3-1-3/2 2回中山・1回阪神1日2日・1回小倉11日12日目

危ない人気馬の条件とは 〜土曜小倉11R・早鞆特別〜

大変寂しいことに、先週にてJRA調教師8名が引退。今年は河内師や音無師など誰もが知る名伯楽が定年を迎えたとあって、競馬界全体が感謝の気持ちと名残惜しさに包まれた。一方で、新たな一歩を踏み出したのが新人ジョッキーの面々だ。
今年デビューの7名には、和田竜二騎手の子息となる陽希(はるき)騎手や、中央初の沖縄出身となる上里直汰(うえざと なおた)騎手を含む将来が楽しみなタレントが揃った。とはいえ、近年のJRAでは若手騎手による不祥事が度々起きていることもまた事実ではある。無論、25年デビューの彼らにはまったく責任のないこととはいえ、ファンが見て唸るような騎乗はもちろん、プロフェッショナルらしい振る舞いを期待したい。

さて、今週斬るのは土曜小倉11R「早鞆特別」ダ1700m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に6番人気となった4番アセレラシオンだった。

『着々と地力をつけており、前走がメドの立つ好内容。ハイペースを好位から進んで強気の早め先頭。それで0秒1差3着なら上出来。結果的にもうワンテンポ仕掛けを遅らせればアタマまであったはずだ。ここは先行手薄なメンバーだし、自身は意欲の小倉居残り連闘。小回り千七ベストで今度こそ』という見立て。

結論からいうと、当レースは小回りローカルらしい決着。前半900m通過56秒7というスローペースで進んだことにより、典型的な前残り競馬となった。勝利したのは、久しぶりに逃げの手から押し切った10番コブラ。2着は好位で進んだ軸馬4番アセレラシオンが確保すると、やはり番手から詰めた9番グランドセントラルが3着を守った。

この結果により、「馬連4-10、4,430円&3連複4-9-10、1万2,120円」の的中をお届け。軸馬選定もさることながら、展開推理もズバリの的中劇。実際に、人気していた2番クラウンシエンタ(1人気・4着)や15番パフ(2人気・5着)は「差し届かずの懸念あり」として、評価を下げていた。案の定、5番人気→6番人気→4番人気の決着により、またまた万馬券を配給。この一撃による回収率は優に500%を上回った。

さらに快進撃は続く。日曜小倉11R・関門橋Sでは◎6番ワイドアラジン(7番人気)から「3連複6-10-12、1万2,340円をずばり。こちらは最終週を迎えた小倉最終週の「荒れた馬場+スロー展開=前残り」を狙い撃った次第。また、日曜阪神11R・チューリップ賞では「3連複2-9-11、1万5,660円」の的中。こちらは2番クリノメイ(9番人気)や11番ウォーターガーベラ(7番人気)をおさえたことはもちろん、リニューアルオープンした阪神競馬場における最初の重賞だったことが大きい。なお、忘れずに記しておくと、この週は肝心の厳選勝負(4戦2勝)や新馬未勝利予想(2戦1勝)も水準以上の打率5割キープとなった。

前記のように競馬界が浮足立つ2回中山の開幕週だったが、蓋を開けてみれば先々週に続いての安定的中&高配量産となった弊社予想部。今年全体を通してみても、展開や馬場を完全に見極めていると感じる精度だった。
かねてより申し上げているように、現代競馬において重要なのは「能力比較」「展開」「トラックバイアス」。そこに「オッズ」という要素が加わることで、馬券の回収率が左右される。いまの予想部は前記4要素をバランスよくブレンドできているのだろう。実際、会員様の今年の資金は早くも潤沢となった。アスコット会員の皆様は、引き続き大船に乗ったつもりで配信をお待ちいただきたい。

2/22-2/23 1回東京・1回京都7日8日・1回小倉9日10日目

高打率&万馬券複数で大勝利 〜土曜京都11R「阪急杯」〜

今週の当欄は前段を割愛させていただく。というのも、先週は弊社会員様にとって忘れがたい週末となったからだ。
その予兆があったのは土曜の一発目の特注鞍・東京2R。ここでいきなり【3連複1万0500円】(3連単2万2190円)を仕留めると、あとは怒涛の展開となった。

合間に厳選勝負鞍の的中を挟むと、京都11R「阪急杯」で高め配当をお届け。この時点で十分に満足のはずだが、まだ祭りは続く。阪急杯の決着からわずか数分、東京11RダイアモンドS。こちらは◎ヘデントール(1番人気)、★ジャンカズマ(12番人気)にて馬連万馬券などをずばりとなった。これが当日最後の勝負鞍。おそらく、弊社会員様がひと息ついた瞬間である。

ひとまずここでは、同日の配信内容として土曜京都11R「阪急杯」芝1400mを取り上げる。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に2番人気となった6番アサカラキングだった。

