2/17-2/11・1回東京・2回京都7日8日・2回小倉3日4日

盲点を突く会心の一撃 〜土曜東京12R・4歳上1勝クラス〜

ウシュバテソーロやレモンポップなどの一線級が揃って不在。そしてドライスタウトやウィリアムバローズといった安定株、加えて根岸Sの上位馬までもが回避した今年のフェブラリーS。戦前から大混戦と称されたように各出走馬が色気を持って臨んでいたはずだ。そんなパワーバランスが関係したのか、序盤のレース展開は前半600mが33秒9、800mは45秒6という芝でもハイペース判定がつく急流となった。それも厳冬期のタフさが求められる馬場。先週はいくらか時計の出る馬場だったとはいえ、先行馬にとってはたまらないペースである。

だが、勝利したのは好位外目を追走していたペプチドナイル。前を追いかけた馬が次々と脱落するなか、先行抜け出しで押し切ったのだから並外れた心肺機能である。顧みれば、昨夏のオープンで先行して連勝した本馬は、控えたエルムSで13着大敗。ブリンカーを装着していることからメンタルの脆さが指摘され、その後の2戦は掲示板も確保できなかったことは記憶に新しい。

だが、昨年末のベテルギウスSでまさに一変、勝負どころで位置を下げながらも鮮やかな差し切りVを決める。ここが本馬のターニングポイントだったのではないか。結局、フェブラリーSでは初のマイル戦かつG1という新たな課題をクリアしてのタイトル奪取となった。

サラブレッドの「変化」というのは得てして急激に起きるもの。そんなことを再認識させられた今年のフェブラリーS。なお、地方から参戦したミックファイアは当レースでマイルの時計を4秒以上詰めた。伸び盛りの明け4歳とはいえ初の東京コースでこの「変化」は何を物語るのか。敗れた他の馬も含めて、より注意深く観察していきたい。

それでは本題へ、今週斬るのは土曜東京12R「4歳上1勝クラス」ダ1600m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に5番人気となった1番ピックアップラインだった。

『5走前に未勝利戦を勝ち上がると、1勝クラスでも健闘中。特に今回の舞台となる東京ダ千六では【0-1-1-1】で唯一の馬券外も4着と安定した走りを見せている。なお、2走前は8着と惨敗だったが、これは久しぶりの中山ダ1800mだから参考外。詰まった間隔の方が良いタイプであり、この中間は大きなストライドかつラストの伸び上々と引き続き好調である。前走で時計レベルもクリアしており、このメンバーなら好走必至』という見立て。

レースはフルゲート16頭立て。スタート直後に3番人気の8番ノルドヴェストが躓くアクシデントが発生するなか、大外の16番ベネロングポイントが好発を決める。同じく好スタートの6番アンジュールも先行する構えを見せるが、これに待ったをかけたのが軸馬1番ピックアップライン。鞍上の武士沢騎手に促されるとそのままハナを奪う強気の競馬。これで早くも縦長の展開となり、中団に13番イエヴァンポルッカや10番ケンキョ。当クラスの安定勢力で今回は1番人気の12番ホワイトクロウは後方待機となった。800m通過は46秒4。速いペースでレースは進み、4角手前で馬群がやや凝縮すると、勝負は早くも最後の直線へ。

残り400m地点。先頭は依然として軸馬1番ピックアップラインだったが、3番手を追走していた16番ベネロングポイントも追い出しを開始する。この時点で3番手以下との差がだいぶ開き、勝負は前を行く2頭に絞られた。残り200mで軸馬1番ピックアップラインはまだ先頭。だが、ハイペースで逃げたことを考えれば少し分が悪いか…。

結局、1着でゴールを駆け抜けたのは速い流れを自ら作り押し切った軸馬1番ピックアップラインだった。16番ベネロングポイントは懸命に追いすがるも半馬身差の2着。3着争いは外に切り替えた10番ケンキョに軍配。スタートでアクシデントに見舞われながらインを猛追した8番ノルドヴェストはアタマ差の4着と挽回した。

この結果により、「馬連1-16、2,270円&3連複1-10-16、1万3,380円の的中をお届け。明確に外枠有利の東京ダート1600mだが、デキの良さと能力比較から最内1番を軸馬に指名したことは予想部の慧眼。軸馬1番ピックアップラインはむしろ内枠を引いたことで5番人気まで人気を下げてくれたとも言えるだろう。無論、数少ない買い目の中に7番人気の10番ケンキョを抜粋していたこと、そして万馬券の的中ということもあって会員様からは高い評価を頂戴した。他にもこの週は日曜東京9RヒヤシンスS「馬連1-11、1,480円の本線的中など、「厳選勝負鞍」は4戦3勝をマーク。高打率を続ける「新馬未勝利予想」も2戦1勝として、1回東京の開催最終週を難なく締めくくった。

さて、今週末開幕の2回中山、1回阪神開催といえばG1レースの前哨戦目白押し。いよいよ本格的な春競馬の到来となる。また、翌週で小倉開催も終了し、開催3週目からは1回中京の開幕も控え、ここからはまさに競馬のハイシーズン。会員様におかれましては、まずは開幕ダッシュを誓う今週末の提供を楽しみにお待ちいただきたい。

2/10-2/11・1回東京・2回京都5日6日 2回小倉1日2日

必然の的中馬券 〜土曜東京1R・3歳未勝利〜

近年、春のクラシックに向けて重要ステップとなっている共同通信杯。今年の注目は朝日杯FS・1着のジャンダルマンタルと同2着のエコロヴァルツだった。それもそのはず、朝日杯FSの1・2着馬が共同通信杯に揃って登場するのは、実に36年ぶりのことである。
その一方で、朝日杯FSの勝ち馬が年明け初戦でことごとく苦戦しているというデータは興味深い。事実、01年以降の朝日杯勝ち馬の年明け初戦は【3-7-5-7】。勝率は13.6%に過ぎない。今年のジャンダルマンタルは1番人気とはいえ単勝2.5倍。支持率にして32%ほどにとどまったことはそうしたデータと無関係ではないだろう。
結局、勝利したのは4番人気に支持されたジャスティンミラノ。スタートでやや出負けしながらも即座に脚を使って2番手を確保。1000m通過が62秒7という超スローだったとはいえ、好位から上がり3ハロン2位タイの32秒6を繰り出されてはライバルも太刀打ちできなかった。
なお、遅い流れだけにレースレベルに疑問符を打つ向きもあるが、上がり4ハロン45秒3の流れを押し切るのは並の馬ではできないこと。キズナ産駒の牡馬が32秒台の脚を使ったという点においても高く評価すべき結果だろう。また、2着ジャンダルマンタルについても序盤でひどく掛かりながらの1馬身半差・2着なのだから能力に疑いの余地はない。むしろスローの流れで動かず、結果的に4着以下に屈した人気馬たちはやや物足りない競馬だったといえる。

