11/26 11/27 5回東京・5回阪神7日8日目分

高的中率のまま、いざ師走競馬へ ~土曜阪神8R・3歳上2勝クラス~

先週のジャパンカップ(G1)の結果を見てひと言いうのであれば、「あぁ、やっぱり」が適切ではないか。先週の当欄でも触れているが、「日本の高速馬場」の懸念が的中したからである。レースは戦前の予想通りユニコーンライオンが引っ張る展開だったが、同馬はパンサラッサのように後続を大きく引き離すタイプではなく、案の定、スローペースの直線勝負となった。これではスピード不足の海外勢が上位に来られる訳がない。実際、レース上がり45秒9―34秒2にギリギリ対応できたのはグランドグローリーただ1頭だった。国際厩舎の設置や賞金増額、さらにボーナスなどを考えれば来年も海外馬を誘致することは可能かもしれないが、今年の凱旋門賞馬アルピニスタが回避したように、本当の一線級を招くのは難しいかもしれない。もちろん世界レベルの頂上決戦を見たいと念じてやまないが、果たして次回はどんなジャパンCになるのか要注目だろう。ちなみに、海外勢の苦戦を早々に提言していた弊社は、日本馬ヴェラアズールやシャフリヤールを中心に3連複・3連単でキッチリ的中を射とめている。海外勢に票が流れたおかげで人気サイドの決着にしてはそれなりの配当となったわけで、これはこれでオイシイ的中をとなったことを付け加えておく。
さて、話は変わるが、今週はダート王決定戦チャンピオンズC(G1)が行われる。昨年、衝撃の圧勝を演じたテーオーケインズが今年も参戦。近況からも衰えを一切感じないだけに抜けた人気は確定だろう。しかし、こんなときこそ波乱が起きるのも競馬の常。弊社では、ジャパンC同様に勝負鞍候補としてつぶさに調査を進めているので、当日の買い目に是非ご注目いただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜阪神8R「3歳上2勝クラス」ダ1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは、最終的に1番人気に支持された 5番ミッキーヌチバナだった。

『得意コースで反撃必至のミッキーヌチバナが中心。元来がパワータイプで平坦コースだとスピード負けしてしまう同馬。それでも不得手なローカル2戦で差のない競馬をしており、条件さえ整えば即クラス突破の力があることは明白。何より今回は、中間の調教を前走と比較にならないほど強化しており、元々が叩き良化タイプだけに使って動きに鋭さも加わってきた。広い阪神コースに替わるのは当然歓迎だし、強力な鞍上も確保してついに好走条件が整ったといえる。惜敗続きに終止符』という見立て。

レースは、ややバラッとしたスタートで軸馬5番ミッキーヌチバナも後手。積極的にハナを叩く馬がおらず5頭が横一線で進むが、8枠の12番メイショウジブリ、13番ヨーデルが進出すると、これに呼応するように1番マルカアトラスも引かない構え。結果的にコーナーワークで内1番マルカアトラスが主導権を握る。番手に13番ヨーデル、1馬身後方の12番メイショウジブリまでが先団。以降はバラついた縦長となり、中団前目に内から2番キングズソード、10番アイスヴィスタ、そして発馬で後れを取った軸馬5番ミッキーヌチバナも促して早めにポジションを回復。そこから差がなく4番フォルツァンド、6番ドルチェリア。この後ろはやや間隔が開き、3番タイスケフェイス、7番パワータイショウ。以下1馬身間隔で9番シンヨモギネス、8番カムカム、最後方に11番ファイヴレターという隊列。様子見から始まった序盤戦とは裏腹に、2コーナーあたりから1番マルカアトラスが後続を引き離しにかかるが、これに13番ヨーデルが追従する。この2頭が徐々に差を広げて向こう正面の中盤あたりで後続を4馬身引き離す展開となり、1000m通過は1分0秒3のハイペースに。そのまま縦長の隊列で3コーナーへ入ると、軽快に逃げた1番マルカアトラスの手応えが徐々に怪しくなり13番ヨーデルに並ばれる。しばらく2頭が争うが、楽な手応えで直後に迫ってきたのが軸馬5番ミッキーヌチバナだった。4コーナーに入ると一気に馬群が凝縮し、逃げた1番マルカアトラスが脱落。替わって先頭の13番ヨーデルが直線に入り追い出しを開始するも、迫っていた軸馬5番ミッキーヌチバナとの脚色は歴然。軸馬5番ミッキーヌチバナはアッという間に抜き去り、そのまま後続を引く離す独走態勢となる。注目は2着争いに移り、7頭ほどが横一線で熾烈な追い比べ。各馬とも抜け出せそうで抜け出せないジリジリした展開が続くが、ゴール直前で内から2番キングズソードが鋭くひと伸びして2着争いを制した。これにより、1着に軸馬5番ミッキーヌチバナ、2着に2馬身差で2番キングズソード、3着は渋太く粘った9番シンヨモギネスが入線した。

この結果により、「馬連2-5、730円」の的中をお届け。軸馬が完勝も混戦となった2着争いに多少ヒヤヒヤ。だが終わってみれば2、3着も対抗馬での決着であり、土曜の配信1発目で好発進となった次第。

また、他でも厳選勝負鞍の日曜阪神10R「立雲峡ステークス」「馬連7-8、500円を本線で的中。さらに重賞では、上で述べた日曜東京12R「ジャパンカップ」「3連単6-15-3、9,850円・3連複3-6-15、2,360円の好配当もお届け。先週の当欄において「大きく儲けることも弊社の重要な役割」と記していただけに、会員様も納得いただける先週末だったのではないか。
さて、競馬に携わっていると時の流れの速さに驚くことも多いが、今週からはいよいよ師走。何かと物入りの季節でもあるが、弊社においては、この年の瀬競馬で大回収すべく万全の準備をして突入する構え。会員様におかれましては、今週末の「チャンピオンズC」を含め、12月の弊社配信にご期待いただくよう改めてお願いしたい。

11/19 11/20 5回東京・5回阪神・3回福島5日6日目分

安心安全の的中劇 ~日曜阪神12R・姫路ステークス~

さて、今週は「ジャパンカップ(G1)」が行われる。近年は名ばかりの国際レースといわれていたが、今年は海外馬4頭がエントリー。誘致に懸命だったJRAからすればまずは一安心といったところだが、最大の懸念である日本の高速馬場への対策は全く手つかず。今年の外国馬が馬場を理由に惨敗すれば、再び誘致に頭を悩ませる可能性もある。来年から賞金を5億円に増額するのは良いが、国際レースとして難しい課題を抱えていることを忘れてはならない。果たして、今年のジャパンカップは一体どんな結末を迎えるのか。大いなる期待を持って見守りたい。
さて、その海外勢はフランスから2年連続で参戦するグランドグローリー、ニエル賞でドゥデュースを負かしたシムカルミ、同馬をG1パリ大賞で破ったオネストなどが参戦。さらにドイツからは破竹の5連勝と勢いあるテュネスなど、実に多彩な顔触れ。地の利がある日本馬に対してどんな競馬を披露してくれるのか大いに興味深いところだ。対する日本勢は昨年のダービー馬シャフリヤール、3歳世代で確かな力を持つダノンベールガが筆頭。どちらも秋初戦の天皇賞を叩いての参戦だけに上がり目の期待もできるが、天皇賞が激しいレースだっただけに体調面のチェックは重要だろう。さらに芝に転向後、アッという間に京都大賞典を勝利したヴェラアズールや、復権を期す2頭の牝馬デアリングタクト、ユーバーレーベンなど実績面で見劣らない馬も豊富。加えて、メキメキと力をつけてきた伏兵馬も多士済々だ。近年は堅い決着も目立っていたが、今年は久しぶりに混戦模様のジャパンカップとなりそうだ。無論、同レースも弊社は勝負鞍候補として順調に調査を進めているので、当日の最終ジャッジに是非ご注目いただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜阪神12R「姫路ステークス」ダ1400m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気に支持された2番ドンフランキーだった。