『軸馬アサカラキングの昨夏は案外の着順。しかし、もともと夏場はあまりよくないタイプ。時計的に大きく負けていないことも含めて酌量の余地は大きい。一転、年末の前走・阪神Cでは久々に逃げを打てた。結果的に絡まれて差しを誘発したとはいえ、勝ち馬からわずか0秒4差ならむしろ復調傾向といえるだろう。そこからさらに上昇傾向で、この中間の坂路では4ハロン49秒3という猛時計。これは自己ベストかつ美浦坂路のレコード級である。
振り返れば、昨年・阪神開催の当レースは強かった。16番枠から先頭に立つまでだいぶ脚を使い、重馬場の前半3ハロンを33秒9で入り、コース巧者のウインマーベル(重賞4勝)とタイム差なしの2着。気温が下がって完全復調を思わせる今回なら、当時の再現があっても驚けない。幸いにもここは強力な同型が不在だし、偶数内枠および直線平坦も大歓迎。久々の逃走Vに大きく期待』という見立て。

レースはご存知の通り、軸馬アサカラキングが逃げ切ったかに思われた刹那、大外から16番カンチェンジュンガが強襲。3着には13番ソーダズリングが入線し、「馬連6-16、4,420円&3連複3-6-16、1万0,740円」などの的中となった。

ちなみに、先週土曜は午前レース、厳選勝負鞍2つ、メイン2鞍の計5鞍を配信。そのうち4本で的中をお届けし、そのなかに3つの万馬券が含まれていたことになる。
また、土日を通しての厳選勝負鞍は4戦3勝の準パーフェクト、午前の特注は2戦2勝でもあった。当然のことながら、会員様からは感激の反響をいただくことに。なにせ同日3本の万馬券ということで、こちらが驚くほどの儲けを叩き出した方も複数。弊社としても喜ばしい限りである。この場を借りて皆様からのお電話・メールに感謝を申し上げたい。

嵐のような勢いで今年最初の東京開催を終えた弊社予想部。無論のこと、得意の春競馬に向けて視界はすこぶるクリアといえるだろう。とはいえ、前述の高配ラッシュはすべて日頃の地道な調査研究があってのもの。勝って兜の緒を…というと古臭いが、予想部には再度気を引き締めて次開催に向かってもらいたい。
会員様におかれましては、右肩上がりで突入する中山開催に大きなご注目を。まずは今週末の中山記念が大一番。弊社予想部は、こちらで先週に続く高配当を狙っている。

2/15-2/16 1回東京・1回京都5日6日・1回小倉7日8日目

盤石の3歳重賞 〜日曜東京11R・共同通信杯〜

まもなく今年最初のG1・フェブラリーS。近年、トップホースはサウジの高額賞金レースに向かうのが通例となっているが、今回は国内組もかなりの粒ぞろいとなった。
その筆頭のエンペラーワケア(牡・5歳)、コスタノヴァ(牡・5歳)は実績、能力、持ち時計ともに屈指。前者はマイルを克服した武蔵野Sの相手レベルこそ微妙だが、やむなく回避した昨年の雪辱がかかる。後者はゲートと折り合いに課題あるも、マイルを含む東京で5戦5勝。強いていえば初の中2週での急遽の参戦は気になるが、当舞台のポテンシャルは最上位だろう。

続くのは明け4歳勢。ミッキーファイトは、世界レベルのフォーエバーヤングとJDC(3歳・G1)で接戦歴。久々のマイルはどうかも性能を疑う余地はない。サンライズジパングは序盤のポジション課題とはいえ、昨年チャンピオンズCで展開不利のなか0秒5差が極めて強い競馬だった。こちらは3月4日に引退が決まっている名門・音無厩舎の秘蔵っ子でもある。

対するベテラン勢も虎視眈々だろう。ペプチドナイルは昨年の覇者。同2着のガイアフォース。引退を撤回したタガノビューティー。いずれも重賞実績は十分。経験値を武器に世代交代の波に抗うことはできるか。いちファンとしてはもちろん、馬券的な興味も尽きない。果たしてこの大一番、好調アスコットはどう料理するのか。ご注目をお願いしたい。

それでは本題へ、今週斬るのは日曜東京11R「共同通信杯」芝1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気となった2番マスカレードボールだった。

『軸馬マスカレードボールについて述べる際、まずは前走ホープフルS・G1の惨敗を説明する必要があるだろう。2連勝で臨んだ当時は、底を見せていない魅力もあって4番人気の高支持。しかし弊社ではあくまでも相手の一角という評価だった。その理由として、連勝がすべて左回りだったことが挙げられる。実際、戦前の陣営も「中山替わりがどうか」と述べていたことが印象深い。加えて、大舞台で馬のテンションが高まり過ぎたことも誤算だったといえる(本来はゲートに最後入れのはずが、危険を察した鞍上が先入れを志願したほど)。そして極めつけは小回りの大外枠。レースに参加できずの14着大敗もやむなしといえるだろう。
一転、今回は2戦2勝の左回り。なかでも2走前のアイビーSは特筆ものだ。詳細はレースをご覧いただくとして、数字上も文句なし。実際、2歳の東京1800mで「勝ち時計1分45秒以内&上がり33秒台」で走り切ったのは、本馬と3冠馬コントレイルのみである。また当然ながら、陣営がここへ向けてメンタル安定に努めてきたことも好感できる。課題の気性を改善し、さらに東京替りとなるここは本来のポテンシャル発揮が濃厚。V最有力』という見立て。