それでは本題へ、今週斬るのは土曜東京1R「3歳未勝利」ダ1300m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気となった15番ペイシャニットだった。

『初戦は芝スタートに戸惑っての出遅れが痛恨。位置取りの悪さが最後まで響いての3着惜敗だった。しかし、デビュー戦としては上々の時計だったから割引は不要。今回はオールダートに替わるし、癖のない気性から東京コースも大歓迎である。さらに一度使ったことで鋭さが増しており、この中間も好調教を連発。ここは上積み、舞台好転と巻き返しの条件揃った』という見立て。

レースはフルゲート16頭立て。未勝利戦らしく各馬がバラバラの発馬で、出遅れた組には軸馬の15番ペイシャニットも含まれていた。一方、序盤から勢いよく飛び出して先手を奪ったのが14番モリノセピア。大外16番ケイティキセキ、2番人気の4番マイネルディレクトも好位を確保。
序盤の700mは41秒6とミドルペース。これに乗じて軸馬15番ペイシャニットが徐々にポジションを取り戻す。先頭14番モリノセピア、2番手に4番マイネルディレクトという形で勝負の4コーナー。この時点で軸馬15番ペイシャニットはまだ6番手。前との差は5馬身ほどでやや分が悪いポジションだったが…。
しかし、残り400m地点でもっとも脚色が目立ったのは軸馬15番ペイシャニット。みるみるうちに先行馬をパスしていくと残り200mで3番手まで押し上げる。逃げた14番モリノセピアもかわすと最後は4番マイネルディレクトと一騎打ちムードだ。
結局、2番手から仕掛けた4番マイネルディレクトが1/2馬身しのいで1着ゴール。よく詰めた軸馬15番ペイシャニットが2着、14番モリノセピアが粘って3着を確保した。

この結果により、「馬連4-15、780円&3連複4-14-15、2,110円の的中をお届け。出負けの不運を跳ね返したことからも、軸馬の能力判断は正解。直線半ばで的中を確信させるアスコットらしい馬券だった。この週は翌日曜東京3Rでも「馬連8-15、590円&3連複5-8-15、1,160円」をお届けし、「新馬未勝利予想」(1日1鞍配信)として連勝を記録。これで今年の同コンテンツは13戦9勝となった。他にも、前述の「共同通信杯」で◎ジャスティンミラノ(4番人気・1着)、「クイーンC」では◎アルセナール(3番人気・2着)を指名するなど、随所で回収をマーク。昨年も好成績だった若駒戦での“目利き”を象徴する週末となった。

さて、今週末は本年最初のG1「フェブラリーS」がスタンバイ。今年は有力馬が海外へ参戦するため大混戦ムード。配当的な関心はもちろん、弊社得意のダート戦ということでご期待の会員様も多いことだろう。この大一番、弊社では練りに練った買い目を配信する所存。ぜひご注目いただきたい。1回東京の最終週ということで他にも勝負鞍候補は目白押し。会員様におかれましては、次節に向けて勢いを増すアスコットにどうかご期待を。

2/3-2/4・1回東京・2回京都3日4日 1回小倉7日8日

杞憂に終わった進路取り 〜土曜京都10R・エルフィンS〜

先週の東京新聞杯は1番人気マスクトディーヴァがまさかの大出遅れ。しかし、ゲートで暴れた他馬につられて反応してしまったものであり、鞍上(岩田望騎手)を強くは責められないだろう。馬自身も明け4歳の牝馬ということもあり、まだまだ精神面に改善の可能性を残したといえる。
対照的に、序盤から中盤にかけて危うい仕草を見せつつ勝利したのがサクラトゥジュール。前走・中山金杯がスローで折り合いを欠いてリズムを乱した敗戦。今回も折り合いを欠く気難しい素振りを見せたが、金杯に続いて鞍上を任されたキング騎手は落ち着いていた。無理に手綱を引っ張るわけでもなく、馬の好きに行かせるわけでもない。そんな独特な制御(同じ豪州拠点のD.レーン騎手を想起させた)で、直線もギリギリまで脚を溜める好騎乗。一気の距離短縮を決断した厩舎を含め、陣営が一体になって掴んだ勝利だったといえる。
なお、2着のウインカーネリアンが刻んだ前半3ハロンのラップは、逃げ切った昨年と全く同じ34秒4という落ち着いた流れ。後方から外を回って追い込む馬には全く出番がなかったことは頭に入れておきたい。

それでは本題へ、今週斬るのは土曜京都10R「エルフィンS」芝1600m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に3番人気となった5番スウィープフィートだった。

『阪神JF(G1)を1分33秒5の好時計で走り高いポテンシャルを証明。それに加え、京都のこの舞台は1勝、2着1回と好相性。1週前の坂路で4ハロン51秒7の自己ベストをマークしたように状態も極めて良好だ。スタートが決まらないのでおそらく後ろからの競馬になるが、11頭立てなら前を捌くのは難しくはないし、現状は外差し優勢の馬場。祖母スイープトウショウ譲りの末脚でライバルを一蹴。いざ桜花賞へ』という見立て。

