抜け出し重賞初制覇となった。2着はトップハンデをものともせず食い下がった1番カテドラル。3着は止まらず後続の追撃を凌いだ7番バジオウが入線した。

この結果により、「馬連1-6、3,750円」の的中。3連複も推奨していただけに4着ロングランがもうひと伸びしていればという展開だったが、9番人気のカテドラルを馬連5点の相手に推奨したことは高く評価をいただけるだろう。また、この週は他にも土曜阪神11R「京都牝馬S」の「3連複5-13-18、2,520円土曜の新馬未勝利などの的中もお届けした。

土日の重賞で好成績をおさめて本来なら勢いづくはずではあるが、肝心の厳選勝負鞍では対抗馬のヌケなどが重なり、的中は日曜阪神7Rのみと寂しい結果に。競馬に絶対はないとはいえ、好成績だった東京開催の最後を綺麗に締めくくれなかったのは非常に残念である。こと、ご期待をいただいた会員様にはこの場を借りてお詫び申し上げたい。それでも開催全体を通しては決して悲観する内容ではなく、最後は単なるエアポケットのようなもの。無論、反転攻勢は即時可能である。幸いにも今週からは開催替わり。もう一度精査して、厳選勝負鞍はもとより春のG1へ向けた前哨戦でも的中をお返しする所存だ。会員様におかれましては、引き続き大きな期待を胸に今週末をお待ちいただきたい。

2/11 2/12 ・1回東京5日6日目分・1回阪神1日2日・2回小倉1日2日目分

万全の態勢でいざフェブラリーSへ ~日曜阪神10R・茨木ステークス~

先週はこれまで数々の名馬を輩出してきた「共同通信杯」が施行された。今年は2歳重賞の好走馬に加えて、インパクトのある勝ち方をした1戦1勝馬も揃ってハイレベルな一戦。それゆえ混戦が予想されたが、終わってみれば暮れの2歳G1から臨戦のファントムシーフが1馬身1/4差の完勝だった。そのホープフルSでは、出遅れてスムーズさを欠いたうえに馬群に包まれる残念な競馬だったが、そんな厳しい経験が糧となり、クラシックの登竜門となるここで実を結ぶ格好に。こと、一戦毎に間隔をあけて使われてきた馬だから、先々を思えば2月に重賞を勝てたことは大収穫である。とはいえ、最後の直線はキレるというよりジリジリと伸びており、東京コース巧者の可能性も残る。皐月賞に向かうのなら、越えるべき課題はまだあるかもしれない。
2着は、重賞好走馬をおさえ込んだ1戦1勝馬タッチウッド。大きな出遅れから強引に先行して渋太く粘り込む芸当は、むしろ勝ち馬よりもインパクトが大きかった。何より、現状は馬体が緩く覇気も微妙な仕上がり途上。実戦でも逆手前でしばらく走っていたが、そんな荒削りな競馬で連対したのだからある意味で常識外れだろう。その底知れぬ能力は次戦でも要注目である。3着のダノンザタイガーは将来有望の一頭と目されたが、ここで賞金加算できたかったのは相当な痛手。4着タスティエーラを含め、今後は厳しいローテを余儀なくされることとなった。いずれにせよ、クラシック1冠目の皐月賞に向けてやや混沌としてきたことは確か。3月の主流トライアルはもちろん、決戦のその日まで、各馬の動向に気を配りたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜阪神10R「茨木ステークス」ダ1800m。このレースで軸馬として期待したのは、直前で1番人気に支持された7番ペルアアだった。

『現クラスの安定勢力が目立つがいずれも足踏みが続いており、新興勢力の出番があっていい組み合わせ。なかでもペルアアはさらに上を目指せる素質の持ち主。前走はラスト3ハロンを36秒0でまとめて4馬身差の圧勝。スローで着差がつきにくい展開だったことを考えれば高く評価できる。また、前で捌ける本馬にとっては、差し・追い込みが揃ったメンバー構成も好都合。ダートは〈3.2.0.0〉と底をみせていない魅力があるし、これまで折り合いに苦労したことを考えれば昇級のペースも大歓迎。連勝濃厚』という見立て。