レースは8番レッドキングリーの逃げで開幕。内から軸馬2番マスカレードボール、1番サトノカルナバルも出脚良く2コーナーへ。差がなく3番ワンモアスマイル、5番ネブラディスクも続いた。
向こう正面に入り、レッドキングリーが単独先頭だが、かなり引っかかり気味。1馬身半差の2番手にマスカレードボール。ワンモアスマイルが並び、4番手にサトノカルナバル。後方に9番リトルジャイアンツという隊列になった。
1000m通過は60秒0でスローペース。隊列はほぼ変わらず、いよいよ最後の直線へ。残り300mあたりでレッドキングリーとワンモアスマイルが力つきると、あとはカラマティアノスと軸馬マスカレードボールが馬体を併せて激しい叩き合い。結局、この争いはマスカレードボールに軍配。3着には大外から急追したリトルジャイアンツが食い込んだ。

この結果により、「馬連2-4、2,730円&3連複2-4-9、4,160円」の本線的中をお届け。先週の当欄で“若駒の危うさ”を述べたが、このレースも2番人気のレッドキングリーが気難しさを見せてしまった。そういう意味では、弊社予想部の軸馬および対抗馬選定は完璧。現3歳世代戦における弊社の的中率(およそ7割)を含めて、反響をいただいた次第だ。会員様にはこれから続々と始まるクラシックトライアルに向けて視界良好とお伝えしておきたい。なお、先週は肝心の厳選勝負鞍で精彩を欠いたことは反省材料。とはいえ、こちらは余りにも好調がゆえのエアポケットのようなものと捉えている。実際、不運が祟った各鞍においても、的外れな見解はひとつもなかった。大丈夫。会員様には即座の巻き返しをお約束する。
さて、今週は前述のフェブラリーSをはじめ勝負鞍候補が目白押し。なかでもダイアモンドS、阪急杯には興味深い穴候補が揃っている。余談だが、現在重賞予想は15週連続で的中をお届けしている。会員様におかれましては、今週末の大爆発にぜひご期待いただきたい。

2/8-2/9 1回東京・1回京都3日4日・1回小倉5日6日目

大得意の若駒戦 〜月曜京都10R・エルフィンS〜

先週日曜の東京新聞杯は、年明けの京都金杯2着から臨んだウォーターリヒトが重賞初制覇を決めた。同馬を管理する河内調教師はJRAの規定(70歳定年)により3月1週目の勇退が決まっているひとりである。

そのためか、前走後はウォーターリヒトにとって初ダート挑戦となるフェブラリーS(G1・東京ダ1600m)への参戦を示唆していた。引退前にもう一度G1に挑戦したい。そんな気持ちはわからなくもないが、結局、本来の芝マイルに方針変更したことが吉と出た格好。紆余曲折を経てもきっちり勝ち切ったこと、そして花道を飾った伯楽の手腕はさすがといえる。おそらく、同師にとってはこれがラストの重賞。いいものを見させてもらった。

2着はボンドガール。それまでは気性の課題や距離不安によって控える競馬に徹していたが、今回は位置をある程度取る味なレースぶり。およそ2歳のころからは想像もつかない操縦性だった。直線も満を持して、なるべく逃げ馬メイショウチタンを交わさないように、ゴール寸前の差し。外から急襲したウォーターリヒトの爆発力が一枚上だったとはいえ、ボンドガールも視野の広がる好内容だったといえる。1番人気ブレイディヴェーグは4着に敗れたが、ここはあくまでも次戦ドバイへのステップ。馬体重+14キロの体を思えば、こちらも悪くない結果だろう。

それでは本題へ、今週斬るのは代替開催となった月曜京都10R「エルフィンS」芝1600m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に2番人気となった6番グローリーリンクだった。

『素質馬が揃った3歳OP。なかでもダノンフェアレディ・カムニャックは評判馬だが、軸馬も負けず劣らずのポテンシャルを備えている。既走馬を相手にした初戦(中京芝1600m)はコントロールの難しい最内枠。しかし中団を上手に折り合って進むと、ラストは馬群を突き抜けて5馬身差の余裕勝ち。その上がり34秒1は同日の最速タイ。それもスローで進行したトリトンS(3勝C・芝1400m)の上がりと同タイムなのだから、本馬の速度は“異質”といえるだろう(この日の中京芝は上がりのかかる馬場でもあった)。500キロを優に超える大型馬だけに一度叩いた上積みは魅力だし、大ストライドのキズナ産駒にとって広い京都マイルも歓迎。ここは一角崩し、あるいはそれ以上まで期待可能』という見立て。

レースは波乱の幕開け。なんと単勝1.9倍の10番ダノンフェアレディが発馬直後から外へ逸走してしまう。キャリアの浅い明け3歳馬だけに仕方ないことではあるが、駆けつけたファンもこれには動揺を隠せなかった。

肝心のレースは1番ラージギャラリーの逃げ展開。2番手に8番ヴーレヴーが続くと、軸馬6番グローリーリンクもこれに続く。600m通過は35秒3のミドルペース。3角の手前で10番ダノンフェアレディも位置を回復すると、ほぼ一団の馬群で勝負どころへ。最初に抜け出した8番ヴーレヴーを目がけて軸馬6番グローリーリンクもギアを入れたが…。