レースは11頭立て。バラッとしたスタートで、なかでも好発を決めた6番ナムラエデンが先手を主張する。戦前に懸念した通り、軸馬5番スウィープフィートの発馬はお世辞にもいいとは言えず、スタート直後は後方から3番手という位置取り。1番人気・2番ライトバックは中団、2番人気の3番エリカエスティームは手綱を抱えたまま2番手を確保した。序盤はこのまま淡々と行きそうな雰囲気だったが、軸馬5番スウィープフィートはペースが上がらないことを利して内からスルスルとポジションを押し上げる。結局、馬群が3角を回る頃には4番手の好位に取り付いた。
先頭の6番ナムラエデンが前半800m通過48秒5という3歳戦らしいスローペースを刻むと、さしたる動きのないまま一団は4角手前へ突入。3番エリカエスティームが外の3番手、軸馬5番スウィープフィートはインの4番手にいて、これらを見る形で2番ライトバックが虎視眈々という形だ。
レースはいよいよ勝負どころの4コーナー。ここで大胆な作戦に出たのが軸馬5番スウィープフィートの鞍上・永島まなみ騎手だった。他の馬が迷わず外を選択するなか、ただ一頭だけインを選択すると早々に追い出しを開始。年明けから10日目となる京都芝コースの内側はかなり消耗していたのだが…。
残り200m。早めに仕掛けた軸馬5番スウィープフィートはすでに先頭。このまま押し切るかに見えた刹那、馬群を割ってきた2番ライトバックが軸馬を交わし切ったところがゴールだった。3着には4角3番手からジリジリと伸びた3番エリカエスティームが入線した。

この結果により、「馬連2-5、650円&3連複2-3-5、770円」の的中をお届け。馬連、3連複ともに1点目の本線だったが、それにしても少し驚いたのが軸馬の進路。先述の通り、この日の京都芝は外差し馬場に傾いていたから、直線でインを向いた瞬間に頭を抱えた会員様も多かったはずだ。レースを見返して見ても、左右左とムチを持ち替えたあたり、鞍上の永島まなみ騎手にも後悔があったのかもしれない。とはいえ、これも競馬特有の勝負のアヤ。勝って桜花賞という陣営の青写真は崩れたかもしれないが、我々としては勝負馬券が実ったのだから良しとしておく。結果的に2着とはいえ、軸馬の能力自体は見立て通りだった。
なお、この週は厳選勝負鞍でさらにふたつの的中をお届けして、先週に引き続き4戦3勝の準パーフェクトを達成。また、新馬未勝利予想の日曜東京2R「3連複4-10-15、6,260円など、随所で回収鞍をお届けすることができた。

さて、安定安心のアベレージを維持しつつ臨む今週末は、昨年に続き的中を狙う「京都記念」と「クイーンC」がスタンバイ。無論、前者は今春の古馬戦線を俯瞰するうえで重要な一戦。後者は若き牝馬の一戦だけに、配当にも大いにご注目いただきたい。
首都圏は数年ぶりの大雪で弊社も大騒ぎの週明けだったが、無事に週末を迎えられることは何より。朝晩はまだ冷え込むとはいえ、日中の陽射しはすこし柔らかくなってきた。競馬シーンも春G1の影が見えてきたところであり、弊社としてもハイシーズン目前のこの時期にきっちりと結果をお出しする所存である。会員様におかれましても、体調管理にお気をつけのうえ、まずは今週末の配信にご期待ください。

1/27-1/28・1回東京・2回京都1日2日 1回小倉5日6日

危険な人気馬を読んだ高配的中 〜土曜東京6R・3歳未勝利〜

昨今、フェブラリーSに向けて最重要ステップとなっている根岸Sが行われた。勝ったのはエンペラーワケア。3連勝で重賞タイトル奪取を決めた。デビュー戦は芝で5着に敗れ、そこからダート1400mに絞ると「5.1.0.0」と驚異の安定感。なお、昇級初戦で当レースを勝利したのは01年のノボトゥルーまで遡る。
では、エンペラーワケアは本番でも有力視可能なのか。ポイントのひとつは、現状の根岸Sがサウジ遠征と日程が重なっていること。これにより一線級不在の空洞化が起きているわけだが、まったく同じことが本番の2/18フェブラリーSにも言える。そういう意味では、国内ダートのレベルを論じること自体がナンセンスなのかもしれない(昔はもっと強い馬が出てきた…と嘆いても今年の馬券が当たるわけではない)。
むしろ、今回の根岸S自体のレベルの方が重要かもしれない。実際、前半600mは35秒8、その直後の4ハロン目で12秒5とガクンとペースが落ちるという近年あまりみたことのないスローペース。こうなると明らかな先行有利であり、番手から瞬発力を繰り出したエンペラーワケアは抜けていたとはいえ、2番手から2着に粘ったアームズレインは過信できないということになる。勝ち時計1分24秒1も、凍結防止剤を撒いた時計を要する馬場だったことを加味しても遅い。そして、本番でエンペラーワケアは1ハロンの距離延長を迎える。一般的に同じ競馬場でも1400mとマイルは全くの別物。来る大一番フェブラリーSは同馬のジャッジも含めて弊社配信にご注目を。

それでは本題へ、今週斬るのは土曜東京6R「3歳未勝利」芝1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に3番人気となった4番レッドアトレーヴだった。

『中山だと除外の懸念があり、デビュー戦はやむなく京都を選択。だが遠征を加味しての急仕上げでまだ全体的に緩く、体の使い方からして7分程度のデキだった。一転、今回はメンタルやギアの変え方が一気に良化。中間に格上馬を圧倒したように、ひと叩きしての大きな上積みがある。フットワークの軽さ、東京向きの母系からコース替わりは大歓迎。良馬場見込みの1800mも適条件であり、巻き返しに強く期待可能』という見立て。

レースは12頭立て。5番ダイシンアポロンおよび外枠2頭が大きく出遅れ。2番バランスダンサーが先手を主張すると、軸馬4番レッドアトレーヴは好位の4番手、1番人気の9番キトゥンヒールは中団を確保する。序盤に2番人気の6番グラウンドビートが掛かり気味に前へ並びかけるが、2番バランスダンサーが先頭を守って1000m通過1分0秒4のミドルペースとなった。
隊列が3角を回ると、外から5番ダイシンアポロン、7番ビッグポケットがマクリを開始。未勝利戦らしくフラフラする馬もいるが、2番バランスダンサーがなんとか先頭を保って最後の直線へ。マクリを決めた馬がいたことで軸馬4番レッドアトレーヴはインの5番手あたりまでポジションを下げてしまったが…。
結局、出遅れからのマクリという味な競馬を決めた5番ダイシンアポロンが逃げる2番バランスダンサーを捕まえたところがゴール。軸馬4番レッドアトレーヴも良く伸びたが3着入線に留まった。