『好メンバーが揃ったが、鋭い動きで好調アピールのドンフランキーが不動の軸馬。同馬はダート1400m戦を3戦3勝のパーフェクト。前走にしても久々の右回りを外へ張る走りで1分22秒8の好タイムだった。これは今期の中京で2番目に速いタイムであり、2着を5馬身離したことも納得。580キロ台の超大型馬の割に久々を苦にしないし、調教駆けするにしても古馬OPを相手に先着するなどデキも申し分ない。右回りの阪神に替われば条件に不足なく、昇級とはいえ3勝クラスなら取りこぼす可能性は限りなく低い』という見立て。

まず、外から12番メディーヴァルがポンと好発を決めたが、内から軸馬2番ドンフランキーがスピードを活かして主導権を主張。無理に競りかける馬は見当たらず、半馬身差の間隔で4番ワイドカント、7番カセノダンサー、12番メディーヴァル。そしてラチ沿いから1番フルヴォートがこれらに取り付くように進出する。さらに1馬身差の内から6番ロードアラビアン、8番ナンヨープランタン、9番バーニングぺスカ、14番タイガーサイレンス、さらに差はなく、内から3番ホッコーハナミチ、5番ワンダーイチョウ、13番ブッチーニ。最後方は1馬身半差で11番ヴァルキュリアという隊列。
先手を取った軸馬2ドンフランキーの600m通過は35秒6とややスローに近いミドルペース。そのため馬群はかなり凝縮した形で淡々とした流れが続いた。勝負どころの4コーナー付近でも隊列は変わらず、一旦後続を引きつけた軸馬2ドンフランキーを先頭に最後の直線勝負。各馬一斉に広がった追い比べとなるが、余力十分な展開に持ち込んだ軸馬2ドンフランキーが残り400mあたりで加速し、徐々に後続を引き離す。しかしこれを唯一追いかけてきたのが7番カセノダンサー。残り200mを切ると、勝負は完全にこの2頭に絞られる。懸命に逃げ込みを図る軸馬2番ドンフランキーに7番カセノダンサーがジワジワ詰め寄りゴール直前まで白熱した攻防。最後はクビの上げ下げまでもつれた結果、7番カセノダンサーがアタマ差先着して1着。2着に軸馬2ドンフランキー、3着は勝ち馬の後ろにつけ粘り強く脚を伸ばしてきた6番ロードアラビアンが入線した。

この結果により、「馬連2-7、840円」の的中をお届け。軸馬が先に抜け出し、追いかけてきた4着馬まで対抗指名していたレースだけに、見ていて安心の的中劇だったといえよう。

また、他でも厳選勝負鞍では、日曜東京9R「3歳上2勝クラス」「馬連12-15、570円などを的中。さらに重賞でも土曜東京11R「東スポ杯2歳S」「3連複3-6-8、1,200円などの的中をお届けしている。結果的に厳選勝負鞍は4戦3勝だったが、想定以上に人気となってしまった本命が目立ち、配当面で物足りなさが残ったことは見逃せない。無論、常日頃から会員様へお伝えしている通り、「まずは的中が優先されるべきであり、配当は後からついてくるもの」という点は揺るがないが、一方で大きく儲けることも弊社の重要な役割。予想部にはその点を肝に銘じて、今週末の挽回を期待したい。

さて、早いもので11月の開催も今週でラスト。まずは冒頭でもお伝えした「ジャパンカップ」が大注目であることは間違いないが、師走競馬に向けた軍資金確保を目指す大勝負レースも順次配信される。年末に向けてますます一戦一戦が重要となってくる時期だけに、弊社も十分に対策を施しているのでどうかご安心を。会員様におかれましては、11月の締め括りに全力で挑む弊社からの配信に大きなご期待をお寄せいただきたい。

11/12 11/13 5回東京・5回阪神・3回福島3日4日目分

弊社のサポート力が光る的中劇 ~日曜東京8R・3歳上2勝クラス~

さて、今週は秋のマイル王決定戦「マイルチャンピオンシップ(G1)」。今年は安田記念の覇者ソングラインが不在ではあるが、実力伯仲の豪華な顔ぶれが揃った。まず注目は、近2戦のマイルG1を連続2着しているシュネルマイスター。秋の始動戦に初の1200m・スプリンターズSを選択するも展開が向かず9着。しかし適性外のレースだけにこの敗戦は度外視できるし、昨年より1週間長い間隔が吉とでれば当然ながら最右翼である。3歳勢からはクラシックに目もくれずマイル路線を歩んできたセリフォス、ダノンスコーピオン。それぞれ前哨戦・富士Sで1、3着と高い地力を証明しているだけに侮れない。さらに牝馬ではマイルG1・3勝を誇るソダシ。すでに牡馬相手でも通用することを証明しており、適条件に戻れば当然有力だ。さらに前走の毎日王冠で完全復活したサリオスや、成長急なソウルラッシュ、ジャスティンカフェなど伏兵も多士済々。大半の上位陣がここに至るまで順調に駒を進めてきたが、しかしG1ともなれば、さらに上昇があるか見極めるのが重要である。無論、各馬のコンディション把握は弊社の十八番。加えて先週の重賞で4戦3勝と好成績をお届けしていることも特筆できる。当然この一戦も重要な勝負鞍として配信するのでご注目いただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京9R「銀嶺ステークス」ダ1400m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは2番人気に支持された1番イグザルトだった。

『前走大敗も明確な理由があり、能力上位は揺るがないイグザルトが軸馬。その前走は馬体重プラス14キロでやや余裕残しのデキ。案の定スタートで出遅れ、内で揉まれる最悪の展開。さらに残り300mでも左右から挟まれるなど、まともな競馬ができなかった。要するに前走は全く力を出しておらず、今回の中1週には不安はない。何より、「2.1.0.0」と実績ある東京1400mに替わるのは大きな加点要素。太めをひと叩きしたことにより、この馬らしい迫力が戻ってきたことも好感できる。本来は力量最上位であり、ベスト条件で即反撃』という見立て。

各馬まずまずのスタートから積極策に出たのは軸馬1番イグザルト。一旦ハナを取り切ったものの、外から14番トーセンアランが一気に進出したため主導権を譲る。軸馬1番イグザルトは無理をせず番手におさまり、直後に内から3番ウインアキレウス、5番オーマイガイ、10番モズピンポン、12番ゴールドパラディンの4頭が並走する形で先行集団を形成。これに4馬身と大きく離れて7番ゴダイリキ、13番ラインオブフェイト、1馬身差に2番ボルカンバル、11番シゲルヒラトリが中団。さらに2馬身開いて、ジワッと追い上げる6番ヨドノビクトリー、さらに1馬身差に後方待機の9番スズカカナロア、4番プエルタデルソル、最後方に8番サンタナブルーという隊列。
主導権を握った14番トーセンアランは600mを34秒5の速いペースで淀みない展開。道中の馬群は先行、中団、後方と3集団に分かれて進み、大きな動きのないまま4コーナーに入ると一気にレースが躍動。まず仕掛けたのは終始先頭の14番トーセンアラン。早めに後続を引き離しにかかるが、これに追従したのが軸馬1番イグザルト。リードを広げたい14番トーセンアランだが、軸馬1番イグザルトは持ったままで余裕の追走をみせる。残り400mでイグザルトが追い出しを開始すると、粘る14番トーセンアランを振り切って逃げ込み態勢に入る。残り200mで完全に抜け出したものの、渋太く脚を伸ばしてくるのが12番ゴールドパラディンと7番ゴダイリキの2頭。やや脚色に陰りの見える軸馬1番イグザルトを目掛けてジワジワ迫り、ゴール直前で外から12番ゴールドパラディン、内から7番ゴダイリキにパスされてしまう。結果、完璧な立ち回りで抜け出した12番ゴールドパラディンが1着。2着にゴール直前でひと伸びした7番ゴダイリキ。この2頭に目標にされた軸馬1番イグザルトは3着に入線した。