結局、先行利益を得た8番ヴーレヴーが1着ゴール。軸馬6番グローリーリンクも追いすがったが、3/4馬身届かずの2着に止まった。3着には逃げ粘った1番ラージギャラリーが入線。

この結果により、「馬連6-8、1,650円」の的中をお届け。単勝1倍台の馬が逸走し、3番人気のカムニャックも伸ばせず4着。やはり3歳戦はメンタルや完成度が問われることになる。実際、勝ったヴーレヴーは、年末のG1をパスしたことが吉と出た格好。前走比+18キロの馬体、番手で折り合えたメンタルともに成長がみられた。伸び盛りの若駒だけに、今後も各馬の成長を注意深く観察したい。

積雪による順延でどうなることかと思われた先週末。弊社予想部は、終わってみれば厳選勝負鞍にて4の3の準パーフェクトを達成。さらに前出の東京新聞杯では、◎ボンドガールにて無事に的中をお届けしている。なにはともあれ、競馬が無事に開催されることのありがたみを感じた3日間。アスコットの好調ムードに陰りはない。

さて、今週末は「京都記念」、「共同通信杯」が行われる。特に後者は得意の3歳戦だけに力の入る場面だ。実際、昨夏から続く現3歳世代のレースは高精度を継続中。こと1勝クラス以上のレースにおいてその的中率は7割を超えている。弊社予想部は、今年のクラシックを占う共同通信杯でどんな回答をみせてくれるのか。会員様はどうか首を長くして配信をお待ちいただきたい。

2/1-2/2 1回東京・1回京都1日2日・1回小倉3日4日目

好調を裏付ける会心の一撃 〜日曜京都12R・4歳上1勝クラス〜

先週日曜は東京が雪予報により前売り中止。問題なく開催にこぎつけたとはいえ全国的に気温は低く馬場も良くない。そんな影響があったのか、この日はレース中の疾患や競争除外が相次いだ。

特にメインの重賞シルクロードSでは人気の一角だったソンシが馬場入り後に右前肢跛行で除外。その直後にはセントメモリーズがゲートをくぐり、外枠発走の措置となった。レース自体も9番人気→10番人気→4番人気という波乱の決着。ファンはわずか数分の間に様々な感情を味わうこととなったわけだ。

さらにアクシデントは続く。シルクロードSの直後に行われた根岸Sでは、タガノビューティーがスタート直後に落馬。同馬は前走JBCスプリントで悲願のG1タイトルを手にした8歳馬。これは数えること38戦目の戴冠とあって、主戦・石橋脩騎手の涙に胸を打たれたファンも多かったはずだ。

よりによって、今回は種牡馬入りを発表(次戦フェブラリーSで引退)した矢先の落馬でもある。人馬ともに無事だったとはいえ、長く重賞戦線を賑わしてきた一頭でもこういうことが起きるのだ。「まずは無事に回ってきて欲しい」という関係者の言葉を痛感させられる日曜日となった次第。

それでは本題へ、今週斬るのは日曜京都12R「4歳上1勝クラス」芝1400m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に4番人気となった13番インペリアルコートだった。

『近走は過酷なハイペース続きも崩れずに好走。5歳ながら着実に心身良化している。ここはマイペース逃げを見込める相手関係だし、この馬は道悪でも大丈夫。ハミがかりが良くなっており、今の行きっぷりなら1400mでも前で残せる』という見立て。

レースは分析通りの展開をみせる。軸馬13番インペリアルコートが好発を決めると楽々と先手を確保。その直後に1番人気の2番サダメ、10番シャーリーゴールドも押して好位。以下、18番フライングブレード、17番ショウナンラウールが中団につけた。
主導権を握った軸馬13番インペリアルコート=北村友一騎手にとって、ハイペースに持ち込む理由などひとつもない。案の定、600m通過36秒1、1000m通過も59秒8というマイペースに持ち込んだ。こうなるとしめたもの。間違いなく先行有利の展開だった。
実際、軸馬13番インペリアルコートはゴール寸前まで先頭をキープ。最後に外から差し込んだ18番フライングブレードにやられたとはいえ、安泰の連対確保となった。3着には2番サダメが入線している。

この結果により、「馬連13-18、6,760円&3連複2-13-18、8,740円」の的中をお届け。一見すると難解なフルゲート18頭立てだったが、弊社予想部の手にかかればこの通り。買い目を絞ったうえでの「8番人気→4番人気」の馬連67倍は望外の配当であり、会員様からも拍手喝さいをいただいくことになった。余談だがこの京都12Rも1頭の除外馬(14番コネッシオーネ)が出ている。

なお、先週は日曜京都7R「3連複5-6-12、1万4,420円を筆頭に、厳選勝負鞍で4戦3勝の準パーフェクトを達成。さらにメインレース予想では、日曜東京11R「根岸S」はもちろん、土曜東京11R・白富士S・◎6番マイネルモーント(4番人気・2着)=馬連2,470円などを的中。昨秋から長く続いている“大回収祭り”が終わる気配は一切みえない。