この結果により、「3連複2-4-5、9,830円」の的中をお届け。1番人気の9番キトゥンヒール(5着)、2番人気の6番グラウンドビート(10着)を「人気ほどの信頼度はない」としたのが功を奏した形。馬連こそ逃したが万馬券までもう一歩の配当獲得ということで、一定の評価をいただける的中劇だったはずだ。
この週は厳選勝負鞍でさらにふたつの的中をお届けして、のべ4戦3勝をマーク。さらに、重賞のシルクロードSをはじめ、好評の新馬未勝利予想でも土曜東京3R「馬連1-9、1,360円&3連複1-2-9、2,250円など2戦2勝を達成。アスコットらしい高打率の週末となった。

さて、追い風で挑む今週末は、幾度となく好的中をお届けしている「きさらぎ賞」「東京新聞杯」がスタンバイ。いずれもこの先の大一番へ向けて重要な一戦。弊社では、両重賞ともに好走必至の“高配の使者”をご用意して臨む予定である。
G1レースの蹄音が近づくここからが競馬のいい季節。無論、馬券的な興味も尽きない。大攻勢を目論む弊社から片時も目を離さないよう、心よりお願いしたい。まずは勝負鞍候補満載の今週末にご期待を。

1/20-1/21・1回中山・1回京都6日7日 1回小倉3日4日

危なげない的中劇 〜日曜京都11R・東海S〜

一年でもっとも寒く、ときには首都圏でも降雪の可能性をはらむこの時季。AJCCが行われた先週の中山は土曜の深夜から強い雨にさらされ、ダートには水が浮いた。年明けから高速決着が頻発していた芝コースも相当に悪く、時計比較がままならない状態。とはいえ本番のAJCCの勝ち時計2分16秒6は不良馬場でも速い部類だった。
勝利した3番人気チャックネイトはこれが重賞初制覇。一旦は勝ったかに見えたボッケリーニを差し返す見事なタイトル獲得だった。同馬は重馬場の東京芝2400mを勝ったスタミナ型で、アルゼンチン共和国杯3着の実績馬。2200mは3着以下なしの距離巧者でもある。しかし、今回の勝利の背景には鞍上レイチェル・キングの手腕も大きかった。好位につけたスタートしかり、馬を最後の最後まで踏ん張らせる技術は白眉だろう。道中でジッとしている胆力、勝負どころの破壊力はさすが世界で鍛えた腕っぷしだ。
なお、この週は欧州から参戦のキングスコート騎手やピーヒュレク騎手も活躍。力のいる馬場では海外ジョッキーのパワフルな騎乗が活きてくるのだろう。馬券を買う上でも、シチュエーション次第では海外騎手の取捨が重要になってくる。そんなことを思わせる今年のAJCCであった。

それでは本題へ、今週斬るのは日曜京都11R「東海S」ダ1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気となった10番オメガギネスだった。

『軸馬はデビューから連対率100%とまだ底を見せていないオメガギネス。ここまで4戦すべて上がり最速で時計もかなり優秀だが、強調したいのは初の古馬対戦だった前走グリーンチャンネルC(東京ダート1600m・不良)だ。3番手を先行して2着に0秒6差の圧勝。V時計1分34秒3は極めて速く、これはクロフネ・カフェファラオ・ルヴァンスレーヴなど歴代G1馬に匹敵するタイムである。この中間も2週続けてウッド好時計をマークするなど好調。力感あふれる動きからして態勢万全だ。先行有利の展開と今週の渋馬場なら、不良の東京からの距離延長も歓迎。そもそも舞台を選ばない対応力は非凡であり、重賞でもこの相手な好走必至』という見立て。

レースは16頭立て。16番オーロイプラータが出遅れる中、押していったのはここが初ダートの12番バビット。それに14番ウィリアムバローズが続くと、軸馬10番オメガギネスも前へ。インの4番手に3番ヴィクティファルス、差がなく6番ペプチドナイルも好位で追走する。中団には13番ブライアンセンス、出遅れた16番オーロイプラータは後方3番手まで押し上げた。
前半1000m通過は61秒1で字面のうえでは平均ペース。しかし重馬場だったことを考えれば遅いペースだろう。ここで先頭が14番ウィリアムバローズにかわり、馬体を併せるように軸馬10番オメガギネスが2番手。好位勢も離れず続く。4角手前では馬群全体がほぼひと塊の状態で、いよいよ最後の勝負どころへ。
ラストの直線で好位勢の6番ペプチドナイルや3番ヴィクティファルスも懸命に脚を伸ばすが、脚色が前と一緒で差が詰まらない。結局、14番ウィリアムバローズと軸馬10番オメガギネスの一騎打ちムードとなり、最後は前者に軍配。3着には3番ヴィクティファルスが入線した。

この結果により、「馬連10-14、570円&3連複3-10-14、1,680円の的中をお届け。スタートでやや引っ掛かった軸馬だが、キャリアの浅い若駒と考えれば2着は十分に好レース。接戦だった3着争いも競っていたのはすべて対抗馬であり、弊社お馴染みの見ていて安心の的中劇となった。
なお、この週で他にも注目したいのは、看板コンテンツになりつつある「新馬未勝利予想」。昨年は打率5割超と安定していた同予想だが、この週も2戦2勝と相変わらずの安定感を見せている。また、サイト内で公開している独断予想でも土曜中山12Rで8番人気ローブエリタージュ(3着)に◎を打っていたことは記しておきたい。この日の同コンテンツの本命は3鞍公開して「1.0.1.1」と人気を問わず好成績を収めている。弊社のメインコンテンツ以外のレースを買われる際は、どうか参考にしていただきたい。