この結果により、「3連複1-7-12、1,470円」の的中をお届け。馬連的中はゴール寸前で取りこぼしてしまったが、レース直前に配信したサポートメールによる「対抗1点目12番ゴールドパラディンは距離不問の安定感がありここでも崩れる可能性は低い。また軸馬だが、ここが実質の昇級初戦と考えれば念を押して3着まで想定した方が無難。この2頭からの3連複を推奨する」との指示が奏功して好配当を計上。弊社の馬券サポート力が光る的中鞍となった。なお厳選勝負鞍では他にも的中をお届けし、この週は的中率50%とまずまずの成績。弊社の看板予想だけに、今後も4の2を最低限の喫水線とし、プラス収支をお届けするのが努めだ。年末が近づいているだけに、弊社予想部には改めて肝に命じてもらいたい。

また、先週は4鞍の重賞が施行されたが、土曜東京11R「武蔵野S」「3連複7-8-11、3,830円や、土曜阪神11R「デイリー杯2歳S」「馬連2-10、1,300円・3連複1-2-10、2,220円、さらに日曜福島11R「福島記念」では「3連複1-2-7、1万3,320円と、万馬券的中を含む4戦3勝をマーク。中でも、福島記念のユニコーンライオン(10番人気・1着)の復活は見事。それを予知した弊社予想部も慧眼だろう。エリザベス女王杯はウインマリリン(5番人気・3着)を本命にするも12番人気ライラックが痛恨のヌケとなってしまったが、それを補ってあまりある固め打ちをお届けした次第だ。

さて今週は、冒頭でもお伝えした「マイルチャンピオンS」が大注目。先週の重賞で4戦3勝と的中を重ねた弊社予想陣からすれば、重賞が1日1鞍となる今週末は総力を上げて取り組めるまさに絶好機。当然ながらその期待度は極めて高いと付け加えておこう。会員様には引き続き期待をもって配信をお待ちいただきたい。

11/5 11/6 5回東京・5回阪神・3回福島1日2日目分

弊社らしいダブル的中劇 ~日曜東京8R・3歳上2勝クラス~

いよいよ今週から年末までのG1レース8連戦が幕を開ける。その先陣を切って迎えるのは牝馬の頂上決戦「エリザベス女王杯」。同レースの冠は1975年に女王陛下が来日したのを記念してつけられたもので今年47回目を迎える。今年9月にエリザベス女王が亡くなったことにより、レース名称の変更や今後の存続などの話題が上がったが、いまのところ変更はない見込みだ。今年は追悼の意を含む一戦ともいえるが、競馬をこよなく愛した女王に捧げる強く美しいレースを期待したい。

そんな今年のメンバーは、好勝負を演じるに相応しい顔ぶれ。まず注目は牝馬クラシックを大いに盛り上げた3歳馬。秋華賞馬スタニングローズを筆頭に、同2着のナミュール、オークス4着後に自己条件を快勝して挑むピンハイなど実に強力な布陣。過去の3歳馬は優秀な連対率を残しているだけに、有力勢であることは間違いない。また、これを迎え撃つ古馬勢も強烈だ。その代表格3冠馬デアリングタクトは久々のオールカマーを叩いて上昇気配。そのオールカマーの勝利で一線級の仲間入りを果たしたジェラルディーナ、王道ローテの府中牝馬Sでソダシを破ったイズジョーノキセキ、そして同レース3着の良血アンドヴァラナウト。さらに牡馬相手の札幌記念、オールカマー、京都大賞典で各々3着に好走したウイン軍団3頭も怖い存在だろう。また、調子がモノをいう牝馬だけに、近走好走で勢いのある伏兵陣も要警戒だ。とかくコンディションの見極めが重要となる牝馬だが、こと競走馬の状態把握に関しては弊社の得意分野である。当然この一戦も重要な勝負鞍として配信するのでご注目を。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京8R「3歳上2勝クラス」ダ1400m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは2番人気に支持された12番レオノーレだった。

『牝馬同士なら性能上位のレオノーレが中心。前走は初めて馬券圏外の4着となったが、出遅れて揉まれたことや砂を被るなど初モノ尽くしの一戦。それでいて大きく崩れずに走れるあたり、やはり力がある。前走時は馬体に余裕があり一度使ったここが勝負であることは間違いなく、レース後に鞍上が「いい経験になった」とコメントしたことも納得。実際、この中間の動きは素軽く、コンディションは明らかに前走以上。阪神ダート1400mはすでに経験済みであり、牝馬同士なら強力な首位候補』という見立て。

レースはほぼ揃ったスタート。注目の先行争いは真ん中から9番リファインドマナーが一旦出るが、内から速いのは前走の初ダートを逃げて快勝した6番ハイアムズビーチ、外からは14番ウラカワノキセキ。揉まれたくない6番ハイアムズビーチが引かずに主張し、そのまま後続を引っ張る展開。これにやや掛かり気味に15番コモレビキラリが追走し、半馬身差に無理なく流れに乗った軸馬12番レオノーレ、徐々にポジションを下げた9番リファインドマナーがおさまる。さらに1馬身おいて2番ハッピースワニーまでが先行集団を形成。ここから1馬身半差で11番マテンロウルビーがポツンと追走し、中団前目から後方にかけてはややバラッとした隊列で16番エイシンヌプリ、3番パラノイド、4番リンクスルーファス、7番メイショウイッコン。1馬身半差で3頭が固まり、内から1番モリノカワセミ、5番ペイルライダー、10番マイコレット。最後方に13番トリッチトラッチという隊列。ハナを取り切った6番ハイアムズビーチは前走同様に軽快に先行。序盤の先行争いで2ハロン目に10秒台が出て、前半3ハロン35秒2、5ハロン59秒7と速めのミドルペースとなる。中盤が淡々と流れたことにより隊列に大きな変化はなく、6番ハイアムズビーチが先頭のまま直線の攻防へ。後続に1馬身ほど差をつけた6番ハイアムズビーチは依然、持ったままで手応えを残しているが、横に広がった後続勢も同じく力を溜めながらタイミングを計っており騎手のウデのみせどころ。後続が徐々に追い出しを開始するが、先頭の6番ハイアムズビーチはまだ我慢の走り。しかし残り300mにさしかかると、一気に後続が押し寄せ6番ハイアムズビーチも合わせるように追い出しを開始する。懸命に粘る同馬を目掛けて、併せ馬のような形で15番コモレビキラリ、2番ハッピースワニー、軸馬12番レオノーレが猛追して徐々に差が詰まる。残り100m付近で15番コモレビキラリが脱落するが、2番ハッピースワニー、軸馬12番レオノーレの進撃は止まらない。逃げる6番ハイアムズビーチを交わした後も2頭の接戦はゴール直前まで繰り広げられたが、最後にもうひと伸びした軸馬12番レオノーレが半馬身ほど抜けて1着入線。2着は最後に競り負けた2番ハッピースワニー。粘り込んだ6番ハイアムズビーチが3着に入線した。

この結果により、「馬連2-12、1,220円&3連複2-6-12、960円」のダブル的中をお届け。戦前は軸馬12番レオノーレと6番ハイアムズビーチの一騎打ちムードだったが、後者はまだダート2戦目で距離課題という点を考慮し、馬連へも資金配分したことで十分な利益を計上。弊社の馬券サポート力が光る的中鞍となった。