レースは極端な出遅れなくほぼ互角の開幕。無理に先手を主張する馬はいないが、スッと行き脚がついた2番メイショウミカワが自然体でハナを確保。軸馬7番ペルアアは周りの出方を見ながら楽に番手へおさまる。その1馬身差にスタートから積極的だった1番リバプールタウン、6番シルバーエース、9番クインズバジルの3頭が並んで先行集団を形成。直後にポツンと一頭だけ10番ゴールドティアをおいて、中団前目は11番カラフルキューブ、12番セイクリッドゲイズ。人気の一角だった5番ゼウスバイオは集団後方を追走する。向こう正面に入ると、先頭から最後方まで均等に間隔があいて縦長の隊列。逃げた2番メイショウミカワは800m49秒9―1000m62秒6のミドルペースを刻み、地力が問われる展開へともつれ込んだ。
マイペースの2番メイショウミカワだが、3コーナーで軸馬7番ペルアアが徐々に忍び寄り直線入り口では並走状態。軸馬7番ペルアアがジッワと気合をつけると、2番メイショウミカワが徐々に後退する。残り2ハロンでは、抜け出した軸馬7番ペルアアが独走という余裕ぶり。焦点は2着争いへ移り、懸命に粘る2番メイショウミカワは厳しい手応え。そこへ強襲したのが12番セイクリッドゲイズ、11番カラフルキューブ、5番ゼウスバイオ。中でも12番セイクリッドゲイズ、11番カラフルキューブの脚色が目立ち、2番メイショウミカワをあっさりパスすると両者の2着争いが激化する。一時は11番カラフルキューブが前に出て勝負あったにみえたが、しかし、最後に内からもうひと伸びした12番セイクリッドゲイズがクビ差抜け出してゴール。最終的には、軸馬7番ペルアアが1馬身1/2差をつける完勝となった。2着には12番セイクリッドゲイズ、3着に11番カラフルキューブという順で入選。

この結果により、「馬連7-12、1,360円」を的中。熾烈な2着争いではあったものの、2、3着馬いずれも対抗指名だったうえに、馬連のオッズもほぼ同額。会員様からすれば、早々に払い戻しが決する安心安全の的中劇だったといえる。

また、重賞予想でも土曜東京11R「クイーンC」の「3連複3-7-9、3,300円や、日曜阪神11R「京都記念」の「3連複1-8-12、3,470円など、随所に弊社らしい的中をお届け。特に今週は、降雪による発走時刻の変更や雪かき直後の馬場など不確定要素が多分にあったが、上記の通り複数の的中をお届けできたのは予想部によるリサーチの賜物だろう。

さて、今週末はいよいよ2023年最初のG1こと砂上決戦フェブラリーSが登場。最右翼ギルデッドミラーの直前リタイアはいたく残念だが、むしろ配当妙味は上昇しており、否が応でも力の入る一戦となった。果たして、レモンポップ筆頭の根岸S組がメンツを保つのか、はたまた別路線組が鼻を明かすのか…。いずれにせよ、馬券は「ダートのアスコット」の看板を掲げる弊社にお任せを。弊社会員様におかれましては、引き続き大船に乗った気持ちで今週末の提供をお待ちいただきたい。

2/4 2/5 ・1回東京3日4日目分・1回中京11日12日・1回小倉7日8日目分

安定の高打率 ~日曜東京7R・4歳上1勝クラス~

先週の「きさらぎ賞・G3」は、クラシックへつながる一戦ながら出走馬わずか8頭。しかし、国内外G1を制したディアドラの半弟フリームファクシ、ディープ産駒ラスト世代でセリでも高値がついたオープンファイアが参戦。馬券妙味は薄いものの、2強対決として大いに沸かせた。レースも大方の予想通り2強が主役。ゴール前はアタマ差の接戦だったが、わずかに先にゴール板を駆け抜けたのは、単勝1.3倍の圧倒的支持を受けたフリームファクシだった。本馬はデビュー戦こそミッキーカプチーノに先着を許したが、2戦目はノーステッキで2馬身差の完勝。前走も時計以上に楽な内容で連勝を決めており、すでにスケールが大きな一頭である。今回は相手も強く僅差の勝利ではあったが、ひとまずクラシックに向けて好発進だろうか。ただし、折り合い面の課題は明確で、今回も序盤からハミをかんだ分、最後に詰め寄られしまった。逆にいえば、気性を修正できればさらなる飛躍が見込めるわけで、今後の成長を注意深く見守る必要がある。
前走に続いて勝ち切れなかったオープンファイアも直線の伸びはトップレベル。2歳時に比べれば道中の追走もだいぶマシになった。だが、今回はあくまでも小頭数であり、ごちゃつく展開になるとやはり不安点が残る。こちらも課題ありだが、もう少し長い距離でも良さそうであり、成長はもちろんダービーで見てみたい一頭だろう。まずは賞金を得た2頭だが、クラシックロードはまだまだ序章。今週末の「共同通信杯」をはじめ、2歳G1上位組との力関係も慎重に判断すべきである。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京7R「4歳上1勝クラス」ダ1300m。このレースで軸馬として期待したのは、1番人気に支持された10番タイセイジャスパーだった。