強烈なアゲインストに乗って進む今週末は、「東京新聞杯」「きさらぎ賞」の両重賞がスタンバイ。なかでも前者はやや混戦の様相であり、配当面も狙える勝負鞍となりそうだ。日本海にかかる寒気は気になるものの、他にも勝負鞍候補は複数。会員様におかれましては、引き続き進撃のアスコットにご期待いただきたい。

1/25-1/26 1回中山・1回中京8日9日・1回小倉1日2日目

大団円の1回中山開催 〜日曜中山11R・アメリカJCC〜

先週の日曜中山11R「アメリカJCC」芝2200mは、昨年のダービー馬・ダノンデサイル(牡4)が貫録勝ち。なお、ダービー馬による翌年AJCC参戦は1999年スペシャルウィーク以来26年ぶりだった。

そのスペシャルウィークは前走ジャパンC・岡部騎手→AJCC・ペリエ騎手という乗り替わりだったが、今年のダノンデサイルも有馬記念・横山典弘騎手→AJCC・戸崎騎手と手綱が移った。特に今回の騎手変更は大きくフィーチャーされ、マスコミも様々な推論を展開したことは興味深い。なかには、ダノンデサイルを「消極的な参戦」として軽視する声もあったが…。いずれにせよ、ファンは久しぶりに陣営の「意図」を考察することとなった。なお、弊社ではダノンデサイルを自信の軸馬として推挙。その根拠は以下の通りだ。

『軸馬ダノンデサイルは前走・有馬記念で3着。とはいえマイペースのスロー逃げを打って最後にかわされたことを不安視する意見もあるだろう。だが当時はかなりの強風が吹いており、先頭にいた本馬には相応の負荷がかかっていた(競馬同様に時速60キロ以上で屋外を走る自転車ロードレースも空気抵抗および風との闘いである)。相手が一線級だったことも加味すれば十分に価値のある3着といえる。
ここは乗り替わりの斤量増となるが、前走以上に時計を出して攻めを強化。中4週でもいたって順調であり、上積みも見込めるだろう。代打とはいえ、戸崎ジョッキーは昨年有馬を制した関東リーディング。そして本馬は、史上最速の上がり5ハロンとなったダービーを制した馬。G2のここはV最有力のポジションにいる』という見立て。

レースは想定通りアウスヴァールの逃げ。序盤600mが36秒5、1000m通過1分00秒6とここまでは決して速くなかった。しかし2番手のチャックネイトが追従したことにより、続く1200mから2ハロン連続で11秒台という厳しいラップを刻むことになる。もともと持続力勝負になりやすい中山2200m。緩めるべき地点で息が入らなかったことで、一気に底力勝負となった次第だ。
実際、先に抜け出した11番マテンロウレオ(2着)、13番コスモキュランダ(3着)ともに脚色はすでに一杯。対して、2頭を悠々とパスした軸馬8番ダノンデサイルの脚色は明らかに際立っていた。ほぼ全頭が脚を使い切る状況下、上がり最速タイでの勝ち切りはさすがダービー馬である。

この結果により、「馬連8-11、2,910円&3連複8-11-13、5,660円」の本線的中を無事にお届け。軸馬の好走は必然としても、会員様にとってアツかったのは2着争いだろう。ハナ差で制した11番マテンロウレオは中山コース「0-0-0-7」という点が嫌われての6番人気。一方、弊社予想部は「昨年の長休で一気に良化しており、ひと叩きしたここは大きな上積みを望める」として上位に評価していた。終わってみれば“配当がつく方”での決着は価値が高い。回収率はもちろん、“いい流れ”を象徴する的中劇となった次第だ。

実際、この週は日曜中京11R・プロキオンSなど、土日を通してメインレースで3連勝を達成。こと土曜小倉11R・小倉牝馬Sでは「馬連3-7、4,810円&3連複3-7-14、1万6,680円」の大回収となった。こちらは記念すべき第1回目の重賞。会員様にとっても忘れがたい馬券になったことだろう。

今年最初の1回中山開催を大団円で締めた弊社予想部。勢いに乗って1回東京開催へと突き進んで行く。その今週末は、得意のダート重賞「根岸S」がスタンバイ。わざわざ記すまでもないが、会員様は大船に乗ったつもりで週末の配信をお待ちいただきたい。

1/18-1/19 1回中山・1回中京6日7日目

世代論争への警笛 〜日曜中京11R・日経新春杯〜

今年最初のG2となった日曜中京11R「日経新春杯」芝2200mは、ロードデルレイ(牡5)が好時計で勝利。良馬場とはいえやや傷んだ芝だったが、勝ち時計は2分9秒8という速さ。その立役者となったのは、逃げた2番人気のメイショウタバル(牡4)だった。

スタート直後は内のケイアイサンデラがハナにいたが、1ハロン過ぎあたりでメイショウタバルのスイッチが入る。暴れん坊こと父ゴールドシップの血が騒いだのか、2ハロン目から11.0-11.3-11.8-11.4-11.2-11.4秒と6ハロン続けて11秒台をマーク。他を置き去りにする大逃げの形となり、マイル通過はなんと1分32秒4となった。

コースレイアウトが異なるため一概に比較はできないが、中京芝1600mのコースレコードは1分32秒2。それとわずか0秒2しか違わないペースだ。そこからまだ600m残されていた今回、同馬の脚が上がったのは必然といえるだろう。