また、他の厳選勝負鞍では、土曜東京10R「ノベンバーS」の「3連複1-4-5、990円で的中を上乗せ。先週の当コラムにて厳選勝負鞍で「即挽回をお約束したい」と公言した通り、納得をいただける的中をお届けした次第だ。
さて、冒頭でもお伝えしたが、今週から年末のホープフルSまで8連戦とまさに息つく暇のないG1シリーズが開幕。秋序盤戦の菊花賞・天皇賞などを含む重賞戦線で数々の的中を重ねてきた弊社予想陣も、調査に余念なく引き続き万全の体制を継続中である。今週末のエリザベス女王杯においても続々と有益な情報が舞い込んでおり、その期待度は極めて高いと付け加えておこう。皆様には引き続き期待をもって配信をお待ちいただきたい。

10/29 10/30 4回東京・4回阪神8日9日目・4回新潟5日6日目分

公約を果たした一戦 ~日曜東京11R・天皇賞(秋)~

まずは先週土曜の振り返りから。アルテミスSのここ2年の優勝馬(20年ソダシ、21年サークルオブライフ)は共に次走で阪神JFを制覇。その他にも19年の年度代表馬リスグラシュー(16年1着)や、G1を4勝したラッキーライラック(17年1着)などを輩出している出世レース。今年は2番人気ラヴェルが勝利したが、新馬戦のパフォーマンスからして納得の結果。そのデビュー戦は上がり3ハロン12.0-11.7-11.3と加速ラップで差し切ったもので、これは2歳時のドウデュースやクロノジェネシスといった名馬が残した記録に比肩する数字だった。単勝1.4倍に支持されるも2着に屈したリバティアイランドは新馬戦で31秒4という驚愕の上がりをマークしているが、当時の前半3ハロンは38秒2の超スロー。案の定というか、今回の前半35秒8というペースでポジションを下げてしまい、直線で進路を失ってしまった。それでも剛脚はさすがのひと言だったから、重賞経験を積んだ次走以降は逆襲必至。いずれにせよ今回の上位2頭は将来性も含めて楽しみな好素材である。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京11R「天皇賞」芝2000m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気に支持された7番イクイノックスだった。

『昨年は19年ぶりに3歳馬が勝利したが、今年も若駒優勢と見てイクイノックスを本命に指名する。同馬は今春のクラシックに連続出走。その初戦・皐月賞は異例となる5ヵ月ぶりのレースで、序盤に他馬にぶつけられる不利があった。そしてダービーでは直線入口でややスムーズさ欠くも後方から上がり最速で鋭進。いずれも2着だったが、両レースとも大外18番枠だったことを考慮すれば立派という他ない。ここは再び5ヵ月ぶりの臨戦となるが、放牧でじっくり英気を養って7月時点で本レース参戦を表明。9月30日に帰厩すると軽めの調整からスタート。先週のウッド併せ馬では、ルメール騎手の手綱でかなり強い負荷を掛けられ、力感たっぷりの伸びを見せた。そして今週の左右からタイトに挟まれる3頭併せでは、プレッシャーをものともせず進んで抜群の集中力を発揮。もともと体質の強い馬ではなくゴリゴリの攻めはできないが、本馬なりに成長の跡も見られるなど現時点では満点のデキに仕上がった。現在の東京芝は外差しも決まるコンディションであり、言わずもがな実績も十分。やっとまともな枠を引き当てたここは雪辱のチャンス』という見立て。

レースは発馬で15番カデナ遅れるが他はまずまずのスタート。東京2000m特有の1コーナーまで距離が短いなかでの先行争い。近走でモタついたスタートから一変した3番パンサラッサが勢いよく先頭で飛び込んでいくが、外から10番ノースブリッジが強引にポジションを取りに仕掛ける(岩田康騎手は2日間の騎乗停止)。2コーナーの手前まで2頭が併走するがコーナーワークで内3番パンサラッサが徐々に出るとノースブリッジは対抗せず一旦2番手。すると12番バビットが10番ノースブリッジを交わして2番手に浮上すると、内にいた1番マリアエレーナがこの争いの煽りを受けて4番手から5番手まで後退。この間隙をついて外から9番ジャックドールが4番手に進出する。中団は8番シャフリヤール、内6番ジオグリフ、内に潜り込んだ2番カラテ、13番アブレイズとひと固まり。この集団を見る形で7番イクイノックスはプレッシャーを受けることなく中団で前を見る形。以下はバラけて5番ダノンベルーガ、4番ポタジェ、1馬身半開いて14番ユーバーレーベン、最後方に15番カデナという隊列。逃げる3番パンサラッサは最初の3ハロンを12秒6-10秒9-11秒2と強烈な逃げで1000m通過57秒4のハイペースを演出。こうなると後続から無理に追い上げてくる馬は皆無。逃げる3番パンサラッサは1000m通過後も11秒台中盤のラップで後続を寄せ付けず、3コーナー中間では約15馬身の差をつける圧巻の逃走劇。ようやくペースの上がってきた後続勢が直線に入り追撃態勢をとるが、前を行く3番パンサラッサとの差はまだ10馬身ほど。直線の坂を迎えてからさすがに3番パンサラッサも脚色が鈍ってくるなか、前目にいた9番ジャックドールを先頭に各馬がポジションを探りながら追い出しを開始。中団で流れていた人気上位馬は、馬場の3分どころから8番シャフリヤール、内に切れ込んだ5番ダノンベルーガ、大外に持ち出した7番イクイノックスらが猛然と脚を伸ばしてくる。なかでも抜群の末脚を披露したのが馬場の真ん中を選択した7番イクイノックス。逃げる3番パンサラッサとの脚色の差は歴然も、迫るゴールまでに届くかどうか手に汗にぎる争いとなるが、ゴール手前で7番イクイノックスが見事捉えて悲願のG1初制覇となった。2着には最後まで良く凌いだ3番パンサラッサ、3着は内に切れ込んで最後まで脚を伸ばした5番ダノンベルーガが入線した。

この結果により、「3連単7→3→5、23,370円」の的中をお届け。配当的にはパンサラッサ勝利の方が良かった(イクイノックスを2着に付けた買い目もあった)だけに、喜び7割、悔しさ3割といったところか。それにしても、パンサラッサの忖度なしの逃げは適当な言葉が見つからないほど強烈だった。「令和のサイレンススズカ」という異名も納得で、おかげでゴマカシの利かない力比べのレースとなった。中でも追い出しをジッと我慢したルメール騎手はさすが。近頃は精彩を欠く手綱もあったが、この大一番で決めるあたり、まだまだその手腕は健在だろう。なお、敗れた上位人気馬のなかには本調子でなかったものやコース適正で屈したメンバーもあり、今後の逆襲には注意したいところ。兎にも角にも、先週の当コラムで述べた天皇賞・秋の的中をお届けするとの約束は果たせた。会員の皆様には改めて的中おめでとうございます、とお伝えしておく。

また、他でも目イチの勝負として提供した混戦ムードの日曜阪神10R「古都S」の「馬連3-4、1,230円で的中を上乗せ。さらに安定的中を継続中の新馬未勝利予想では土曜阪神2R「2歳未勝利」の「馬連1-11、870円もお届けできた。先週の収支は上記3レースで十分プラス域ではあるが、厳選勝負鞍では日曜東京10R「ペルセウスS」の「馬連9-12、310円」のみと反省点もある。プラス収支なら問題なしという意見もあるだろうが、厳選勝負鞍は弊社の看板であり、当然ながら即挽回をお約束したい。
話は変わるが、今週はG1もひと休み。しかし大きな配当に期待ができる重賞が4鞍もスタンバイしており、もちろん弊社ではそれぞれに秘策あり。弊社の会員様ならご存知の通り、G1の谷間にこそ「お宝」が眠っているものである。どうか皆様には、引き続き先週以上の期待をもって配信をお待ちいただきたい。