『これまでは気が悪く途中でレースを止めていたが、前走は陣営の工夫が奏功して0秒1差の2着とクラス卒業にメド。なかでも、控える競馬で結果を残せたのは大収穫だった。好走の影響は中間の追い切りにも表れており、いまは以前と比較にならないほどの集中力で再度の勝ち負けを期待させる上々の動き。勝ち鞍のある東京コースは歓迎だし、距離も千二から千四が守備範囲。鞍上ルメールならもうひと押しでV奪取』という見立て。

レースは6番ステップを除いてほぼ互角のスタート。最内1番ガーデンアイルが好発から先行するが、4番ベアグッジョブ、14番サンダビュークがジワッと詰め寄り3頭がやや競り合う形。1馬身ほど離れた中団には2番フォトスフィア、3番キャロライナリーパ、7番データアナリシス、12番ベルウッドウズ。そして、その先団に軸馬10番タイセイジャスパーが取り付く。直後も差はなく16番キングヴァンドーム、5番ブライティアコバ、人気の一角9番ビービーキング。11番ブロードマリー、13番ラコンタールも差はなく大きな中団を形成した。
中盤に入っても先行3頭が雁行で進み、800m47秒7―1000m59秒9のハイペースを刻む。そのまま直線へ向かうが、同時に後続もペースアップ。先頭からしんがりまで6馬身差という隊列だったが、1番ガーデンアイルがまず脱落。残った2頭の14番サンダビューク、4番ベアグッジョブが抜け出しを図る。しかし、序盤のハイペースが祟って先行2頭には余力がない。そのスキを突いて軸馬10番タイセイジャスパーがあっさり先頭に躍り出ると、一完歩ごとに後続と差を広げ独走状態へ。焦点が2着争いに移ると、3番キャロライナリーパの勢いがよく一旦は2着と思わせる脚色。だがその矢先、一時は交わされた2番フォトスフィアが急激に盛り返してくる。2頭の争いはしばし続くが、徐々に甘くなった相手を2番フォトスフィアが突き放し2番手へ浮上。その勢い止まらず軸馬10番タイセイジャスパーへ詰め寄ったが、クビ差までが精一杯といったところ。結果、1着は軸馬10番タイセイジャスパー、2着に2番フォトスフィア。3着はそのまま後続をおさえた3番キャロライナリーパが入選した。

この結果により、「馬連2-10、1,100円」を的中。2番フォトスフィアは買い目の順位こそ低かったが、このレースは人気ほど能力に差がないと判断。馬連の均等購入を指示したことが奏功し、回収率220%と上々の的中をお届けした次第だ。

また、「厳選勝負鞍」はこの的中だけにおさまらず、土曜中京8R「4歳上2勝クラス」の「馬連1-6、480円や、日曜中京9R「瀬戸ステークス」の「馬連4-12、1,290円もお届け。先週パーフェクトを達成した勢いそのままに、4戦3勝のハイアベレージを堅守することとなった。

さて、今週末は実績馬の始動戦が目白押し。注目は何といっても22年ダービー馬ドウデュースが参戦する「京都記念」。昨年の凱旋門賞は残念な結果だったが、ダービーでは年度代表馬イクイノックスを撃破。年末の有馬記念をスルーしてここが満を持しての始動戦であり、その走りに期待が集まっている。また、東ではクラシックへ向けた重要ステップ「共同通信杯」が待機。こちらは2歳G1好走組がこぞって参戦する予定であり、注目度では先週のきさらぎ賞以上だといえる。いずれにせよ、一連の好調を肌で感じている皆様をさらに唸らせるべく、弊社では買い目を練りに練っている次第。引き続きご期待の上、今週末の配信をお待ちいただきたい。