とはいえ、直線半ばまで先頭を守ったのだからやはり力はある。毎日杯、神戸新聞杯を制した地力は伊達ではない。はたして、メイショウタバルの陣営は次にどの路線を選ぶのだろうか。仮に距離短縮を選んだとしても、そこにはもっとテンの速い馬が揃っているが…。いずれにせよ、課題のメンタル改善は必須。今後がもっとも気になる1頭としてマークしておきたい。

なお、勝利したロードデルレイは弊社の本命馬。近4戦はすべて1番人気だったが、今回は4番人気まで評価を落としていた。軸馬指名の根拠は以下の通り。

『軸馬ロードデルレイはリステッド勝利後の2戦続けて連対を確保。前走・中日新聞杯は縦長展開の中団外めという厳しい展開。4角も大外を回して前との差は7馬身以上あったが、そこから実にしぶとい脚で2着まで持ってきた。同位置にいたコスモキュランダなどが脱落した展開を思えば、この持久力は驚異的といえる。なお、当時の勝ち馬デシエルトは芝ならG1クラスの実力馬。2走前を含めて先着を許したことを恥じる必要は一切ない。
昨秋から3戦目となるが、硬さがなくメンタルの落ち着きも十分。今週坂路の好タイムを含めてデキ上々といえる。今回は距離延長だが、2400mの神戸新聞杯3着をみるに壁は感じない。過去に速いレースばかり使ってきたことから不安視されがちだが、前述の通り、本質的にはタフなレースもOK。他馬比較でハンデに不満もなく、この人気なら迷わず買い』という見立て。

終わってみれば、軸馬8番ロードデルレイが驚異的な持久力を発揮して3馬身差の圧勝。2着には3番人気の14番ショウナンラプンタ(牡4)が入線。弊社が対抗1点目に指名したマイネルエンペラー(牡5)は3着となった。なお、1番人気の13番ヴェローチェエラ(牡4)は4着に敗れている。

この結果により、「馬連8-14、2,170円&3連複1-8-14、9,140円」の本線的中をお届け。ハイレベルと称される明け4歳馬が人気の中心となっていたが、1、3着は5歳馬が占めた次第。

これは余談だが、最近は「世代間論争」がやや過熱しすぎではないか。当欄の連載が始まった20年前から述べているように、世代間の力量比較というものは「各世代が引退した後」にようやく判明するものだ。そもそも、馬の成長スピードというのはそれぞれ異なるし、近年は調教技術が向上していることも考慮すべきだろう。無論、新聞やネットの評論家が語る分には構わないが、こと馬券においては世代でひとくくりにするのは危険である。そんなことを強く感じた日経新春杯であった。

閑話休題。先週は他にも、特注であげた土曜中京4Rで会心のヒットをお届け。◎10番ベルベルコンパス(7番人気)が快勝を決めたことにより、「単勝1,110円、馬連10-11、4,970円などの好配当を仕留めている。大回収となった先週の波を止めずに、この週も打率5割をきっちりキープした弊社予想部。今週末に待ち受ける1回中山の最終開催に向けて上々の首尾となった次第だ。

今週末には好メンバーが揃う「アメリカJCC」など興味深いレースが複数。いずれも有力な勝負鞍候補として着々と調査が進んでいる。会員様は、弊社が大団円をかけて臨む開催最終週へ引き続き強くご期待をいただきたい。

1/11-1/13 1回中山・1回中京3日4日5日目

連戦連勝のビッグウイーク 〜土曜中山9R・黒竹賞〜

先週の中京芝マイルの新馬戦は除外馬が47頭。毎年、出走頭数が増える年始開催とはいえ、今年は輪をかけた除外ラッシュとなっている。実際に上位クラスもほぼフルゲートとなっており、馬券の難解さが例年より増している。
その背景には、昨年の経験したことのない猛暑の影響がある。事実、昨夏は避暑地であるはずの北海道でも気温30度がザラ。有力馬の不可解な凡走のあとには、決まって熱中症や脱水症状というワードが飛び交ったものだ。そして秋になっても猛烈な残暑は尾を引いた。名門厩舎でさえも調整の難しさを口にしていたのだ。

期待馬を酷暑期に走らせるのは避けたい。そんな関係者の配慮で出走スケジュールが先送りとなり、現在のフルゲート祭りを呼んでいるのではないか。特に年末年始は古馬のオープン競争が増加するタイミング。そこを使う馬が大量に入厩しており、年明けを使いたい新馬との馬房入れ替えに頭を悩ませているらしい。この後はトライアルを目指す有力若駒たちも続々と入厩してくるわけで、各厩舎の馬房管理は困難を極めている。そんな難しい状況で迎えた本年2週目の3日間開催。アスコットはどう立ち回ったのか。さっそく見てみよう。

今週斬るのは、土曜中山9R「黒竹賞」ダ1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に3番人気となった10番ベリタバグスだった。

『中山の前走は勝ち馬こそ強かったが、自身もセンス十分の走りで連対を確保。番手から上がり2位の立ち回りを含めてクラスにメドが立つ好内容だった。在厩でケアされたこの中間は疲労残りどころかキレ十分の好気配。今回は強敵が2頭いるものの、本馬は地の利で上回っており、人気的にも妙味がある。パワー系のため凍結防止剤を撒かれたタフな馬場も大歓迎。一角崩しに強く期待できる』という見立て。