10/22 10/23 4回東京・4回阪神6日7日目・4回新潟3日4日目分

反転攻勢を期す ~土曜東京8R・3歳上2勝クラス~

先週はクラシック3冠最終戦の「菊花賞」が阪神競馬場で施行された。レースを振り返ると、逃げたセイウンハーデスが掛かり気味に先行したため、1000m通過は58秒7。昨年のタイトルホルダーでさえ60秒ジャストのペースだったことを考えれば、驚異的なペースである。その後も1ハロン13秒台に落ち込んだのはたったの1度のみと、まさに究極のスタミナ勝負となった。先行勢が総崩れになっても不思議ないハードな展開だったが、勝ち馬アスクビクターモアは2番手をキープ。騎手も馬も全く躊躇せず自分たちの競馬で押し切ったのだから、「天晴れ」のひと言である。Vタイムは昨年のタイトルホルダーの勝ち時計3分4秒6を優に上回る3分2秒4のレコード。しかし、この競馬に限っていえば、暴走して急流を作ったセイウンハーデスにお膳立てされた感も否めない。スパッとキレる脚がなく、スタミナを活かした粘り込みを信条とするアスクビクターモアにとって、まさに垂涎ものの展開であったことは誰もが認めるところだろう。もちろん勝利自体は大いに褒めるべきだが、果たしてこの先のG1戦線において主役級となり得るかは多少の疑問が残る。勝利者には大きな勲章と同時に課題も残った。そんな印象を抱かせる今年の菊花賞であった。
さて話は変わるが、今週末はいよいよこの秋の中距離王決定戦「天皇賞・秋」が施行される。昨年の覇者エフフォーリアが早々に回避したのは残念だが、ダービー馬シャフリヤールを筆頭に春のクラシック上位馬ジオグリフ・イクイノックス・ダノンベルーガの強力3歳勢や、札幌記念にて快速馬対決ワンツーを決めたジャックドール、パンサラッサなど実に豊富なタレントが揃った。果たして、上記の実績馬同士の決着になるのか、虎視眈々と一発を狙う伏兵馬の台頭があるのか。興味は高まるばかりだ。無論、弊社においても勝負鞍候補の筆頭であり、中間も面白い情報が続々と舞い込んでいるので、どうか当日の配信をお楽しみに。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜東京8R「3歳上2勝クラス」ダ1400m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気に支持された7番ロードアラビアンだった。

『昇級初戦でもここは通過点とみてロードアラビアンを軸馬指名。前走はプラス22キロと成長した逞しい体つきで復帰。休み明けの影響から序盤こそ遅れ気味になったが、徐々にスピードアップするとポジションを奪回。直線に入り追い出すと鋭い伸び脚で突き抜け、2着を3馬身突き離す完勝劇だった。そこからさらに上積みが見込める今回は、併せ馬で若干遅れたものの上々の時計をマーク。叩き2戦目、距離も2戦目とパフォーマンス向上は明らかだし、ここは現級で頭打ち感の強いメンバー構成でもある。素質馬が軌道に乗った以上、このクラスは即突破』という見立て。

レースはまずまず揃ったスタートで、内から1番バクシン、4番ジャガード、5番マリーアミノルが並んで前に出るが、これに外から10番タイキフォースも加わり4頭の先頭争い。直後は内から3番パルデンス、6番ジョイウイン、軸馬7番ロードアラビアン、11番オレデイイノカが追走し、先行集団は大きな塊となる。中団前目はおさえて追走する13番ミフトゥーロ、半馬身差で15番ホウオウモントレー、1馬身差に8番ロレンツォ、16番バルミュゼット。後方は2番サトノワールドなど3頭が続き、最後方にポツンと12番ロゼキルシュという隊列。久々に逃げの手に出た1番バクシンのペースは800m通過47秒8。ほぼ平均ペースの逃げで道中の隊列に変化はなかったが、4コーナーでは先行勢が一気凝縮し6頭ほどが横一線。早めの粘り込みを図る1番バクシンを目掛けて最初に詰めてきたのは10番のタイキフォース。両馬の差がジワジワとなくなり一騎打ちの様相をみせ始めた直後、馬場の中央からエンジンのかかった7番ロードアラビアンが猛烈な伸び脚で迫る。残り200mを切っても追い比べを続ける1番バクシンと10番タイキフォースだったが、外から迫る7番ロードアラビアンとの脚色の違いは明白。残り100mで2頭を交わすと2馬身1/2引き離して1着ゴール。力の違いを見せつける完勝劇となった。注目の2着争いはなだれ込みを図る10番タイキフォースを一気に差した16番バルミュゼットに軍配。3着はそのまま10番タイキフォースが入線した。

この結果により、「馬連7-16、630円」の的中。最後にもつれた2着争いだったが、3着馬もシッカリ相手候補に指名しており、見ていて安心の的中劇だったといえよう。

さらに、このコラムで時折お伝えしている新馬未勝利戦では、土曜阪神1R「2歳未勝利」の「馬連3-8、850円を的中。また、土曜東京11R「富士ステークス」の「3連単10→13→14、2,550円をお届けできた。先週に続き複数の的中をお届けするなど全体的に好調を維持しているものの、肝心の厳選勝負鞍での的中は上記の東京8Rのみとやや寂しい結果に。展開のアヤ、ゴール寸前で交わされるなどツキがなかったことも確かだが、それでも軸馬は4レース中3鞍で完勝するなど予想の方向性は決して間違っていないから、修復は即可能だろう。ここでもう一度足元を見つめ直し、厳選勝負鞍はもとよりG1「天皇賞・秋」でも的中でお返しする所存である。会員様におかれましては、引き続き大きな期待を胸に、今週末の情報配信をお待ちいただきたい。

10/15 10/16 4回東京・4回阪神4日5日目・4回新潟1日2日目分

的中量産の勢い続く ~日曜新潟12R・3歳上1勝クラス~

先週は3冠牝馬の最終戦「秋華賞」が施行された。近年はオークスからの直行が勝利トレンドになっていたが、勝ったのは「紫苑S」で順調にステップを踏んだスタニングローズ(3番人気)だった。レース序盤は好発から無理なく先行勢を見る4、5番手につける器用さを発揮。要所の反応も上々なレースぶりで、一度使った効果が如実に表れていた。直線に入っても最後までシッカリ脚を使って伸びると、そのまま後続を抑え込む素晴らしい競馬。人馬ともに嬉しいG1初勝利となった。2着のナミュールはオークスから直行で、馬体も20キロの大幅増。馬体維持に手一杯だった春当時と比較するまでもなく、明らかに逞しさが増していた。レースは折り合い重視で中団を無理なく追走し、直線でも抜群の伸び脚だったが半馬身だけ届かず。4角で左に膨れずにスムーズなら逆転の可能性もあっただろう。3着は残念ながら3冠達成とはならなかったスターズオンアース。こちらも一頓挫あったとは思えない素晴らしい仕上がりだったが、スタートで痛恨の出遅れ。それでも後方14番手から馬群を縫うように追い上げた脚はさすが2冠馬と言う他ない。競馬にタラレバはないが、スタートさえまともならさらに際どい勝負だったはずだ。
レース全体は、戦前の予想通り逃げて連勝中のブライトオンベイスが引っ張る展開。1000m通過が59秒7の平均ペースだったが、これは昨年の通過より1秒5速く、完全に地力勝負の様相。どんな結末を迎えるか注目していたが、終わってみれば春の実績馬が上位独占と勢力図に変化はなかった。仕方のないことだが、上位3頭以外には非常に物足りなさを感じたと言わざるを得ない。特にアートハウス、サウンドビバーチェ、プレサージュリフトなどは、これからも顔を合わせる機会のあるメンバー。いったいどのように巻き返してくるか、今後も興味深く注目していきたい。なお、弊社では上記「秋華賞」も的中したことを追記しておこう。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟12R「3歳上1勝クラス」ダ・1200m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気に支持された7番ワールドコネクターだった。