1/28 1/29 ・1回東京1日2日目分・1回中京9日10日・1回小倉5日6日目分

獲ればパーフェクト的中 ~日曜中京10R・刈谷特別~

フェブラリーステークス・G1の前哨戦となる「根岸ステークス・G3」。ステップとしては先週の東海Sよりも関連性が強く、また、本番でも人気しそうな有力馬が集結。往々にして古豪が幅を利かせるダート界だが、いまは数年ぶりに現れる端境期でもあるから、注目度の高い一戦だった。
実際、それを裏付けるかのようにここを制したのが、圧倒的支持を受けた5歳牡馬レモンポップだった。前走「武蔵野S・G3」では中1週の強行軍に加え、自身にとってはやや距離の長いマイル戦が祟っての2着。その点、今回は十分に間隔をあけて万全の態勢である。しかも得意の1400m戦となれば単勝1.6倍も納得。最後の直線も差されそうな局面からもうひと伸びする強い内容であった。だがしかし、本番となると青信号とは言い切れない面もある。フェブラリーステークス・G1は2月19日。ふたたび中2週のタイトなローテを余儀なくされるうえに、距離も1ハロン伸びるわけだ。こと今回、1/2馬身差の2着まで詰め寄ったギルデットミラーは、馬体重プラス6キロと次を見据えた仕上げにも映った。ひとまず両者の星は五分となったが、果たしてG1の舞台でどんな対決となるのか。弊社十八番のダート決戦だけに、別路線組を含めてその勝者をきっちり見極めたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中京10R「刈谷特別」ダ1800m。このレースで軸馬として期待したのは、1番人気に支持された5番サンライズアリオンだった。

『圧巻の前走からさらに上昇示すサンライズアリオンが軸馬。休み明けだった前走は完調手前といった仕上がりで5馬身差の圧勝。しかも自分でペースを刻んで上がりもまとめる秀逸な内容だった。ようやく能力に体が追いついた印象で、この中間は1週前に坂路で自己ベスト、最終追いで5ハロン52秒0―ラスト1ハロン12秒4と好時計を連発。ここは骨っぽい相手関係とはいえ、楽に先手が取れる組み合わせは強調できる。懸念すべき癖がないため左回りもOKだし、追って味のある脚が中京にマッチする公算も大。連勝期待』という見立て。

スタートは11番タイセイエピソード、16番キゾクのタイミングが合わなかったが、それ以外はほぼ互角のスタート。2番ラブリーエンジェルが積極的に動かしていくが、軸馬5番サンライズアリオン、6番サワヤカコーズサンも馬体を併せるように先行争い。その後に8番タガノエスコートが続き、さらに外から13番シェイリーン、最内に3番レイクリエイター、1馬身差に4番ウインザナドゥ。ここからも差はなく好スタートを切ってラチ沿いを進む2番ラブリーエンジェル、2馬身ほど外に14番ナムラゴロフキン。1馬身開いて内から7番ラインオブソウル、9番スズカマジェスタ、15番キミコソシャチョウは並んで追走。以下、12番プリモスペランツァ、11番タイセイエピソード。最後方に10番ファイブレターという隊列。
楽に主導権を握った軸馬5番サンライズアリオンは、1000m 63秒8と淡々とした流れを刻む。同日の1勝クラスが64秒3だったことから、これは完全なスローペース。遅い流れに反して馬群はやや縦長の展開だったが、1000mを切ったあたりでレースが動き出し後続勢が一気に進出。4コーナーの出口では馬群が一団となって直線の攻防へ移る。直線入り口では、先頭の軸馬5番サンライズアリオンに対して6番サワヤカコーズサン、8番タガノエスコートが詰め寄ったが、マイペースで逃げた軸馬5番サンライズアリオンは余力十分。逆に少しずつ差を拡大し、早々に6番サワヤカコーズサンが脱落する。一方の8番タガノエスコートは懸命の追い出し。一方の軸馬5番サンライズアリオンは、残り200Mで遂にゴーサインを出すと逃げ込み態勢。8番タガノエスコートも何とか食らいつこうとするが、前との差は一向に詰まる気配がなく、軸馬5番サンライズアリオンが優々と一番でゴール。2着に最後まで懸命に追い掛けた8番タガノエスコート。3着には、密集馬群から唯一抜け出してきた4番ウインザナドゥが入線した。

この結果により、「馬連5-8、660円」を的中。人気サイドにつき取り立てて騒ぐような配当ではないが、実はこのレース、土日を通じて「厳選勝負鞍」のパーフェクト的中がかかった大事な一戦だった。結果、この的中によって、東京開幕週は4戦4勝の好成績をおさめることとなった。

さらに、「重賞予想」の日曜東京11R「根岸S」でも「3連単13→6→14、2,610円・3連複6-13-14、1,070円をきっちりとダブル獲り。また、抜群の安定感で定評のある「新馬未勝利予想」でも的中を射止めるなど、先週は至るところで回収祭り。前回の当欄で「東京開催のスタートダッシュを決めるべく、勝負鞍の準備に余念がない」とお伝えしたが、まさに有言実行の週末だったといえる。