さて、開催が進み、今週末はいよいよ1回東京が開幕週する。例年、この時季になると調教師をはじめとした関係者の引退が話題。同時に「花道を飾る勝負鞍」といった“出所不明のうわさ話”も飛び交うが…。アンチ情報を標榜する弊社としては、当然ながらその真偽を慎重に判断していく。いずれにせよ、今週末も勝負鞍候補は盛りだくさん。こと、昨年に3連単&3連複のダブル的中をお届けした「根岸S」は力の入るダート重賞。前述の「東海S」に続けて好的中をお届けして大一番「フェブラリーS」へ強く弾みをつける次第だ。会員様におかれましては、1回東京の開幕となる今週末にまずは多大なるご期待をお寄せいただきたい。

1/13-1/14・1回中山・1回京都 4日5日 1回小倉1日2日

力関係を読み切っての勝利 〜土曜中山8R・4歳上2勝クラス〜

今年二回目の更新ということで、昨年のデータでお役に立ちそうなものをご紹介したい。
外厩時代と呼ばれて久しいが、昨年も民間トレセンが猛威をふるった一年となった。平地G1・全24レース中、外厩活用馬が勝ったのは20レース。率にして83%となった。勝ち星のトップはノーザンファーム天栄の9勝。2位はノーザンファームしがらきの6勝だ。
やはりというべきか、東西のノーザン外厩が全G1タイトルの62.5%を占有。なお、その中には、マイルCSで勝利したナミュール(5番人気・NFしがらき経由)などもおり、伏兵陣も充実していたことが分かる。G1で人気薄を狙うなら「天栄・しがらき>在厩」という図式は明確にあった。
また、好配当の使者という意味では、同3位・4位の山元トレセンとチャンピオンヒルズも見逃せない。両者は勝ち星こそ上位に及ばないものの、前者は「2.4.5」(左から1着.2着.3着)。後者は「1.4.1」と奮起。好走ラインナップにはジャスティンカフェ(マイルCS・7番人気3着)やファストフォース(高松宮記念・12番人気1着)も含まれていた。
以上のように、馬券勝負においても切っても切れない間柄となった外厩。今後は新規の施設も増えてくるので、さらに存在感が拡大してくるだろう。弊社では24年も引き続き予想配信(重賞に限らず)のなかで外厩についても触れていくつもりである。

それでは本題へ、今週斬るのは土曜中山8R「4歳上2勝クラス」ダ1200m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気となった3番ダテボレアスだった。

『前走の勝ち馬はオープン級の能力。そんな相手に対して、ハイペース&早め先頭から0秒2差の2着なら上々の結果。遅ればせながらのダート変更が吉と出た格好だ。パワー型のロードカナロア産駒で、力のいる短距離戦は合っている。休み明けからの中2週で中間の時計は目立たないが、息使いや体の張りは上積み十分。ダートならまだ上を目指せそうな雰囲気があるし今回は鞍上も強化。2度目の舞台で前進必至』という見立て。

レースは12頭立て。大きく出遅れた馬はいなかったが、一頭だけ出脚が目立った8番キュートヘスティアが一気に2馬身ほど先んじると、徐々にインへ寄せて先頭を確保する。これに続くのが1番トウカイファクターと軸馬3番ダテボレアス。その後ろに2番人気の5番ヤングワールド、4番プリティインピンクらがつけて、4番人気の6番デュードメールは先団からやや離れた後方を追走する。
前半3ハロンを34秒5のミドルペースで進み、集団は早くも3コーナーに到達。スプリントだけにこの時点で追い始める馬もいたが、逃げた8番キュートヘスティアはまだ余裕の手応え。しかし、前に楽はさせまいと軸馬3番ダテボレアスが半馬身差でぴったりとマークしている。当然、後続も4角手前で仕掛けるが、二番手にいる軸馬3番ダテボレアスとの差なかなか詰まらない。息つく間もなく、勝負は最後の直線へと向かう。
残り200m地点。軸馬3番ダテボレアスが逃げる8番キュートヘスティアを捕まえると、いとも簡単にパス。かわされた直後に8番キュートヘスティアがガス欠に陥ると、一気に後方勢が押し寄せてきた。外差し有利の中山ダート1200mだけに逃げ馬には厳しいか…。
結局、馬群からいち早く抜け出した軸馬3番ダテボレアスが、差し勢の追撃をアタマ差凌いで1着ゴール。注目の2着争いは、後方待機から終いに賭けた6番デュードメールが制した。

この結果により、「馬連3-6、1,150円の的中をお届け。軸馬が可愛がった(マークし過ぎた)8番キュートヘスティア(7番人気)も馬券の相手におさえていたため、本音をいえばこちらに粘って欲しかったところ。しかし、結果的に馬連10倍以上の配当を手にしたのだから文句は言えない。今年2週目の土曜にきっちり的中をお届けしたこと、「早め先頭でも押し切れる」とした軸馬の能力評価という点で、一定の評価をいただける的中劇となった。

この週の厳選勝負鞍は、日曜京都12R「馬連1-10、600円&3連複1-5-10、730円の大本線的中などもお届けし、命題の「的中率5割超」をしっかりキープした弊社予想部。また、新馬未勝利メインレース予想でも回収をお届けして、開幕ダッシュを決めた先週に引き続き上々の首尾となった。
開催が進み、今週末は早くも1回中山の最終週。同週には、昨年に3連単・3連複のダブル的中をお届けした「東海S」が控えている。弊社得意のダート重賞という意味でも、当然ながら“攻めた馬券”をご提示する所存だ。会員様におかれては、的中連打のダメ押しとなる今週末の情報提供を多大なるご期待のうえお待ちいただきたい。

1/6-1/7-1/8・1回中山・1回京都 1日2日3日分

幸先のいい的中劇 〜土曜京都7R・4歳上1勝クラス〜

年頭にあたり
このたびの能登半島地震および羽田空港における航空機事故に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。年明け早々の未曽有の出来事にふれて、普段の日常がいかに恵まれているか実感した次第です。弊社といたしましても競馬に携われる日常に改めて感謝しつつ、より一層のサービス向上を心掛けて参ります。本年もアスコットをよろしくお願いいたします。