「年初は苦戦が続いたが、一気に条件変更した前走で適性を示したワールドコネクターが中心。前走は7ヵ月振りで、前々走の芝2200mからダ1200mへと大胆に舵を切った一戦。さらにブリンカーも装着と、陣営の意欲あふれる初モノ尽くし。レースは、発馬で躓いて序盤に脚を使った分だけ最後に甘くなったが、粘り込んで0秒1差の3着を確保。陣営の対策が当たり、大きく着順を上げた。ここは再度のダ1200mだが、もともと530キロ超の大型馬だけに一度叩いた上積みが大きく見込める。実際、気合い乗りや動きが格段に良化しているし、条件2度目の慣れもプラス材料。本来は発馬が上手く、スタート五分なら勝ち負け必至」という見立て。

レースは、11番カップッチョがポンと好発を決めるが、最内1番バオバブスピリットが押して先手を主張。続いて5番アイファーリンクス、軸馬7番ワールドコネクターが並んで番手追走し、その直後に8番メイショウグラニー。この4頭がやや後続を離し先行集団を形成した。しかし一旦控えた12番ワンダーヘイルネスが、早めに進出を開始して先行勢の直後まで進出。中団に4番ブレーヴトライ、11番カップッチョ、さらに2馬身ほど開いて3番ライラテソーロ、6番ルワンジュ、9番ドクターマンボウ。そこからさらに3馬身ほど遅れた最後方に2番バウンティハンター、10番コンバットマーチという隊列。逃げた1番バオバブスピリットの600m通過は46秒4のハイペース。当然、隊列は縦長になるが、逃げ馬をマークしている5番アイファーリンクス、軸馬7番ワールドコネクターは余裕を感じさせる追走ぶり。直線に入ると1番バオバブスピリットの脚がいっぱい。変わって番手追走の5番アイファーリンクス、軸馬7番ワールドコネクター2頭の追い比べとなる。ジワジワと後続を引き離す2頭だが、これに負けず追い込んでくるのが12番ワンダーヘイルネス。残り200mを切ったあたりで5番アイファーリンクスが完全に失速すると、手応え十分の軸馬7番ワールドコネクターが抜け出しにかかる。急追する12番ワンダーヘイルネスをよそに残り100mで軸馬7番ワールドコネクターが独走状態。そのまま危なげなく押し切り1着で入選した。2着は最後に押し上げてきた12番ワンダーヘイルネス。3着には、長く脚を伸ばしてきた11番カップッチョが入選した。

この結果により、「馬連7-12、790円」を的中。レース前は初ダート8番メイショウグラニーと人気を2分していたが、前走で一変した軸馬の能力を「本物」と見極めた弊社らしい的中劇となった。

さらに、日曜阪神6R「3歳上1勝クラス」の「馬連10-13、320円」、など、日曜日の厳選勝負鞍は連勝をお届け。さらに上記でもお伝えした注目のG1「秋華賞」も3番人気のスタニングローズを不動の軸馬に抜擢して難なく的中し、午前の注目レースとしてお伝えしている新馬未勝利予想でも土曜新潟3Rの馬連980円、日曜新潟1Rの馬連1,410円と2戦2勝の的中をお届けするなど、アスコットの勢いは止まらなかった。引き続き調査・研究の努力を惜しまず、また好結果に奢ることなく、今後も多くの的中をお届けしていく所存だ。

さて、今週末はいよいよ牡馬クラシック三冠目「菊花賞」である。皐月賞・ダービー馬は不在で、例年通り一筋縄ではいかない様相。注目はラスト1冠にかけるアスクビクターモア、連勝でセントライト記念を制したガイアフォース、神戸新聞杯を制したジャスティンパレスあたりだが、下克上を狙う伏兵陣も多士済々。この時期の3歳馬には過酷な3000mであり、過去に何度も人気薄が穴を開けてきたレースでもある。当然ではあるが、競走馬の能力把握に長けている弊社アスコットらしく、今回も穴をあけそうな激走馬の調査を行なっている。現在の勢いをさらに加速すべく、「菊花賞」では的中はもちろん配当にも期待したいところだろう。もとより、厳選勝負鞍、さらに新馬未勝利予想でも引き続き万全の態勢で臨む今週末に、引き続き多大なるご期待をいただきたい。

10/8 10/9 10/10 4回東京・4回阪神1日2日3日目分

的中量産の3日間開催 ~日曜東京12R・3歳上1勝クラス~

G1はひと休みとなった先週だが、注目レース目白押しの熱い3日間開催だった。土曜の「サウジアラビアRC」は、逃げたグラニットが前半3ハロン34秒8で率いたが、それを上がり最速33秒4で交わしたのがドルチェモアだった。勝ち時計1分33秒4はG3格付けとなった16年以降で19年サリオス1分32秒7、17年ダノンプレミアム1分33秒0に次ぐ第3位の好タイム。これに続くのが18年グランアレグリア1分34秒0といずれも名馬揃いだから、ドルチェモアも後にG1ホースに輝く可能性は少なくないだろう。問題は、単勝1倍台で0秒7差の4着となったノッキングポイント。新馬戦の大人びた勝ち方で人気したが、当時より5ハロン通過が約4秒速かった今回のペースには対応できなかった。どの馬も経験が少ない2歳戦の恐さを再認識させられる結果だといえる。
続く日曜はG1馬が4頭揃った「毎日王冠」。良馬場で大方の予想通り時計勝負ではあったが、サリオスのレコードVはさすがに圧巻だった。直線で包まれる局面がありつつも、最後は前を行くジャスティンカフェとダノンザキッドの間を割って、従来レコードを0秒1上回る1分44秒1。一昨年に続く勝利となったが、当時よりもう一段強さが増した雰囲気もある。次走予定のマイルCSでは、激走した今回の疲れを残さないことがテーマか。本レースは前後半4ハロンがそれぞれ46秒2と実力差が出るハードなペースだったから、2、3着のジャスティンカフェ・ダノンザキッドも立派のひと言。前者は本当の強敵と初対戦も、一瞬は勝ったと思わせる伸び。改めてG1級の能力を示してくれた。レース前にゲートから飛び出した後者は、外枠発走もなんのその。相変わらずメンタルの課題は残るが、やはり地力は高い。
そして最終日は「京都大賞典」。1番人気ボッケリーニが単勝3.2倍で、20倍以下がずらり10頭という大混戦ムード。それを上がり3ハロン33秒2の末脚で一刀両断したのが2番人気のヴェラアズールであった。5歳の同馬は今春から芝へ転向し、2勝クラスから一気にオープンまで登り詰めた遅咲き。それが重賞初挑戦のこのG2を圧勝、しかも稍重の中で一頭だけ異次元の脚を使ったのだから、新星誕生といわざるを得ない。おそらく有馬記念の投票でも上位にくるはずで、師走の中山の馬場も合いそうな雰囲気。年末のグランプリへのエントリーを楽しみに待ちたいところ。なお、弊社では上記「毎日王冠」「京都大賞典」それぞれで的中をお届けした。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京12R「3歳上1勝クラス」ダ・1300m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気に支持された5番オールフラッグだった。