さて、梅花の便りと共に、実績馬が春G1に向けて動き出すシーズンとなってきた。さっそく今週は、西で「きさらぎ賞」、東では「東京新聞杯」がスタンバイ。前者はクラシック候補といわれるフリームファクシが早くも登場。また東京新聞杯では、マイルに戻るナミュールなど注目馬がエントリーしている。特に東京新聞杯は昨年に好成績を残した芝マイル重賞でもあり、注目の一戦だろう。いずれにせよ、先週の勢いを知る皆様をさらに驚かせる買い目、そして的中をお届けする次第。会員様におかれては、勝負馬券購入の準備を整えたうえで今週末の配信をお待ちいただきたい。

1/21 1/22 1回中山・1回中京7日8日・1回小倉3日4日目分

弊社十八番のダブル的中 ~土曜中京7R・4歳上2勝クラス~

先週はG1フェブラリーSの前哨戦・東海S。しかしここをステップに本番で馬券になったのは、近5年ではインティ(2019年/東海S・1着、フェブラリーS・1着)のみ。やや繋がりが薄くなってきた雰囲気だが、今年も好調馬が揃って注目の一戦となった。勝利をおさめたのは、B.ムルザバエフ騎乗の2番人気プロミストウォーリア。昨年10月から4連勝で、ここは試金石の重賞初挑戦だったが、主導権を握ってそのまま押し切る強い競馬であった。鞍上いわく「馬に任せたまま何もしていない」とのことだが、それだけ馬が充実しているということだろう。ちなみに、これでマジェスティックウォリアー産駒は20年エアアルマスに続き本レース2度目の勝利。こと米国産エーピーインディ系は左回りの中距離に良績があり、特に逃げた時は約半分が複勝圏という高打率。その反面、揉まれ弱さもあるから外目の枠が理想だ。プロミストウォーリアの次走は不明確だが、強力な同型が揃うフェブラリーSでも枠順や展開次第では面白い存在となりえる。なお、1番人気ハギノアレグリアスは、カラ馬に邪魔されて勝負どころでブレーキと、前走に続いて不運に見舞われてしまった。スムーズでも差し切りまでは微妙だったが、過去最高の馬体重かつ不利あっての2着は高い能力があってこそ。6歳でもまだキャリア11戦であり、順調に使えれば重賞制覇も遠くないはずだ。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中京7R「4歳上2勝クラス」ダ1900m。このレースで軸馬として期待したのは、1番人気に支持された7番レッドファーロだった。

『ダートではまだ底をみせていないレッドファーロが軸馬。ダート2戦目の前走は馬群に押し込められて動くに動けない厳しい展開だったが、それでも直線だけの競馬で0秒2差の2着。負けはしたが、馬群の中で砂を被っても怯まなかったレース内容は高く評価できる。ここは間隔が詰まっているが、長めからキッチリ追って負荷をかけた調整は好感が持てるし、引き続き結果の出ている中京1900mも申し分なし。相手に恵まれた感もあり、スムーズならアッサリまで』という見立て。

レースはほぼ互角のスタートから、ややダッシュを効かせて2番メイショウゲキリンがハナを主張。番手争いはややゴチャつくも8番セブンスレターがおさまる。差がなく15番クリノナイスガイ、3番アドマイヤベネラ。これに続いて11番アスクビックスター、16番セレッソまでが先行集団を形成。2馬身ほど開いて中団前に5番クリーンドリーム、4番カフェキング、以下バラッとした隊列となり軸馬7番レッドファーロは中団後方。2馬身以上開いた最後方は1番プルモナリア、13番トップリーチの2頭が並走する。ハナを叩いた2番メイショウゲキリンがテンポよく刻み、タイムは600m36秒7、800m49秒8。特別に速いというラップでもないが、馬群は先頭から最後尾まで20馬身と縦長の展開。だが、800mを過ぎるとガクッとペースが落ちたため、後続との差が大きく詰まり4コーナーで馬群が密集。各馬とも勝負圏内のポジションで直線へ突入する。終始マイペースで逃げた2番メイショウゲキリンが懸命に粘るが、しかし坂を上がって残り2ハロンというところで脚色がやや鈍化。これと対照的に、先行勢の後ろで虎視眈々と追い出すタイミングを狙っていた16番セレッソ、さらに外から軸馬7番レッドファーロが急伸する。残り1ハロンで完全に脚が上がった2番メイショウゲキリンをかわし、勝負は16番セレッソ、軸馬7番レッドファーロの一騎打ち。先に抜けた16番セレッソが最後まで抵抗してみせたが、地力に勝る軸馬7番レッドファーロがクビ差抜け出したところがゴールだった。入選順は、1着7番レッドファーロ、2着に16番セレッソ、3着に最後まで踏ん張った2番メイショウゲキリンが入線。