例年、好的中が集中してきた年始競馬。そんな弊社における2024年度競馬開催の初週を振り返っていこう。
2024年の初陣を飾ったのは、1月6日の土曜京都7R「4歳上1勝クラス」ダ1800m。軸馬として期待したのは1番人気に支持された7番ダンテバローズだった。

『前走は直線の追い比べで屈したが、約5ヵ月ぶりの休み明けで0秒2差の3着なら上々の結果。叩き2戦目の今回は上積み必至だ。実際、この中間の栗東坂路では鞍上が持ったままの手応えで好時計をマークしており、反動は見られない。むしろ全体的に回転がきいたフットワークが目立っており、前走以上のデキに仕上がったと言える。そもそも4走前の時計が優秀だったし、リフレッシュを経た今回はそれ以上の走りに期待可能。このメンバーならアッサリも』という見立て。

レースは11頭立て。スタートで大外11番ネッケツシャチョウが外にヨレて出遅れたが、横の10番サンライズパスカルが出だしから飛ばしてハナを主張。これに続いたのが軸馬7番ダンテバローズと8番メジャークオリティだった。
序盤から各馬がやや前掛かりで、2番人気の2番ブライトホルンは先団を見る形の中団。10番サンライズパスカルが先頭をキープして最初のコーナーを回ると、7番ダンテバローズはこれをぴったりとマークする。そのまま向こう正面に入り、1番 ダノンフューチャーや9番マルカブリッツも先頭から差のない番手をキープ。全体が約10馬身のタイトな隊列で、1000m通過は1分2秒0のミドルペース。一団が3角を回ると2番ブライトホルンなどが進路を外へと切り替えて、勝負はいよいよ最終コーナーへ。
直線手前、先頭の10番サンライズパスカルとこれに寄り添う軸馬7番ダンテバローズは手応え十分だった。しかし、コーナーを回り切る直前に軸馬7番ダンテバローズが追い出しを開始すると、前を簡単にパスして早くも先頭。残り200mポストに差し掛かると後方との差をさらに拡大し…。
結局、軸馬7番ダンテバローズがそのまま余裕の押し切りを見せて、3馬身差の1着ゴール。注目の2着争いは、スタート出遅れの11番ネッケツシャチョウが最後に猛烈な勢いで差し込んだものの、逃げ粘った10番サンライズパスカルがアタマ差だけ凌いだ。

この結果により、「馬連7-10、1,070円&3連複7-10-11、2,980円のダブル的中をお届け。2着争いは際どかったが、競った2頭はいずれも対抗馬ということで、弊社おなじみの“安心安全の的中劇”となった。11頭立てにしては配当もそこそこであり、新年一発目の提供という意味でも一定の評価をいただける的中だったのではないか。

この日は他にも土曜京都9R「馬連10-13、920円&3連複1-5-6、2,180円という大本線的中をお届けし、本年初日の連勝を達成。この3日間開催で厳選勝負鞍は6戦4勝のハイアベレージをマークしている。また、昨年に“的中率5割超”を達成した「新馬未勝利予想」(1日1鞍配信)でも月曜中山1R「馬連3-5、980円&3連複3-5-6、4,190円をお届け。こちらは3連複9点の購入指示であり、大幅回収と相成った。

終わってみれば、昨年末の強力な追い風を維持しての回収連打といった趣。こと一発目の厳選勝負鞍については弊社予想部も力の入った場面であり、会員の皆さまにとって、まずはお年玉代わりの的中になったと推察している。改めて「新年明けまして、そして早々の的中おめでとうございます」と言わせていただきたい。

順調な船出となった2024年のアスコットだが、これで手綱を緩める気など毛頭ない。まずは目先の今週末に全力であたる所存。同週には昨年に3連複5,500円をお届けした「愛知杯G3」も控えている。会員の皆様におかれましては、引き続き今週末の情報提供にご期待いただきたい。

12/23-12/24-12/28・5回中山・5回阪神・4回 7日8日9日分

追い風を背に2024年へ 〜日曜中山10R・クリスマスC〜

かねてからお伝えしている通り、例年、好的中が集中してきた師走競馬。そんな弊社が勝負をかけた2023年度競馬開催を締めくくる最終週+1日。その結果を早く知りたいのが人情というもの。さっそく振り返っていこう。

今年最後に斬るのは、日曜中山10R「クリスマスC」芝1600m。軸馬として期待したのは1番人気に支持された10番コントラポストだった。

『メンタルの成長が大きく、スタートが安定するにつれて成績も上昇。昇級戦かつ強敵相手の前走3着も立派。敗れたとはいえスピードと切れ勝負の東京で分が悪かっただけであり、今回の中山替わりは強力なプラス材料となる。特にフルゲートの今回は馬群を割れる根性が強みに。この中間も依然好調で、先週ウッドではラスト2ハロンを23秒5-11秒5と上々の動き。10番枠も許容範囲であり、ここは地力の違いでV濃厚』という見立て。

レースは16頭立て。7番エスジープリンセスが出遅れた以外はほぼ揃ったスタート。戦前の想定通り、逃げて重賞好走の実績がある12番グラニットが先手を主張し、押していった15番ポリーフォリアがかかり気味にこれに続いた。内枠の1番テンノメッセージや2番アルファウェーブも番手を確保し、先行勢はややごちゃついた格好。一方、軸馬10番コントラポストや16番サイルーンはやや後方で前を静観する構えだ。
一団が早くも3角を回り始めると、馬群がグッと収縮して先頭からシンガリまで約10馬身ほど。この間に軸馬10番コントラポストは馬群の外に出して追撃に備える。同馬が先頭に4馬身ほどまで差を詰めたところで、勝負はいよいよ最後の直線を迎える。
重賞実績のある12番グラニットが先頭のまま、ラスト200mのポストを通過。しかし、外の万全ルートを確保した軸馬10番コントラポストの勢いは明らかに優勢で、これは勝負ありの情勢に見えた。だがその瞬間、内から猛烈な勢いでピンク帽が…。
わずかにドキっとしたものの、結局、瞬発力の差で軸馬10番コントラポストがきっちりと押し切り。その半馬身差に、内をすくって急加速したピンク帽の16番サイルーンが入線。3着争いは際どかったが、好位からもう一度伸びた1番テンノメッセージがハナ差で制した。