「今春から着実に成長を遂げ、昇級初戦の前走でいきなりクラス突破にメドを立てたオールフラッグが中心。その前走はスローの展開で早めに仕掛けた勝ち馬にうまく運ばれたが、同馬も好位の内からロスなく立ち回り際どく迫った。結果的に2着にはなったが、タイム差なしと勝ちに等しいレースだったといえる。今回は圧勝した2走前と同舞台の東京1300mに替わり、さらに条件が好転。あいにくの天候だが、脚抜きのいい馬場にも実績がある。この中間は短期放牧を挟み、帰厩後はいい意味で闘志あふれデキも絶好。陣営は意図的にこの舞台を狙っており、順当に勝ち負けと判断」という見立て。

レースは、馬場入りでミンナノユメミノルが放馬したが、なんとか全馬ゲートイン。ほぼ揃ったスタートで、勢い良く出た3番ミューティーが先頭。続いて今回は出遅れなかった4番ソールズベリーと2番エコロブラスト、6番グッドフォーチュンが先団を形成したが、スタートから押していった軸馬5番オールフラッグも5番手に追従する。後方待機は12番マブセレナードと13番ハクサンポラリス。900m通過が52秒4とミドルペース。4コーナーでは逃げた3番ミューティーがまだ先頭だったが、ここで唯一、2輪競技のように馬体を傾けて加速したのが5番オールフラッグだった。残り400mでは3番ミューティーから2馬身ほど後ろに5番オールフラッグと4番ソールズベリーが馬体を併せ、あとの馬群はさらに2馬身ほど後方。3番ミューティーがムチを入れたタイミングでまず5番オールフラッグがパスし、ひと呼吸おいて4番ソールズベリーもこれに追随。しかし軸馬オールフラッグの勢い止まらずそのまま独走態勢。粘る4番ソールズベリーに2番エコロブラスト、6番グッドフォーチュン、10番ミンナノユメミノルが迫るがワンテンポ遅い様相。結果、そのまま1着に軸馬オールフラッグ、そこから2馬身半差の2着に4番ソールズベリー、3着争いは大接戦の末に2番エコロブラストが入選した。

この結果により、「馬連4-5、1,480円」の的中。東京ダート1300m・重馬場という条件における軸馬の優位性を読み切った弊社らしい的中劇となった。
さらに、土曜東京10R「西湖特別」の「馬連1-16、1,100円日曜阪神9R「3歳上1勝クラス」の「馬連3-14、600円など、連日にわたり的中をお届け。また重賞では前述の通り、日曜東京11R「毎日王冠」の「3連複3-4-9、2,110円月曜阪神11R「京都大賞典」の「馬連2-10、1,250円」「ワイド2-10、510円」「ワイド10-11、1,170円」「3連複2-10-11、3,000円を的中。後者においては4つの買い目がヒットするパーフェクト的中となった。というわけで、この3日間開催の厳選勝負鞍は7戦4勝、メインレースは3戦2勝と、的中率・回収率ともに上々の戦績となった。競馬に好不調はつきまとうが、この結果は日頃の地道な調査や研究の賜物だろう。実際、多くの会員様から評価のお声をいただけたことは喜ばしい限りである。

さて、来週はいよいよ牝馬クラッシック三冠目の「秋華賞」。故障からぶっつけで駒を進める2冠馬スターズオンアースや、前哨戦を順調に消化した有力馬など話題は豊富。しかし、そこは弊社アスコットらしく意外な穴馬もご用意できそうだ。先週の勢いを駆って勝負する重賞はもちろん、厳選勝負鞍でも興味深い軸馬候補が揃っている。G1レース3連戦が始まるが、まずは今週末の買い目に多大なるご期待をいただきたい。

10/1 10/2 4回中山・5回中京8日9日目分

盤石の体制で東京・阪神開催へ ~土曜中京8R・3歳上2勝クラス~

秋のG1シリーズ開幕を告げた先週の「スプリンターズS」。勝利したのは8番人気の低評価を覆したジャンダルムだった。内枠から好位3番手を確保し、後続をきっちり抑えた走りは馬・鞍上ともに完璧な競馬だった。だが、勝ちタイム1分7秒8は褒められた時計ではないし、「内の先行有利」が顕著だった馬場も無視はできない。ジャンダルムは絶好の2番枠だっただけに、トラックバイアスに助けられた面も少なくないはずだ。その点、9番枠から5着だったナムラクレアは情状酌量の余地があるかもしれない。最後の坂で止まったところは気になるが、今後の巻き返しに期待といったところだろう。問題は1番人気で14着と不可解な凡走に終わったメイケイエール。13番枠を考えれば序盤から上手く流れに乗れていたように見えたが、3角からスピードを上げるいつもの姿は見られず。それどころか、4角を過ぎて”いざ”という場面になると完全に失速してしまった。本レースと相性の良い前哨戦「セントウルS」を快勝して完璧なローテで挑んだはずではあるが、結果的に中2週と詰まったローテが災いしたのか、はたまた、久々の右回りが影響したのか……。改めて、気性難を抱えている馬の恐さを再認識させられるスプリンターズSとなった。さて、今週から舞台は東京・阪神開催に移行し、初週は3日間開催。G1戦は一休みとはいえ、土曜日「サウジアラビアRC」はのちのG1馬を多数輩出している注目の2歳重賞。そして日曜日「毎日王冠」と月曜日「京都大賞典」は天皇賞・秋の重要な前哨戦である。当然、弊社では各レースとも【特ダネ】を用意しての勝負態勢。けっこうな穴馬もピックアップされているので、今週末の提供にご期待を。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中京8R「3歳上2勝クラス」ダ・1900m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された1番トウセツだった。

『自己条件に戻れば即反撃が可能なトウセツが軸馬。2走前の「インディアT」では次走で3勝クラスを突破したアラジンバローズと接戦を繰り広げており、現級上位の存在であることは疑いようのない事実。前走の重賞においても、発馬後手でスムーズさを欠きつつ地力で押し上げている。この中間は9/13に宇治田原S(滋賀)から帰厩し、すこぶる順調な様子を見せた。肝心の調教では遅れが目立ったが、もともと稽古は動かない実戦タイプだけに心配は無用だろう。ある程度の位置から長くいい脚を使えることから、中京コースは2戦2勝のベスト舞台でもある。発馬さえ五分なら順当に勝機到来』という見立て。

レースは横一線でのスタート。無理にハナを主張する馬もおらず、内から6番アイスヴィスタ、5番マリモリスペシャルがジワッと先行。これに外から12番ニホンピロハーバ―、15番メイショウコジョウが続き、軸馬1番トウセツは出たなりで6番手を追走。これを追いかける10番サワヤカコーズサンも差がなく、内から8番トミケンカラバティ、9番レッドエンヴィー、11番シゲルバクハツは先行勢から2馬身ほど開いた中団前目のポジション。その後方に13番オウケンロジータ、2番ワセダハーツ、3番プルレスカ。さらに2馬身ほど離れて最後方にポツンと14番ダッシュダクラウンという隊列。さほど速くないペースの割に、隊列は縦長となりそのまま向上面へ入る。各馬が折り合いに専念している中、このペースを嫌って一気にマクリの手に出たのが10番サワヤカコーズサン。先頭まで躍り出ると2馬身ほど差をつけて隊列を引っ張る。これに刺激され徐々にペースが上がり始めると4角手前から馬群が固まり始める。押し切りを図る10番サワヤカコーズサンに余力はなく、マイペースで運んでいた5番マルモリスペシャルが迫りジワジワと差を広げ始める。これを追いかけるのが4番ペイシャオウユー、15番メイショウコジョウ。さて、肝心の軸馬1番トウセツを見ると、鞍上の大きなアクションの割にまったく伸び脚がみられない。残り200mでもポジション変わらず、大勢が決するかに見えた矢先のこと。やっとのことエンジンのかかった軸馬1番トウセツと11番シゲルバクハツが猛然と追い込みを開始。残り100mを切ったところで一気に先行馬を交わした軸馬1番トウセツが先頭に躍り出る。さらに脚を伸ばす11番シゲルバクハツが接近してくるが、軸馬1番トウセツとの差は詰まらずそのままゴール。着順は1着1番トウセツ、2着に3/4馬身差まで詰め寄った11番シゲルバクハツ。3着は後方から一気の末脚で突っ込んできた2番ワセダハーツが入線した。