この結果により、「馬連7-16、650円・3連複2-7-16、1,270円」を的中。サポートでは軸馬と対抗馬の決着と判断。さらに人気の割に配当妙味があることから、3連複2頭軸を推したのが吉と出た。結果、わずか3点で3連複を仕留めたことには一定の評価をいただけるだろう。

また、他でも重賞レースの日曜中京11R「東海S」で「馬連4-10、970円・3連複4-10-13、1,750円のダブル的中や、安定感抜群の新馬未勝利予想でもキッチリ的中と弊社らしい結果を随所にお届け。厳選勝負鞍では上記1鞍のみとやや寂しい結果ではあるが、年明けからの好調を考えれば中山開催全体はまずまずの結果だったといえる。

さて、早いもので年始5日から始まった中山開催が先週で終了。今週から東京開催へと移行するが、何事も最初が肝心であり、開催替わりもその一つ。弊社では東京開催のスタートダッシュを決めるべく、勝負鞍の準備に余念がないことをお伝えしておこう。特に、今週末はもうひとつのフェブラリーS・前哨戦「根岸S」がスタンバイ。こちらは東海Sに比べて本番への関連が強いうえに、今年はハイレベルな明け4歳馬も参戦するから興味深い。余談だが、弊社では人気薄濃厚のある一頭に注目している。果たしてどんな買い目になるのか、期待を大きく膨らませて当日配信をお待ちいただきたい。

1/14 1/15 1回中山・1回中京5日6日・1回小倉1日2日目分

勢いを駆って開催最終週へ ~日曜小倉11R・門司ステークス~

先週の京成杯・G3は「皐月賞」と同じ中山芝・2000mが舞台。本来はクラックを占う注目レースだが、年末のホープフルSがG1に昇格して以降は出走馬のレベルを疑問視する声も。実際、今年は9頭という寂しい頭数となった。だが、そんな声を黙らせるかのような勝ちっぷりをみせたのが、メンバー中唯一の1戦1勝馬・ソールオリエンスだった。同馬はデビュー戦でもポテンシャルの高さを存分に見せていたが、今回もその器の大きさを改めて知らしめる結果となった。レースは互角の発馬から中団後方。道中はやや行きたがる素振りをみせたが、すぐに折り合うと3角過ぎから仕掛け気味に進出。4角では逆手前で進入したことで外に大きく膨らむアクシデントがあったものの、立て直してからの伸び脚は圧巻。一気に後続を突き放すと、2着に2馬身1/2差をつける完勝劇だった。とはいえ、まだ馬体の造りや精神面など課題が残っており、ここは能力だけで制してしまった印象もある。逆にいえば、まだまだ伸びシロがあるということであり、順調に春や秋を迎えたあたりでは一体どれほど成長しているだろうか。昨年の有馬記念を3歳で勝ったイクイノックスと同じキタサンブラック産駒だけに、さらなる進化に期待したい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜小倉11R「門司ステークス」ダ1700m。このレースで軸馬として期待したのは、最終的に1番人気に支持された10番アラジンバローズだった。

『コース替わりで反撃必至のアラジンバローズが軸馬。中山に遠征した前走は2番手追走も、良馬場で淀みのない前崩れ展開で万事休す。だが、昨夏に連勝した小倉に替わるここは大きく見直しが必要。何より、本コースでは1分41秒6(重馬場)という強烈なタイムを誇っており、今回のメンバーではもちろん抜きん出た存在。折しもの雨で脚抜きのいい馬場も好都合である。この中間は在厩で前走の疲れをケアされており、ウッド最終追いで上がり2ハロン23秒5-11秒6と状態も不足なし。手の合う西村淳騎手も頼もしく、得意の1700mなら勝ち負け必至』という見立て。

レースは全馬互角のスタートから内の2番ハギノアトラスの出脚がよく一旦前に出るが、外から軸馬10番アラジンバローズ、11番ディパッセも並んで進出。結局、11番ディパッセが押し上げて主導権を握る形となった。そのまま番手に2番ハギノアトラス、一旦控えた軸馬10番アラジンバローズが3番手におさまる。差がなく好枠から内に潜り込んだ1番ジャズブルース、1馬身差に14番ソリタリオ、9番ロッシュローブが並び、その後ろに8番クリノフラッシュ。さらに半馬身おいて、内から12番ミステリオーソ、13番メイショウジタンと先団がごった返す前掛かり気味の展開。この後ろは4番プリマジア、7番ブリッツファング、3番ダンツキャッスル、6番ファシネートゼットがバラッとした隊列で追走。最後方にポツンと5番ダノンファストという隊列。