レースは稍重の14頭立て。スタートで2番人気の5番スナッピードレッサが出遅れたが、軸馬10番ベリタバグスはいつも通りの好位を確保する。先手を取ったのは6番アメージングだったが、これに1番人気の9番ルクソールカフェも続いた。同馬は前走の東京マイルでレコード勝利した素質馬。初めての中山がどうかと見ていたが、こうもすんなり先手を取られてしまうとお手上げである。案の定、ハイペースにも関わらずラストまでほぼ持ったままの完勝となった。2着には、置いて行かれる後方馬群の中から唯一抜け出した軸馬10番ベリタバグスが入線。3着には伏兵の14番シャイニーシップが飛び込んだ。

この結果により、「馬連9-10、810円&3連複9-10-14、3,730円」の大本線的中をお届け。事前に見立てた通り、2番人気のスナッピードレッサは掲示板にも届かない6着敗退。新馬戦で2着以下を2秒以上も突き放した怪物候補だったが、トリッキーな中山に即座の対応とはいかなかった次第である。

なお3日間開催となったこの週は、他の勝負鞍でも連戦連勝の固め打ち。厳選勝負鞍は6の4新馬未勝利予想が3の3と、まさに確変状態の様相だった。しかし話はまだ終わらないのだ。
極めつけとなったのがメインレース予想だろう。こちらは土曜中京11RすばるSをはじめ、日曜中山11RフェアリーS「馬連12-13、2,700円&3連複11-12-13、2万4,750円など高配含みの3戦全勝。さらにさらに、特注で配信した日曜中山10RポルックスSでも「3連複11-12-13、1万0,030円などなど、こちらも4戦3勝の快進撃となった次第。

この3日間を通しての的中率は実に8割オーバー、回収率にいたっては1000%まで見えるビッグウイークとなった。得意の正月開催とはいえ、「安定的中」の更にもう一段上、超がつく大回収をやってのけたことの価値は計り知れない。これも全て、創業から30年にわたりスタンスを崩さず、日々地道な作業を淡々とこなしているからこその結果だろう。この結果に満足することなく、今後も飽くなき精度向上を心がけることを予想部には願う。

また、会員様におかれましては、急激にレートをあげないように忠告させていただきたい。潤沢な資金とはいえ1鞍に大半を投じるのは愚の骨頂。今週斬ったレースのように、素質馬の凡走はさして珍しくないのだ。焦らずとも、ひとたび波に乗ったアスコットは易々と止まらない。今後の勝負鞍ひとつひとつに熱視線をお願いする。

1/5-1/6 1回中山・1回中京1日2日目

幸先のいい出脚 〜日曜中山11R・中山金杯〜

2025年のJRAが5日より開始。弊社がロケットスタートを期した開幕週。その結果を早く知りたいのが人情というもの。さっそく振り返っていこう。

日曜中山11R「中山金杯」芝2000m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に6番人気となった7番マイネルモーントだった。

『軸馬マイネルモーントは前走チャレンジC・G3に手応え。道中外を回して最後に伸びないインを選びながら、展開五分のダノンエアズロックやコガネノソラなどを競り落とした。6着とはいえチグハグなコース取りを踏まえればかなり強い内容であり、重賞通用のメドが立ったといえる。
休み明けの前走が良化途上だったこともポイントだろう。実際、一度使ったこの中間は本来の力強さが戻って上積み十分。当レースと好相性のローテもプラスだ。なにより、中山2000mベスト&前走より斤量2キロ減は大きな魅力。小回りの仕掛けを逃さない鞍上も心強く、一発の期待十分』という見立て。

今年の中山芝は例年と異なり、1週目だけBコースを使用(例年はCコース)。特にここは外枠にホウオウビスケッツ、シンリョクカ、クリスマスパレードという人気の先行タイプが揃った。
レース序盤。ハナに行ったのは15番クリスマスパレード。そこに18番ホウオウビスケッツがついていき、16番ボーンディスウェイや10番セイウンプラチナが前に行く。中山芝2000mは1角まで直線を目一杯に使うため、先行争いが激化しやすい。今回のように外枠に有力な先行馬たちが入れば、ペースに拍車がかかるのは自然なことだろう。実際に1000m通過は58秒7と速い流れ。結果論だが、後半も59秒4と緩まず、息の入りづらい一戦となった。

そんな厳しい流れに対して枠なりに経済コースを進み、4コーナー出口で抜けたのが2番アルナシーム。下がってくる先行馬をかわすように4角で外目に持ち出したことで、ギリギリまで馬場の恩恵を受ける好騎乗だった。2着の軸馬7番マイネルモーントは、アルナシームの背後からあとを追うように進出。こちらは直線入り口できれいに抜けられなかったが、それでも追ってしっかり伸びる。いかにも消耗戦に強いゴールドシップ産駒といえよう。3着は中山と好相性を誇る16番ボーンディスウェイが確保。キレないがワンペースの持久力勝負に強いキャラクターを存分に生かした。