この結果により、「馬連10-16、1,300円&3連複1-10-16、2,140円のダブル的中をお届け。基本的にはダート戦を狙う弊社だが、あいにくこの日はまともなダートの番組が少なめ。とはいえ、芝でも軸馬選定に狂いナシ。イブの午後に一足早いギフトをお届けすることができた。

この週は他でも土曜阪神12R「馬連10-13、2,880円などをお届け。最終28日を含む3日間、厳選勝負鞍は6戦4勝の固め打ちとなった。
また、重賞においても24日の中山11R有馬記念「馬連5-16、2,730円を筆頭に、「阪神カップ」「ホープフルS」でも的中を続けて3連勝を達成。さらに、「新馬未勝利予想」も24日阪神2R、28日中山2Rと連続的中で3戦2勝をマークしている。然るに、本年最終週を上々の首尾で獲り納めたアスコット予想。強力なフォローウインドに乗ったまま越年ということに相成った次第だ。

年間を通じて奮闘した弊社予想部だが、ここで少しだけ今年のアスコット予想を振り返ってみたい。中でも高いアベレージをキープしたのが1日1レース限定配信の『新馬未勝利予想』。こちらはきっちりと“的中率5割”を確保することができた。
また、『メインレース・重賞予想』においても、春の「京王杯SC」から「安田記念」まで9連勝を達成したことは記憶に新しいところ。特に、記録的な猛暑により競馬も難解を極めた今夏7・8・9月、それもローカール重賞という難所で大きな回収率をマークしたことには一定の評価をいただけると自負している。無論、明くる2024年はさらなる『安定性&爆発力』の提供を胸に精進させていただく所存である。

本年もアスコットをご愛顧頂き誠に有難うございました。ここに弊社一同を代表して会員様に御礼申し上げます。明けて2024年の中央競馬は1月6日(土)の開幕となります。この間はひと休み、というのは世間一般のお話。我々は会員の方々に『お年玉代わり』の勝負鞍を用意すべく、日々動き続けます。
来年は6・7・8日という連続3日間開催で開幕。そこでも続けざまに勝負鞍をお届けする所存。開幕ダッシュを誓う1回中山・京都開催へご期待のうえ、2024年をお迎えください。本年は誠にありがとうございました。それではよいお年を。

12/16-12/17・5回中山・5回阪神・4回中京5日6日分

いざ有馬ウィークへ 〜土曜阪神10R・甲東特別〜

先週の注目鞍・朝日杯FSは、ここまで無敗の4頭のうち3頭が上位独占。前後半800mが46秒1-47秒7秒、V時計1分33秒8はそこまでハイレベルとはいえないが、勝ったジャンタルマンタルは2戦2勝でG2を制覇しており、完成度の高さが抜けていた。3番枠を利して好位を取ると、最後は早めに外に出して抜け出し後続を引き離す。ラストに差を詰められたのは先んじてスパートした分であり、全国リーディング2位の川田騎手の判断もさすがだった。現時点では突き放せるほど実力は抜けていないものの、人馬の競馬センスの高さを存分に示しており、この先も大きく崩れることはないと感じさせた。

一方、人気を背負ったものの大崩れしたのがシュトラウスだ。大外枠に入った時点でこうなるのではと懸念した通りの気難しさ。スタートで後手を踏み、前に壁となる馬がいない状況でガツンとスイッチが入ってしまった(こうなれば抑え込むより素直に行かせた方がいいわけであり、テン乗りのT.マーカンド騎手に非があるとはいえない)。
余談だが、こうした気性の難しさは、3歳春まで4勝(うち重賞2勝)をあげながらもその後にスランプに陥ったメイケイエール(牝5歳・武英智厩舎)を彷彿とさせる。同馬の気性はあの武豊や横山典騎手でも手を焼いたが、池添謙騎手が連続して乗るようになってから改善した時期もあった。
シュトラウスはここまで4戦すべて違う騎手が騎乗。そういう意味では、騎手を変えずに実戦で教育するのもひとつの手段ではないか。クセの強い馬にテン乗りというのは、トップジョッキーでも御するのは困難。そんなことを考えさせられる今年の朝日杯FSだった。

それでは本題へ、今週斬るのは土曜阪神10R「甲東特別」芝1600m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気となった13番セーヌドゥレーヴだった。

『馬体重プラス12キロだった前走は成長分を含めてもやや太め残り。それでもクビ差の2着だからやはり現級上位の力がある。当然、ひと叩きしたこの中間は素軽さが良化。先週の栗東坂路でも4ハロン51秒3(馬なり)と上積み十分だ。血統的にどんな馬場にも対応できる強みはあるし、現状はマイルがベスト。右回りは「2.3.0.1」と得意の条件であり、川田騎手との久々のタッグも頼もしい。自己条件二度目のここは落とせない』という見立て。

発走時の阪神芝は稍重。14頭立てのスタートは、3頭ほどが立ち遅れたが、3番ヒルノショパンが気合をつけて先手を主張。内枠の各馬がこれに続いて好位を確保する。外枠勢は早めにポジションを取りに行った3番人気の11番エンデミズムを除き、それぞれ出たなりで隊列を組む構え。しかし序盤は先団がごった返しており、軸馬13番セーヌドゥレーヴは後方3番手までポジションを下げてしまう。2番人気の9番ディオ、8番シュタールヴィントはなんとか中団に収まった。
引っ張る3番ヒルノショパンの前半800mは46秒5のミドルペース。やや縦長の展開から3角に差しかかると馬群が凝縮し、レースは勝負どころの4コーナーへと向かう。
3番ヒルノショパンが先頭のまま最後の直線に進入し、各馬が一気にラストスパートの構え。しかしこの時点で軸馬13番セーヌドゥレーヴはまだ後方にいて、外にいたエヴィダンシアに被される嫌な形。一方、好位にいた9番ディオは馬場の中程にスムーズに出すと、早くも先頭を伺う態勢。レースは残り200m、やっと外に出せた軸馬13番セーヌドゥレーヴはまだ4馬身ほど後方でいかにも分が悪いが…。
結局、早めに抜け出した9番ディオが余裕を持って半馬身差の押し切り。最後、重たい馬場をモノともせずに追い上げた軸馬13番セーヌドゥレーヴが2着。併せ馬の形でともに脚を伸ばした8番シュタールヴィントがアタマ差・3着に入線した。

