1回中山・1回京都2日・3日・4日目

イチオシ勝負鞍で20倍超~土曜中山7R・4歳上500万下~

さすがに9頭落馬というのは記憶にない。月曜中山4R「新馬」でその大事故が起こった。JRAの裁定は「終始先頭を走っていたノボプロジェクト(三浦皇成騎乗)が4コーナーで僅かに外へ動いたこと」を原因としているが、あの程度の斜行は日常茶飯事。ましてデビュー戦のフルゲート16頭立てとあれば当たり前の出来事だ。4日間の騎乗停止処分を受けた皇成は「ツイてなかった」のひと言。とはいえ、もっとツイていないのは巻き添えを食って次々に落ちた後続の馬&騎手に他ならない。全馬無傷、騎手にも生命云々というほどの重傷者が出なかったことは奇跡に近い。不幸中の幸いと言うべきだが、腕を骨折した内田博幸に関しては気の毒と言うしかない。今年も好スタートを切っていただけに、馬券を買う我々にしてもしばらくは大黒柱不在ということになる。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中山7R「4歳上500万下」ダート1200m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは2番人気の1番トムアウトランダーだった。「本日イチオシの勝負鞍。ここは末脚の安定感際立つトムアウトランダーが軸馬。500万の中山1200mダート1・2・2・2着という手堅さで、この鞍上との相性も【1・3・0・0】と抜群。好位に行ける脚があるので最内枠も気にならない。自在の捌きが期待できる」という見立て。

「好位に行ける脚がある」とした軸馬トムアウトランダーだが、枠順を考えたのか鞍上・吉田隼は逃げを選択した。執拗に絡んでくる3番ベストランを振り切って4コーナーから直線へ。完全な勝ちパターンかと思われたが、ただ一頭だけジリジリと差を詰めてきたのが1番人気の8番フサイチコウキだった。粘りに粘るトムアウトランダーだが、最後はクビ差屈して2着惜敗。しかし、3着以下には2馬身半の差をつけているのだから力上位というところは十分に示してくれた。そして3着には6番人気の9番ガオウが食い込み「3連複1-8-9、2080円」の的中となった。

『本日イチオシの勝負鞍』としたうえに、大本線一点目の的中による20倍オーバー。しかも変則3日間開催一本目の提供鞍における的中とあり、会員の皆さまからは『早くも週の黒字確定』という声が数多く寄せられた。無論その後も土曜中山9R「寒竹賞」で初日連勝、日曜中山7R、月曜日中山6Rなど弊社らしくコンスタンストに連日的中を量産。年明け2週目もまずは絶好調キープといったところ。変則開催となった難解な年明け前半戦の競馬開催で滞りなく好配当を連発できたことには一定の評価をいただけるものだ。

早くも今週末からは開催の後半戦に突入するわけだが、皆さまよくご存知の通り弊社は出し惜しみなど一切しない。更に更に的中を積み重ねて開催大幅黒字を目指す所存。大いなるご期待をお持ちのうえ、今週末をお待ちいただきたい。