向こう正面に入ると11番ディパッセが後続を離しにかかるが、2番ハギノアトラスを先頭に後続勢も淡々と追走する流れが続く。逃げた2番ハギノアトラスは600m35秒0―1000m59秒5。稍重発表だったが、1勝クラスでも1000m59秒9だったことを踏まえればやや遅めのミドルペースか。向こう正面も終盤に差し掛かると、後続が仕掛けた訳でもなく逃げた2番ハギノアトラスとの差が詰まり3コーナー入口では追走勢が真後ろまで迫る。ここで仕掛けたのが、軸馬10番アラジンバローズ。ハデなアクションこそないが、徐々に進出を開始すると直線入り口では逃げた2番ハギノアトラスを捕らえて一気に先頭へ。ここから速いのが軸馬10番アラジンバローズだが、これに呼応するように接近してきたのが先団後方から早めに押し上げていた9番ロッシュローブ。残り2ハロンを過ぎるとレースは完全に2頭の一騎打ち。軸馬10番アラジンバローズを目標に9番ロッシュローブがジリジリと詰め寄り徐々に抜け出しにかかる。交わされながらも懸命に追いすがる軸馬10番アラジンバローズだが、半馬身ついた差が埋まらないままゴールが近づき、1着に9番ロッシュローブ、2着に軸馬10番アラジンバローズの順で入線。最後は、直線入り口でも後方だった7番ブリッツファングが大外から強襲して3着に滑り込んだ。
この結果により、「馬連9-10、1,820円」を的中。事前のオッズでは1番ジャズブルースが人気の中心を担っていたためか、軸馬10番アラジンバローズ(1番人気)と9番ロッシュローブ(5番人気)の組み合わせでもまずまずの好配当となった。

また、他でも厳選勝負鞍の的中はもちろん、荒れる牝馬ハンデ重賞の日曜中京11R「愛知杯」で「3連複2-3-13、5,500円を的中。さらに、高打率を継続中の新馬未勝利予想では日曜中山2R「3歳未勝利」の「馬連6-10、3,040円もお届け。正月競馬が明けて通常運転の3開催場になっても、弊社予想陣の安定感は頑強である。

さて、早いものでアッと言う間に中山開催も最終週。難解な厳冬期においても安定的中をお届けしていることにまずは一安心。無論、さらなる高配当を追求していくことは責務だが、まずは最後をキッチリ締めたうえで第1回東京開催を迎える所存である。さっそく、波乱含みの『アメリカJCC』が控えているが、今週末も重賞のみならず数々の勝負鞍をお届けする予定だ。会員様は引き続き、期待に胸を膨らませて配信をお待ちいただきたい。

1/5 1/7 1/8 1/9 1回中山・1回中京1日2日3日4日目分

正月競馬も安定的中で幕開け ~木曜中山11R・ポルックスS~

謹んで新春の祝詞を申し上げます。
昨年も株式会社アスコットディライトをご利用いただき、誠にありがとうございます。本年もさらなるサービス向上に向け、気持ちを新たに取り組んでまいりますので、変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます。

さて、例年同様に1/5の東西の金杯で2023年度のJRAが幕開け。一年を占う運試しと比喩される東西金杯だが、ここで取り上げるのは芝1600mで行われた中京の京都金杯。勝利を収めたのは、ここでは5番人気に甘んじたイルーシヴパンサーだった。昨年の本馬を振り返れば、1番人気に推された安田記念・G1で展開に泣き、反撃を期した関屋記念では急遽の乗り替わりと不運の連続だった。さらに金杯当日の馬体重プラス14キロも嫌われたのか、人気は上がらずじまい。しかし、レースではいつも通りやや後ろから。内目でジックリと脚を溜めながらコーナー毎に前との差をジワジワ詰めると、直線では迷いなく最内を突いて鋭進。1/2馬身差で東京新聞杯以来の重賞2勝目を飾った。無論、馬の能力が抜けていたことは確かだが、馬場の内目が良いと判断して慌てずコースを選んだ岩田望騎手の好騎乗も光った一戦。その岩田望騎手こそ関屋記念の前日に落馬負傷して騎乗キャンセルになった当人であるから、年始の晴天にふさわしい勝利だったとも言える。スタートからゲンのいい勝ち星を手にした今年こそ、人馬ともに念願のマイルG1獲りへ順調に進むことを願うばかりだ。

それでは本題へ。今週斬るのは正月競馬3日間開催の2日目となった、日曜中山11R「ポルックスS」ダ1800m。このレースで軸馬として期待したのは、最終的に1番人気に支持された1番ウィリアムバローズだった。