この結果により、「馬連1-11、900円」の的中。正直、軸馬1番トウセツのズブさには肝を冷やしたが、終わってみれば追い込んだ2、3着馬も対抗に指名しており、差し優勢の展開を読み切った弊社らしい的中劇になった。
さらに、土曜中京12R「3歳上2勝クラス」の「馬連1-10、850円」など土曜日は連勝をお届け。日曜日は軸馬の不可解な凡走により的中をお届けすることはできなかったが、的中率5割でお届けできたことは一定の評価をいただけると自負している。

さて、熱戦が繰り広げられた中山・中京開催も終了し、いよいよ東京・阪神開催に突入する。今週はG1レースが一休みだが、常々弊社がお伝えしているように重要な勝負鞍はG1だけとは限らない。まずは開幕週となるこの3日間開催で、その真意を示すスタートダッシュをお届けする所存だ。会員の皆様におかれましては、今週の配信を一層楽しみにお待ちいただきたい。

9/24 9/25 4回中山・5回中京6日7日目分

反転攻勢を期す ~日曜中山5R・メイクデビュー中山~

早くも最終週を迎える4回中山・5回中京開催。そのメインは秋のG1シリーズ開幕を告げる短距離王決定戦「スプリンターズS」である。まさに頂上決戦といえる豪華メンバーが揃った。注目は何といってもメイケイエール。メンタルに大きな課題を抱えており、2、3歳時は「暴走」することもあったが、池添騎手が丹念に競馬を教えてきたのが奏功。近頃は持てるポテンシャルを発揮できるようになってきた。特に前走「セントウルS」でみせた圧巻のパフォーマンスは向かうところ敵なしという印象。前走と同じように折り合って競馬ができれば、念願のG1タイトルを手中に収めることも可能だろう。これに続くのは「高松宮記念」を制したナランフレグ。流石に「安田記念」は距離の壁に跳ね返されたが、あくまでもチャレンジレースだった。当然ベストの1200mに戻り本領発揮といいたいが残念ながら多少の不安はある。実際に中山コースに好走歴はあるものの、右回りは得意といえる舞台設定ではなく、時計の速い今の馬場も歓迎とはいえない。丸田騎手がどう卸すのかが勝ち負けの大きなポイントになりそうだ。3歳馬からは「桜花賞」3着以降、適距離に戻って重賞2戦を好走したナムラクレア。「北九州記念」は不本意な競馬となったが、その後はここを目標にジックリと調整されて余裕のあるローテにも好感が持てる。この中間も浜中騎手を背に栗東坂路で自己ベスト出すなど体調もすこぶる好調だ。軽量53キロの恩恵も含めれば、上位2頭に割って入っても驚けない存在だろう。さらに昨年の「NHKマイルC」を制したシュネルマイスター。馬のポテンシャルは言うに及ばず、また戦績も堂々としたもの。坂路調教を強めに課すなど陣営も調整を工夫しており、かなり不気味な存在である。無論、これら以外でも有力馬をあげればキリが無いほどのメンバーで大変に興味深い一戦。当然、馬券的な妙味という点でも申し分はなく、弊社ではこの「スプリンターズS」も大勝負鞍の候補として万全の準備を施してきた。多大なるご期待をお持ちのうえ、当日を楽しみにお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山5R「メイクデビュー中山」芝2000m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に2番人気に支持された7番スマラグドスだった。

『好素材の揃った新馬戦。狙いは抜群の稽古内容と従順な気性で初戦から能力全開が期待できるスマラグドス。なにより1週前の栗東CWでの追い切りが秀逸。騎手より負荷のかかる調教助手を背に4ハロン50秒3、上がり1ハロン11秒5と破格のタイムを計時したが、これは先週の2歳馬の一番時計。しかもまだ余力残しの気配から相当なポテンシャルを有していることを確認できた。あとは初戦から能力発揮できるかどうかだが、従順な性格で折り合いに心配がないのは心強く、また促せばスッと動ける反応の良さも兼備と注文は少ない。前評判の高いハーツクライ産駒が力通りの走りをすればV濃厚』という見立て。

レースはバラッとしたスタート。各馬とも周囲の出方を探りながらの序盤戦。発馬の良かった4番ジャスパーバローズが押し出され気味にそのままハナに立ち一団を先導する。外から軸馬7番スマラグドス、5番サトノシトラスがジワッと詰め寄り、内々を回った2番デルマオクリダシも差がなく好位追走。1馬身ほど開いて1番人気の3番ポーラライツが前を見る絶好位を確保する。直後に9番ブルーハートリリー、8番ハンモック、10番インタクトが続いて中団。1馬身後ろを6番ヤマニンファシオ、最後方に1番エアアレクサンドラという隊列。デビュー戦ということもあり、向こう正面に入っても各馬折り合い重視で淡々と進んでいくが、逃げた4番ジャスパーバローズだけは番手の5番サトノシトラスにプレッシャー掛けられる厳しい展開。しかし1000mを65秒4のスローペースで通過して展開は先行有利となる。3コーナーに入ると5番サトノシトラス、軸馬7番スマラグドスが徐々に進出し、直線入り口では逃げた4番ジャスパーバローズと並んで3頭が最後の追い比べ。残り200mあたりで逃げた4番ジャスパーバローズを5番サトノシトラスが難なく交わすとそのまま押し切り態勢へ突入するが、ここで食い下がってきたのは軸馬7番スマラグドス。2頭のマッチレースとなるが、脚色が優勢なのは軸馬7番スマラグドスで、一完歩ごとに差を広げ、1馬身ほどの差をつけて勝利。注目の2着争いは、押し切ろうとする5番サトノシトラスに3番ポーラライツがゴール目前まで猛追。しかし、半馬身ほど届かずに2着は5番サトノシトラス。半馬身差の3着に3番ポーラライツが入線した。

この結果により、「馬連5-7、1,970円」の的中。注目馬が揃った一戦ではあったが、その中でも仕上がりの良さを重視した弊社らしい的中劇だった。

さらに、配当的に物足りない結果ではあったが土曜中山1R「2歳未勝利」の「馬連11-14、310円」などの的中もお届けした。いずれも朝一番の提供で的中をお届けしており、本来なら勢いを持って後半戦となるはずだが、残念ながら肝心の厳選勝負鞍では的中をお届けすることができなかった。この点については会員様に深くお詫び申し上げたい。ただ、その内容を見直せば4レース中3鞍で軸馬が完勝したにもかかわらず痛恨の対抗ヌケ。競馬を永くやっていればこのような事が稀に起こる……それは会員様も重々ご理解いただいているはずだが、弊社としては正直ツキがなかったという思いもある。とはいえ、先述したようにレース・軸馬の選定には何ら不安がなく、微調整をすれば即反撃は可能。今週末で終了する4回中山・5回中京開催での厳選勝負鞍や、上記のG1開幕戦「スプリンターズS」でキッチリ的中をお届けして、早々に借りを返していく所存だ。捲土重来を期する今週末の情報配信まで今しばらくお待ちいただきたい。