この結果により、「馬連9-13、610円の的中をお届け。直線を向いた際の軸馬のポジションにはひやっとしたが、終わってみれば地力が抜けていた印象。2着に敗れたのはいわゆる展開のアヤであり、まったくもって力負けではないだろう。軸馬のコース適性やデキの良さ、そして能力を踏まえた上での的中劇となった。他でもこの週は、日曜中山8R・3歳以上1勝クラス「3連複、1,570円などの的中をお届けしている。

さて、今週末はいよいよ大一番「有馬記念」。今年はファン投票1・2位(イクイノックス・リバティアイランド)が不在で一気に混戦ムード。配当的な興味は尽きない反面、多くの競馬ファンが馬券的には悩ましい一戦だと感じているのではないか。だが弊社の会員様が思案する必要はまったくないだろう。アスコットは現在3連勝中、それ以前にも数々の大的中を残しているのがこの有馬記念なのだ。当然、弊社は今年の大一番も全社全力をあげて獲りにいく。なお、厳選勝負鞍や新馬未勝利予想においても回収率が大きく増すのが例年の師走である。どうか、会員の方々には日々刻々と気持ちを高ぶらせて配信をお待ちいただきたい。今年の競馬開催も残すところ1週+1日。ラストスパートにご期待ください。

12/9-12/10・5回中山・5回阪神・4回中京3日4日分

安心のダブル的中だが… 〜土曜中山10R・アクアラインS〜

先週の阪神JFは昨今の競馬界の流れを象徴するような結果となった。5頭出走していた関東馬が上位3着を独占。同レースを終えた時点で、平地G1の勝ち星が関東馬14勝、関西馬8勝。残り3つ(朝日杯FS、有馬記念、ホープフルS)の結果を待たずに、1998年から数えて25年ぶりの関東馬のG1勝ち越しが決した。振り返れば、本年の牡馬クラシックの連対は全て関東勢(ダービーと菊花賞はワンツースリー)でもあった。
関東馬躍進の秘密はどこにあるのか。無論、イクイノックスを筆頭とする駿馬がきっちりと結果を残したことが大きい。その反面、今夏の関東は美浦坂路の改修・閉鎖という大きなハンデを背負っていたことも事実。普通に考えれば勝ち星を減らしそうなものである。
しかし、坂路が使えない制約がむしろ美浦全体に一石を投じた可能性は捨てきれない。実際、ルーティンを失った陣営が一転して意欲的に試行錯誤を始めた姿を見ている(ウッドのみの調教で成績を伸ばした関東馬も多い)。そうした「創意工夫」や「チャレンジ精神」が、美浦全体のレベルを一段引き上げた可能性はあるだろう。そして、満を辞して坂路が完成した直後、これまで関東馬が苦戦していた砂G1・チャンピオンズCで関東馬がワンツーを決めているのだ。
無論、平場を含めたトータル成績はまだまだ関西が優勢ではある。だが、高下変動の兆しを肌で感じている関係者も少なくない。馬券を買う側の人間も然り。西高東低の構図にいつまでも拘泥していると思わぬ取りこぼしを食らいかねない。今後は美浦の新坂路で鍛錬する馬だけでなく、関東全体の成績にも注意を払うべき。そんなことを感じさせる、今年の阪神JFであった。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中山10R「アクアラインS」ダ1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された8番オメガシンフォニーだった。

「昇級・久々にはなるが、素質は優にオープン級。前走のV時計1分10秒7をみても3勝クラスが壁になることはない。芝・ダート問わず力を発揮できるが、勝ち鞍すべてが中山ダート6ハロンということも強調材料だ。また、ここを目標にした中間の仕上げもポイント。当初は急仕上げにも見えたが、追う毎に調子を上げて今週ウッドはラスト11秒5と上々の伸び。このデキで54キロのハンデは魅力だし、昇級とはいえ骨っぽい相手はわずかでもある。連勝濃厚」という見立て。

レースは4番ドンアミティエが好枠を利して先行。だが軸馬8番オメガシンフォニーが楽逃げを許さず2番手、さらに並んで11番スマートラプターも番手を追走する。一方、3番人気の12番グリュースゴットはスタート直後に外から被せられて中団待機となってしまった。
先陣を切った4番ドンアミティエは隊列をぐっと引きつけてマイペースの構え。600m通過34秒0のミドルラップに持ち込むと、そのまま4角を先頭で回って押し切る思惑だ。しかし、同馬をぴったりとマークしていた軸馬8番オメガシンフォニーと11番スマートラプターも手応えよく追撃を開始。残り200m地点、先頭と番手2頭の差はまだ約1馬身あったが…。
結局、3頭横並びの追い比べを制したのは軸馬8番オメガシンフォニー。残り100mあたりで前をあっさりかわしての3/4馬身差完勝だった。2着は逃げからしぶとく粘った4番ドンアミティエ。最後に脚色が同じになってしまった11番スマートラプターが3着に入線した。

この結果により、「馬連4-8、360円&3連複4-8-11、1,130円」の本線ダブル的中をお届け。先行有利のペースもあったかもしれないが、終わってみれば先行した3頭が抜けた力量。中でも、最後の追い比べを簡単に制した軸馬がアタマひとつ上回っており、弊社らしい見ていて安心の的中劇となった。
しかしながら、先週末の勝負鞍における的中がこの1鞍のみだったことはいただけない。幸いにも、新馬未勝利予想(この的中により、新馬未勝利予想は本年の的中率5割以上が確定した)など随所で的中をお届けしていることからも、「即反撃」は可能だろう。
残すところ今年も2週+1日。今週末も興味深い勝負鞍候補が少なくない。今週の朝日杯はもちろん有馬記念、ラストのホープフルSに至るまで、全て獲り尽くす所存である。会員様におかれましては、どうか、なお一層のご期待をお寄せいただきたい。