この結果により、「馬連2-7、3,660円」の的中をお届け。本命馬が6番人気ということもあり、会員様からは年末の有馬記念に続いて吉報が続々と寄せられた次第。
ちなみに、今年最初の勝負鞍となった日曜中京3Rでも「馬連5-16、500円&3連複5-13-16、3,120円をあっさり的中。幸先のいい出脚を決めると、その後も土曜中京6R、月曜中山11Rなどで回収をお届けしている。新年一発目の開催だけに、昨年末のいい流れを継続できたことの価値は極めて大きい。まずは順風満帆の船出といえよう。

さて、息つく間もなく、今週末は3日間開催。さっそく今年のクラシックを左右する「フェアリーS」「シンザン記念」がスタンバイしている。再三、当欄にてお伝えしている通り、昨年の弊社は2歳OP戦で快進撃を継続。夏の3連勝はもちろん、秋にいたっては提供機会9鞍のうち8レースで的中と、若駒の目利きに狂いはない。今週の二重賞はやや難解とはいえ下調べは十分。高配当も射程圏内だけに、引き続き配信内容にご注目をいただきたい。

会員様へ
遅ればせながら、昨年は格別のご愛顧を賜り、心より感謝申しあげます。
おかげさまで創業30周年を迎えた弊社は、2025年も精進を重ね、より一層の“攻めの姿勢”を心掛けて参ります。
本年は各コンテンツの強化もご用意しておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
株式会社アスコットディライト スタッフ一同

12/21-12/22-12/28 5回中山・7回京都7日8日9日目

得意の大一番で5年連続的中 〜日曜中山11R・有馬記念〜

統括は年末に行うこととなるが、ひとまず速報として先週の大一番を振り返りたい。

日曜中山11R「有馬記念」芝2500m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に2番人気となった1番ダノンデサイルだった。

『前走・菊花賞で人気を裏切ったものの完全に度外視でOK。実際、滅多に見ないほど出入りの激しい競馬によりインに閉じ込められことが敗因。むしろ絶望的な位置から6着まで追い上げた点を評価すべき内容である。現に本来の力を示したダービーでは、強敵ジャスティンミラノを前で待ち受けて子ども扱い。スッと好位を取るスキルはもちろん、歴代ダービーでも屈指の後半1000mラップ(11.7-11.3-11.0-11.0-11.4)も非凡な才を表している。伸び盛り3歳だけにゆとりのあるローテも好材料だろう…
(中略)
…もとより、古馬実績のあるシンエンペラー(ジャパンCでドウデュースとタイム差なし2着)と勝ち負けしてきた1頭。好枠のうえに斤量の恩恵のあるここは、ラチ沿いからの抜け出しに強く期待できる』という見立て。

結果はご存知の通り。逃げを打った軸馬1番ダノンデサイルは2頭にかわされるも3着をきっちり確保。大接戦を演じた8番レガレイラと16番シャフリヤールは写真判定の末、前者に軍配が上がった。

この結果により、「3連複1-8-16、2万0850円」の的中をお届け。なお、弊社は本命から相手6頭に印を回していた。得意の年末グランプリはこれで5年連続の的中。ひと足早いクリスマスプレゼントとなった次第。
さて、今週の土曜は「ホープフルS」がスタンバイ。先週もお伝えした通り、2歳オープン戦は直近の提供機会8回のうち7鞍で的中をお届けしている。大団円を狙うにはまさに絶好の条件と言えるだろう。その統括は改めて年末に行いたい。兎にも角にも、開催はラスト1日。会員様は大船に乗ったつもりで配信をお待ちいただきたい。

・12月29日追記
28日をもって、2024年の開催がすべて終了。弊社では「有馬記念」に続き、締めの「ホープフルS」も馬連的中をお届け。きっちり公約達成と相成った次第。上記でお伝えした通り、今年は2歳オープン戦が好調で、1年を通しても7割以上の的中率をマーク。本来ならデータが少なく難解な若駒戦だけに、とりわけ価値のある数字だと自負している。
また、年の締めくくりとなった開催最終週は変則日程も相まって、いつも以上に難解なレースが多数。ただ、そんな中でも人気薄の本命馬が躍動したことを追記しておきたい。22日中山10RオルフェーヴルCでは◎ウインレイアー(7番人気)にて「馬連3-14、3020円&3連複3-9-14、4940円の的中をお届け。また、28日京都6Rでも◎ 2番ゴッドエスパーダ(7番人気)が2着に奮闘し、「馬連2-8、3100円」を仕留めている。

難解な師走ラスト開催も大過なく乗り切った予想部。この現状に満足することなく、来年度も会員の皆様に更なるご満足をお届けするよう社員一丸となって取り組んで参りますので、引き続き弊社アスコットディライトをよろしくお願い申し上げます。

明けて2025年の中央競馬は例年とは異なり、1月5日(日)、6日(月)の2日間開催で幕開け。京都金杯は中京競馬場で開催となりますのでご注意ください。世間一般が正月休みの間も、我々は会員の皆様に『お年玉代わり』の勝負鞍を用意すべく日々動き続け、万全の勝負鞍をご用意する所存。開幕ダッシュを誓う1回中山・1回中京開催開幕週をご期待のうえお迎えください。本年は誠にありがとうございました。それではよいお年を。