『オープン特別なら大きく見直せるウィリアムバローズが軸馬。重賞初挑戦となった前走はマークがキツく先行勢は壊滅というハードな展開。そんななか、速いラップを連続して刻んだ同馬が大敗したのは仕方のないところ。だが陣営も得意の中山で即反撃を描いており、早々にここを目標に調整。もちろん特別戦では力関係が緩和されるし、今回は強力な先行勢が不在で単騎逃げが叶いそうなメンバーでもある。この中間も大敗の影響をみせず、入念な乗り込みでこの馬らしい動き。状態に一切不安なく、得意の中山で絶好枠なら押し切り必至』という見立て。

実際のレースでも、軸馬1番ウィリアムバローズが内からポンと絶好のスタート。他も大きな出遅れはなく横一線の発馬。好発を決めて主導権を主張する軸馬1番ウィリアムバローズに競りかける馬はおらず、序盤は各馬とも他の出方をうかがうような形となったが、落ち着くのを嫌って外から13番ニュートンテソーロが番手を主張。これに続く形で10番ルコルセールが3番手まで浮上し、4番手は抑え気味に追走する6番メイショウムラクモ。半馬身差の内に3番アシャカトブ、1馬身差に7番ワーケア、11番タガノディアマンテが並走して先行集団を形成。直後も大きな差はなく、14番ルリアンが1馬身差の外目でポツンと流れに乗り、さらに1馬身差に内から4番アメリカンフェイス、9番ニューモニュメント。その後ろに2番ケンシンコウ、5番キタノヴィジョン、8番ディアセオリーという隊列となった。一方、コーナーワークで後方勢に1馬身ほど差をつけた軸馬1番ウィリアムバローズは、前半3ハロン36秒8―4ハロン49秒6―5ハロン62秒1と絶妙なペースに持ち込む。これで後続は動くに動けずポジションを維持したまま淡々とレースは進んで行く。3コーナー手前で軸馬1番ウィリアムバローズが後続を引き付けると一気に馬群が凝縮。直線入り口では先頭から最後方までおおよそ7馬身差の団子状態となって勝負の直線へ。楽な展開に持ち込んだ軸馬1番ウィリアムバローズは余力十分。早々に後続を引き離しにかかり、アッという間に2馬身差をつけて逃げ込み態勢。これを追い掛ける後続勢も3番アシャカトブを先頭に懸命に脚を伸ばそうとするが差が詰まる気配なく、軸馬1番ウィリアムバローズの完勝もみえてきた。だが、前残りの厳しい展開をものともせず中団後方から馬群の外を猛追してきたのが9番ニューモニュメント。直線入り口では絶望的な差があったが、驚異の上がり36秒6を繰り出すと、ゴール直前で軸馬1番ウィリアムバローズをクビ差交わして見事1着ゴール。2着はまさかの末脚にやられた軸馬1番ウィリアムバローズ。そして3着は最後まで懸命に粘った3番アシャカトブが入線した。

この結果により、「馬連1-9・640円&3連複1-3-9・2,520円」のダブル的中をお届け。差し切りには驚いたが、対抗1点目の9番ニューモニュメントは叩き2戦目の大幅な上積みを警戒して3連複2頭軸の一方に推奨。これが奏功して、この1鞍で回収率295%と納得できる結果につながった。

他にも、正月開催1発目の提供となった木曜中山8R「4歳上2勝クラス」もダブル的中で 「馬連9-11・630円&3連複7-9-11・1,040円、そして3日間開催のオーラス勝負となった月曜中京10R「雅ステークス」「馬連5-16・1,250円と配当にも納得のいただける複数の的中をお届け。難解とされる厳冬期かつ変則開催の年始競馬でも、安定した結果を刻んだ次第だ。

顧みれば、弊社が株式会社へと転身したのが21年12月。今年はその改めての運営開始から無事2年目を迎えることとなった。昨年も会員様の期待に応える提供ができたとは自負しているが、年頭に当たり、2023年はさらに飛躍の年にすることを胸に精進する所存だ。一転、競馬シーンは早くも正月競馬が終了し、今週から小倉開催がスタート。開催カレンダーは通常運転へと戻るわけだが、選択肢が増えるのは現在の弊社にとって大歓迎。厳冬期で難解とはいえ、むしろ配当が確実に上昇する稼ぎ時でもある。そして、気が早いが3歳クラシックの蹄音も強まっている。今週も皐月賞と同舞台の京成杯がスタンバイしているが、こちらをはじめ各重賞とも勝負鞍として鋭意調査が進行していることをお伝えしておこう。本年も倍旧のお引き立てをお願いすると同時に、まずは今週末の弊社予想にご期待いただきたい。